シェリングが召喚する、風の精霊。
少数で多勢を相手に苦戦してきたシェリングが、
どうしてもと協会に頼み込んで教えてもらった
精霊召喚の術で、何度も失敗してやっと召喚に応じたのが彼女。
一応少女の姿をしているのはおぼろげながら見てとれるが、
透けるほど薄い、小妖精並みに小さい、
主と意識共有をしていなかった上に喋れないので、
意思疎通が難しいと、召喚主の術能力の低さを物語る。
シェリング本人はそんな事など露知らず、
召喚に難儀した分大事にしているせいか、
信頼関係は強く、連携行動はちゃんとこなす。
気紛れな風の精霊の中では珍しい、
世話焼きでお節介な性格をしている。
本来、召喚の為の技術が不足しているシェリングが
精霊を召喚できたのは、
何度も失敗しても諦めないシェリングの事を、
彼女が不憫に思って召喚に応じたため。
当然ながら、本人にこの事は話していない。
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シェリングの召喚技能が20を突破した為、
思考による会話は可能になっている。