- リオ (E-No.355)
うん、傷つけるのは怖いね。不意に出た言葉がその人の心を締め付けたり悲しませる事になると思うと…まぁ、いちいち考えてたら喋れなくなるんだけどさ。誰かが傷つくより自分が傷ついた方が余程いいもの。ほら、俺馬鹿だからさ、悪口とか言われてもすぐ忘れちゃうんだよ(あははと笑い)
本当?良かったぁ、嫌われたかと思って焦っちゃったよ。
(手を見られてるのに気が付き)こういう時は何て言うんだっけ…あっ、俺の胸にさぁおいd…。
(張り倒し)羞○心かーっ!エロ犬の場合飛び込むよりも押し倒す方が確率高いだろ!
まぁ、人間が生まれた時からずっとな…精霊は”モノ”から生まれるからそれがないと存在できない。だから俺を殺したいならこの世の人間全て消す事だな。
小さい意外なら好きに言えば?残忍・人でなし・冷徹…俺にとっては褒め言葉でしかないけどぉ?
へぇ、色んな使い方があるんだね。毒で致命傷を与えるのが目的なのかな?ふじゅん?うん、よく解らないけど詮索は止めておくよ。
本当に護りたいなら剣の前に立ちふさがる盾にならなきゃって気が付いたんだ。傷つかずには何も出来ないって…ありがとう、早速試してみるね。
そうだよね、豪華なフルコースも俺の料理もお腹に入れば胃酸でグチャグチャになるし。
確かにそうだが、何か嫌だなその考え。
えっ、死ぬって。そんな、毒を仕込んだとか別にしてそんな事例はないと思うけど…。
確かに、食べれる材料で作っているなら超常現象が起こらない限りありえないですよね…逆に興味をそそられますが(口々に酷い事を言っている!)
まだちょっと間合いとか掴めなくてさ…でもこんなの平気だよ?魔法使えばすぐ塞がるし♪みっともないって…そんな事はないと思うけどな。お父さんが言ってた、傷は勲章なんだって…だから誇っていいと思うよ(静かに微笑み)
ここなら人も来ないだろうし”試合”には丁度いいんじゃねぇの?夜じゃねぇのが残念ではあるが…後悔するなよ、駄犬!(自分の影から大剣を取り出すとそれを構えた)
辻斬りって幾らツヴァイさんでも…ありそうで怖い。俺は気の合う人と沢山仲良くしたいって思ってるんだけど、ツヴァイさんは違うのかなぁ…。
えっとね、俺はソウルさんを分身としてじゃなくて一人の”人”として見てるんだよ?だって、考え方も容姿も声も違うじゃない。最近気が付いたんだけどね。
うん、見た事もない料理とか沢山載ってて楽しいよ!大抵は食べたくなるんだけどね。
じゃぁ、米とサラダ以外全部真っ黒な飯食べてみろよ。色鮮やかなはずが黒一色…かなり強力な精神破壊だぜ。
そう?ならいいんだけど…。じゃぁ、早速準備してくるね♪ニラは確かまだ冷蔵庫にあった気が…(キッチンに向かい)
ご主人様だけでは心配なので手伝ってきますね(後を追い)
(コイツすっかりニラが駄犬の苦手な物だって忘れてるな…面白そうだから見物しておくか)
俺も昔の自分には戻りたくないな…他人を拒み自分の殻に閉じこもってたあの頃には(呟くように)
薬の話が解るの?嬉しいな、普通の人はあまり知らないから…知り合いが薬師とか?
うーん、精霊魔法にはあまり詳しくないけど、白魔術のサイレスで黒魔法を打ち消せるから可能…かも?でも、何でそんな事聞くの?
まだって…喰う気満々じゃねぇかお前!その前に俺が…。さぁ?でも、それで行くと体力持たなくなるんじゃねぇの?あぁ、その方が都合いいな(最後は小声で)
漢方かぁ、健康に良さそうだね♪美味しそうだね餅って…食べてみたいけど無理かな?
受け止めようとしたらツヴァイさんペシャンコになっちゃう。その時は魔法で…間に合わなかったら地面とお見合いしちゃうけど。
殺す…?それに気が付いたらレインさんを護れなくなりそうだから?
大切にしたいのは俺も同じだよ、どんな物にも立ち向かっていけそうな気がするんだ。でも、同時に失うのが怖くなる…強くなったり弱くなったり不思議だね。
ほぇ?(不思議そうな顔をしているが頭を撫でられて嬉しそうだ)
相手が誰だって同じだろ?戦いに重要なのは勝つか負けるか…生ぬるい感情は死を呼ぶだけだ。さぁ?戦いの時は神経高ぶってるから忘れてぶった切るかもなぁ。
…そうだよ、悪いかよ。幾ら努力したって俺の体はこれ以上でかくならねぇんだ。俺だってリィに男して見てもらいたいのに…。この気持お前なんかに解ってたまるか!
俺は湯船につかるの好きだなー、音楽聴きながらだと一時間なんてあっという間♪水の音が怖い?俺はいつの間にか眠っちゃうなー。
そっか、ツヴァイさんの記憶が…。ならこれから色んな所に行こう?海とか山とかさ…日の光の暖かさとかそよ風とか、今まで実感されなかった分沢山感じて欲しいんだ!
- ルトル (E-No.483)
・・・安心って・・・、やっぱり何かしたんだな・・・。言ってみろ・・・(聞くのかよ。
・・・少し違うな、これは俺だけのじゃない、俺と(背の外套を指し)この子の力の共同だ・・・。
・・・「ヒマリアの主」(ボソッと)・・・・・・いや、なんでもない。
・・・過ち・・・か、何て答えるべきだろうか・・・。
・・・もし今、目の前の友や、恋人が魔族と化して・・・自分が窮地に立たされたらどうする・・・?そして自分もその人も助けようとするなら、その命を手にかけなければならないとしたら・・・どうだ?
・・・・・・これはその答えと結果の果て・・・だ(『血』のように『紅い』外套の端を掴み)、もう戻らないと言い聞かせても・・・未だ捨てきれぬ『未練』そのものだ・・・。
『惜しいわね、確かに魂だけど・・・魂が「剣の影」となったのが私。いわば「私=剣」と言うものと言うのかしら。』
・・・最近だが、『姿写し』も出来る・・・、戦闘は出来ないが。
(少しすると、ルトルの背後に青い陽炎が揺らめき、そこから見た目十六くらいの武士姿の少女が現れた。)
代わりに技を教えることはできるから、今はルトルの師匠と言ったところかしら。
・・・あ、先に言っとくけど、私は生前は20代だからね。・・・・・・何、その目は。
・・・ああ、護りたい人はいる・・・、誰よりもそれを自分は知っている・・・。
・・・だが・・・、あの時の『未練』も『傷跡』も、未だ引きずっている。そのせいで強くなれる気がしない・・・。
・・・・ツヴァイ・・・お前は『自制心』と言う言葉を知ってるか・・・?なんにしても、ハッキリと言って済むとは限らないんだぞ・・・。
・・・私が言うのもなんだけど、自制心とかの問題じゃない気がする。
・・・(ソウルとコクトの方を向いて)いつもこの調子なのか、お前らの弟・・・いや、今は「妹」だったか?