精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > 一言メッセージ  (第3回:2011/09/03)

冒険結果一覧

ヴァーサ・ライン (301)

(‥‥参ったな?)


やはりか、と疑惑を確信へとスライドさせながら、俺は改めて抱く竜珠に意識を集中する。
けれども――精霊協会から貰い受けた紅のそれは黙して応じない。
早い話が。
魔力使役補助の物品であるからして、使えて当然の筈である発声補助と形態変化を受け付けない。

沈黙を舐めるように見つめて‥ひとつ、嘆息。
先程の戦闘で、この武具の持つ攻撃力は確かに証明された。
俺が他に有する他の2つと比べるとかなり強力であることは確かだ。

けれどあまりに攻撃に尖りすぎている。
声を掛けてきた娘と、白狼を伴う娘との共同戦線においては、手持ちの竜珠を発声用に発動させつつという形をとった。
‥同時発動しても競合は起こさないようだから支障はないものの不便なものだ。

(あまりに攻撃に鋭化された竜珠か――‥)


貰ったときの様子が頭を掠める。
受験勉強を始めるまでは知る由もなかったことであるが、この精霊協会の名の由来ともなっている精霊術はそもそも、人間が‥例え方は悪いが、俺のような魔性を相手取る為に編み出され、進歩を遂げてきたものだという。
人語を解し、話すとはいえ俺は人間ではない。
どちらかなどと言わずもがな、魔物に近い存在であるだろう。

極端な話ではあるが、現在の精霊術は知識を持っている魔物に対しても受験さえ突破すれば分け隔てなく与えられるということで――。
何かしらの防衛術策は敷いてあるのだとしても些か説得力に欠いている気がする。
過剰と思える攻撃力と、何かしら関係があるのだろうか‥?

穿ち過ぎ、だろうか。

(‥いかんいかん。折角"冒険"を求めてきたのにこうも危機回避ばかり考えていては仕様もないな)


ひとまず、自前の竜珠に念じて体を亜人のそれに押し込める。
‥此処では完全に擬態する必要はないだろう。

流石に実に重きをおく軍のそれらと較べると、どれもが豪壮華美で観ていて面白い。
同じような物見らしいヒトたちとすれ違いながら、これから訪れる"冒険"に何を差し当たり、目標に据えるか考えていると――

視界の端に、見覚えのある鮮やかな赤。
奇縁に取りとめもない思考が吹き飛ぶのは必然というものだった。
ハーザミセル・アレオーレ・カクタス (303)
あの……その……お、弟を、知らないだろうか。
弟は、ハーザティルという。少し、その………頭の方は悪いのだが。
性格は…幼子、というか。幼くて純粋、のよう……な……。
何処へ行ったのか、まだ見つからず………せめて、行方だけでも………
ニコール=ミジョテ (305)
あまいものがたべたいゾ・・・
Ulysses Rail (308)
レイル 「難関って割には結構な合格者数いるよねーここ。結構苦労したのにさー」
ユリシス「全世界からって考えると少ないんじゃないかなぁ…?まぁ人は多い方が情報集めやすいじゃん」
レイル 「まーぁねー」
ユリシス「まーぁねーってお前何もしてないけどね。動いてんの俺だけどね」
レイル 「それはそれ。これはこれ」
ユリシス「………」
ミシェル・エレオノーラ・ファン・アルレッキーノ (310)
模擬戦が行われる広間の近くに佇む一つの影

「…どうやら今この建物内にお兄様はいなそうね」

聞き込みを行った結果が記載されるメモを片手に思慮している
表情は残念そうでもあり、苛々している様でもある

「となると、外に出たいところだけど現状ではそれも難しい」

模擬戦のみが記載された予定スケジュールを思い出す
そして、小さく舌打ちをした

「――あの精霊兵だかを粉微塵にしてやれば、実力認められるかしら」

物騒な事を呟いた後、広間の中に消えて行った
フラックス (313)
前回は、術の発動が上手くできなくて; こんどこそ頑張る。
エミリオ (317)
こいつはスキルを取得するのに時間がかかりそうだ
鬼塚 牡丹 (318)
おひさまぽっかぽか くもはふっかふか きょうもげんきにみんなとあそぼ ♪

どんなことしてあそぼうか どんなともだちあえるかな ♪

いつもにっこり にっこりにこにこ にっこりぷん! ♪
御巫 玖 (320)
「それにしても随分と威厳の無い姿になりましたねえ。
 今迄も有ったかと言われると困りますけど」
「何だ、不満か? 良いではないか可愛かろう?」(えへん
「はいはい……でもその尻尾、なんだか狙われてるみたいですよ」
レオン・フェルナー (321)
まあ良い感じかな。このまま頑張ろう!
時瀬乃久 (322)
天を我が父と為し、地を我が母と為すという言葉
その続きは忘れた。

誰かが呟いていた言葉。
それは,私の言葉ではない。

でも、どこか懐かしい。
戦いの最中あの時現れたのは誰だったか。
それも、思い出せない。
ルアンナ=セイモア (326)
予想の通り面白かった。
一緒に行動するようになった二人の戦い方があまりにも優雅だったからだ。
まるでダンス。

ダユーは義足の両足で、クロッシェは布の様な物で流れるように戦っていた。

少女は後ろでそれを眺めて本を読み続けていた。
たまに邪魔する子がくるものだから…本で殴ってはいたけれどね。

今度、戦いが終わったらお茶でも用意しようかな…
マルガレッタ・フジムラ (337)
やれやれ…なんとか依頼はこなしたが、
もっとうまくやれた気がしないでもないな
まぁこんな調子でゆるゆる行こう
三太=フォン=クライン=レーヴェンツァーンV (342)
さっき、いきなしヘンなのが襲ってきた!
(脚でたんたん地面叩き)ここはそゆ場所なのか?
・・それともオレ様のフェロモンのせいか?
まあ
フェロモンなら仕方ないよナ。フェロモンだし。
と、仔犬、いきなり歌いだした。
♪知〜ってる奴も、知らねェ〜奴も、遊んでくれたら、大カンゲ〜。
ほねっこ持参? お〜いえ〜、特別に「もふもふ」サービスしちゃるゼ〜
た・だ・し、あんまり撫ですぎるとパゲるゾ危険! ほどほどに、ほどほどにナ〜☆
クレリューフ (344)
Prologue 2/2「違う。アルムシュトラーゼ家の一人娘が、家柄も知れぬ相手と関係を持つこと自体問題だと言っておるのだ」


怒気は空気を伝い、まるで肌を刺すようで。
けれどそれは、ただ父だけが放つものではない。
娘も同様に、自らの父へ向け、拮抗に耐えうるだけの怒りをぶつけていた。


緊張が部屋を支配する。


それが、アルムシュトラーゼ家における日常で、正当な親子喧嘩だと誰が知ろう。
この時に限り、両者の間に差などありはしなかった。宿敵と相対す際のような均衡さえ見て取れる。
仮に今、この部屋でマッチを一本でも擦ったなら、爆ぜ上がりでもしそうな、そんな危うい均衡ではあるのだが。

「老いたな、父上。如何に家柄に恵まれた相手であろうと、不能ではどうにもならぬ。
アルムシュトラーゼ家は遂に男子に恵まれなかった。ならば、一人娘たる私が、優秀な子種を孕む。
これは当然だ。家を絶やす訳にはいくまい。その選別を今より行って何が悪いか」

そうして。クレリューフの、その一言により、均衡は脆くも崩れ去り。
同時に、その一言こそバラハムの決心を固めさせるに、十分な理由となってしまった。
つまり、ふしだらな娘を相手には、最後の手段を講じるより他にないと。


「クリュー、お前に特命を与える。それまで自室で謹慎していろ」


「承った。失礼する」




ハイランダー・クレリューフ=アルムシュトラーゼに異動の辞令が下ったのは、その明朝。
行く先はここよりはるか西の大陸。王国の権威すら及ばない、正しく異境と呼んで然るべき場所である。

これは、父バラハムにとって、出来るうる限りの妥協だった。
即ち、我が娘が淫行に耽溺することは、もはやどうしようもない。
どうしようもないなら、家名を損なうことのないように、せめて軍の目の届かぬ範囲で。

本当にこれしかないのか。そう、今まで幾度も煩悶した。
彼は父である。出来ることなら一人娘を左遷などしたくない。
されど、バラハムは父である前に騎士であった。何よりも、王国と家名を優先せねばならなかった。


Prologue out...
ワルワレル・ワラレルワラセル (349)
ワルワレルは常に割ることと割れることを考えているが、
同時に割らないことと割れないことも考えている。
イェンス・ホンス・ノルデンショルド (352)
書き記す事が多すぎる。
今日と昨日と、そして明日の出来事は、
また後日まとめる事にする。

しかし、いや、だから、僕は――
【この先の文章は黒の線で塗りつぶされている】
アリエル・ケレブレス・ストラウス (356)
ふむ…。


(いい写真が取れたな。)
良い事だ。
月 (362)
んー、
世間は無駄にでかくてのろい風の塊の襲来。
七七五九十三 (363)
「凡骨日和…いやいや、何も無い方が心も身体も疲れない!
つまりこの日一日分、長生き出来るって事なんだな、賽亀さん。
それはいい事だ、どんなに素晴らしい幸運があっても、その起伏ってのは結構疲れるもんだからな〜」

---

「んーん。模擬戦もこのレベルなら肩慣らしにゃちょうどいいってとこかね。
良い事もないが悪い事もなく! 無理もせず! 俺ァ充足してますよねェ、そうですよねェ!
ってことで賽亀さん賽亀さん、次もおねげーしますよ〜っと!」



+今回の出目ルール+
3ゾロ:ああ、きっと良い事あるけど、怪我するんだな。これ
2ゾロ:労われてる。俺すっごい労われてる!
456:石ころと語りあうと未知のセカイガー
123:靴が怒っているらしい
無し:飛び魚に注意する日
赤鬼 (371)
くとぅるふ・ふたぐん にゃるらとてっぷ・つがー しゃめっしゅ しゃめっしゅ にゃるらとてっぷ・つがー くとぅるふ・ふたぐん
ヒリファ・ヒルトラウス (376)
「………。」
書庫から目当ての術法書数冊を選び取り、閲覧室へと持ち込んだエルフの男は腰を下ろして、
目の前の書卓で中和に関する記述を広げれば、若干不機嫌そうに眉を顰めた。
協会より与えられた個室への持ち出しが叶わず、写本にも制限がついているためだ。

此れまでにまねび、学んでは身につけてきた術の数々と並べ、比べ、結び付け。
新たな己が力とすべく、術法書として書き記す。
その仮定で、写本作業は欠かせぬものであったが、一時断念して、
読み取った内容を知識として蓄え、咀嚼してから、知恵として改めて書き出すことにした。

そのために、記されていることを丹念に拾い上げる。
指で文字を追うようになぞるのは、そのエルフが深く集中して読書するときの癖であったが、
指先から記述を読み取り、記憶しているわけではなかった。


「……………。」

精霊術とは、引き出した精霊力をさまざまな形で行使する技術であり、また、それらの術法体系であること。
精霊力とは、すべての生命体に秘められた力であること。
そして、マナと呼ばれる力の源を用いて、精霊力を引き出し、
精霊術として行使するに至る流れがそこには記されていた。


「……マナ。大気中に潜む精霊たちの力のことか…?」

精霊術の行使には、火・水・風・土の力を少しずつ均等に集積し、
そうして集めたマナを用いて、体内の精霊力と結びつけ、解放する。
どうやら、一度に大量のマナを集め、蓄えることはできないようだ。
否。そのような仕組みにしていない、という方が正しいのだろうか。
そのように思索を巡らせてみると…。


「成る程…。人間らしい尤もな技法だ。」

じっくりと読み解いていくエルフは、神々や魔族、それらに遠く及ばずとも、竜族や己が種族エルフ達、
あるいは魔物らと比べ、大きな魔力の行使には向かない人間が編み出した術法体系なのだろうと感心した。
若しくは、術者への負担を軽くすることが目的であるのかもしれないと。


「だが…。大きな“魔”へと対抗するには、大きな力が必要であるぞ…。ひとよ。」

そうひとりごちると、既に九つの分野に体系付けられているうちのひとつ、『中和』の項に目を通し始めた…。
Gaku (378)
にゃもにゃも
キシカタ (380)
体が軽い体が軽いさくやひめとちるひめも軽い軽い強い軽い強い風が吹いている強い風が風が強い風が吹いている。


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キシカタは周囲を見回した。
協会関係者と思しき冒険者達があちこちで群れになり、これから模擬戦へ向かうもの、また一戦交えて帰ってきたもの、それぞれの時間を過ごしている。
それらの中に紛れているような、紛れていないような、微妙な空気をキシカタは放っていた。
正確には、キシカタとデザートローズは、と言うべきなのだろうが、微妙な空気の大部分はキシカタの所為だ。
妙に背の高い荒れた格好はただでさえ目を引くのに、動き方がまた悪かった。ふわりと重さを感じさせずに歩いたかと思えば、よろりと蹌踉け、次の瞬間には滑るようにするすると足音もなく進む。

それは戦いのときも同じだった。

キシカタがデザートローズの頭に咲く花につられて近寄ったのが縁で、彼らは二人組を組んで共闘する事になった。

先日の模擬戦では、キシカタ自身はただ刀を振るうだけで、身のこなしの奇妙さ以外、特別な戦い方を見せていなかったが、デザートローズの使う術には、わずかに、本当にわずかにではあるが、興味を持った素振りを見せた。

模擬戦が終わった後、頭に咲いていた花を見た時と同じくどこか焦点の合っていない目で、デザートロースの姿を振り返って見たのだ。

ぎょっとした様子で暫しあたふたと落ち着きなく手を上げ下げした後、これまた花のときと同じく、デザートローズは

「……えっと、あの、魔法……あ、精霊術に、興味がおありなんですか?」

と問うてきた。
キシカタはかくりと頷いた。

「それ術だろ? ちょいと面白い術式みテェだが。そいつは魔法とか精霊術とか協会が持ってるあのでけえ力場で南の方も北の方も閉じちまってて……」

途中からまたおかしな事を言い出したキシカタに、デザートローズが途方に暮れた顔をした。それを見て、珍しくキシカタは途中で口を閉じ、考えるように首を傾げた。暫くそうしていたが、

「……いや、そうじゃない。……ああ、うん、術だ。そう。術。面白え術を見るのは好きだぜ。花も」

漸くまともな返事を捻り出したキシカタに、デザートローズがほっとした様子で頷いた。
エメラダ=リュミエール (388)
・・・・・・。
ふふふ。いいえ、なんでもありませんわ。
今日はカヌレを焼いてみましたの。御一ついかが?
私の好きなお菓子の一つですの。
ガナヘ・スカルマイヤー (389)
ここで偉大なる我がガナヘ傭兵団精霊支部のイカしたメンバーの紹介だ!

まずはこの私、ガナヘ隊長ことガナヘ・スカルマイヤー!!




…………以上だ!(顔を覆い隠しながら
フェーリス・シルウェストリス・カトゥス (399)
ふむ。。。この世界は生きていくのには困らないみたいだにゃ。

しかし、兎ちゃんは完全に見失ってしまったにゃ。

何処から探したものかにゃ。
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