精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.301  (第6回:2011/9/24)

E-No.301

本名:ヴァーサ・ライン
通称:らいん
一言メッセージ
――彼から語ることはまずなさそうなのに、彼から聞いたという言葉だけで、背景については語るに落ちている、というか。
‥それはともかく。

そういえばこの娘は大商人の娘ということであったか。
言葉の裏を汲み取るとか、そういったことについては血ゆえに敏であるのかもしれないな。

と、そんなことを考えていたら。

「喉の傷のこととかって…やっぱり怒ってますか?」

これまた思ったよりもずばっと直球を、放られた。

「――」

言葉が浮いたのがわかった。
‥ある程度は、予測していた問いではあったのだけれど。
けれど――

「‥すまない、もう一度言ってくれるか?」
「えっ‥と!喉の傷のこととかって…やっぱり怒ってますか、と聞きました!」

少女の喉が、先程より一回り大きな声で同じ内容をなぞる。
‥聞き間違えでは、なかったらしい。

怒っているかどうか。
よもや、そんな形で問われるとは思わなかった。

俺の喉は確かに甚大に負傷してもう使い物にはならないだろう。
けれど不自由するのは意思の疎通くらいのものだし、そもそも魔力を当てることで殆ど不自由はないくらいだ。
寧ろ俺の奪った視界はそうそう回復できるものでもなければ、無論補える類のものでもない。
‥退役してしまって戦闘行為を行う頻度が大幅に下がった俺とは違い、彼はまだ若く、現役でもあった。
片目の視界では近遠の距離感を把握するのにも大変な労力を要するのだと聞いた。

殆ど合意の手合わせになっていたとはいえ、許されざる所業であったと思ったのだが――

‥彼女の真意はわからない。
彼がそのような事を本当に気にしているかどうか、俺には測るべくもない。
もしかしたら彼は俺の事を恨んでいるかもしれないし、刻んだ傷についても殆ど意に介していないかもしれない。

‥まあ、裏を考えるのは止そう。
この娘の掌中で踊らされる結果になっても、それはそれだ。

「この喉についてでしたら、俺は――」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



疑惑は思いの外早くきれいに払拭されることとなった。
あのあとシャルロット嬢と傷の話から、とりとめのない軍の話をしたり、貿易商としての話を聞いたりして別れ、
封身を施してから身体を乾かし‥だったので、此処に戻るまでにそれなりの時間を経過してはいるだろうが。

どこかぎこちない笑みを湛えた彼が、所作までぎこちなく――俺にも、渡して呉れた熟れた林檎は、彼のそれにも劣らず赤かった。

お知らせ

登録状況
【クエスト】 継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録
【イベント】 コロシアム
精霊術の習得
放出:魔力の刃 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 放出 のLvが上昇! [6→7]
アイテムの購入
抽選に外れたため 水の加護 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため 風雷耐性 Lv1 を購入できなかった……
霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 失敗 [2%]
シールドブレイク Lv1 を獲得!
装備品の強化
強化によって 主力 のLvが上昇! [3→4] [-400SP]
攻撃 が上昇! [30→40]
強化によって 補助 のLvが上昇! [2→3] [-300SP]
攻撃 が上昇! [20→30]
霊玉の装備
【防具:スロット1】 土重耐性 Lv1 を装備!
メッセージ送信
フリッツ [118]1件 のメッセージを送信!
らいん [301] に 1件 のメッセージを送信!

メッセージ

らいん [301]

さて‥さてと。運試しでも、してみようか?



イベント(精霊武術会【秩序杯】)

イベント名
パーティ名
メンバーミルザム
 [E-No.35]
瑞希
 [E-No.90]
フリッツ
 [E-No.118]
らいん
 [E-No.301]

イベント(精霊コロシアム)

イベント名
対戦相手セリルアニアン
 [E-No.12] (1試合目)
アリサ
 [E-No.171] (2試合目)
パイロ
 [E-No.161] (3試合目)
エイプリル
 [E-No.166] (4試合目)
ドリス
 [E-No.147] (5試合目)

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーミルザム
 [E-No.35]
瑞希
 [E-No.90]
フリッツ
 [E-No.118]
らいん
 [E-No.301]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢118歳身長216cm体重???kg
そこそこルーツの旧い海竜種。

海草やおさかなを食んで暮らしていたらうっかり船に体当たりして沈めてしまい、討伐指定された少し間の抜けた親を持つ。
きょどって為されるが侭の親に代わって助命を請いながら大暴れした。

結果的に話が通じることを買われて海軍に従属するのを条件に討伐隊のトップに助命を受け入れられる。
人に近い姿が帯びられるようになったり、死に掛けたり。
潤沢な経験とともに紆余曲折を経て正式に入軍することとなり、説得役になったり前線を張ったり奮戦した。

数十年来、軍に勤め倒していたものの実子が入軍したのを機に退役。
実の親を養いがてらちょっとした宿を営んでいたが、
経営は実家の近辺で営み始めた(結構な辺境)こともあり、閑古鳥ですら鳴きを潜めるほどで。
食料確保には困らないものの、軍勤めだった頃と比べて退屈に過ぎて引っ越そうか割と真剣に悩んでいた。

今でも軍で懇意にしたひととは文通、または直接顔を合わせるなりでそれなりに関係性は維持しており、
そんな旧知から時折訓練を一通り済ませて増長気味になっている若手を被害者面して出迎え、
送り出してはその船を沈めてくいころす‥手前までやってから送り返す、ということをほぼ副業としてやっていた。
その途で受けた傷で声が出ない。
とはいっても、軍での訓練により自由に使役出来るようになった魔力で補助できているので疎通に不便はない。

小額ながらもそれで貰える手間賃というか。
お小遣いというか。
お情け賃というかが主収入になってしまっていた。

これはあんまりではないかと、一念発起。

副業で貰えるおかねと、副々業として魚を売ったり握ったりして引っ越すだけのお金をこつこつ貯め、めでたく都会に新しく家を建て直し引越した。
都会に転じてからしばらくは平穏かつ賑やかな生活を暫くしていたのだが、ふとあるとき"精霊協会"の話を耳に挟む。

冒険。

任務も義務も規律もない日常。
そんなフレーズに見事に魅了されてしまい、少し仕事が鈍ったところをこれまた見事に親に看破される。
はじめは誤魔化していたものの、親の目は欺けなかったらしく。
宿を夫婦と奥さんが手を取り合ってハッスルきりもりしはじめて。
"精霊協会"受験をみな揃ってプッシュしはじめて。

親には、これまで散々世話になってきたんだから、少しくらいお前の好きにやってくれないかと言われ。
妻には、私が大暴れしていいですよ、ってあの頃あなたに命じたときと同じ顔をしていると妙なことを言われ。

ちょっとくらい自分の時間を持ってもいいじゃないかと退路を遮断されつつ諭され――
その競争倍率などは小耳に挟んでいたし、根っからの武闘派の俺なんかじゃあとても受かるはずも無いよなあと思いつつも、半信半疑ではじめての"受験勉強"をはじめて――――



気が付いたら、受かってた。



<‥‥あれ?>



幾重の試験を勝ち抜いたという感覚は、今も薄い。
故にか未だ、協会員の一に加わったという自覚は薄いようだ。

アイコン一覧

12

ステータス

HP潜在PSPGP
100006001,900
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
Lv0Lv7Lv0Lv0Lv0Lv0Lv0Lv0Lv0

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----30--水竜式氷柱術
5放出魔力の刃30------××
6放出魔力の矢--30----×氷雨
37放出魔力の槌------30××かみくだく
51放出火炎30------
52放出水冷--30----

装備品

主力: 遠隔LvCP攻撃防御精度総SP
竜珠
形態変化や魔力行使の補助媒介。精霊武具の他に、恩師から貰った物と自前の物がある。
4240001000
スロット1アイテム精製の極意 Lv1
スロット2
スロット3
補助: 腕甲LvCP攻撃防御精度総SP
ふるびた包帯
古傷を被覆して隠すための包帯。主に喉用であるが、それが故に時々大変なことになる。
313000600
スロット1
スロット2
スロット3
防具: 重鎧LvCP攻撃防御精度総SP
飛竜用の皮鞍
空を駆ける竜種用に誂えられた鞍。あらゆる天候、速度に対応しているらしい頑強な品。
212000300
スロット1土重耐性 Lv1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力143125252511090
補助0000

所持アイテム (3/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1アイテム精製の極意 Lv1100
2霊玉防1土重耐性 Lv1 (防具)100
3霊玉シールドブレイク Lv1 (武器)(両手のみ)100
トップページ冒険結果一覧 > E-No.301  (第6回:2011/9/24)