クラス | サムライ |
種族 | 矮人 |
性別 | 男性 | 年齢 | 28歳 |
身長 | 149cm | 体重 | 44kg |
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黒髪に黒い瞳を持ち、じゃが芋のようにごろりと丸いアゴ、石の如くこけたほほ、筆で引いたように猛々しい眉、奥まった眼窩から覗き込むような小さい目を微動だにさせず、ひどく仰々しい話し方をする青年。
冒険者たちがいずれ訪れるべき秘境に存在する、とある集落よりの来訪者である。
コモンに比すれば極端に小さな体躯が特徴的ではあるが、ドワーフやハーフリングといった種族とは別種のものであるらしい。
これもまたドワーフとの比較によれば、彼らほど全身これ筋肉といったようでもなく、その他の妖精ほどに華奢でもなく、ちょうどコモンとしてみれば壮健な戦士に近い肉体といえるだろう。
人間の世界とはほど遠い土地の出身ながら、むしろ人間の世界ではいまや話すものとてない言葉を好んで操る。
郷里にあっては「サムライ」と呼ばれる貴族階級の出身であり、物腰こそ穏やかであるが、支配階級に生まれたものがしばしばそうであるように、彼もまた自然にどこか人を一段下に見下ろした会話の仕方をする傾向がある。
近年彼の集落にも冒険者が姿を現すようになったことを受け、主君の命令を受けて、彼らにとっての「新世界」の力や学問を得るため遊学にやってきた。しかしいわゆる「お坊ちゃん」である彼がゆえ、生来の穏やかな思考とは別に、自らの任務をつまらなく感じるところも多々であるらしい。