- 椎夏 (E-No.12)
「アっ、そうナンダ。ルディさんの泊まり先ガ決まったようデ良かったヨ。ねェ、ルディさんの宿泊先ッテどんな所なノ?それト良かっタラ、宿ニ泊めてもらえる事になった時ノ話モ聞かせて欲しいナ」
「余り穏やかな話な気がしないのは何故かしらねぇ…(苦笑)」
「ルディさんモそこのお手伝いヲする予定なんダネ。ドんなお手伝いをする予定なのカナ?
エッとネ。ボクは宿屋のベッドメイクとカ、洗濯とか掃除トカ色々やっているヨ。他にモ、宿屋1階の食堂兼酒場でも働いているヨ」
「ふム、そういうものなんダネ。分かったヨ。ボク、これからモ今のままでいるようにするネ。どれ位、変わらずニ今のままデいられるか分からないけどネ」
椎夏はちょっとシュンした様子だった。
「ルディさんハ縮地に興味があるんダネ。ボクも縮地ハ好きダヨ。前の冒険の時ハ、飛行の宝石と一緒に使ったンダヨ。空カラ一気に相手の所へ飛んでいくノハ楽しかっタヨ」
「へェ、昔の小説ノ剣客…サムライ小説の事カナ?確かにそういうのト似てるネ。ルディさんはサムライ小説ガ好きなのカナ?」
「おうよ!ガハハハハッ…ぁあぁっ!?なんだとぉ!そいつは聞き捨てならねーな!俺だって酒には自身がある!何だったらこの場で勝負してみようじゃねーか!!?」
「ええええーい!2人とも止めないか!まぁ、ルディさんがシュグナートに負けるか負けないか…勝敗は別にして、実際に接戦になったら、回りに被害が来るのは間違いない!そして、金が掛かる!だから、勝負はしないように!絶対に!!」
「2人の勝負モちょっと見てみたかったカナ…
デモ、驚いタヨ。ルディさんモお酒を飲む方なんダネ。いつモどれ位飲むノ?」
「ええ、そうね。目の前に有る事が現実。逃げてはいけない…って、ちょっと!?そ、そんな力入れ迫らなくても私は平気ッ…!?(汗)」
凄い様子で迫ってくるルディさんにザネは圧迫された!!
「ザネの事ヲこんなニ心配してくれるなんテ、ルディさんは本当に優しい人なんダネ。ボクなんヨリ、ルディさんの方が凄く優しいヨ」
椎夏はルディさんに優しさを感じて感傷的な気分になったようだ。
「…ちょ、ちょっと、椎夏…そんな気分に浸らないでよ;」
「まっ、まぁ、私も酒は嫌いな方でないから安心して頂戴。…要はその嗜み方ね。シュグナートの場合、本当に始末に終えなくて…(ため息)」
「ふーン。そうなんダ。何処でも寝られるなンテ、ルディさんは凄いネ。デモ、周りにモンスターがいるかもしれないカラ、寝る時ハ気をつけてネ。アっ、それと野宿する時も歯磨きとかハ忘れチャ駄目ダヨ」
「ルディさん…なんだかそれはずれている気がするわ…そして、椎夏も更に何か間違ってる、絶対に!」
「そっか、精霊兵ニ興味があるんダネ。良いヨ。ボクの契約してイル精霊兵の一体ヲ今度ルディさんに見せてあげられるようニ頼んでみるネ」
「椎夏の精霊兵は普通要にも大掛かりだから、見せるのも大変だと思うけど…それよりも何かしら。ルディさんから物騒な空気を感じるわ」
ザネは思わず身震いした!
(PL:ええーーーーっ!司令よりも変ですかー!?とは言っても、司令は変と言うよりもノリの好い人っぽいですしね(笑)
なんと、このルディさんにはそんな歴史があったのですね(涙ほろり) 確かにじわじわと変な人オーラが!?
いえいえ、この子も最初は真っ当だったんですけれど、2年以上かけて変な性格に磨きが掛かりました。色んな人とお付き合いいただいたからですかねぇ。その内、ルディさんの影響受けて更に変な性格になるかもですが(笑)…って、オロオロされた!?落ち着いて落ち着いてー!!;)