- 椎夏 (E-No.12)
「そうダヨ、ザネ。一緒にやらなキャ。
椎夏ぱワーあーーッぷ」
椎夏はビシッ!と決めた。
「こっ、こら!椎夏、辞めなさい、そういうのは!!;」
「えッ?…そ、そうなのカナ…?初々しいッテ良い事なんダネ。それナラ、恥ずかしいケド嬉しいナ。えへへ」
「ブモーッ♪」
「ヲトメの恥じらいストラングルホールド…?どんなのなのカナ?見てみたいナ」
「面白そうね。こいつなら良いわ。遠慮なく決めちゃって頂戴」
「コーヒー…美味しそうダネ。うン。ルディさんの入れたコーヒー、今度飲ませてもらいたいナ。ボクは砂糖とミルクを入れたのガ好きダヨ」
「俺は酒を入れたのが好きだぜ!」
「アイリッシュって言うのかしらね?…って、お前まで何をコーヒー貰おうとしてるんだっ!?」
「そうなんダ。ルディさんの妹さんには子供が沢山いるんダネ。ボクもルディさんの妹さんヤ、甥っ子君や姪子ちゃんに会ってみたいナ」
「でモ、ルディさんの親ッテ、もう亡くなってたんダネ。ボク、全然知らなかったヨ(ぐすっ)」
椎夏は袖口で目の辺りを拭った。
「あッ、あれッ?ボクがウェディングドレスを着たらおかしいカナ…?えッと…ボクとルディさんガ一緒にウェディングドレス着て、結婚式ヲやったら変カナ…?」
椎夏は物凄く真っ赤な顔でしどろもどろ始めた!
「し、椎夏…;」
ザネも笑いを堪えている!
「アっ、それと、精霊兵の欠片ありがとうダヨ。ほむちゃん、喜んでたよ」
「ブモッ♪」
「そういエバ、もう遅い時間になっちゃっタネ…うーン…眠くなっテきちゃッタヨ…」
「ちょ、ちょっと、椎夏!?こんな所で寝ちゃ駄目でしょ!?…あっ、あらもう…ごめんなさいね、ルディさん;」
「グガーーーーーグガーーー…zzz」
「お前もか!!!」「
…ブモォオオ…ブモ…zzz」
「…ああ、もう!ホムラウシまで…ルディさん、ごめんなさいね;
こいつらを引っ張っていく手段考えるから…(ため息)」