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第42回 (2008年09月06日) (E-No.110)
パーティー名: 第110パーティー |
ゼロ (E-No.110)
![]() | ここらで少し休むか。 |
戦いの場を後にした一行は、手頃な岩場を見つけると身を落ち着けた。
![]() | あんたらに一つだけ頼みがある。 奴とは少しばかり因縁があってな。だから、奴は俺一人だけで仕留めるつもりだ。だが、俺がしくじったときは、あんたらで奴を仕留めてほしいんだ。 おっと、こう見えても、俺も昔はあんたらと同じ協会所属の冒険者だったんだぜ。 あの頃は俺もまだ若くてな。冒険者として名を上げるために、仲間と一緒にいろんな依頼を受けたもんだ。 そうやって、ちったあ名も知られるようになって、腕にも自信がついてきたときだった。商船の護衛を受けたんだが、あの頃の俺達の実力からすれば、何事もなく終わる依頼だった。 実際、海賊に出くわすこともなく、天候にも恵まれたおかげで、予定よりも早く目的地に到着できそうなぐらいだった。だが、急に天候が変わって、ひどい嵐に見舞われてな。 気付いたときには船は大破し、俺達は海に投げ出されていた。荒れ狂う海の中ではどうすることもできず、意識が薄れ始めたとき、俺は光に包まれた奴の姿を見た。 それが俺の最後の記憶で、次に意識を取り戻したときは、漁師達の船の中だった。だが、助けられたのは俺一人だけで、他の連中の行方は分からずじまいだった。 光に包まれた巨大魚。それが、漁師達の間で伝えられている精霊魚と知り、全てを失った俺に、新たな目的を与えてくれた。 俺は冒険者を辞めて漁師となり、奴を仕留めることだけを考えて生きてきた。そして今、ようやくその機会が訪れようとしているわけだ。 少し話が長くなっちまったな。そろそろ行くとするか。 |
さらに海の深みへと潜った一行は、海底に大きく口を開いた洞窟を発見した。
![]() | あの洞窟から強い精霊力を感じる……奴に間違いない! |
ギュンターは手に持った銛を確かめると、洞窟へ向かって泳ぎだした。
そのとき、一行の行く手を遮るかのように、洞窟の前に巨大な影が姿を現した!
![]() | くそっ、あと少しだっていうのに……やっかいな奴らが来やがったぜ。 |
味方 | クラス | HP | 隊列 | スロット | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | ゼロ (E-No.110) (PC.1) | 1015 | 後列 | 1 | |
敵 | クラス | HP | 隊列 | スロット | |
キラーシャーク (ENEMY) | 魚 | 1000 | 前列 | -- |
![]() | …俺は、いつになったら… |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 1015 / 1015 飛![]() | 1 | 1 | 1 | 後 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 1000 / 1000![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 906 / 1015 飛![]() ![]() | 2 | 1 | 1 | 後 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 989 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 797 / 1015 飛![]() ![]() | 2 | 1 | 2 | 後 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 954 / 1000 冷![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 688 / 1015 飛![]() ![]() | 2 | 1 | 3 | 後 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 938 / 1000 痺![]() ![]() | 前 |
![]() | このままではまずいな。 |
そのとき洞窟の中から、万色の輝きを放つ巨大魚が姿を現した!
![]() | ……精霊魚!? |
精霊魚の放つ輝きがパーティーを包み込む!
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 612 / 1015![]() ![]() | 2 | 1 | 1 | 3 | 前 | |
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 893 / 1000 冷![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 522 / 1015 再![]() ![]() | 2 | 1 | 2 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 893 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 446 / 1015 再![]() ![]() | 2 | 2 | 2 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 812 / 1000 冷![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 398 / 1015 再![]() ![]() | 2 | 2 | 1 | 2 | 前 | |
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 732 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「ははっ!」 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 340 / 1015 再![]() ![]() | 3 | 2 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 507 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 259 / 1015 再![]() ![]() | 3 | 3 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 403 / 1000 冷![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 251 / 1015 再![]() ![]() | 4 | 1 | 4 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 334 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 223 / 1015 再![]() ![]() | 3 | 2 | 2 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 334 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 196 / 1015 再![]() ![]() | 3 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 164 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 148 / 1015 再![]() ![]() | 1 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 164 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ゼロ | 112 / 1015 再![]() ![]() | 1 | 2 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 62 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「ごめん、大地に還ってもらうよ…」 |
![]() | ……ごめん |
![]() | ……奴には二度も命を助けられたということか…… |
遠ざかっていく精霊魚の姿を見つめながら、ギュンターが呟いた。
![]() | しかし、奴が仇でないなら、俺の目的も無くなっちまったな…… ……いや、俺が奴に助けられて生きているということは、あいつらもどこかで生きているかもしれないということか。 |
![]() | すまねぇ。あんたらにはここまで付き合ってもらったが、奴を捕獲する理由がなくなっちまった。 もちろん、あんたらへの報酬は約束通り払うから、その点は安心してくれ。 それにしても、あんたらと一緒にいると、冒険者だった頃を思い出して懐かしかったぜ。 まぁ、俺は今更冒険者に戻るつもりはないし、漁師連中にはさんざん世話になったから、これからもあの町で漁師を続けていくけどな。 それに、あの町には世界中からいろんな人や噂が集まってくるから、いつかはあいつらにも会えるかもしれないしな。 |
第42回 (2008年09月06日) (E-No.110)