ルール | データ | 登録 | 冒険結果 | マーケット | 掲示板 | リンク |
第54回 (2008年11月29日) (E-No.473)
パーティー名: 第60パーティー |
エメラ (E-No.473)
![]() | ここらで少し休むか。 |
戦いの場を後にした一行は、手頃な岩場を見つけると身を落ち着けた。
![]() | あんたらに一つだけ頼みがある。 奴とは少しばかり因縁があってな。だから、奴は俺一人だけで仕留めるつもりだ。だが、俺がしくじったときは、あんたらで奴を仕留めてほしいんだ。 おっと、こう見えても、俺も昔はあんたらと同じ協会所属の冒険者だったんだぜ。 あの頃は俺もまだ若くてな。冒険者として名を上げるために、仲間と一緒にいろんな依頼を受けたもんだ。 そうやって、ちったあ名も知られるようになって、腕にも自信がついてきたときだった。商船の護衛を受けたんだが、あの頃の俺達の実力からすれば、何事もなく終わる依頼だった。 実際、海賊に出くわすこともなく、天候にも恵まれたおかげで、予定よりも早く目的地に到着できそうなぐらいだった。だが、急に天候が変わって、ひどい嵐に見舞われてな。 気付いたときには船は大破し、俺達は海に投げ出されていた。荒れ狂う海の中ではどうすることもできず、意識が薄れ始めたとき、俺は光に包まれた奴の姿を見た。 それが俺の最後の記憶で、次に意識を取り戻したときは、漁師達の船の中だった。だが、助けられたのは俺一人だけで、他の連中の行方は分からずじまいだった。 光に包まれた巨大魚。それが、漁師達の間で伝えられている精霊魚と知り、全てを失った俺に、新たな目的を与えてくれた。 俺は冒険者を辞めて漁師となり、奴を仕留めることだけを考えて生きてきた。そして今、ようやくその機会が訪れようとしているわけだ。 少し話が長くなっちまったな。そろそろ行くとするか。 |
さらに海の深みへと潜った一行は、海底に大きく口を開いた洞窟を発見した。
![]() | あの洞窟から強い精霊力を感じる……奴に間違いない! |
ギュンターは手に持った銛を確かめると、洞窟へ向かって泳ぎだした。
そのとき、一行の行く手を遮るかのように、洞窟の前に巨大な影が姿を現した!
![]() | くそっ、あと少しだっていうのに……やっかいな奴らが来やがったぜ。 |
味方 | クラス | HP | 隊列 | スロット | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | エメラ (E-No.473) (PC.1) | 神官の娘 | 1000 | 前列 | 1 |
敵 | クラス | HP | 隊列 | スロット | |
キラーシャーク (ENEMY) | 魚 | 1000 | 前列 | -- |
![]() | 皆様、準備はよろしいですか?では、行きますよ |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 1000 / 1000![]() | 2 | 1 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 1000 / 1000![]() | 前 |
![]() | 「我が詩は風を呼ぶ 風は炎を呼び 炎は地を舐め 其を焼き尽くす」 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 937 / 1000![]() ![]() | 1 | 前 | ||||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 971 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 874 / 1000![]() ![]() | 1 | 1 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 948 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 770 / 1000![]() ![]() | 1 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 927 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | このままではまずいな。 |
そのとき洞窟の中から、万色の輝きを放つ巨大魚が姿を現した!
![]() | ……精霊魚!? |
精霊魚の放つ輝きがパーティーを包み込む!
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 674 / 1000![]() ![]() | 2 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 906 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「我が詩は灼熱 炎は剣に宿り 剣は其を斬り伏せる」 |
![]() | 「何処を見てるんですか?」 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 631 / 1000![]() ![]() | 1 | 1 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 653 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 594 / 1000![]() ![]() | 1 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 583 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「――行きますよ」 |
![]() | 「いい狙いですが…半歩足りませんね」 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 577 / 1000 縮![]() ![]() | 1 | 前 | ||||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 583 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 536 / 1000 縮![]() ![]() | 1 | 1 | 前 | |||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 515 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 488 / 1000 縮![]() ![]() | 1 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 440 / 1000![]() ![]() | 前 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 459 / 1000 縮![]() ![]() | 1 | 1 | 2 | 2 | 前 | |
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 375 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「我が詩は主への祈り 祈りは天へ届き この身に奇蹟の風を賜る」 |
![]() | 「まだ終わりじゃないですよ」 |
味方 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エメラ | 427 / 1000 縮強![]() ![]() | 2 | 1 | 1 | 前 | ||
敵 | HP | ス | 火 | 水 | 風 | 土 | 列 |
キラーシャーク | 81 / 1000![]() ![]() | 前 |
![]() | 「我が詩は灼熱 炎は剣に宿り 剣は其を斬り伏せる」 |
![]() | 「一丁上がり、ですね!」 |
![]() | どうやらこちらの勝ちのようですね |
![]() | ……奴には二度も命を助けられたということか…… |
遠ざかっていく精霊魚の姿を見つめながら、ギュンターが呟いた。
![]() | しかし、奴が仇でないなら、俺の目的も無くなっちまったな…… ……いや、俺が奴に助けられて生きているということは、あいつらもどこかで生きているかもしれないということか。 |
![]() | すまねぇ。あんたらにはここまで付き合ってもらったが、奴を捕獲する理由がなくなっちまった。 もちろん、あんたらへの報酬は約束通り払うから、その点は安心してくれ。 それにしても、あんたらと一緒にいると、冒険者だった頃を思い出して懐かしかったぜ。 まぁ、俺は今更冒険者に戻るつもりはないし、漁師連中にはさんざん世話になったから、これからもあの町で漁師を続けていくけどな。 それに、あの町には世界中からいろんな人や噂が集まってくるから、いつかはあいつらにも会えるかもしれないしな。 |
第54回 (2008年11月29日) (E-No.473)