精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.366 (第3回:2012/9/29)

E-No.366

本名:蛯沢 日生
通称:ひな

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
日生「うそぉ…」

 精霊協会の建物から出てきた日生は、自分の両手を見下ろし、次に自分の体を見下ろし、最後に足元を見下ろしていた。ほとんど毎日袖を通している、着慣れた深草色のブレザーに、紫がかったような臙脂のようなチェックのスカート、猫の模様の入ったお気に入りのソックスに、ダークレッドのスニーカー。間違いない、見慣れた自分の姿がそこにある。これから登校でもしようかという装いと裏腹な、つい先ほどの体験が脳裏をよぎった。



ずどーん!

 という轟音がした、わけではないのだが、日生にはそう感じられた。言われた通りに念じてみたら、手から何やら光の矢としか形容できない何かが放たれ、離れた的に命中したのだ。

試験官「おお、これは素晴らしい。放出系の才能がおありのようだ」

 試験官が感嘆の声を漏らした。言われるままに念じて的を狙っただけなのに、とんでもないことが起きてしまった。その後もとんとん拍子に試験が進み、あれよあれよと言う間に精霊協会員として合格をもらってしまったのだ。

日生「私、もしかして才能あったのかな…。えー、でも…うそぉ…」

 まだ信じられないようだった。

 今日は色々あって疲れたので、取り敢えず宿を探すことにする。精霊協会が紹介した宿なら、無償で泊まることができる。本当は自分の部屋のベッドがいいのだが、晃から聞いた話はもはや疑いようが無いほどの説得力を帯びてしまい、生まれてから16年過ごしたあの家に戻ることは、今は出来ないと思われた。つまり、いつも眠りに入るために抱き締めている和ん牛くん(わんぎゅーくん)のぬいぐるみも無い。果たして、眠れるんだろうか。晃がいれば…。

日生「いやいや!もうアキラの世話にはならないんだから!自分で決めたじゃん!」

 晃は、大事な和ん牛くんを愚弄したのだ。その罪は決して許してはならない。スープのあとに手作りアイスを持ってきたとしても、そんなことで懐柔されるわけにはいかないのだ! だが、あのアイスのなんとおいしそうだったことか…。日生はぶんぶんと頭を振って、煩悩を払った。

日生「はあ…明日からお仕事かあ…一人でやれるのかなあ…」

 複雑な表情で唸る日生の横を、軍服を着た背の低い少女が通り過ぎていった。



 おまけ

 (その夜、日生の夢の中)

日生「むにゃむにゃ……やったー…おっぱいドーン……むにゃ…」

 明日になれば、日生は現実に引き戻されるのだろう。そう、現実はいつも、時にやさしく、大抵厳しく、そして残酷なまでに明確だ(プロフィール画像と比較されるとよろしいだろう)。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録、パーティ登録
精霊術の習得
放出:風雷 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [0→1]
GPの送付
総統閣下 [595]100GP を送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [7→13]
精度 が上昇! [3→7]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [2→4]
精度 が上昇! [8→16]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]

メッセージ

花梨 [290]
     ――日々、ファンタジーな格好をした人や魔物を見て項垂れながら、
     置いてきたいつもの日常を探すように花梨はあたりを見回す。
花梨
「……あ…あれ?」

ふと、そんな花梨の目の端に、
元の世界…日本ではごく当たり前に見ていた姿をした女の子を捉えた。
花梨
「あ……あれってもしかして――学生服…!?」
花梨
「あ…あのっ!す、すみませんっ…!」
花梨
「あ…い、いきなり、声…かけちゃって、ええっと、ご、ごめんなさい…!」
花梨
「え、えっと……も、もしかして――もしかして!…にっ、日本人、ですか…!?」
アキラ [400]
ぴき、といわれた瞬間に固まって。
「うっせー馬鹿ひな!、んなこと堂々と公衆の面前で言ってるんじゃねー!」
「正直シスコンダサい」とか言われた記憶が呼び覚まされて、その場から、立ち去っていた。
リアーナ [435]
あれ……、セーラー服の女の子?……向こうみたいに学生が冒険者勤めてるのかな。ちょっと聞いてみよう……。
すみませんー……そうそう、キミ、学生、なんだよね?こっちで冒険者の研修でもやってるのかな?

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーひな
 [E-No.366]
総統閣下
 [E-No.595]
かすか
 [E-No.596]
ミカ
 [E-No.713]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢16歳身長159cm体重???kg
「えびさわ ひなせ」と読む。
異世界から迷い込んできた女子高生。どこか抜けている。


時は夏休み。期末テストの得点が響き、補修に明け暮れ色気もクソもない。
どーして。せっかくの夏を謳歌することも出来ず、一体あたしは何をやってんのと溜め息ばかり。
そこへ飛んでくるチョーク。眉間を直撃するコントロールはプロ野球選手も真っ青だ。

それならばと、双子の弟に特製手作りアイスクリームをねだろうと帰ってみると、いない。
あー、そう言えば彼女に振られただとかで、傷心旅行に出かけたみたいっておかーさん言ってたっけ。
全く…せっかく慰めてあげようと思ったのに、姉心の分からないニブチンめ。そんなだから振られるんだ。ばーか。
テーブルの上には、「パパとママは今日も遅くなります。悪いけど、一人でご飯食べてね」のメモ。
晃がいればご飯作ってもらえたのに…。しょーがない…ポチの家(ぽちのや)のわんわん牛丼でも食べに行こう…。

そんなひなちゃん。ポチの家を目前にした所で、その間にあるマンホールの蓋が開いてることに気付かず、すとん。
えっ…と思ったがもう遅い。悲鳴を上げながら落下。どすん。意識を失ってしまいましたとさ。

気付けば突然謎の世界。お財布握り締めた制服姿は、何かえらい浮いて見える。
あれ…? あそこにいるの、晃じゃない…!?
な、普通の高校生。
普通よりはちょっとおばかかもしれない。


Eno400は双子の弟である。

アイコンとプロフ絵は自作じゃありません。偉大なるお方から頂きました。ありがとうございます。

アイコン一覧

1

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200100
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
04.030000001

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----40--
6放出魔力の矢--40----×
53放出風雷----40--

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
かばん
鈍器のように扱う
211307
スロット1
スロット2
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
かばんの底板
かばんから取り出した、縦長の底板だ。板とは言うが、別に木製ではない。
210416
スロット1
スロット2
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
制服(ブレザー)
防御力がありそうには見えない。
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1111085054100121
補助00107113

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
所持アイテムはありません
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