精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.17 (第3回:2012/9/29)

E-No.17

本名:J・S・アンドレイ
通称:アンドレイ

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
〜5ヶ月前〜

「じゃあ、また後でな。」


俺――ジョーイ・シデンは2人…いや、3人?の仲間と別れた。

1人はマクシミリアン=ハコ 。
今は女の子の姿をしてるが少し前はクチの悪い段ボール箱だったし更にその前は
もっと害のないような段ボール箱だったりした。
イマイチ実態が掴めない奴だが、いずれの「ハコ」も根っから悪いやつではない、と思う。
ただの直感だけど。
……ていうか先日この人型の身体になった俺もあんまり人の事は言えないか。

もう1人は「シンシア・バルトリ」とその保護者…?の≪朽木の王≫。
対人恐怖症らしいお嬢ちゃんとはイマイチコミュニケーションが取りにくいので
話は専ら朽木さんのほうとすることになる2人組だ。
朽木さんは見た目はアレだが意外と良識人だし頭も回るんで頼りになる。
若干うちのマツオカくんと似てるところもあるな。冗談は通じそうにないけど。

セルフォリーフという世界に迷い込んだ兄貴を探して旅すること20日。
俺はこいつらとチームを組んで活動し、一つの街についたところだ。
少し大きめの街という事で、各自必要なものを調達してこようって事になった。

「……とはいえまぁ、俺の買うもんっつったら……。」


メモを見る。
そこには複数の、装備の素材の名前が書かれている。
俺が書いたもんだが、考えたのは俺じゃない。
朽木さんが事前に練ったプランを達成するためのものをここに書いてあるのだ。

「ま、俺の頭じゃ考えたってよくわかんねぇしなぁ。
難しいことは頭の良い奴が考えてくれりゃいいか。」

――とにかく、今やるべきことはこのメモに従って素材の調達だ。
俺は市場の方へ向かうことにした。


―――。

――。

「時間が余った。」


予定より早く終わってしまった。
取引先との話が思った以上にスムーズに進んだのもある。
仲間達との集合時間にはまだ2時間ほど残っている。

「んー、どうすっかな……後2時間何して……ん……?」
「……よっし、あれにしよう。」


俺が目につけたのは、お土産屋……のような、雑貨屋のようなそんな店。。

俺は以前はぬいぐるみの姿をしていたためその間はまだ嬢ちゃんから
それほど避けられてもなかったが、この姿になってからはそうも行かない。
ハコちゃんの方も今の姿になってから日が浅い。
記憶を引き継いでるような様子はあるが、実質は初対面と言ってもいいだろう。
20日間一緒に旅してきてある程度互いの呼吸もわかってるはずなのに
圧倒的に感じるこの初対面感。
ここは一つ、相手に誠意を見せることで敵意がないことを示し
関係を良好にするよう企んでみよう。
すなわち、贈り物作戦!


「我ながら超ベタな手だよな……。
でも他に何か案あるわけでもねぇしなぁ。」

考え事は頭の良い奴にやってほしいがこれはそうもいかない。
――それにベタな手にはベタな手なりの考えることがある。
即ち。

「……どれにすっかな……。
なんか色々あるけどよく考えたら俺あの2人の趣味とか知らねぇぞ…。」


朽木さんはどう考えても人の贈り物をもらって喜ぶタイプには見えないのでとりあえず割愛。
どちらかと言うと嬢ちゃんへの方に気合い入れた方が朽木さんは認めてくれるだろう。
あまり着飾るタイプではないようだし、派手なのや奇抜なのは避けたほうがいいだろう。
対人恐怖症なのを考えれば人を連想させるものもNGか?

ハコちゃんの方もよく分からん。
というか最近まで違う姿違う人格だったわけだし判断のしようがない。
服装から判断すれば一般的な女性の好みは合致するだろう。
十字をあしらった衣装から察するに僧職か、あるいは信徒だろう。
教義は分からないが、非道徳的なものは避けたほうが良さそうだな。
ジョーク交じりのものはNG……と。
あと嬢ちゃんと同じく自己主張の激しいものは多分ダメだろう。
ド派手な聖職者とか見ないし。

そして更に考えなきゃいけないのは資金。
基本的に俺らが使ってる金はチーム共同の軍資金て感じだ。
正式に得たものは当然無駄遣いはできない。
つまり使えるのは正規の手段で得たものじゃない金。落とし金だ。
ぬいぐるみやってた頃はどうしたって視点が低いもんだから、落とし物に結構目が行くのだ。
スティフと一緒にちょこちょこと拾ってはこっそり蓄えていた金が少しばかりある。
だがあくまで少しだ……それなりに拾えてたけど少しだ。
とにかく。あまり高価なものには手が出ない。


…まとめると。
嬢ちゃんにはあまり人の手を連想させないようなデザインのもの。
人以外の動物をモチーフにしたもののほうがよさそうか。
持ち物は朽木さんがなんかどっかに格納してるみたいだし、置物みたいなのでもいいかもしれない。
自分が着飾るものより一人の時間にひっそり何かを愛でてる嬢ちゃんのほうがイメージしやすいし。
ハコちゃんには逆に身につけるものがいいか?
ただし宗教家であることを考慮しあまり目立たないモノ。
ピアスの類もダメだろうな。
神から授かった身体に穴を開けるなんて!てな宗教もあるそうだし。

……完全に俺のイメージでの話だが、まぁいいか。
悩んでても決まらねぇし。
とにかくこの方向で何か探してみよう。

―――。

――。

「うーん……コレでよかったもんか……」


たっぷり1時間かけて悩んだ末がこれである。
最初に選んだのは嬢ちゃん宛のもので、ガラス細工の置物だ。
一見するとうさぎなのだが、よくよく観察すると色々おかしい。
うさぎなのに長い2本の尾があったり、微妙に角らしきものが生えてたりする。
勿論意味もなくこれを選んだわけじゃなく、こいつが俺――俺たち3人に似ていると思ったのだ。
……あ、3人てのは嬢ちゃんとハコちゃんのことじゃない。
スティフとマツオカくんを入れて3人だ。
俺たち3人が継ぎ接ぎに合わさった元・うさぎ。それが俺だ。
コレを渡すということはつまり俺自身を嬢ちゃんと朽木さんに渡す。
即ち敵意はないという表明になる、はずだ。

……そこまで理解してくれるかは知らんけど。
後、このウサギモドキを俺がちょっとかわいいと思ったとかそういう理由じゃないんだ。
断じて無い。

「……まぁいっか!よっし、次はハコちゃんの――」



不意に、ぐにゃりと視界が歪んだ、気がした。
そして即座に襲う浮遊感。
「な…なんだってんだ!?」


周りの人がどうなってるのかは、分からない。
ただ、自分の視界には歪んだ世界しか映らず、それは急速に遠ざかっていく。

「ちょ……おおおォォォ!?」


――この日、『ジョーイ・シデン』はセルフォリーフから姿を消した。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、サブプロフィール登録、精霊術設定登録
精霊術の習得
増幅:連撃 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 増幅 のLvが上昇! [2→3]
GPの送付
ベイリン卿 [27]100GP を送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [2→5]
精度 が上昇! [8→15]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [10→20]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
メッセージ送信
[143]1件 のメッセージを送信!
フェア [729]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

サーシャ [11]
少女は話し掛けてきた男の方を見る。
笑顔を作るでもなく、怒りを露にするでもなく…何を考えているか分からない顔をしている。

「…確かに私は変わった戦い方をするけれど。
そういうのって、肌で感じるだけで分かるものなのかしら?」
「見ただけで相手の強さが分かる者は一流だと、一般的には言われるけどね…
正直、私にはよく分からないわ。
ただ戦えば済むことだもの。単純な話よ」
「それで?アンドレイ。
貴方は強くなりたいの?
強くなって…何をしたいの?」

自身に巻かれた包帯の方に目をやりつつ、答える。
そこには何の躊躇いも戸惑いも感じられない…

「…私の戦い方は、自身を傷付けないと成立しないものだから。
殆どが自傷よ。
まあ、戦いもそれなりにきつかったとは思うけどね」
シンシア [44]
『ジョーイか…まさか、こうも早くまた再会できようとは…――いや…元より近くにいたのだ。近くに流れ着くのもまた道理か。』
『…名前を変えていたのだな…?気がつくのは遅れたが…既知の者が近くにいるのは我等にとっても都合が良い。こちらからまたよろしく頼もう。』

『…ああ。…シンシアは…――』

≪朽木の王≫は視線で自らの背後を指し示す。
「…〜。」
「…〜?」
「…〜。…うさぎじゃない…。」

そこには彼の陰に隠れて、そっと様子を伺うシンシアの姿があった。
『……見ての通りだ。早々状況は好転しない。』
アウラ [112]
「お、なんだおめぇ!」
「なんだなんだ!」
「女王様をナンパしようとする不埒な男か!?」
「「なんだってー!」」
数匹の緑色が口々にそんなことを言葉にする。
一方少女のほうは
『ペット…というより観葉植物。
兼、通訳』
「俺らは女王様の通訳係だ!別におめぇが読唇術できるなら俺ら不要なんだけどな!」
「仕事とられる!」
「仕事したくねぇけど!」
ユリ [177]
声をかけられたと同時に少女は刀を構えた。
「……んだテメェ?俺になんか用かよ、斬るぞ」
「いきなり敵視するでない、阿呆」
「……チッ」
少女は舌打ちし、構えを収めた。
「そちはアンドレと申すか
 わらわはゼピュロス、こやつはユリという」

「あ゛?力がほしいのかテメェ?
 ……強さなんざ、他人から得るもんじゃネェよ、
 弱い奴は強い奴に食われる、そういう世界だ」
「……まったくこやつは…
 主は何故、力を欲す? 質問ではない、ただの興味だ、答えんでもよいぞ」
アム [334]
お? どこのクソ野郎かと思ったら、ジョーイつったらアレか、ウサギのぬいぐるみだったアレか

……あー、確かに魂の形が似てンな、何かビミョーに違うような気もすっけどよ

マツオカと、もう一人あいつだ、ス……スティ……ナントカ、はどこ行ったンだ?

って、オイ、ちょっと待て、半年振りって何だ、ちょっと目を放した隙に半年経ったとでも言うのか?

お前もジョーイでもねぇっつーし、ワケ分かンねー事だらけだなぁ、オイ

ま、俺にとっちゃさっき振りだろーが半年振りだろーが、どっちでも関係ねぇし、しばらく同行させてもらうとすっかね

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーアンドレイ
 [E-No.17]
ベイリン卿
 [E-No.27]
シンシア
 [E-No.44]
アム
 [E-No.334]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢24歳身長173cm体重???kg
セルフォリーフという世界で生まれた肉製人形【フレッシュゴーレム】。
ほぼ人間と同等の肉体だが無限再生する触手生物を素体にしているため
耐久力というか再生能力は折り紙つき。
コアを破壊されない限りは重症でも一晩の休息で回復する。
ただし痛いものは痛い。
肉体年齢は24歳相当だがアンドレイが生まれてからは5ヶ月程度。
自身が不完全なコピーで在ることを気にしており、
オリジナルが持たない新しい記憶を得るために旅をしている。

性格は楽天的でお調子者、あまり裏表が無い。
時に聡く意図的に馬鹿を演じることもあるが基本は素で馬鹿。
外見はそれほど悪くないのに中身ががっかりでモテない系。
難しいことは頭の良い奴が考えて自分はそれを実行する力となれればいい、とか考えている。
ベースの人格が元軍属なので仕方ない。

身体能力的には「RPGで最初の城の門番をしている名無しの一般兵士」より少し強い程度。
ベースにの人格の特殊性から戦闘経験は外見年齢より豊富なため
そちらでカバーしている。
また肉体ベースになった触手生物の特性で、
体から粒子ビームを撃ち出す触手を生やすことができる。
あくまで魂は人間のものなので、人間にはない新たな器官である
触手のコントロールはあまり上手くない。

自身が魔法生物であるためか魔力の流れに敏感。
特に大きな魔力を察知するのに長けている。
ただし自分が魔力を扱うのははっきり言って下手。
そもそも今まで術の扱いを学んだ事がないので色々とこれからである。

魔術によって生み出された存在であるため本名という物がない。
アンドレイは彼の主が付けた名前。
J・Sは彼のベースになった人物のイニシャルである。
手続き上名前の記入が必要になった際「J・S・アンドレイ」を
書くことにしている。

・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

現在の重傷回数:0

アイコン一覧

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サブプロフィール

〜アンドレイの関係者(現在は別行動中)〜
>ジョーイ=シデン
右目がメ傷の動くうさぎのぬいぐるみ。( メω○)
24歳の頃に不慮の事故で死亡した某王国の一般兵が呪術によりぬいぐるみに憑依した姿。
ぬいぐるみの姿で7年過ごしその間冒険したりなんだりしてるため見た目に反し戦闘経験が多い。
ボケ担当。

>スティーブン=マクレディ
左目がメ傷の動くうさぎのぬいぐるみ。( ○ωメ)
ジョーイとほぼ同一の経歴の持ち主でツッコミ担当。

>マツオカくん
一つ目のタコの姿をした触手生物。( <●>)
触手の先から粒子ビームを発射できる珍しい機装触手【アームド・テンタクラー】という種類。
見た目が一番バケモノだが一番の常識人で苦労人。
多少魔術にも明るく理解も早いため3匹の中で考え事の担当。
但し思考がマニュアル通りすぎるのが欠点。

アンドレイは本来、セルフォリーフでの活動限界が迫っていたジョーイを新しい命として再構成するために作られた器。
既に活動限界で休眠状態にあったスティーブンの体内の魔晶石をコアに、ジョーイの人間だった頃の記憶を基に、マツオカくんの肉体を材料に
【クリエイト・ゴーレム】の術を用いて作り上げられたもの。
新たな魂を作らずにジョーイの魂をそのまま憑依させる予定だったが、マツオカくんがうっかりマニュアル通りに術を使ってしまったため
「マツオカくんが知る範囲でのジョーイの記憶」を持った新しい命が誕生してしまった。
これがアンドレイである。
よってマツオカくんがジョーイから聞いたことのある範囲で過去の一部の記憶も持っているが、ソレ以外の詳細な記憶を持たない薄っぺらな記憶になってしまっている。

>アリス=アトレイル
3匹とアンドレイが兄貴と呼び慕う13歳の少女。
黙っていれば可愛いをそのまま形にしたらこうなる。
言うことやることがいちいち男らしい。
チート性能の魔術師。ジョーイとスティーブンの魂をぬいぐるみに降ろしマツオカくんを召喚した本人。
アンドレイが作られた際に揃ってリタイアした3匹をアンドレイに影響を与えること無く復活させたのもアリスの仕業。
誕生当初ジョーイ本人だと思っていたアンドレイの本質を見抜き、新たに名前を与えたのも彼女。
ちなみに名前の由来は「ジョーイとスティーブンと並べても違和感無さそうなよくありそうな名前」である。



なおアンドレイの荷物袋にはジョーイたちと同型のぬいぐるみが入っている。
お守り代わりにもらったが正直かさばる。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200100
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
3.820001.310000

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
1増幅強打40------××剣技・流し斬り
2増幅連撃----40--××
16強化防御能力強化--20--20戦構・護の型

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
レプリカ・兵士の長剣
ジョーイが現役兵士時代に使っていた武器を再現したもの。モブキャラ用武器。
215015
スロット1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
ビーム触手
粒子ビームが撃てる。\しかも脳波コントロールできる!/主に牽制射撃に使う。
212000
スロット1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
再生肉体
一晩寝ればどんな怪我でも回復する不死身に近い肉体。強靭さは普通。
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1331125056111111
補助0000

所持アイテム (1/25)

No種別装備アイテム名価値
1素材ゴブリン銅貨25
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