E-No.345
![]() | 本名:ライム・エーレンベルグ 通称:ライム |
- 一言メッセージ
- 衝撃の日から数日が経ちました。
あれから我がエーレンベルグ主従と正体不明のクレッシェンド姉弟は、ずっと行動を共にしております。
それにしても、我が主人オズ様はいったい何を考えておられるのでしょう?
吸血種と人間種の道ならぬ恋は、ほとんどのケースで悲劇を生みます。
人間を吸血鬼化してしまえば種族的な問題レベルは低くなりますが、別の悲劇が生まれるだけ。
笑えと言われれば笑い、死ねと言われれば死ぬ、従順なマリオネット。
よほどの例外を除いて、従属する下位ヴァンパイアは、上位、それも真祖級には逆らうことが出来なくなるのですから。
「るーくん、今日はふかふかの毛布だよ! 晴れててよかったねー!」
レナこと、セレナ・クレシェンド様の声が、背後の幌荷車から聞こえてきました。
快活な方です。何事も全力で当たり、いつも明るさを忘れない、良いお人柄が見て取れます。
「姉さん、もう少し行儀良くしてくれないか。隊商の人に笑われてる」
仕方なさそうに注意しているるのは、ルーこと、ルフラン・クレシェンド様。
出逢った時にはレナ様の護衛役かと思いましたが、正体は双子の弟君であられるようです。
ハイデルベルグからカルフへ。
我々は現在、交易路として知られている精霊街道の中途にあります。
当初はハイデルベルグを拠点に活動するつもりだったのですが、何がどうなったのやら。
オズ様とレナ様が目と目で通じ合ったその日の内に、商人アルベルト殿率いる隊商と同道していました。
幌馬車が運ぶ輸送品を護衛する任務について、はや数日。
息つく暇もないとは、このことです。
「いいじゃないか、ライム。忙しい方が退屈もしないだろう?」
いつの間に傍に立っていたのか。
黒い外套を翻しながら微笑むのは、オズワルド・フォン・エーレンベルグ――、我が敬愛するご主人様でした。
荷車の震動に動じることなく、いつも通り超然としていらっしゃいます。
「起きておられたのですか?
まだ日も高いですから、もう少し先へ進むようです。もう少し、寝ておられてもよろしいかと」
「陽光に弱いのは、お前の方なのだがな」
オズ様は苦笑気味に仰られつつも、スッと面をあげて告げられました。
「ライム、馬車を止めさせろ。山林の奥で何か起きている」
「Geht klar.(承知いたしました)」
緊張すると母国語で応えてしまうのは、まだ私が現地語をうまく扱えていないからです。
と、同時に幌を持ち上げて、銀髪の姉弟が姿を現しました。
「もう遅いかもしれないね」
「相手は人じゃないしね…… ゴブリンだと思う」
驚きました。先程まであれだけ大騒ぎしていたのに、戦闘の気配に気づいておられたようです。
ただの生活不適格者かと思っていましたが、熟練の冒険者でもあられる模様。
「チッ、ついてないな。どうやら、一戦交えることになりそうだぜ」
隊商のリーダーであるアルベルト殿が、舌打ちをされました。
どうやら別の隊商がゴブリンどもに襲われている様子。
さらにゴブリンどもは我々の接近に気持ち悪い哄笑をあげると、武器を振りかぶって襲い掛かってきたのでした。
「おや、護衛もなしに交易をしている阿呆は誰かと思えば、強欲野郎のフーゴじゃねえか。
どうせ、護衛費をケチって儲けを増やそうと考えたんだろうが、肝心の商品を奪われたんじゃあ、ざまあねぇな」
ぶっちゃけ18ターン掛けて片付けました。即席のパーティにしては、なかなかのバランスです。
アルベルト殿は襲われた隊商の素性を知っているようで、我々にニヤリとされました。
「あんた達、さっきのゴブリンどもから、フーゴの商品を取り戻すつもりはないか?」
「どういうことですか?」
意図が掴めず、質問を返します。
現在の隊商任務を放って、強奪された商品を奪い返してこいとでも言うのでしょうか。
「もちろん、慈善事業じゃなくて、報酬はフーゴの野郎からたっぷりと頂いてやるがどうだ?
交易の途中で無用な危険は冒したくないが、フーゴの野郎に恩を売っておくのも悪くないしな。
……それに、あんな奴でも商人仲間の一人だから、できれば助けてやりたいしな」
なるほど。商人同士の仁義というものでしょう。
どちらかというと、恩を高く買わせることが目的にも見受けられますが。
「まぁ、これは契約外の仕事だから、引き受けるか引き受けないかはあんた達に任せるよ」
護衛パーティの見解を求めるべく振り返りました。
問うまでもなく、皆さま既に商品再強奪に赴かれる気満々のようです。
不思議な心地です。
クレッシェンド姉弟は人間なのに、もはや長年連れ添った同胞のようでした。
お知らせ
- 登録状況
- 【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録、装備設定登録、サブクエスト登録
- 精霊術の習得
- 結界:保護結界 を習得!
- スキルの鍛練
- 鍛練によって 結界 のLvが上昇! [2→3]
- GPの送付
- オズ [344] に 100GP を送付!
- 装備品の強化
- 同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
→ 精度 が上昇! [10→20] - 同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
→ 精度 が上昇! [10→20] - 同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
→ 防御 が上昇! [10→20]
- メッセージ送信
- レナ [337] に 1件 のメッセージを送信!
ルー [339] に 1件 のメッセージを送信!
オズ [344] に 1件 のメッセージを送信!
ステラ [377] に 1件 のメッセージを送信!
メッセージ
- さくら [237]
「こんにちはっ。黒髪金眼?ええと、ついさっき見かけたようなー…?」 「あなたは人を探しているのね。私は魔でも妖でも気にしないから、安心していいよ」
気配から何かを察したのか、そんなことを口走った。
- ルー [339]
「あぁ〜
あの姉ちゃんの特徴の一つだな。 いつでも自然体で突撃するから
誰しもその反応にワンテンポ遅れる事が多い」
その話を聞いてあぁ〜〜っ と頭を押さえる
「しかもたいていの場合は、喧嘩になっても持ち前の腕力とか戦闘力とかいう類のもので弾き飛ばすもんなぁ
ライムって言ったっけか お前さんも姉ちゃんの暴走が始まったら逃げるといい。
」
本来なら女性に対して言うセリフではないのだが実の姉貴にたいしては何ら変わらない毒舌で会った
「そういや、お前さんは、あの旦那の従者って聞いたが若い身なりなのに大変だな」
- オズ [344]
「……そんなに全力で否定しなくても(くすりと笑み)
足元が不安ならばロングドレスでもサイハイソックスでも履けばいいだろうに」
言うと魔法の呪文で編んだ銀の鳥籠を渡し。「そうだ、ライムこれを」 「この地での召喚で捕まえた幻獣だ。
さして魔力も感じないのだが、どの幻獣辞典や魔術書にも載っていないのが気になったのでな。
暫く手元に置いておこうと思う」- 言うと魔法の呪文で編まれた銀の鳥籠を渡し。
あとは特に世話の指示もしないまま、また魔術書に視線を戻して読み始めてしまったようだ。籠の中を覗いたならば、頭に王冠らしき装飾を生やした一羽の白い小鳥がちょこんととまっているのが見える。
クエスト
クエスト名 | 精霊街道−隊商護衛 (2)【戦闘結果】 | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | クレッシェント一味 [P-No.339] | ||
メンバー | ![]() | レナ [E-No.337] | ![]() | ルー [E-No.339] |
![]() | オズ [E-No.344] | ![]() | ライム [E-No.345] |
プロフィール

クラス | 下僕 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種族 | Vampire (Diener) | ||||||
性別 | 女性 | 年齢 | ???歳 | 身長 | 150cm | 体重 | ???kg |
元人間。
真祖のヴァンパイアに血を吸われ、従者(Diener)として吸血鬼化した。
鬼化後に"主"に刃向った為、興を見せた褒美に『エーレンベルグ』の姓を与えられる。
現在は"吸血の主"でもある、オズワルド(344)様の世話役をしている。
外見年齢は16歳前後。
黄金色の瞳は、吸血種の力を使う時に赤く染まる。
炊事洗濯等、執事業務は長年の熟練度。
男装。一人称は「僕」
当初の理由は、主人に近寄る女性(人魔問わず)からの嫉妬心を躱すためだった。
今では、動きやすさや気楽さといった面からも、自ら好んで着用している。
性別は特に隠しているわけではない。脱いだらすごいのかもしれない。
性格は素直。
素直の度が過ぎて言葉が毒舌化することもあるけれど、悪意はない。
人外でありながら常識人を自負しているが、わりと抜けていることも多いとか。
放蕩なご主人様に、いつも手を焼いている。
しかし、主人を莫迦にする相手には容赦がなくなるようだ。
旅の目的は特に無い。オズ様の傍に自分がいるのは、当然のことだからである。
一般に知られている吸血鬼の弱点は、だいたい適用される。
にんにくダメ、絶対。
だが、日光や流水といった自然物については結界術式でシャットアウト可能らしい。
上位血族からの強制的な服従支配に、若干ながら抵抗する力を持っている。
理由は不明。エーレンベルグ当主によると、特異体質らしいが…?
人間だった頃の記憶は、主人の手により封印されている。
本人は、吸血時のショックで忘れてしまったと思い込んでいるようだ。
記憶が封じられているおかげで、人間からの吸血に抵抗がないのかもしれない。
彼女の治癒術式は、薄めた血を精霊に溶け込ませて行使している。
回復されすぎると、うっかり吸血鬼化するかもしれません。
だいじょうぶ、こわくない。
※交流歓迎です! メッセ等はお気軽にどうぞ。
真祖のヴァンパイアに血を吸われ、従者(Diener)として吸血鬼化した。
鬼化後に"主"に刃向った為、興を見せた褒美に『エーレンベルグ』の姓を与えられる。
現在は"吸血の主"でもある、オズワルド(344)様の世話役をしている。
外見年齢は16歳前後。
黄金色の瞳は、吸血種の力を使う時に赤く染まる。
炊事洗濯等、執事業務は長年の熟練度。
男装。一人称は「僕」
当初の理由は、主人に近寄る女性(人魔問わず)からの嫉妬心を躱すためだった。
今では、動きやすさや気楽さといった面からも、自ら好んで着用している。
性別は特に隠しているわけではない。脱いだらすごいのかもしれない。
性格は素直。
素直の度が過ぎて言葉が毒舌化することもあるけれど、悪意はない。
人外でありながら常識人を自負しているが、わりと抜けていることも多いとか。
放蕩なご主人様に、いつも手を焼いている。
しかし、主人を莫迦にする相手には容赦がなくなるようだ。
旅の目的は特に無い。オズ様の傍に自分がいるのは、当然のことだからである。
一般に知られている吸血鬼の弱点は、だいたい適用される。
にんにくダメ、絶対。
だが、日光や流水といった自然物については結界術式でシャットアウト可能らしい。
上位血族からの強制的な服従支配に、若干ながら抵抗する力を持っている。
理由は不明。エーレンベルグ当主によると、特異体質らしいが…?
人間だった頃の記憶は、主人の手により封印されている。
本人は、吸血時のショックで忘れてしまったと思い込んでいるようだ。
記憶が封じられているおかげで、人間からの吸血に抵抗がないのかもしれない。
彼女の治癒術式は、薄めた血を精霊に溶け込ませて行使している。
回復されすぎると、うっかり吸血鬼化するかもしれません。
だいじょうぶ、こわくない。
※交流歓迎です! メッセ等はお気軽にどうぞ。
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ステータス
HP | 火MP | 水MP | 風MP | 土MP | MP増加量 | スタミナ | 素質P | GP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 | 0 | 200 |
増幅 | 放出 | 治癒 | 結界 | 強化 | 操作 | 具現 | 中和 | 精製 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 1.31 | 3.82 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
精霊術
術No | 系統 | 種別 | MPコスト | 対象 拡大 | 対抗 発動 | 術名 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
火 | 水 | 風 | 土 | ||||||
7 | 治癒 | 回復 | -- | 40 | -- | -- | ○ | ○ | Hellblau Waage |
11 | 結界 | 障壁結界 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | Weisse Fehler |
39 | 結界 | 保護結界 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ |
装備品
主力:片手(武器) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 0 | 0 | 20 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
補助:盾(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 0 | 0 | 20 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
防具:重装(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 0 | 20 | 0 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
攻撃力 | 命中力 | 受け 防御力 | 受け 成功力 | 防御力 | 回避力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
主力 | 105 | 115 | 50 | 57 | 126 | 94 |
補助 | 0 | 0 | 105 | 115 |
所持アイテム (0/25)
No | 種別 | 装備 | アイテム名 | 価値 |
---|---|---|---|---|
所持アイテムはありません |