精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.109 (第3回:2012/9/29)

E-No.109

本名:ヘルムフリート・バーンシュタイン
通称:ヘルム

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
集合場所にてマリーを従え待っていると
高い声で私の名前を呼びかけられた。

「あ、ヘルムにい様!」

癇に障る。
誰が、誰の、にい様だと?

この声、この言い方には聞き覚えがある。
そう、この声の主は待ち合わせの相手の一人だ。

「メーアです。
メアヴァイペル・ザフィーアスタイン、覚えていますか…?
お話は聞きました」

「冒険と軍務は軍人家系の常とはいえ、一人では心細かったので…
パーティ、組んでくれますか?
もし先約がなければ…ですけれど」

そうだな。メアヴァイペルくん。
昔とあまり変わらぬ成長が感じられない声だ。

彼は年齢を考慮しても小柄である。
身長差から、私がメアヴァイペルくんから見上げられる形となる。
結果として私は露骨な作り笑いを浮かべ見下す事となった。


「これはこれはメアヴァイペルくん。
久しいな。11年ぶりか?
話はお父上から伺っているよ。同道するのは構わない」

仮にも友誼結んでいるザフィーアスタイン家の息子なのだ。
将来の事を考えれば無碍に扱うわけにもいかなかった。

いつものように笑顔を作って微笑みかける。
我ながら慣れたものだ。


「しかし、ヘルムにい様と呼ぶのは止めたまえ。
メアヴァイペルくん。
君も齢15となったのだろう?」

「ザフィーアスタイン家のご子息としての自覚を持ちたまえ。
子供のような呼び方はよしなさい」

気がついたら私は腕を組んでいた。
怒りと不快感から、握る手に力がこもる。
袖に皺が刻み込まれた。

メアヴァイペルくんは戸惑うような様子を一瞬見せたが
すぐに昔と変わらぬ微笑みを浮かべてきた。
俗に言う『貼りつけた笑み』というやつだ。社交界で見慣れている。


「…ですけど、ボクたちに爵位はいまだないはずです。
ヘルムフリート"公子"…
それに社交界でもない場所で、格式ばった言い方は危険…では。」

メアヴァイペルくんの手は小さく震えていた。
精一杯の抵抗のつもりか?

ハッ!

あまりの可笑しさに今度は自然と口の端が歪んでしまう。
物分かりが悪い奴は嫌いだ。


「は?君は何か勘違いをしているな。
私は君の兄になった覚えはない。それだけの事だ。
ヘルム様でもヘルム殿でもヘルムさんでも好きに呼びたまえ」

「さあ、マリー。ザフィーアスタイン家のメアヴァイペルくんだ。
昔、一度お会いした事があるのだが、貴様は覚えているか?
どちらにせよご挨拶なさい」

私の言葉を受けて後ろに控えていたマリーが前に出る。
マリーは首を横に振ってから


「いいえ、何も。…申し訳ございません不出来な従者で。
マリー・バーンシュタインです。……以後、よろしくお願いいたします」

そのまま一礼した。

その光景を見ながら私は過去の記憶に思いを馳せていた。
昔はもっと、メアヴァイペルくんも私に従順だったはずだが。

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「もういーかいー」

僕は目隠しをして100まで数えて
メーアにそう声をかけた。

今日は屋敷の庭でメーアとかくれんぼをしている。
マリーちゃ…じゃなかった、僕の妹は
お爺様がお話があるそうで遊んだら駄目って言われた。

しょうがないから今日も2人で遊んでる。
外には出たら駄目と厳しく言われてるので
ここが僕達の狭い世界だった。

メーアは木の後ろとかじゃなくて
草がたくさん生い茂ってるところに
上手くうつ伏せになって隠れていた。
小さいのに凄いよね。見つけるのに時間かかっちゃった。

「…みつかっちゃいました。へるむにい様はすごいです。」

褒められたらやっぱり嬉しい。
おじいさまはあんまり僕の事を褒めてくれないもの。

隠れんぼは見つかったら鬼は交代だから
今度は僕が隠れる番だった。

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この頃の記憶は思い出そうとすると、何故か曖昧になる。
私も大人になったという事か?
もしくは忘れてしまっただけか。

無意識のうちに腰の剣の柄に触れる。

どちらでもいい。どうでもいい事だった。

私にとっては掌に感じる剣の感触しか、実感たりうるものはなかった。

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今回の日記は
E-No.50 メアヴァイペル・ザフィーアスタインくん
にご出演いただいている。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、精霊術設定登録
精霊術の習得
結界:障壁結界 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 治癒 のLvが上昇! [0→1]
アイテムの購入
抽選に外れたため 結晶化 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため 結晶化 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため 結晶化 Lv1 を購入できなかった……
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [8→16]
精度 が上昇! [2→4]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [8→16]
精度 が上昇! [2→4]
メッセージ送信
サイハス [6]1件 のメッセージを送信!
サーシャ [11]1件 のメッセージを送信!
フラガラッハ [14]1件 のメッセージを送信!
マリー [82]1件 のメッセージを送信!
エローシオ [90]1件 のメッセージを送信!
ネロ [176]1件 のメッセージを送信!
ユリ [177]1件 のメッセージを送信!
ヒス [200]1件 のメッセージを送信!
ナッツ [376]1件 のメッセージを送信!
ジャン [387]1件 のメッセージを送信!
ソータ [433]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

ロジェ [48]
(そちらからは用事がない、と言われれば、そりゃそうだと納得顔で頷くのであったが。)
「まあ、なんとなく気になったっつーか。
 ……お爺様の風格、ってことは、そのマント、その人から貰ったものだとか?」
「随分と誇らしげだけど、凄い人なの? その、お爺様って」
(等と一方的に聞くだけ聞いて、というか、そんな感じ。
 因果関係が理解できんが、のあたりには、だってさ、とだいぶ何も考えてなさそうな顔で。)
「なんか、協会の人って分かりやすくないか?
 こう一段階上っていうか、変なとこにいる感じっていうか。
 あとなんとなく、精霊力に親しまれてる感じとか」
(全体的に感覚的な生き方と喋り方である。だいぶふわふわしたような。)
「ヘルムフリート・バーンシュタイン……なんつか、すごい大層な名前だなー」
「あれか。最初からっぽかったけど、お貴族様とか、そういう正統な感じの家柄の人とか?」
メーア [50]
あからさまな作り笑いを見抜けないほど、メーアも純粋ではなかった。
衝撃を受けた心が、表情を崩す。

でも慣れたように上から微笑を貼り付けて。・・・ボクはいつからこんな笑い方をするようになったのだったか。
ほんとうはむかしから、ずっと、こうやってわらっていたのではなかっただろうか。

「…ですけど、ボクたちに爵位はいまだないはずです。ヘルムフリート"公子"…
それに社交界でもない場所で、格式ばった言い方は危険…では。」

そういう言い方をしてしまったのは、多少の反抗があったのかもしれない。
公子とは、親の肩書きに依存しているだけの子供…そういう意味もまた込められていた。
リリス [80]
(ひらひら、と何かが貴方の頭上を通過していった。)
(それは空を雄大に、ゆっくりと確実に風に運ばれていた。)
(そのピンクは人の視線もお構いなしに風と共に流れていった……。)
(それを追いかけるようにして少女が走ってきた。)
ーー、ハァ、ハァ、……。
ーー、あ、あの、す、すみません、……。
ーー、こ、こっちに、あの、その、……。
ーー、し、下着、飛んできませんでした、か、?
(少女は言い終えると俯き、息を整えようとしている。)
ミナミ [127]
協会の中を落ち着かぬ様子で歩いてくる小柄な影。
コートの前を何かを隠すように片手で抑えており、俯いた顔は帽子のつばに隠れて見えない。
前がよく見えていないのか、ぎりぎり相手の足先が見えたところで、その女は小さな悲鳴と共に慌てて一歩後退した。
「きゃ……っ
 す、すみません…、失礼致しました……!」
謝りながら、低い視界に自然と収まる男の衣服は、材質は特別なものでないが品の良い造りで、マントの真紅が目をひいた。
妙に姿勢も良い。精霊協会なのだから当たり前だが一般人の雰囲気ではない。
(ああ、大変、このセンス……。
 変な人か、偉い人だわ…っ、どっちでも怖い…っ)

「あ、あ、あの、も、申し訳ありません。すぐ、行きますので…」
女は決して顔は上げず目もあわせず、そのまま進路を開けて通り過ぎようとする。
ふーか [140]
「…へ? あたし…ですか?」
(そう言うと自らを指差してきょとんとした表情をして見せて)
「にゃっ!?」
(丘の上の行為を指摘されると顔を赤らめてぱたぱたと手を振って)
「ちがっ、誤解です誤解っ!! あれは精霊と話してただけで! いるんですよホントにっ!!」
(思わず立ち去ろうとした相手のマントの裾を思いっきり引っ張った)
アナスタシア [156]
(あら、あの男……)
(どうも貴族っぽいし、顔も悪くないし。一応、媚び売っておくに越したことはないわね……)
「失礼。その佇まい、さぞ名のある名家のご出自とお見受け致します。
卑賤の者が、貴重なお時間を拝借する身の程知らずを、どうかお許し下さいませ」
「不遜ながら御挨拶を。私め、アナスタシア・ラピスラズリと申します。
ささやかながら、精霊協会所属の冒険者の身です」
「護衛、取引、雑用など、この賎陋に使い道を見出していただければ、何でも致します。
どうかご用命の際は是非お声を。手足のようにお使い下さいませ」
[190]
「名のある騎士…か。その賛辞、我が主に届けばよいのだが
我、残念ながら名乗るべき名を今は持たぬ身」

そういうとバレルヘルムを両手で持ち上げた
そこには本来あるはずの頭はない
そして再びバレルヘルムを元の位置に戻す

「故に我のことはただ、「鎧」と呼べ
ヘルムフリート・バーンシュタイン、確かにその名覚えた
汝も騎士か。言われてみればその姿、そのようであるな
我の知る作法とは違う故、気づかなかったことを詫びよう」

そう言うと盾を正面に構えやや頭を下げた
ユーノ [325]
「あの、お兄さんってもしかして貴族かなにかの生まれの方ですかー?」
声をかけてきたのは冒険者風で髪の毛が腰辺りまである女の子だった。
「お兄さんかっこいい格好をしてるから、てっきりそうなのかと思っちゃって。」
女の子は「貴族」とかいう単語に興味津々らしい挙動をしていた。
「あっ、私『ユーノ=トラウム』っていいます、よろしくおねがいしますー!」
「私はそうなんですけど、お兄さんも精霊協会に所属してる人なんですか??」
ラヴィ [647]
「む? 青年、急に何かね?」
流石に突然声をかけられあまり聞き取ることができず、困惑した様子。だが、青年の眼の真剣さに男は気付いた。
「ほほぅ、その真剣で物言いたげな眼差し・・・」
そして、何を思ったのか急に考えこみ・・・なにやらよく分からない論理の元答えを見つけ出した。

・・・青年、我輩のファンであるな!?

男はウザいオーラ満載で謎の決めポーズを決めながら青年を指差した。
「なるほどなるほど。うまく聞き取れなかったが、後半は聞き取れたぞ。
あ・・・ああっ! ラ・・・ラヴィさんだッ! サ、サインが欲しい。で、でもなかなか言う勇気が出ない。
・・・クソッ! 勇気をだして話しかけたのに、ラヴィさんのスター性に圧倒され声が小さくなってしまった・・・もう一度声をかけたいが、こんな混雑した場所でもう一度立ち話しなんて・・・他の者(ファン)の迷惑を考えろ・・・


・・・という、事であるなッ!

そして、ズビシッ!と、指差し2パターン目のポーズを決め最後に「しかし、青年。君は少し独り言が多いようだな」と付け足した。

※注意※
ヘルムの台詞は彼による妄想です。
バカです、ご注意を。
ニーシャ [851]
きょろきょろと辺りを見回す少女がいる。
あ、そこのお兄様。貴方です、貴方。とても高貴なご様子のお兄様☆
なんの躊躇もなく少女は貴方に話しかけてくる
ふふふ、お話させてくだされば幸いです☆

トレード

フラガラッハ [14]
100GP を受け取りました!
「どう使ったものかよく分からないので、お任せします。」
メーア [50]
100GP を受け取りました!
マリー [82]
100GP を受け取りました!
「先日頂いたクエストの報酬です。お受け取りください」

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーフラガラッハ
 [E-No.14]
メーア
 [E-No.50]
マリー
 [E-No.82]
ヘルム
 [E-No.109]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢22歳身長185cm体重82kg
都市国家連合ダスティーア王国の出身。
自身と家の名声の為に精霊協会へ。

今は没落した由緒ある名門、バーンシュタイン公爵家の公子。
長男。祖父が養子にもらった1つ違いの義理の妹がいる。

金髪碧眼に整った外見。
長く美しい髪からは微かに薔薇の香りがする。

祖父が文武両道の武勇と魔道に優れた人物であり
大勲を上げた祖父を尊敬している。
憧れるだけではなく自己の研鑽を絶やさない。

東洋かぶれの父親が現在の当主であり
折り合いは悪い。母親は既に他界。

性格は自信家で高慢。他人を見下す傾向がある。
自分の家柄に大きな誇りを頂いている。

金銭的な事情があり、普段は庶民が着るような安物の服を着ている。
それでも外出時に紅いマントだけは欠かさない。

体格にも恵まれ、日々の訓練にもより身体能力は高い。
読書家で勉強家。嗅覚が鋭い。

かさばる重い荷物は全て従者に持たせている。

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イラストとアイコンは大熊猫さんが描いていただきました。
登場絵はジョンさんに描いていただきました。
アイコン12はシスターさんに描いていただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

突撃メッセージは大歓迎ですが
キャラクターの性格に難アリな為
ご期待に添えない場合があると思います。
その場合は申し訳ございません。

アイコン一覧

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200500
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
12.031100000

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
1増幅強打40------××カットワンウェイ
4放出魔力の槍----40--サンスピア
11結界障壁結界------40

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
ソード・オブ・バーンシュタイン
バーンシュタイン家に伝わる銀の剣。祖父も愛用していた。
211604
スロット1
スロット2
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
聖騎士の盾
聖騎士となった際に教会より与えられた盾。白地に赤い十字架。
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
紅公の戦装束
祖父が使用していた鎧を手直しした物。紅い。
210164
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力113107505312596
補助00110110

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
所持アイテムはありません
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