精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.86 (第3回:2012/9/29)

E-No.86

本名:グリゼルダ・ヘリオトロープ
通称:ゼルダ

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
「そうだリエッタ。
 この前の運試し、優勝したみたいだよ」
ほーんーとーにー?
 さすが私。この調子で早速次の大会よ! ゼルダ、財布持って!
「……カジノなら行きませんからね」
……。
 ち、ちちち違うし、カジノとか云ってないし、
 別にそんな所い、行きたいとか思ってませんですしっ
「はいはい、いいから食料買いに行きますよー」



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 ──この街の通りはとても賑やかで。だからなのか、すこし寂しくなります。


「あれ……開いてる」

 協会で依頼の確認を終え、食料を買って部屋へ戻ってくると、開け放したままの窓が目に入った。
 細長い長方形に切り取られた景色の大半は、建物脇に根を下ろす一本の木の葉で覆われていて、その向こう側の夕暮れ空がちらちらと揺らめいている。

んー? ああ、朝開けてからそのままだったわよ
「その場合教えてくれると嬉しいな、リエッタ」

 のんびりと頭上から落ちてくる声にため息を返し、念のため、と買い物の袋を抱えたまま部屋を検めた。
 大して物のない部屋だから心配など要らないとは、思う。だけど、住人全員顔見知りだった故郷ならまだしも、ハイデルベルクほどの大都市にもなれば用心し過ぎる程がいいだろう。

平気みたい。ほら、協会員に喧嘩売る泥棒ってのもそうそう居ないのよ
「それならいいんだけど……」

 結果として、物盗りの類が訪問した形跡は見られなかった。
 リエッタが寝台の下まで確認し、主の帰還に慌てて身を潜めた気の毒な泥棒も居ないということで、ようやく袋を丸テーブルの上に置く。

 ……しかしいくら実体が無いからといって、逆立ちしてベッドに頭を突き刺す、という真似をするのはやめていただきたい。
 誰も見ていないからというけど、僕には見えています。

もー。そんなに心配するなら窓なんか閉めたままにすればいいのよ。それ着けてる限り、暑さなんて平気でしょ

 床と寝台の隙間から這い出てきたリエッタが、僕が頂く花冠を示す。
 司祭と認められた日、神殿長様が用意したものにリエッタが元素の祝福を籠めて贈ってくれた、大切な冠。これを身に着けている限り僕の周囲は気温の変化から常に護られ、炎や冷気などがもたらす痛みも大分抑えられる。

 そのおかげでここへ至る道中、猛暑でも習慣で服を着込んでしまい奇異の目で見られてしまった。
 それでも未だにこの習慣が治らない自分も自分なのだが。

「うん。でも風がね」
風?

 思い出とするには苦く、記憶というには遠くない出来事を思考から追い出しながら、一言。理由を口にする。

「風の音。というより、葉摺れの音。あると、安心しない?」

 僕達が過ごしたのは、ハイデルベルクから遠く北に離れた辺境。
 一年の殆どを雪に閉ざされながら、そのくせ年間を通してありとあらゆる花が咲き乱れる、不思議の森。

「ここは人が多くて賑やかだけど。でも、だからなのか、静か過ぎるよ」

 樹々の歌から遠く離れすぎたこの身が抱く、郷愁のような、それとは違うもののような、曖昧な気持ち。
 そんなものを吐露してみると、リエッタは少し難しい顔をしてから、いつもの笑顔を見せた。

さすが私の司祭ね。丁度同じ事思ってたのよ!

 仰向けに床で転がったまま、あからさまな嘘をつく我が神。
 もう、どこから指摘を入れるべきかは分からないが、ともかく、僕を元気付けようとしてくれたのは判った。

「同じで嬉しいです。というわけで、今度窓閉め忘れたら教えてね」
それは保障できないー

 心がいつも通りの色に戻っていくのを感じながら、袋の口を開ける。
 明日からは隊商護衛の依頼だ。ちゃんと食べて、たくさん眠って、仕事を満足に終わらせよう。

 目標は途方も無く遠い場所にある。
 だからといって、振り返ってしまうには、まだ、早すぎる。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録、パーティ登録
【イベント】武術会【秩序杯】、コロシアム、武術会【混沌杯】、ペアマッチ、大武術会
精霊術の習得
具現:風の行使 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 具現 のLvが上昇! [3→4]
GPの送付
ミーア [626]100GP を送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [0→3]
防御 が上昇! [5→7]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
メッセージ送信
ミーア [626]1件 のメッセージを送信!

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーロザリー
 [E-No.1]
ゼルダ
 [E-No.86]
ベリー
 [E-No.389]
ミーア
 [E-No.626]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢17歳身長167cm体重57kg
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青みの強い白髪と紫瞳の青年。

遥か北方、森深い辺境の地にて信仰されているという元素神、
ウカ・エル=リエッタの加護灼たかな司祭。
事実、その傍らには常に神が寄り添っている。

だが、恥ずかしがりな性格のようで、
ゼルダ以外には声は聴かせても姿を見せることは稀。
意識すると気配を感知できるので、会話には苦労しない。

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物腰柔らかく、人当たりの良い性格。
というのは司祭としての表向きの姿勢で、
普段はやや大雑把で好奇心旺盛、美味しいものに目がない、普通の青年。

運動神経は良いが、日常生活においてやたらとドジを踏む傾向有り。
食器破壊などは余裕でこなす。

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幼い頃から、同年代の友達と遊ぶより、
一人で「見えない誰か」と遊ぶことが多かった。
両親は、幼児期だけのものだろうとのんびりと考えていたが、
それが十二の歳を数えても続くとなれば流石に顔色を変える。

手を引かれ連れられた村の神殿。
そこで老神官が告げたのは、妄想の産物でも、亡者の憑依でもなく、
純然たる神性を持つ者の存在。

少年の人生は、その日を境に全てが書き換わった。
神降ろしの神子として神殿に迎えられ、司祭としての修行を積む日々を送る。

──それから数年。
青年となった彼は今、「ある事情」で神殿からも故郷からも離れ旅をする身となった。
精霊術を学びに協会を訪れたのも、その事情に関連しているという。

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はじめての定期更新参加です。まったり系です。
交流に関しては途切れたりのんびりでも宜しければ。
リエッタは話しかけられるとお返事します。

アイコン一覧

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サブプロフィール

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【元素神ウカ・エル=リエッタ】

青紫の髪と銀の瞳を持つ華奢な少女(に見える)神。
尊大だが恥ずかしがり屋、煽てられるとすぐ調子に乗り、そして大いに落ち込む。

何らかの理由で神としての能力をほぼ失っており、
ゼルダから離れると他者に認識されることも出来ない。
それでも共に居る者に、それなりの加護を与えることはできるらしい。

西方諸国で戦神として崇められる女神と同名。
それを言及すると途端に不機嫌になる。

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200200
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000005.0300

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
22具現精霊召喚10101010××元素具現・光霊
43具現攻撃精霊召喚40------××元素具現・火霊
1393具現風の行使----40--

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
ヒューエトス
蒼塗りの棍。所々に埋め込まれた水晶が仄かな光を宿す。
2110010
スロット1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
エレクトラムの指輪
司祭に贈られる、護身の魔力が込められた指輪。
213710
スロット1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
ヘリオトロープの花冠
元素神からの贈り物。心地よい薫香がその身を包む。
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1351105055123101
補助0000

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
所持アイテムはありません
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