精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.355 (第3回:2012/9/29)

E-No.355

本名:カヤ=クィル=リャウハ
通称:カヤ

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
護衛の依頼を受けた一行は、馬車に揺られてカルフに向かっていた。
それなりに日数のかかる旅路の途中、宿場街に立ち寄って馬を休める。
もちろん、乗り合わせている人間にも休息は必要だ。

場末の宿の一室、カヤは粗末な寝床に寝っ転がり、ぼう、と気怠げな瞳で天井を眺めていた。
仲間達はまだ寝息を立てている。早朝とは言え、まだ空も薄暗い。
明け方の冷えた空気で目が覚めてしまい、横になるも再び眠ることもできず、カヤはぼんやりと思考を巡らせる。

…こうして何もしないでいると思い出す。
…昔のこと。自分がまだ、生き神と呼ばれる前のことを。

***

「…なぜだ?」

「なぜ、と申されましても…」

集落の外れにある―――石造りの祭殿。
その中の広間で、少女と、黒髪の男が向かい合っていた。

「…なぜ我だけ外に出られぬのだ!!9の月の祭りも、5の月の祝いも!…我だけ出られなかった!」

「…カヤ様。お言葉ですが、祭儀も祝式も、陽を戴く前の『神足り得る者』が顔を出すのは禁じられております故。 …それに、出られないのはカヤ様だけではないでしょう?」

「‥‥‥う」

ぐ、と息を詰まらせ、目を逸らす。
それでも納得がいかないのか、唇を噛み締める。と、

「いけませんよ。口を噛み切りでもしたら血が出てしまいますから。」

男はそっと手を伸ばすと、少女の口元に、神官服の袖越しに触れる。

「むぐ…いらん!!」

少女はその手を乱雑に払いのけると、俯いて、ぽつり、と呟いた。

「‥‥‥ナナにはまだ会えぬのか?」

その言葉に、男は首を振る。

「…ナナ様は未だ『降神』の最中ですので。例えカヤ様であろうとも、お会いになることは出来ません」

男の言葉を聞き、少女の顔は見る間に曇ってゆく。
先程の威勢も忘れてしまったかの様な口ぶりで、

「‥‥‥ならいい」

ふい、と明後日の方を向くと、そのまま奥へと引っ込んでしまった。

「…カヤ様」

男はその後ろ姿を眺め、沈痛な面持ちになる。
そして少女が去ってしまった後も、瞼を伏せ、その場に立ち尽くしていた。

まるで―――何かを憐れむように。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、精霊術設定登録、パーティ登録
精霊術の習得
精製:増幅 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 具現 のLvが上昇! [0→1]
アイテムの購入
GPが不足しているため アイテム精製の極意 Lv1 を購入できなかった……
GPが不足しているため 匠の技 Lv1 を購入できなかった……
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの精製
[No.26] にアイテムは存在しません……
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
精度 が上昇! [10→20]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [0→5]
精度 が上昇! [10→15]
メッセージ送信
ロジェ [48]1件 のメッセージを送信!
猫様 [118]1件 のメッセージを送信!
ルー [198]1件 のメッセージを送信!
ソータ [433]1件 のメッセージを送信!
オッズ [547]1件 のメッセージを送信!
クラージュ [690]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

クテラ [238]
「……へ、え!?」
「わ、かわいい……。こんにちは、小さなお嬢さん。僕に何か、ご用事ですか?」
「……? えと……大丈夫、みたいですね。人違いか何かでしょうか? もし、困ったことがあるなら何でも相談してくださいね。僕もこっちに来たばかりだから、あまり役には立たないかもしれないけど、困ったときはお互い様ですから」
「あ、う、うーん……そっか、普通の子から見たら変に見えますよね」
(商人に貴族……さ、最近の子供はすごいんだなぁ……)
(うーん……こんな小さな子に犯罪者だとか、婦女暴行なんて事は言えないし……)
「ええっとですね、色々と事情はあるんですけど、要するにこの人はとても強い人狼さんなので、僕が一緒にいても大丈夫なようにしてもらうために、こういう大変な封印を施してもらったんです。僕とこの人は、一緒に故郷から冒険者になるために出て来たんですよ」
(それから何度か、ふと考え込むように瞬きを何回かして見せたあと、あれ、と何かに気がついたように口を開く)
「……もしかして、協会にいるってことは……え、こ、こんなに小さな子が冒険者……え、え?」
カエデ [312]
(あら、なんだか思った以上にじゃじゃ馬なお嬢さんなのねえ)
「カヤ…ね? 覚えたわ。」
(神足り得る…?)
カエデの耳がピクリと動く。
(…ふぅん?
 ますます面白くなってきたじゃない)
「助かるわ。
 これからよろしくね、カヤ。」
「もう独り旅続きで退屈で死にそうなところだったのよ。
 カヤはひとりで退屈になったりしない?」
ナッツ [376]
「あら、あなたは…」
「先住民の方かしら?さすがは冒険者の集まる場所というだけあって色んな人がいますわね」
「こんにちは、私はアドナー・ナッツァ・ダンピール二世と申しますわ、よければ少しお話しませんこと?」

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーカエデ
 [E-No.312]
カヤ
 [E-No.355]
オッズ
 [E-No.547]
エルレ
 [E-No.661]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢11歳身長143cm体重34kg
大陸南方の未開の地に住まう先住民族の少女。
「神足り得る者」として一族に崇められている。
その身体に流れる血には精霊を引き寄せる力が有り、血印を描くことで対象の精霊力を飛躍的に増幅させる。

一族の信仰する神(精霊)に生き神として認められるべく、精霊協会にて精霊術の会得、及び心身ともに鍛えることを課された。

態度は無駄に尊大。性格は負けず嫌い。
自分を中心に世界が回っていて当然だという考え。自覚なしに傲慢。タチが悪い。
普段はそれらしく振舞ってはいるものの、中身はまだガキんちょ。無知。

なまにくだいすき。むしゃむしゃ
チビとか小さい言うとキレます。

***

一人称 我 二人称 ぬし、きさま 三人称 あいつ

\メッセ歓迎/

アイコン一覧

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サブプロフィール

神は言った。
止まることなかれ。
留まることなかれ。
戸惑うことなかれ。

咎めることなかれ。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200300
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
000000104.03

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
29精製魔力譲渡10101010【血証】煙る鏡海
237精製増幅10101010×
30精製武器魔力付与20--20--【血印】羽ばたく猛蛇

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
熱槍トシュカトル
石を研磨して作られた槍。その血脈は心を蝕む。
2110010
スロット1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
瑕輪ティトラカワン
首に嵌めている金属製の輪。その傷跡は憎悪を呼ぶ。
210020
スロット1
スロット2
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
輝輪イパルネモアニ
左足に嵌めている金属製の輪。その輝きは敵意を弾く。
210515
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力135110505597125
補助0000

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
所持アイテムはありません
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