精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.115 (第3回:2012/9/29)

E-No.115

本名:橋守見習い
通称:ヘルゲ

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ


初代の橋守は、奴隷出身で、巨人に捧げられた生贄だった。

先々々々代の橋守は、
竜と取引をして、この場を去ったのだと。
先々々代の橋守は、
ラナンシーに恋をして、彼女と共に生涯の幕を閉じたらしく。
先々代の橋守は、
数多の魔女をこの橋から突き落とし、最後には息子に突き落とされたようで。
先代の橋守は、
妖精に借りがあり、その借りは未だ返していないと聞く。
そして、当代の橋守には、
妖精狩りを目論む弟がいた。

不思議な事に、橋守というものは魔性の者との関わりが深い。
この、橋守になり損ねた世間知らずもまた、それらと根深く結び付いている。




九年前の話になる。
その世間知らずが一番最初に見た妖精は、取り替え子。ただの通行人だった。



ーーーー"ありがとうございます。また、いずれ。"

その顔は、子供のらくがきを描いたような、簡素な仮面に覆われていた。
しかし、当時の橋守はというと、まるで気にする様子もなく名前を訊ね、適当な世間話を始めた。
同じく適当な返事を返され続けていることにも気付かない素振りで、
橋の両端にある二つの国それぞれの噂をべらべらだらりと垂れ流す。
そして、そのまま道を開けた。通行人もまた、すれ違って向こう側へ。



"あんなものを通したら、橋守の意味がないじゃないか。"

傍で見ていた少年が言った。通行人の背中を指差して、橋守を問いただす。


"私はな。門番が嫌いなんだ。だから、門番の仕事はしない。"
"ここに座って、一日中ずうっと、無駄話をするだけさ。"

"また、そんなことを"と、少年。
"犬でも猫でも魔物でも、竜でも、いくらでも通ればいい"と、橋守。
そんないい加減な態度のまま、隠しもせずに大きなあくびをひとつ。
続けざまに伸びをして、スコップの柄で石畳をまたひとつ叩いてみせた。



"どうして、あれを通したくないのかね。"

"ジジ。翅のある人間はいない。"

カツンカツンと音が間を縮めていく。
橋守は口を閉ざすと、一度手を止めた。当然、音も止まる。



"では。先代のように突き落としてみせなさい。"

その言葉に、少年は振り返ってみた。
一本橋のようなそれの先、遠くとおくに通行人が見える。



少年は、何もしなかった。

理由は単純なもので、それには理由が必要だった。
少年には、その背中を突き飛ばすほどの正義感もなければ、対する恨みもない。
当時は確かに、妖精のことなど、どうでもよかったのだ。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
精霊術の習得
増幅:防御 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 増幅 のLvが上昇! [3→4]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [10→20]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
精度 が上昇! [10→20]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
精度 が上昇! [10→20]
メッセージ送信
イヴァン [7]1件 のメッセージを送信!
イクス [146]1件 のメッセージを送信!
ローレル [229]1件 のメッセージを送信!
クラージュ [690]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

ミル [122]
「はじめまして。
 綺麗な絵、ありがとう御座いました(ぺこり)」
「って…ここで言って良かったのか、分からない、けど。
 一言だけ、伝えておきたかった、から。
 ……突然ごめん、ね?」
「遅くなったけど、自己紹介。ミル・エピカ、です。
 そのスコップ……貴方はもしかして、落とし穴職人、さん?」
黒さん [183]
ステキな楽器絵をありがとうございました。
お礼に少しだけ聴いてもらえるかな?
アイコンも気長に待ってます。
カナタ [367]
とっても素敵な感じに私の木槌を捉えて頂き、ありがとうございます。

気分も変わって、うまく使いこなせるような気がしてきます…。

ところで、お名前とクラスが同じように思うのですが、何とお呼びすれば良かったでしょうか…
お声をお掛けしたのはこちらなのに、失礼な言い方で申し訳ありません。
ゲルハルト [551]
紋章のようなものが刻まれた箱が、貴方に届けられた。
貴方がそれを開けたなら、中には幾つかの贈り物と、感謝の言葉が綴られた小さな紙片が入っているのが解るだろう。
イディ [552]
一通の手紙が届いた……
「この度は素敵な贈り物を頂きまして、ありがとうございました。大切に使わせていただきます。
貴方の旅路に幸多からんことを祈って――」
念静 [641]
道を歩いていると、見知らぬ女がいきなり近づいてきた。
 
「そのほう、
 どうしてそんなものを持ち歩いておるのだ?
 この辺りに何か埋まっておるのか?」
「・・・もしやとは思うが」
(声を潜めて、手の親指と人差し指で円を作った)
「コレか? ・・・埋蔵金か?」
「十七代目。
 今時そんなもの埋める者はいません」
「だからこそはるか昔に埋められたものかもしれんだろうが。
 分かっとらんのう」
「あ、ちなみに我の名は念静という。
 ここで会ったのも何かの縁だ、掘り出し物が何か教えてくれてもよかろう?
 あとその方の名前もな」
「十七代目。下心が見え見えです」
「かげまつは少し黙っておれ」
ヴェル [898]
(PL:素敵なアイコンをありがとうございました。さっそく今回から使わせていただきます。)

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーヘルゲ
 [E-No.115]
ローレル
 [E-No.229]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢19歳身長162cm体重54kg
ヘルゲ・ベルケ。とある橋守の孫息子。

橋守の仕事は七つ離れた姉が継いだため、お役御免となった。
それ以降は、いち冒険者としてその辺りを巡っている。
五人の道連れと共に旅をしたこともあったが、今となってはおひとり様。

過去に一度、妖精に近付きすぎた代償か、
齢15の頃から正しい時の流れを見失ったままでいる。


目的はふたつ。

ひとつ、"七日橋"の存続を賭けた勅命を遂行すること。
ふたつ、ある五匹の妖精の内の一匹、その首を斬り落とすこと。

アイコン一覧

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サブプロフィール

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【五匹の妖精達】

過去の友。

一匹は隠し事の多い秀麗なエルフ。
一匹は裏表の激しい心身腐ったハルピュイア。
一匹は集団意識ばかり強い寂しがりのスプリガン。
一匹は辞書に載っているような事しか言わないフェアリー。
一匹は外見も中身もひねくれた死にたがりのキキーモーラ。

一匹には想いを寄せられ、
一匹には三度騙され、
一匹には友達でいようねと言われ、
一匹には見透かされ、
一匹には何年も会っていない。

ーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200200
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
5.0300000000

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
1増幅強打40------××
2増幅連撃----40--××
3増幅防御------40×

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
埋葬スコップ
橋守の仕事道具。刃のように研ぎ澄まされている。
212000
スロット1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
手袋(死臭付き)
革製。新調したほうがいい。
210020
スロット1
スロット2
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
赤帽子(刺繍付き)
代々橋守に継がれてきた帽子。裏地には歴代の名がところ狭しと縫い付けられている。
210020
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力139105505295128
補助0000

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
所持アイテムはありません
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