精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.354 (第3回:2012/9/29)

E-No.354

本名:ハーム・ユナクロイツェ
通称:ユナ

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
協会本部を見下ろす位置にある山の上。少し開けたその場所に、少女と黒猫は足を運ぶ。
「ん、もう良いかな。多分、誰も居ないと思うよ!」
「…封印を取るね?口だけで良い?」
黒猫は器用に爪を使って、少女の口をふさぐ、のっぺりとした黒い封印を引き剥がす。
少女は二三度大きく息を吸って、黒猫に微笑みかけた。
《ありがと。…じゃぁ》
「うん、良いよ。今日はどんな曲なの?」
少女は応えず、すぅ、と息を吸い込んだ。紡がれる旋律は初めて聞くような、懐かしいような…言葉も解らない、透き通るような音の連鎖。いつもはおしゃべりな黒猫が黙るのはこの時くらいだろう。
《――――、――――》
少女は歌うのが楽しくて仕方が無いといった表情で、空に向かって歌っている。
ああ、僕がすきなのはこの声、この音なんだ、と黒猫は唐突に思う。この歌を聴いて、彼女についてきたのだ。唯一、彼女の歌を歌として聴ける自分が。たった一人の観客として、彼女についてきたのだ。
(ユナはいつも楽しそうだけど… そろそろ、か。)
異変が起きた。周囲の木々が、いきなり5m近くも成長した…いや、引き伸ばされた。ミキミキ、と歪な音を立てて、密度の少なくなった部分から木がぐにゃりと曲がる。
黒猫は悲しいような、さびしいような目でそれを見つめる。彼女が歌えばいつものことだ。彼女の歌は、世界を狂わせる。
切り株が切り株のまま成長していく。上空を飛ぶ鳥から何かおぞましい生き物の足が生え、重みに耐えかねた鳥がぼとりと落ちてくる。20cm四方の箇所に大雨が降り始めた。蝶の片羽が燃え落ちる。
たった1分。それだけで、その地に異形が満ちていく。
地面から土色の何かが這い出し、それが明らかに人間の腕だと気づいた時点で、黒猫はユナの頬にそっと手を置いた。
《―――あ。》
「ユナ、もうそろそろにしておこう。」
目を開き、己の引き起こした惨状を見ても表情は変わらなかった。
《――うん、ありがとう。もう、やめとく。》
「きれいだったよ、ユナ。また来ようね。」
《うん、また来よう。》
ユナの口に黒い封印を施しながら、黒猫は何とも言えない気持ちになった。
「お金を稼いだら、封印の魔法陣も新調しようね。新しい服も買おうね。」
《うん、そうしよう。ヨルには蜂蜜、私は燻製卵を買おう。》
たわいの無い話をしながら、二人は山を降りていく。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録、装備設定登録
精霊術の習得
精製:増幅 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [3→4]
アイテムの購入
霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの送付
シンクレア [274]ゴブリン銅貨 を送付!
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 失敗 [20%]
フェイント Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
攻撃 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]

メッセージ

リザ [698]
 奇妙な剣を下げた少女が、街をうろうろと歩き回っている。
「猫さんでした」
「何がだ」
「例の挨拶王決定戦のあれですよ! 猫さんに足形が付いてましたっ!」
「だからこうやって猫探ししてる訳かよォ! やってられねェ!!」
「テオくん煩いですよー、もう。……あら、もしかしてあの子だったりしますかね」
「……連れの女は、なァんか妙な格好してッけどなァ?」
「大丈夫ですよ、猫さんと一緒ですし!」
「何その根拠の無い理由!?」
 剣のツッコミは無視して、リザはハームたちを見つけ、近づいた。
「こんにちはっ。掲示板で、参加表明してた方です?」

トレード

シンクレア [274]
100GP を受け取りました!
「ユナさんは、精製が出来るのかしら。
 原石の購入と精製をお願いしたいんだけど、いいかね?」

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーシンクレア
 [E-No.274]
ユナ
 [E-No.354]
ロロ
 [E-No.398]
テン
 [E-No.508]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢17歳身長156cm体重39kg
その声は毒。
その手は魔。
その身は人の手に余る。
水色の瞳に水色の髪、年齢は十台後半のよう。
空気に溶け込みそうな程色が薄い。

身に着けているものは同じく白い、ずり落ちそうなワンピースと、
無骨な手錠とガムテープ…もとい口の封印である。

肩には友人の黒猫・ヨルを連れている。

性格は好奇心旺盛。だが通常の手段では喋れないため、ヨルを介して喋ることが多い。
歌と音楽と睡眠、そしておつまみのような食べ物を好む。

その突然変異の体質から、異形のモノ、醜悪なモノに関しても顔色一つ変えずに対応する。
長らく他人と交流せず、また他人に触れることも無かった為、
ある程度のコントロールが出来るようになった今、交流や接触を欲している。

主にその異常な「声」を用いて戦う。
魔の声は、聞いたものに様々な異常を与える。

精霊協会に特例で合格(実際は管理下に置かれている?)し、
仕事をしてお金を貰うという当たり前の生活に感動を抱いている最中。


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突撃メッセは大歓迎です。返せる範囲で返していきます。
こちらから突撃することもあるかもしれません。
喋れないのですが、ヨルと一緒に居れば喋ることが出来ます。
居なくとも何らかの手段で意思を伝えられると思います。
基本、本能に忠実なので、そこはご愛嬌。

アイコン一覧

1234

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200200
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
000000005.03

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
29精製魔力譲渡10101010極彩色のマナの雨
237精製増幅10101010×
30精製武器魔力付与20--20--変性接触《武》

装備品

主力:遠隔(武器)LvCP攻撃防御精度
【魔唄】---Mistique---
彼女の武器として機能する、魔の歌声。何を引き起こすか解らない、ゆったりした曲。
2110010
スロット1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
猫の手
借りたいときには常に傍にある
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
白いワンピース
肩から滑り落ちそうな、大き目のワンピース。
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1101352527123101
補助0000

所持アイテム (2/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉フェイント Lv1(武器)100
2素材ゴブリン銅貨25
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