精霊伝説
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E-No.34

本名:エウシュリー
通称:エウシュリー

【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
Prologue V


負けたなら責任は如何に取るのか。死んだなら如何とするのか。
続けて吐かれた言葉は、さしものエウシュリーさえ眉を潜めざるを得ないものであった。

居並ぶ将兵達は、今こそ祖国に忠義する時と、戦意を滾らせている。
彼らを激励し、我もまた勝利の為に邁進せんと発奮する姿こそ、然るべきではないのか。
今、この指揮官が晒した心根は、一軍を率いる者として、およそ相応しからぬ醜態に他ならない。


彼は貴族であった。
加えて、その血筋は前皇帝の縁戚にあたる。
世が平時なら、歴とした皇位継承者として、喝采の対象たりえた筈だ。

しかし、戦乱絶えぬこの時代において。
国家の頂上へと君臨するには、彼は余りにも無能に過ぎた。

「血筋だけが取り得の凡庸」

自らがそう評されていることを、彼は知っている。

故に。
手柄を立て、劣等感を払拭し、自身を英雄たらしめんと。
領内最難との呼び声も高い、要衝ルガディラの防衛へ志願したのである。
名声への欲求を抑えきれず。唯一、歪んだ自尊心を、その貧相な身体に抱いて。

勿論、仮にも指揮官の地位に座すもの。
敵の前に、どうにか己を奮い立たせようと、努力はしたはずだった。
ただ、アベストルスが、そのちっぽけな克己心を吹き飛ばして、なお倍する勇壮さと苛烈さを備えていただけ。


決定された戦案は、撤退。
それも、自らの命を最優せんがため、将兵を後備に。
最強の防御たるエウシュリーを近衛として配し、追従させるという。


我が楯は、貴様一人を救うためにあるのでは、断じてないと心得よ。

そう一喝できたなら、指揮官はその不埒な口を噤んだに違いなかった。
24の会戦を経て、今や『城壁』の放つ威圧感は、一言で常人を昏倒させるまでに研ぎ澄まされている。

されど。
彼女の奉じた騎士の道は、目上の名誉を傷付けることを許さない。


そして何より、他ならぬエウシュリー自身が、彼を弱者と認めてしまったのだ。


騎士道において、遵守すべき規範の最たるは、弱者の救済。
経緯や背景とは無関係に、騎士は「弱きものを護る存在」でなければならない。
これは、他の何よりも優先される絶対事項。そう────例えば自分の生命を、代替にしようとも。


「……」


ひとたび死守を命ぜられれば、完遂してのけるだけの自信があった。
アベストルスの突撃を、一撃の下に、その陣形ごと半壊させるだけの確信があった。

しかし、今の私は殿(しんがり)さえ務めること叶わぬ。

握り締められたガントレットが、断末の軋みを上げる。
鈍く響く鋼音は、今まさに張り裂けんと呻く自身の理性を、懸命に叱咤する彼女の心象にも思われた。


「了解した。ただし、条件がある」



Prologue V out ...

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、精霊術設定登録、装備設定登録
【イベント】コロシアム
精霊術の習得
放出:魔力の槍 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 結界 のLvが上昇! [2→3]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [1→2]
精度 が上昇! [10→20]
同調によって 補助 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [5→10]
精度 が上昇! [5→10]
同調によって 防具 のLvが上昇! [1→2]
防御 が上昇! [3→6]
精度 が上昇! [7→14]
メッセージ送信
ネム [197]2件 のメッセージを送信!

メッセージ

[143]
遠巻きに、携える盾を眺め見て、暫しの後に。
「……それは……普通の金属、か……?」

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーエウシュリー
 [E-No.34]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢17歳身長172cm体重68kg
「汝が征く手を遮るは、十重の城壁と心得よッ!」


エウシュリー=エルデフレイア

【Profile】
ここより遥か彼方、とある皇国に仕えしハイランダー。
ハイランダーとは高位の騎士のみに与えられる称号のこと。

『城壁』の異名を持つ。

【Personality】
歴とした騎士の家系に生まれ、将軍である父のもと厳格に育てられた。
彼女は礼節を重んじ、道徳を知り、武門に優れ、強い信念と無私の勇気を持つ。
けれど、それでいて決して自己に溺れることのない、正しく騎士道を体現する者。

国において、最強の楯と謳われた一人である。

【Recent state】
こと防衛戦に限り、生涯を通して無敗を誇る、帝国屈指の騎士。
だが、とある戦争において、上官の誤令が原因で多数の部下を失ってしまう。

彼女は引責し、軍を除隊。
上官の顎に強烈な一撃を見舞った後、
辺境とされている精霊協会への左遷を申し出た。

【Ability】
防衛に特化した重装歩兵。
身の丈ほどもあるタワーシールド『アイギス』を愛用する。

※アイコンはたくみさんに、プロフ絵の肌色はナナてんてーに塗って貰いました。
\ありがとうございます/

アイコン一覧

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サブプロフィール

神域『アイギス』


全長:180cm
重量:36kg
形態:タワーシールド

エウシュリー固有の大楯。
人による武装ではなく、星に鍛えられた神造兵器。

人類が共通して抱く、「生存への祈り」を防御という概念に変換する。
防御能力は、祈りの強さと総量の、累乗に比例して算出される。
この特性から、所有者は人々の命を護る立場であらねばならず、
同時に、人々から信仰される対象であらねばならない。

信仰によるバックアップを最大限に受けられるのは、
皇国領内での防衛戦に限られるが、その状況で用いられた場合、
この楯が発揮した防御能力を突破しうる手段は、事実上存在しない。

現在は皇国領内にないため、比較的頑丈な楯、程度にまで劣化してる。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1000000010200200
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0104.0300000

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----40--
11結界障壁結界------40Defensio【unum】
12結界反射結界40------Deprehendo【unum】

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
ガントレット
フルプレートメイルの腕甲部分。同じく魔法金属製。
210020
スロット1
スロット2
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
神域『アイギス』
神により造られた大楯。特殊能力を持つようだが...?
2101010
スロット1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
フルプレートメイル
防衛特化型の重装甲冑。魔法金属製。
210614
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1051155057110112
補助00110110

所持アイテム (0/25)

No種別装備アイテム名価値
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