精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.14 (第8回:2012/11/3)

E-No.14

本名:フラガラッハ
通称:フラガラッハ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
「兄上は、本当に外国に行ってしまわれるのですか?」
不安げに妹が尋ねる。内心、来たな、と思う。
出来る事なら、妹とはこの話はあまりしたくなかった。
「父上達の許可も頂けたからね。なに、外国と言っても、一生会えない訳でもないんだ。深刻に考える必要は無いよ」

僕の異文化好きは昔からのものだ。留学したいと言い出した時も、父上達は驚きはしなかった。
少しばかりは反対されるかと思ったけれども、妹の事もあってだろうか、案外すんなりと許可は下りた。

「でも、兄上…」
縋るように見上げてくる。
「私は、兄上が外国に行っている間に、婚約させられてしまいます」
妹には婚約の話が持ち上がっている。
僕もその話し合いの場に居合わせたけれども、相手はそこまで歳が離れている訳でもなく、他に妻もいない。
そこまで悪い話では無いように思えた。
「婚約の儀には参列するよ」
「兄上!」

耐えかねたように、妹は大きな声を出す。
そういう話では無い事は分かっていたけれど、だからといって、何と言えばいいのだろう。

「兄上、私は…!」
彼女の大きな瞳から、涙が溢れる。
「私は、兄上以外の男性の元に嫁ぎたくありません!」
そう言って、妹は僕に抱きつき、泣き崩れる。
温かい体温と、柔らかい肉体を感じながらも、僕の心は不思議と何も感じなかった。
子供にそうするように、頭を撫で、落ち着くのを待つ。

血を濃くするという意味では、近親婚は禁じられている訳では無い。
だが、あまり血を濃くしすぎても人の形を成さないものが授かってしまうし、ただでさえ、僕は兄弟の中でも血が濃い。
それなのに、婚姻というカードたりうる妹を充てがう事は、損得で言うならば、得が無いのだ。

そう、得が無い。
僕は妹と同じ気持ちでは無い。
彼女は僕にとっては妹であり、女性ではないのだ。

「あまり、僕を困らせないでおくれ」
出来るだけ、優しく囁く。
「時期が時期だからね、お前から逃げるように思ってしまったかもしれないけれど、そういうつもりは無いよ」
それは、ほんの少しだけ嘘だ。
彼女は悪くないし、僕も悪くない。
だから我慢してくれとは言いたくないが、結局はそういう事になる。
「僕はまだ、妻は欲しくないけれど、幸せな妹は欲しいと思うよ」

だから、幸せになってくれ、というのは自分勝手だろう。
しかし、相応しい言葉は見つからない。

「もう、一生会えない訳でもないんだから」

気休めの言葉しか、見つからない。


     *      *      *


目が覚める。
まず、周囲の様子を確認し、特に問題が無い事を認めつつ、念の為に寝間着のフードを目深に被り直す。

昔の夢を見ていた気がする。
結局、一生会えない事になってしまった妹の夢を。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】ペアマッチ
マーケット出品
アンヌ [537]睡眠活性 Lv1 を売却! [+150GP]
精霊術の習得
具現:魔剣具現II を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [75→80]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]

具現:精霊召喚II を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 具現 のLvが上昇! [11→12]
アイテムの送付
ヘルム [109]土の支配者 Lv1 を送付!
メーア [50]霊玉原石 Lv1 [+1] を送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
攻撃 が上昇! [36→39]
精度 が上昇! [24→31]
同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [30→35]
精度 が上昇! [30→35]
同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [48→56]
精度 が上昇! [12→14]
霊玉の装備
【主力:スロット1】ウェポンブレイク Lv1 を装備!
【主力:スロット2】魂喰らい Lv1 [+1] を装備!
【補助:スロット1】[No.1] にアイテムは存在しません……
【補助:スロット2】魂喰らい Lv1 [+1] は「防具」には装備できなかった……
【防具:スロット1】魂喰らい Lv1 [+1] は「防具」には装備できなかった……
メッセージ送信
メーア [50]1件 のメッセージを送信!
マリー [82]1件 のメッセージを送信!
ヘルム [109]1件 のメッセージを送信!
ロバート [406]1件 のメッセージを送信!
ミズミ [782]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

ヴォルフ [61]
「うん。うん? …ああそうだねっ。犬は好きだよ、最古の友にして従順なる家畜
盲従の象徴ともされ人によっては蛇蝎の如く嫌われていたりもするけれど、───いや、あのモフモフの毛並みは何ものにも代え難い」

「毛足の長いもの、単一色のものもいいが模様のあるものもいいね。巨きなもの、短躯のもの、スラッと足の長いもの、短いもの……そら、こんな仔はどうだろう?」

そう言って少年がコートを翻せば、何処に隠れていたのか、毛足が長く栗毛に斑模様の短躯の仔犬が飛び出してきた。

「ハッハッハッハッ…」



「ふむ。特別由来のある品という訳ではないのかな。
何にも染まらない黒、ね。…というよりは多分其処まで考えてるひとが少ないだけだと思う」
ヘルム [109]
「その通りだ」

当然の反応にヘルムは満足気に、
そして鷹揚に頷いた。

しかしフラガラッハが吹き出したので
態度が急変する。

固く握った拳を振り上げて
殴打しようと思ったが相手の鎧を見て
思いとどまった。

そのまま腕を組み、引きつった笑みを浮かべる。

何とかフォローを受けてその笑みがドヤった際に
フラガラッハが再度吹き出したので。

「身の程をわきまえよ!」

ヘルムは今度こそ
魔力の槌でフラガラッハの腹部を殴打した。

「フン。少しは落ち着いたかね?
何か言いたい事があったのだろう。
もう一度言いたまえよ」
ネロ [176]
逆に話し掛けられてみれば、
意外にも(失礼)物腰は穏やか。

(あ、見た目とは違って、なんだかいい人? っぽいですね、この方)
(人……ですよね、たぶん。中に入ってるのって。
 中身がどんな方なのかは想像つきませんが、
 少なくとも悪い人ではなさそうです)

なんて考えながら、ひとつ息を吐きました。
安堵のやつ。

「あ、えーと、確かにその通りなんですけどね、
 どうして分かったんでしょう?」

とりあえず、持ってた紙切れを、顔の前でぱっと広げます。
そこには何やら「似顔絵」らしきものが描いてありました。
見た感じ、お世辞にも上手とは言えそうにはありません。

「私、今、母さんを探してるんですけどね、
 こんな感じの、私と同じ緑色の髪のエルフさん、
 どこかでお見かけしませんでしたか?
 あちこち訊いて回ったりしてるんですが、一向に見つかる気配がないんですよね。
 もし「あ、こんな感じの人見たな」って記憶がありましたら、
 教えて頂けるととても嬉しいですね!」
レディアン [262]
「俺の…不定形はまぁ面白い部類に入るか。もらい物で由来は知らんは魔法の品らしい、
先ほどの教授の礼にいくらでも触らせてやりたい所だが、性質のいいものではないからな。
いいのか?案外自由が効くのだな。
騎士だのなんだのというのはもっと縛られているものかと思っていた。」

「立派な鎧を着た奴はそこらじゅうに居たが、街中で兜を被り通しは少々違和感があったからな、顔を見せられん事情はあるのだろうがな。」
「罪人か否かなどは俺の知ったことか。他人の定めた法の上では罪人であろうがそれに従うも、従わぬも己の自由だろう。少なくとも俺は従わずに好きにやっているが。」

薄ら笑いで答えるが、相手の行動に多少警戒を覚えたのか携えた血色の得物が蠢く。

「素性を知られると斬るに値する事情があるとだけは知れたな。
文字通りの鉄面皮でも読めることはあるのか。
欲を言えばその鎧の攻略法をもう少し思案したかったが、殺し合いか?」
とき [431]

「なるほど、確かに対峙する立場ではないですな。甘受して良いのかまでは悩ましくあるが‥」

此処で論じても仕方ないな、と肩を竦めた。

「極東から見れば何処も西、その逆ならまた然りか。要領を得ない問をかけてしまったかな」

そのまま僅かに自嘲めいた響きで続け、少し首をかしげて表情を緩めて見せた。



「仮面の君にこう云うのもなんだがかなりの慧眼と見える。本来はお察し通り騎乗しながらあてがうものだ」

笑みに応じ、白兵戦も兼ねられるように作られているから重量は控えめだけどな、と付け加えながら再び刃を袋に収める。
取り出された刀剣に対し、実際に斬鉄の剣であったらどうしようかと思ったと軽口を叩きながら視線を落とす。

「此方に来てから見る機会は増えたが、両刃のひと振りか。繊細に設えてあるようだが‥共にして、長いのか?」

またも焦点定まらぬ問い。然し、少なくとも一度は欠けた柄に視線が注がれたようではあった。
クラージュ [690]
「こちらこそ、よろしくお願い致します」
ゆるり、とした動きで右足を後ろへと引き、右手は体の前に添え
「ところで、そのご紹介いただける同行者の方々の名前や外見的・内面的特徴なんかをお教え願えますか?」
「さて、どうでしょうか? 何やら特殊な精霊術で磨くようですが」
「わざわざ黒塗りにした、ということは何か理由が?やはりこう、威圧感とか威嚇とかそんな感じでしょうか」

トレード

メーア [50]
魂喰らい Lv1 [+1] を受け取りました!
マリー [82]
ウェポンブレイク Lv1 を受け取りました!
「私には扱いづらく……
 フラガラッハ様なら、使用する事が出来るのではないでしょうか?」

イベント(武術会【混沌杯】)

イベント名
パーティ名
メンバー神羅
 [E-No.3]
フラガラッハ
 [E-No.14]
ホリィ
 [E-No.369]
リザ
 [E-No.698]

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーフラガラッハ
 [E-No.14]
ヘルム
 [E-No.109]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーフラガラッハ
 [E-No.14]
メーア
 [E-No.50]
マリー
 [E-No.82]
ヘルム
 [E-No.109]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢???歳身長180cm体重???kg
常に黒い全身鎧を身に纏った男。
顔や肌を人に見せる事や、自分の過去を話す事を好まない。

ヘルムフリート(ENo.109)に同行者として勧誘され、彼に家臣のように従う。
人に仕える事に慣れている様子があるが、たまに気が利かない。
争い事や揉め事を避ける反面、非常に警戒心が強い。

鎧はさほど高価なものではない。金属を黒塗りしたものに、いくつか術式が彫られている。

最近料理の特訓中であり、お菓子作りにハマっている。

アイコン一覧

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サブプロフィール

■つくねヒャッハー
武術会に現れた謎のつくね。
フラガラッハと名前が似ているが全くの無関係。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012801150
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
00000012.7800

素質

素質素質素質素質
スタミナアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
22具現精霊召喚10101010××
22具現精霊召喚II20202020××
44具現治癒精霊召喚--40----××
1383具現火の行使40------××
1388具現水の行使--40----
1398具現土の行使------40
23具現魔剣具現10101010××
23具現魔剣具現II20202020××
61具現魔斧具現40------××
63具現魔弓具現----40--××
262具現魔槌具現------40××

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
ボゴロージツァ
聖別されしみ母の骸。
7339031
スロット1ウェポンブレイク Lv1
スロット2魂喰らい Lv1 [+1]
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
カリス
棺たる鞘。
7303535
スロット1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
アーク
黒い。
7305614
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1571315066155119
補助0000

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
魂喰らい2
ウェポンブレイク2
霊玉名(武器・防具)同調値
睡眠活性5

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (8/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1ウェポンブレイク Lv1(武器)(両手のみ)100
2霊玉主2魂喰らい Lv1 [+1](武器)100
3精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
4精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
5素材狼の牙25
6素材狼の牙25
7素材精霊兵の破片75
8素材ゴブリン銅貨25
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