精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.700 (第8回:2012/11/3)

E-No.700

本名:雛神 由依
通称:由依

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
僕が魔女の巣窟に入り込んで数ヶ月が経った。
雨の続く日々を越え、朝夕がほんの少し涼しいと感じる時期になった。
もう少し経てば更に寒さは増し、雪がチラつき始めるだろう。
これから来る周囲の変化に思いを馳せ、同時に気が重くなる。

僕はいつまで魔女に関わらないといけないのだろうか。

理不尽の何ものでもない命令を受け、それから彼女の傍で専属のお手伝いさんのような扱いで日々を過ごしてきた。
今日までの事で解った事がある。
13班は案の定、普通の処理班ではなかった。
上層部からの命令に従い、任務をこなすわけじゃない。
どこから来たのか、誰の依頼か判らないものを魔女――雛神由依が独断で判断し、首を突っ込む。
解決するのではなく、首を突っ込む、だ。
この数ヶ月でいくつかの事件に介入することになったが、どれもが僕の理解を超え、悲惨な出来事が起きた。
目を背けたくなるような事件だってあった。それを雛神は見て、触れて、笑い、やがて終息させる。
その一部始終を横で見ていて、彼女が魔女と言う名で呼ばれる意味を少し解った気がする。
全ては理解できないだろうし、したくもない。
アレは根本的に僕らとは違う生き物だ。そう思い込む事にした。
でないと、誰も彼もを――人を信じられなくなりそうだ。

終わりの見えない悪夢に自然とため息を付く。先日、同僚にため息の数が増えた事を指摘された時は頭を抱えたくなった。
何が原因だなんて思案する必要すらなく判るのが悲しい。
ため息を付くと幸せが逃げる、なんていう話を聞いた事があるが僕は向こう何年の幸せが逃げたのだろうか。考えたくもない。

負のスパイラルに陥りそうな思考を無理やり中断する。これ以上深みに嵌まると虚しくなるだけだ、やめよう。
気づけば長い廊下の終点、13班と名札の付いた扉の前までやって来ていた。
心の中で願う。
今日も何事もなく終われば良い。雛神は退屈だの、面白いことがないかと言うだろうが、変な事件に巻き込まれるよりは遥かにマシだ。僕は適当に彼女のお茶を用意したりしながら、やるべき仕事があるならそれを片付けてしまおう。

ドアノブに手を伸ばした時にふと気づいた。

中で誰かが喋っている?
思わず手が止まる。僕が配属されてから今日まで、他の誰かが室内に入ってきた事は稀だ。
朝のうちにというケースは今までにはなかった。
嫌な予感がする。なのにそれは当たりだ、と誰かが賞賛しているような錯覚を起こす。
今すぐ踵を返して、自分のアパートに帰りたいと強く思うがそうもいかないだろう。
後の面倒を考えれば答えは一つしかない。

ひんやりとしたドアノブを捻り――、

「おはよう、ございます」

挨拶をしながらドアを開けると、最早見慣れた室内が僕を迎え入れる。
程よく調節された空調。かすかに鼻腔をくすぐる柑橘系の香り。
全てがここ数ヶ月変わることのないものたち。

「あら、御機嫌よう」

そこに見たことのない二人の人物。

いや、正確には知らない人物と、知ってるはずの人物。

「…………」

「お気に入りの殿方が来ましたよ、お姉様」

紫の髪を右は青、左は赤のリボンでゆるくまとめた少女がニコニコと話しかける。
お姉様と呼ばれた方は銀色の髪を両方とも黒のリボンでツインテールにし、笑う少女と同じ髪型にしている。互いに黒に白いフリルがあしらわれた同じロリータワンピースを身に付けている。
お揃いの衣装を着た双子のようだが、精巧に作られた人形のような相貌は明らかに違う。
柔らかに笑う片割れの横で、一人は心底面白くない顔をしながらこちらをちらっと見てきた。
視線で何見てんのよ、と訴えてくる。

別に見たくてここにいるわけじゃない。それ以前にこっちは聞きたい事がある。

頭が痛くなるのを感じながら僕は見たこともない格好をした人物にこう聞くしかなかった。

「何をやってるんですか、由依さん」

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、精霊術設定登録
【イベント】コロシアム、ペアマッチ
アイテム換金
狼の牙 を換金! [+25GP]
精霊術の習得
放出:睡眠の槍 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [25→30]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
スキルの鍛練
鍛練によって 放出 のLvが上昇! [7→8]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
攻撃 が上昇! [49→57]
精度 が上昇! [11→13]
同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [25→28]
精度 が上昇! [35→42]
同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [25→30]
精度 が上昇! [35→40]
メッセージ送信
ロット [101]1件 のメッセージを送信!
ユミル [194]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

シルバ [196]
「そっかぁ。なんつーか、記憶喪失っていうより頭の中ごっそり付け替えたような感じなんだな。これじゃ俺がいくら話しても思い出せないんだろーなぁ。」
「記憶を操る術かぁ……流石に、頭ん中をいじるのはやった事無いな。」
「あ! 頭を斜め四十五度で水平チョップかましたら治るんじゃね!? よーし、それじゃあ早速……」
「……冗談だって、睨むなよ。」
「ふーん、男でもキッツイ性格の奴居るのか。それは知らなかったなぁ。」
「思えば俺、ろくな奴と出会った事なかったな……いい加減な奴と、嘘吐きな奴と、くそ真面目で冷たい奴と、ああ言えばこう言う奴と、最近まで女として育てられてた奴と……うーん。」
(……ああ言えばこう言う奴って、もしかして俺の事か?)
「言われてみたら、あんまり出会いっつーもんに縁が無かったんだな、俺……」
「そういえば確認なんだけどさ、お前って『人間』にカテゴライズされるのか?」
「臭いが人間っぽくないから人間じゃないかと思ってたけど、こうして話してみるとなーんか人間っぽいような……わかんなくなってくるなぁ。」

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーユミル
 [E-No.194]
由依
 [E-No.700]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーロット
 [E-No.101]
ユミル
 [E-No.194]
由依
 [E-No.700]
スレイ
 [E-No.940]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢14歳身長149cm体重45kg
銀色の髪に黒いリボン、東洋の衣装のような法衣が特徴な少女。
さまざまな二つ名を持つと言われるが『魔女』と呼ばれることが多い。

自分が惹かれる事にしか興味を示さず、示したとしてもその状況を楽しむように行動する。
愉快に残酷にがモットーらしく、良くも悪くも純粋。

『教会』と呼ばれる組織の中にある異端や異形物を相手にする『特異処理班』の13班の長を務める。
とはいえ、13班は由依を含め二名しか所属しておらず、異端処理班としても特殊な班とされ、教会関係者からは腫れ物扱いされている。
本人はそんな事を気にする様子もなく、自由気ままである。

配属された青年を良いように使い、今回の任務を楽しんでいるようだ。


■一部の記憶が欠落しているため、忘れてしまってる事があるようです。反応がおかしくてもとぼけているわけではありません。

■アイコンはEno940のPLさんに描いていただきました。絵が壊滅的な私にとって感謝してもし足りないです、ありがとうございます!

アイコン一覧

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サブプロフィール

・クロツ・フォルネス

二十歳の青年。
階級は修道士。
父親も教会所属で司祭である。
七光りとも言われることがあるが、当人は優秀。司祭の地位は約束されていると噂もある。
ただし、戦闘訓練は受けてはいるが実戦経験は皆無。本人も自覚しているほど不向き。

枢機卿からの直々の辞令で教会特異処理13班へ異動。
そこで魔女と呼ばれる少女と出会う。

真面目な彼にとって上司に当たる人物の言動は理解できない点が多く、悩みの種である。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100002001230125
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
09.100004000

素質

素質素質素質素質
風MPアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----40--呪針
5放出魔力の刃40------××魔刃
132放出榴弾----40--××ばら撒かれる厄
51放出火炎40------
52放出水冷--40----視界を遮る霧雨
54放出土重------40姫を守るバラの茨
157放出魔闇--30--30黒獣の爪
181放出狙撃10101010×魔女の瞳
91放出睡眠の槍----40--
20操作睡眠----40--悪夢のアリス

装備品

主力:遠隔(武器)LvCP攻撃防御精度
扇【月と桜】
骨に月と桜の花びらが描かれている黒扇。
7357013
スロット1風の支配者 Lv1
スロット2ダメージスロット Lv1
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
漆黒リボン
似たものが数種類あり、中にはレースのついたものもあるようだ。
7302842
スロット1風の加護 Lv1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
法衣
東方の巫女装束に似た法衣。
7303040
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1411472531136141
補助0000

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
火炎付加2
土重付加2
ダメージスロット4
霊玉名(武器・防具)同調値
風の加護5
風の支配者5

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (6/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1風の支配者 Lv1100
2霊玉主2ダメージスロット Lv1(武器)100
3霊玉補1風の加護 Lv1100
4精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
5精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
6精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
サブクエストポイント
精霊兵研究所(ヘルミーネ)25
商人(アルベルト)40
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