精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.1119 (第8回:2012/11/3)

E-No.1119

本名:セヴァン・ハインリヒ・ディルトーグ・ヴィンデスト
通称:ハインリヒ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ

伝令を通じ、協会より提示された任務は3つあった。
曰く、精霊街道を往く隊商の護衛。 カルフ鉱山にての鉱夫警護。 そして、「精霊兵」との戦闘訓練。
これらの仕事には定期的な募集があり、さらに協会に所属する人員の多くがこれに当たるため、
現状においても十分に人手は足りており、特にどれを優先して行うべき、というようなことはないと、
また各自の精霊力の適正や相性に合わせ、同内容の募集に複数回応募しても構わない、と
言付けが添えられていた。
しばしの考慮の末、私は「精霊兵」との戦闘訓練を受領する旨を伝令に伝えた。
「萌黄色の国」より遠く離れたこの地に至るまでに、私は時折、自分の体に何か違和感のようなものを
感じることがあった。 それは痛みなどの明確な不調を伴うものではなく、しかし―――
空気と自分の体の動きがどこかしっくりと馴染まないような奇妙な感覚。
先日の「試験」にあった模擬戦闘の折に、私はそれをますます強く感じていた。
無辜の市民の命のかかるような任務において、その違和感がもしもの支障をきたすことになってはいかぬ。
ここまでの旅の間―――もしもかつての姫君と私の間に交わされた「心臓の契約」があったならその期間を除くが、
私の記憶にある中に戦闘を行ったことは、ここよりもかの地に近い場所において数回、というところだったか。
その間もこのような感覚に見舞われたことはなかったはずだが、
ともあれ私にとって今一番なすべきことは、この地での戦闘への慣熟であると思えた。
そして、「精霊兵」。
その単語を耳にしたとき、私の中に何か感じるものがあった。
それがやはり間違っていなかったことを知るのは、初めてその存在を目の前にした時である。

ハイデルベルクより離れた閑静な郊外にその建物はあった。 
「精霊兵研究所」と名づけられたその建物の門を守るのは、人の形を模した金属の兵士だった。
この地に満ちる魔法、精霊力。 それを動力に変えて動く機械の戦士(カバロ・ウィンダ)。
ユストゥスという名の魔法使いがその製作および研究開発を行っていると教えてくれたのは、
ユストゥスの弟子と名乗る聡明かつ美しいうら若き女性、ヘルミーナであった。
聞けば、彼女自身も精霊兵の製作開発に携わっており、今回の任務も新米の冒険者のというよりも
彼女の調整した精霊兵の戦闘訓練であり、実地試験を兼ねたものであるということだ。
全くの無から造られる精霊兵。 一度命を失った素体を元に造られた私。
しかし、どちらも共通したものを持っている。
基礎的な戦闘技術は習得している、と、『花の君』(ナファル)ヘルミーナが言っていたように
精霊兵の動きはなかなかのものだった。
そして、やはりと言うべきか、ここに至って私の懸念は確信に変わった。
単なる不調のせいではない。 どうやら、この地において、私自身が持つ能力は十全とそれを発揮できないようだ。
この体をめぐる魔法流体の血液や、骨格を組み立てる魔法金属。 この地で新たに渡された精霊武具。
精霊力―――この地の魔法の働きが、この体の機能に影響を及ぼすことが有り得るのだろうか。
下手をすれば「以前」ほどの力しか発揮することのかなわなかった私は、思いのほか接戦を強いられ、
それでも辛うじて勝利を得ることが出来た。
戦闘訓練の協力への礼を述べるナファル・ヘルミーナに深く頭を下げ、再びの機会に
また精霊兵の実験に協力させてもらう約束を交わし、私は研究所を後にした。
むしろ、今回多くを得たのは私のほうだった。
これが、私のものだけではない商人や鉱夫の命のかかった護衛任務であればどうなっていたか。
もっとも今の私であっても、小鬼族やそこらの盗賊に引けをとるようなことがあるとは
思っていないが、油断が絡めば何が起こるかわからないのは世の常だ。
ともかく、新たな戦闘力の増強法を獲得せねばならない。
思い出したのは、先日見かけたひとりでに走る椅子のことだった。
この地の魔法の力が「精霊」によるものならば、武具に宿る精霊を覚醒させ、
その力をこの地の魔法とのかすがいにすればどうだろうか。
もちろんいくら寸分違わぬ同じ形をしているとはいえ、ヴィンデスト家伝来の武具に宿り、
我が家代々の祖先の身を守ってきた精霊と、この武具に宿る精霊は全く異なる性質のものだろう。
しかし、この武具がこうして私の手元に来たことに、私は「運命」を感じている。
「運命」の存在を仮定して作られた存在、それが私なのだ。

―――今日はここまでしたため、筆を置きます。 マスターにおかれましてはお体に気をつけられんことを。
                                                                    ハインリヒ


マスターより:
んー、ながい。 三行でおk。  ○4てん

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】ペアマッチ
精霊術の習得
具現:治癒精霊召喚 を習得!
具現:火の行使 を習得!
具現:土の行使 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1000→1050]
→ スタミナが上昇! [20→25]
→ MP増加量が上昇! [10→11]
→ 戦闘設定枠が増加! [10→11]
スキルの鍛練
鍛練によって 強化 のLvが上昇! [0→2]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [2→4]
攻撃 が上昇! [8→16]
精度 が上昇! [12→24]
同調によって 補助 のLvが上昇! [2→4]
防御 が上昇! [4→12]
精度 が上昇! [16→28]
同調によって 防具 のLvが上昇! [2→4]
防御 が上昇! [20→32]
精度 が上昇! [0→8]

メッセージ

クラージュ [690]
紫色の髪をした少年がふらふらと近づいてきて
「そこなお兄さん、散髪なんかいかがですか?」
「ええ、将来に備えたケアなども可能ですよ」
手の中でくるりとハサミを一回しして

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーハインリヒ
 [E-No.1119]
精霊兵『玄武』
 [NPC]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーハインリヒ
 [E-No.1119]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢???歳身長192cm体重110kg

自らの仕えるべき『姫』を求め、放浪の旅を続ける騎士の青年。
一見、どこから見ても普通の人間のように見えるが、その実態は
肉体の7割強を魔法金属によって作られた部品に置換され、
筋力および、耐久性、治癒能力、運動性に大幅な強化を施された後、
『自らの選んだ、この世で最も気高く美しい女性を護る』という使命を
与えられて蘇った、半精霊兵のような存在の魔術サイボーグである。

白い肌、薄い青色の目、銀に近い金色の髪。
体温は通常の人間に比べ、若干低い(35℃程度)。
常日頃より優美な彫金装飾の施された金属鎧を着込んでいるが
これは完全に魔法金属製の部品に置き換わった右腕と左足の
見た目の不自然さを隠すためでもある。
体内には魔法によって精製された擬似血液の混ざった血が流れており、
その作用によって骨格も大部分が魔法金属に置き換わっている。
そのため、老化や、それによる死は理論上半永久的に存在しないが、
肉体に致命的な損傷を受けた場合、また、彼が自らの『姫』として
選んだ女性との間に交わされる『心臓の契約』(後述)の完遂、
あるいは破棄に伴って、機能不全による『死』に至る可能性はある。
通常の人間には取り回せないほど巨大な大盾を携え、
腰に吊った長剣は半ばより刃が折れ欠けているが、
戦闘の際には魔法によって延長の刃を形成し扱う。

生来、騎士の家の生まれであり、また肉体改造に際して、
当初は上級貴族の令嬢や公王の姫の護衛任務に当たらせることを
想定されていたため、ありとあらゆる事態に対処可能なよう
非常に高い教育、訓練を施されている。 そのため、戦闘技術、
社交能力のみならず、家事、炊事などの生活能力も意外と高い。
性格は極めて生真面目。 どのような身分、身なりの相手にも
ごく丁寧に接するが、特に女性相手にはその傾向が顕著になる。
無口ではないが、言葉少なであまり大きな感情を表すことは無く、
初見、子供や動物には怖がられることが多い。
時折、美術品(とくに絵画)や芸術家に興味を引かれる様子を
見せるが、蒐集などの趣味はなく、専ら鑑賞に留まる。
基本的に『姫』からの命令および、騎士道精神を第一に優先して
行動するが、仕えるべき『姫』が不在の今は、マントに留めた
カエル型のブローチを通じて時たまアプローチしてくる
『マスター』と呼ばれる存在の命令を遵守している。
この地に留まり、精霊協会の試験を受けたのも『マスター』の
指示によるものであり、彼自身はこの地にこそ
自分のお仕えすべき『姫』との出会いがあるため、と解釈している。


『心臓の契約』
彼の心臓は丸ごと魔法金属でできた人造のものにすげ変わっており、
中心に3つのタガがはまっている。 彼に選ばれた『姫』となる女性は
このタガに「自らの幸せ」を『誓い』として掛けることが出来、
その『誓い』が果たされるごと、もしくは『姫』がキーとなる
『魔法の呪文』を唱えるごとに1つずつ外れていく。
タガが外れた時点でそのときの『姫』に関する記憶はリセットされ、
同時に『姫』との主従契約も解除されるが、
これが3つ全て外れた時、彼の心臓の機能は停止する。
これは、彼を改造した魔術師の
『定命の人の手によって作られしものは、定命を持たねばならない』
という哲学に起因するもの。


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サブプロフィール


カエルのブローチ
マントを留めている金属製のカエルの形をしたブローチ。
彼が『マスター』と呼ぶ存在との交信に使う。
ブローチの向こう側の人間は、(もし彼以外の人間に話しかけられた場合)
自らを『フロッギ2世』と名乗り、あたかもカエルのマスコットキャラクターの
人格であるかのように振舞う。 一人称はボク。 語尾はケロ。
自称『カエル界の王子』。 動揺するとたまに地が出る。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1050000011251310
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000206.0300

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
22具現精霊召喚10101010××
44具現治癒精霊召喚--40----××
1383具現火の行使40------××
1398具現土の行使------40
23具現魔剣具現10101010××

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
ナファロミューレ・レプリカ
刃の半ばより折れた長剣(ランセヴァーン)。 ヴィンデスト家に伝わる魔法剣の複製。
4216024
スロット1
スロット2
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
ティオナ・オズロー・レプリカ
通常の人間には扱い難いほど大きく重厚な盾(トーグ)。 ヴィンデスト家所蔵の複製。
4201228
スロット1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
アモフェリーエ・レプリカ
人魚の姫の姿が彫金装飾された白銀色の板金鎧(グス)。 ヴィンデスト家所蔵の複製。
420328
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1181225061138102
補助00116124

所持アイテム (1/25)

No種別装備アイテム名価値
1素材ゴブリン銅貨25
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