E-No.845
![]() | 本名:ユベール・ヤオ・フェッセンデン 通称:ヤオ代将 |
- 一言メッセージ
- リオ・アーベント市北部の内湾は交通の要衝であり、優れた軍港でもある。
水道を抜けねば侵入できぬ内海は防衛に適した地形であり、波の穏やかさは良港の条件であった。
比較的細い水道は機雷封鎖の危険性こそ存在したが、両岸に設けられた陸上砲台群の防衛線を突破できる軍艦は存在しないであろう。
そして、この水道は自沈などで封鎖できるほど細くもない。
唯一、精霊協会とアカデミーで協同で建造したイデア艦などと呼ばれる次世代型新造戦艦に属する艦艇であれば突破は可能かもしれなかったが、戦艦に機雷敷設能力はない。
世界でも指折りしか存在しない貴重な戦略資源を無題に浪費する国家は存在しない。
そもそもが、新造戦艦といえど陸上に設けられた砲台だと砲撃戦では不利なのだ。動揺が必然の海上と不動が常の陸上の差である。
それでも水道の封鎖は警戒されているからこそ、リーベント湾の防備は鉄壁であった。
平時の貨物船が不正規戦闘を行う工作船という名の機雷敷設艦にならない保障もないからだ。
さてド級戦艦の重砲にも耐える陸上砲台陣地である。それは要塞と呼んでも過言ではない。
山岳部に張り巡らされた防衛施設の地下構造は軍の情報保全の成果もあり、その全貌は明らかにされていない。
一説によれば、古代遺跡の洞窟・地下壕構造を転用し、近代的な要塞を作り上げたという。
古代人が何の目的があって、このような巨大建造物を作り上げたかも謎である。
それを紐解くには考古学・歴史学的な発掘調査が不可欠であるが、戦乱の世が続くご時勢、機密に溢れた軍事施設の内部に対して調査が許される訳がない。
それを惜しむ歴史学者も多いが、彼らの声はあまりに無力であった。
この地下要塞の最奥、幾重のセキュリティを超えた先に研究区画の一つが設けられていた。
無機質な構造の中に前時代的なオカルトは混じったカオスな内装である。
外見だけではその目的を察する事は難しいが、練金学に関係した研究の産物である事は明確だ。
その中央では、軍部やアカデミアの研究者らしき白衣の集団が、施設内に持ち込まれたサンプルを囲み、見聞するのが見える。
「完全体のサンプル――被検体を無傷で入手できるとは僥倖でした」
被検体と呼ばれた異形の人間のものとは言い難い細い腕をとって口を動かす研究員。
声音から興奮を隠せていない。一方、彼に話しかけられた人物は、無感動な表情を崩さなかった。
「……僥倖、でしょうか? 私にはそうは思えませんが」
女だ。美女と呼ぶのがおこがましい程の美女。
美醜といった俗世的なものと切り離されたかのような風格は超然の域に達している。
女人としては高い身長に、女性的なラインを失わない程度に引き締められた体躯は武術的な鍛錬の産物だろう。
そのシャープな筋肉がストイックな軍服に包まれている。
階級章は少将。
この三十路前に見える才媛が高位の軍人である事は周囲の態度からも否定できない。
リオ・アーベント市に数名しかいない二十代の将官の一人が彼女である。
「我がリオ・アーベントの都市軍は精鋭揃いですよ。当然です」
上官が口に出した異論を無視するくらいに理性が均衡を保てていないらしい。
これだけ完全なサンプルの入手に成功したのは稀有な事である。
今までの下級の被検体はともかくとして、このレベルのサンプルを入手できた事は研究を促進せるはずだ。
試料不足で仮説の域をでなかった理論もこれで幾らかは立証する事ができるだろう。
技術力不足が壁となっていった停滞もその隙間から打ち崩せるかもしれない。
男が興奮するのも無理はなかった。
これは、この『都市』の悲願でもあるのだから。
「アーベント郷……これは貴女にとっても偉大なる成果ではないのですか?
古から続いた一族の大いなる叡智の結晶ではありませんか?」
「叡智というよりは……過去の呪いのようなものです。それも、現代では失われる寸前であった……
ともかく、今の私は聖アーベントの後継者ではなく、リオ・アーベント都市軍の将として視察を行っているつもりです」
「……失礼致しました。アーベント閣下!」
思わぬ形で水を差された形となり、男も少しは興奮が冷めて頭が回り始めてきたらしい。
「しかし、中位以上の執行者を失った以上、彼らはどう動くのでしょうか?」
中位というのはサンプルと呼ばれた異形を指すらしい。
それが一体どういう意味を持つのかは関係者にしか分からない。
「より上位の執行者を投入してくると考えるのが妥当なところでしょう。
彼らの情報網もこの地下深くまでは届いていないでしょう。だとすれば、次も狙われるのは――」
、、、
「あの男ですね。そして、あの男が連れた『被検体』の不完全作……」
女の眉間が少しだけ動き、何かの思惑が一瞬だけ表情に浮かび上がったが、目の前の人間にそれを開示するだけの価値を見出していないようだ。
彼女は後ろに控えさせた武官とも護衛ともとれる付き人達に命令を告げる。
「監視の警戒レベルを引き上げる必要があるでしょう。
例の『里』以外の不平分子が彼に接触したとの情報もあります。
古き病癖たる王権派の残滓に……今更、何かができるとは思えませんが――」
視察は終わったとばかりに女将軍は歩き出す。
その後ろに部下達が続く。
「――あの男だけで宜しいのでしょうか?」
恐る恐るの発言は進言というよりは一応の確認であったのだろう。
億劫さを漏らさずに、聖女の子孫は命令を告げる。
「ユベール・ヤオ・フェッセンデン提督とリュカ・アシナサダルへの監視を二段階引き上げます。
上手く行けば、今度はより有益な『サンプル』の入手ができるかもしれません」
「「「はっ!」」」
その日、ブッカーストリートに居を構えるヤオの周囲の厄介な客の集団に、また新たな数名が加算されたのであった。
自室で紅茶を啜る彼にそれを知る術はないが、事態は彼の見えない場所から動き始めているのかもしれない。
『ロッジ』の闇は深く、その闇を見通せるほど彼の視界は万能ではない。
お知らせ
- 登録状況
- 【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】ペアマッチ
- 精霊術の習得
- 治癒:回復II を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [25→30]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
治癒:再生II を習得!
- スキルの鍛練
- 鍛練によって 治癒 のLvが上昇! [11→12]
- GPの送付
- サーシャ [11] に 115GP を送付!
- アイテムの購入
- GPが不足しているため 霊玉原石 Lv1 を購入できなかった……
- 【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
- アイテムの送付
- サーシャ [11] に HPアップ Lv1 を送付!
- アイテムの精製
- [No.26] にアイテムは存在しません……
- 装備品の強化
- 同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
→ 攻撃 が上昇! [25→30]
→ 精度 が上昇! [35→40] - 同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
→ 防御 が上昇! [30→35]
→ 精度 が上昇! [30→35] - 同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
→ 防御 が上昇! [30→35]
→ 精度 が上昇! [30→35]
- 霊玉の装備
- 【主力:スロット1】[No.39] にアイテムは存在しません……
【補助:スロット1】[No.39] にアイテムは存在しません……
【防具:スロット2】[No.39] にアイテムは存在しません……
- メッセージ送信
- メーア [50] に 1件 のメッセージを送信!
ベルク [338] に 1件 のメッセージを送信!
ユウ [791] に 1件 のメッセージを送信!
ロイ [927] に 1件 のメッセージを送信!
メッセージ
- サーシャ [11]
「守衛室ね…それは分かったけど。
もしあまりにも居心地が悪かったら、壁を壊して2つで1部屋にしてもいいかしら?」
サーシャは申し訳そうな顔をするでもなく、至って真面目に言う。「それ、進入される割合が高すぎじゃないかしら。各所を防御してるだけましとはいえ…。
あと、お金のボーナスだけじゃ私の身体が持たないわよ。
どうにかして使う血液の補給手段を確保したいんだけど、その辺りはどうにかならない?」
サーシャはヤオ代将の説明を聞きながら頷く。「よく考えたら、この街がそういう環境でないとそもそも私達が住めないわよね。
人知れずひっそりと暮らしていくには、あまりにも目立ちすぎるもの。
リュカがそんな身の上なら、尚更ね」(過去にやらかした娘の方が、まだ都合がよかったわ)
- 玖 [62]
ちょっと遠くから来すぎていてな。
……宗教は遠慮しとく。神は良いが、それを道具として使う人間は厄介だからな。
このへんの都市国家の成立な……ま、気が向いたら調べてみるか。
……そういや都市軍所属且つ、アカデミーで教鞭を執っているんだったか。
そーゆーのは大抵自筆の著書を生徒に教科書として売りつけるのも少なくねーと聞くが……
港湾労働者も食欲旺盛な庶民にゃ違いがねーからな。
ある意味学生を中心に繁盛すんのは必然だったのかもしれねーな。
……今度はツヴォリアンに行ってみっか。
有意義に、か。少し耳が痛いと言えば痛いな。
とは言え、楽しいものとは言うつもりもねー辺り、
ただ理想を掲げているだけって訳でもねーんだろーな。
人生を有意義にする一番の"武器"は礼儀だ、やら。
無関心でいるな。さもなければ明日には歌も取り上げられる、やら。
人を悪いもんとみねー限りはそうそうでねー言葉だぜ。
まぁ、意識が変われば行動も変わるみてーな事も言ってたが。
……おっ、っと、こんな時間か。今日の処はツヴォーにでも行ってくるぜ。
んじゃ、またな、ダンナ。
-------------更に後日---------------……よう。
ああ、小サイズで野菜マシを頼んだが、それでも結構なもんなんだな……
……が、あの値段であれだけ喰えんなら悪くはねーな。
次は大に挑戦してみっか……
喰い終わった時はもうこねーよ。なんだが、
ちょっと時間が経てばどうにもまた食いたくなっちまう。
ダンナは良く行くのか? ツヴォー。
- 愛音 [379]
愛音「混沌杯で一緒のPTになった愛音だ。まぁよろしく頼む。」 愛音「……なんかあんた、このPTでの保護者的な立ち回りになりそうだな。」
- フィアナ [482]
「そうですね、私の村も殆どの人は生まれてからずっと村で生きて行く人が多かったです、村を訪れるのは行商人や物好きな旅人くらいでした。」 「史料を読み解くのも楽しいですけれど、やっぱり現物を目にして初めて感じられることもたくさんありますからね。」 「自分の名前で食べて行こうという事はあまり考えたことがなかったですね、
世界にはまだまだ私の知らない世界が限りなく広がっていると思いますし、それを実際にこの目で見てみたい…。
だから歩き続けられる限り旅を続けていきたいと考えてるんです。」「はい、私もまたお話できるのを楽しみにしています。」
トレード
- ロイ [927]
- 85GP を受け取りました!
ロイ「ほいっと、これで足りるかな?」
イベント(武術会【混沌杯】)
イベント名 | 武術会【混沌杯】(組み合わせ)(試合結果) | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | 第56パーティ [P-No.56] | ||
メンバー | ![]() | 愛音 [E-No.379] | ![]() | ハル [E-No.405] |
![]() | 総統閣下 [E-No.595] | ![]() | ヤオ代将 [E-No.845] |
イベント(ペアマッチ)
- イベント戦の設定
- 「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名 | ペアマッチ(組み合わせ) | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | 第95パーティ [P-No.95] | ||
メンバー | ![]() | ヤオ代将 [E-No.845] | ![]() | 精霊兵『白虎』 [NPC] |
クエスト
クエスト名 | 精霊協会−初級戦闘技術訓練【戦闘結果】 | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | リオ・アーベント市出向調査隊 [P-No.965] | ||
メンバー | ![]() | サーシャ [E-No.11] | ![]() | リュカ [E-No.151] |
![]() | ヤオ代将 [E-No.845] | ![]() | ロイ [E-No.927] |
プロフィール

クラス | 提督-admirante- | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種族 | 人間種 | ||||||
性別 | 男性 | 年齢 | 27歳 | 身長 | 177cm | 体重 | 64kg |
リオ・アーベント都市軍の将校にして精霊協会出向中の学者。
東方人混じりの黒髪は人目を引くが、それ以上に軍服が似合わない線の細い、気だるげな優男。
落ちぶれた都市貴族の母と交易商人であった東方人の父を持つ。
遠い異国での海上事故で父とその商社を失い、ただで高等教育を学べながら俸給を貰えて妹を養える士官学校に入学した。
数奇な運命と探究心から、若くして軍高官(代将)の地位に就く。
精霊協会とアカデミアの合同で新設された辺境調査艦隊の提督も兼ねる(といっても実動艦艇のない書類上の艦隊である)。
軍人としてはお世辞にも正道と言い難く、嫉妬と東方人蔑視も相まって、現在は市内の大学(アカデミア)や士官学校で教鞭を執りながら、精霊協会に出向させられている(武人から見れば)閑職の身。
都市中央をやや外れた学生街に接したブッカー・ストリートに事務所を構え、アカデミアと軍部、そして協会との折衝を行っている。
本人に閑職の自覚はなく、むしろ学究の徒を公費で没頭できる事に喜びを感じているようだ。
術的な知識はともかく、文化人類学・史学な精霊学に関しては、周辺都市で右に出るものはいない。
過去の功績から軍内に理解者がいない訳でもないが、その軍人的覇気のなさは周囲を嘆息させるものである。
実務能力としては、武より智に傾きすぎているきらいがある。
人格者ではあるものの、組織への忠誠心は高いとは言い難く、滲み出る態度も反感を加熱させる。
……給料以上の功績は上げているが。
なお、両親は亡くしているが、年の離れた妹が一人いる。
妹はアカデミアの優秀な練金術師らしい。
ローランド・レクス・アートルムとは士官学校時代の先輩後輩の間柄。
独身貴族。最近、従卒代わりに住居兼事務所に一人、出身の怪しい少女メイドを雇ったようだ。
東方人混じりの黒髪は人目を引くが、それ以上に軍服が似合わない線の細い、気だるげな優男。
落ちぶれた都市貴族の母と交易商人であった東方人の父を持つ。
遠い異国での海上事故で父とその商社を失い、ただで高等教育を学べながら俸給を貰えて妹を養える士官学校に入学した。
数奇な運命と探究心から、若くして軍高官(代将)の地位に就く。
精霊協会とアカデミアの合同で新設された辺境調査艦隊の提督も兼ねる(といっても実動艦艇のない書類上の艦隊である)。
軍人としてはお世辞にも正道と言い難く、嫉妬と東方人蔑視も相まって、現在は市内の大学(アカデミア)や士官学校で教鞭を執りながら、精霊協会に出向させられている(武人から見れば)閑職の身。
都市中央をやや外れた学生街に接したブッカー・ストリートに事務所を構え、アカデミアと軍部、そして協会との折衝を行っている。
本人に閑職の自覚はなく、むしろ学究の徒を公費で没頭できる事に喜びを感じているようだ。
術的な知識はともかく、文化人類学・史学な精霊学に関しては、周辺都市で右に出るものはいない。
過去の功績から軍内に理解者がいない訳でもないが、その軍人的覇気のなさは周囲を嘆息させるものである。
実務能力としては、武より智に傾きすぎているきらいがある。
人格者ではあるものの、組織への忠誠心は高いとは言い難く、滲み出る態度も反感を加熱させる。
……給料以上の功績は上げているが。
なお、両親は亡くしているが、年の離れた妹が一人いる。
妹はアカデミアの優秀な練金術師らしい。
ローランド・レクス・アートルムとは士官学校時代の先輩後輩の間柄。
独身貴族。最近、従卒代わりに住居兼事務所に一人、出身の怪しい少女メイドを雇ったようだ。
アイコン一覧
1 | ![]() | 2 | ![]() | 3 | ![]() | 4 | ![]() | 5 | ![]() | 6 | ![]() | 7 | ![]() | 8 | ![]() | 9 | ![]() | 10 | ![]() |
---|
サブプロフィール

【リオ・アーベント都市軍】
リオ・アーベント市が擁する自衛軍。
フリーアイランズと呼ばれる諸島域の自由都市同盟に加盟しており、連合軍の一角を成す。十年ほど前の技術革新ではない、ある種の思想的な一大軍革命により急激に勢力を伸ばしつつある。
島嶼の立地と河川・運河の多さから、高い海軍力と船舶保有数を誇る。
水上作戦の多さから、一応は陸軍と海軍的な組織区分けに近いものもあるが、実質的には水陸両用の海兵的な組織構造を持つ(都市国家である為、総戦力自体が寡兵である事もある)。
軍事的な野心が乏しい事から、精霊協会とは比較的良好な関係を結んでおり、技術力は高い。近年は帆船に替わる新世代の船舶を整備しつつある。
【代将】
小規模な水上部隊が編成される際、一般には佐官である先任艦長が指揮官を勤める事が多いが、その指揮官に与えられる職位。陸上においては師団未満の臨時編成諸兵科連合の指揮官に与えられる役職。
一定の規模を持つ組織管理者に与えられる事もある都合、その階級にあるものが配下に実戦・実働部隊を擁さない場合も存在する。超都市規模の研究機関や調査機関の代表がまさにそれである。
【古式銃-Caster-】
特殊な精製をされた銃弾に《術》を儀式装填し、それを詠唱なしに機械的に撃ち出すデバイス。術者と使用者を切り離して使える都合、その汎用性・利便性は極めて高い。反面、術者と精霊力と呼ばれる元素なくして弾切れ時の再装填は不可能な特性を持つ。
本来的には術者を指す単語であった。
術体系に沿ってある程度の規格化された弾種番号が存在するが、技術の衰退に伴い素材・知識的な欠落により欠番となった番号も少なくない(13番、17番等)。
近年はより運用が容易な火薬式の銃火器の高性能化により過去の遺物となりつつあり、ゆえに旧世代の古式銃等と呼ばれる。
元素不足で不発になる準欠番、発動に足る元素は残存しているが供給不足ゆえに発砲の術解凍時に術者の精気を大量消費する特殊番号等も存在する。
【戦術アーティファクト】
Tactical-Artifact。精霊協会とアカデミアの協同で開発された個人用戦術装備。スロットに換装可能な規格化霊玉の特殊効果により使用者を輔弼するデバイス。換装による高い汎用性とカスタム次第で尖れる拡張性の高さが売りで、これにより正規軍レベルで人外への対抗が可能。
【アカデミア】
広義の大学的高等教育機関。理系に関しては科学ではなく錬金学(アルケミア)が主流。
文理が完全に分離した訳ではないが、総体として見れば理系寄り。
立ち位置的に文系に近いはずの史学であるが、精霊術の関係から理系にも必須の学問である。その為、士官学校では史学を専門とする課も存在するが、民間の大学に入る学費がなく、基本的には合格さえすれば無料の士官学校の教練で代用を試みる不届き者がでる事もある。
【中央工廠】
ハイデルベルク中央工廠の事。
同盟都市の中央工廠は差別化の意味合いを含めて衛星工廠などと呼ばれる。
アカデミアと精霊協会の管理の下、工廠同士の技術共有は進んでおり、この時代、既にライセンス生産の概念も成立している。
アーベント市近郊にはアカデミアの聖地の一つたる研究学園都市が存在する。
聖地は国際協定的に基本的に不可侵領域(アジール)とされている。
【戦艦】
戦艦、戦列艦、海防艦など各都市で名称は異なるが、広義の主力艦。
中央工廠の建造した技術立証を目的とした新時代モデル艦ドレッドノートがこの時代の最先端。
この世代の艦艇は先端技術国でも殆ど擁していない。
世界水準で見れば木造船に装甲を貼った戦闘艦でも先端技術の部類。
一般的に小型艦で技術の試験運用を行った後に主力艦へと反映される。
【巡洋艦】
防護巡洋艦と装甲巡洋艦の二種が存在する。
前者が旧式、後者が新式。世界的には双方が先端兵器である。
【城塞】
都市国家の中央に位置する城塞に囲まれた中枢区。
本来は軍事的な砦であったが、発展の過程で自然と都市の中枢へと進化した。
城壁の外の衛生農村部までが都市国家の勢力圏。
多重の城壁や河川沿いの防御線を持つ都市も存在する。
【要塞】
海上艦と陸上の砲台間の砲撃戦では波で動揺し、命中が不安定な艦艇が不利。
軍港や海路の要衝には要塞砲を擁した要塞が築城されている事が多い。
この時代、勢力圏の変動は少ない為、国境線沿い等に要塞は多い。
【街道】
都市国家ゆえの国力不足から大都市以外は街道整備は消極的。
基本的に河川や運河、海上ルートが主な交通路。
街道の整備・維持、また治安維持は極めて高コスト。
例外は鉱山と都市の連絡線程度。
リオ・アーベント市が擁する自衛軍。
フリーアイランズと呼ばれる諸島域の自由都市同盟に加盟しており、連合軍の一角を成す。十年ほど前の技術革新ではない、ある種の思想的な一大軍革命により急激に勢力を伸ばしつつある。
島嶼の立地と河川・運河の多さから、高い海軍力と船舶保有数を誇る。
水上作戦の多さから、一応は陸軍と海軍的な組織区分けに近いものもあるが、実質的には水陸両用の海兵的な組織構造を持つ(都市国家である為、総戦力自体が寡兵である事もある)。
軍事的な野心が乏しい事から、精霊協会とは比較的良好な関係を結んでおり、技術力は高い。近年は帆船に替わる新世代の船舶を整備しつつある。
【代将】
小規模な水上部隊が編成される際、一般には佐官である先任艦長が指揮官を勤める事が多いが、その指揮官に与えられる職位。陸上においては師団未満の臨時編成諸兵科連合の指揮官に与えられる役職。
一定の規模を持つ組織管理者に与えられる事もある都合、その階級にあるものが配下に実戦・実働部隊を擁さない場合も存在する。超都市規模の研究機関や調査機関の代表がまさにそれである。
【古式銃-Caster-】
特殊な精製をされた銃弾に《術》を儀式装填し、それを詠唱なしに機械的に撃ち出すデバイス。術者と使用者を切り離して使える都合、その汎用性・利便性は極めて高い。反面、術者と精霊力と呼ばれる元素なくして弾切れ時の再装填は不可能な特性を持つ。
本来的には術者を指す単語であった。
術体系に沿ってある程度の規格化された弾種番号が存在するが、技術の衰退に伴い素材・知識的な欠落により欠番となった番号も少なくない(13番、17番等)。
近年はより運用が容易な火薬式の銃火器の高性能化により過去の遺物となりつつあり、ゆえに旧世代の古式銃等と呼ばれる。
元素不足で不発になる準欠番、発動に足る元素は残存しているが供給不足ゆえに発砲の術解凍時に術者の精気を大量消費する特殊番号等も存在する。
【戦術アーティファクト】
Tactical-Artifact。精霊協会とアカデミアの協同で開発された個人用戦術装備。スロットに換装可能な規格化霊玉の特殊効果により使用者を輔弼するデバイス。換装による高い汎用性とカスタム次第で尖れる拡張性の高さが売りで、これにより正規軍レベルで人外への対抗が可能。
【アカデミア】
広義の大学的高等教育機関。理系に関しては科学ではなく錬金学(アルケミア)が主流。
文理が完全に分離した訳ではないが、総体として見れば理系寄り。
立ち位置的に文系に近いはずの史学であるが、精霊術の関係から理系にも必須の学問である。その為、士官学校では史学を専門とする課も存在するが、民間の大学に入る学費がなく、基本的には合格さえすれば無料の士官学校の教練で代用を試みる不届き者がでる事もある。
【中央工廠】
ハイデルベルク中央工廠の事。
同盟都市の中央工廠は差別化の意味合いを含めて衛星工廠などと呼ばれる。
アカデミアと精霊協会の管理の下、工廠同士の技術共有は進んでおり、この時代、既にライセンス生産の概念も成立している。
アーベント市近郊にはアカデミアの聖地の一つたる研究学園都市が存在する。
聖地は国際協定的に基本的に不可侵領域(アジール)とされている。
【戦艦】
戦艦、戦列艦、海防艦など各都市で名称は異なるが、広義の主力艦。
中央工廠の建造した技術立証を目的とした新時代モデル艦ドレッドノートがこの時代の最先端。
この世代の艦艇は先端技術国でも殆ど擁していない。
世界水準で見れば木造船に装甲を貼った戦闘艦でも先端技術の部類。
一般的に小型艦で技術の試験運用を行った後に主力艦へと反映される。
【巡洋艦】
防護巡洋艦と装甲巡洋艦の二種が存在する。
前者が旧式、後者が新式。世界的には双方が先端兵器である。
【城塞】
都市国家の中央に位置する城塞に囲まれた中枢区。
本来は軍事的な砦であったが、発展の過程で自然と都市の中枢へと進化した。
城壁の外の衛生農村部までが都市国家の勢力圏。
多重の城壁や河川沿いの防御線を持つ都市も存在する。
【要塞】
海上艦と陸上の砲台間の砲撃戦では波で動揺し、命中が不安定な艦艇が不利。
軍港や海路の要衝には要塞砲を擁した要塞が築城されている事が多い。
この時代、勢力圏の変動は少ない為、国境線沿い等に要塞は多い。
【街道】
都市国家ゆえの国力不足から大都市以外は街道整備は消極的。
基本的に河川や運河、海上ルートが主な交通路。
街道の整備・維持、また治安維持は極めて高コスト。
例外は鉱山と都市の連絡線程度。
ステータス
HP | 火MP | 水MP | 風MP | 土MP | MP増加量 | スタミナ | 素質P | GP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1100 | 0 | 20 | 0 | 0 | 12 | 30 | 1 | 385 |
増幅 | 放出 | 治癒 | 結界 | 強化 | 操作 | 具現 | 中和 | 精製 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 12.78 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
素質
素質 | 素質 | 素質 | 素質 |
---|---|---|---|
水MPアップ Lv1 |
精霊術
術No | 系統 | 種別 | MPコスト | 対象 拡大 | 対抗 発動 | 術名 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
火 | 水 | 風 | 土 | ||||||
7 | 治癒 | 回復 | -- | 40 | -- | -- | ○ | ○ | 東方符術《水門の冬天》 |
7 | 治癒 | 回復II | -- | 80 | -- | -- | ○ | ○ | 東方符術《水門の冬天》 |
8 | 治癒 | 再生 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ | 東方符術《風門の春天》 |
8 | 治癒 | 再生II | -- | -- | 80 | -- | ○ | ○ | 東方符術《風門の春天》 |
38 | 治癒 | 活力 | 40 | -- | -- | -- | ○ | ○ | 東方符術《火門の夏天》 |
204 | 治癒 | 集中治療 | -- | 40 | -- | -- | × | ○ | リオ・アーベント式野戦手術法 |
55 | 治癒 | 慈愛 | -- | 40 | -- | -- | × | ○ | 今夜は無礼講 |
9 | 治癒 | 活性 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | 東方符術《金門の秋天》 |
1591 | 治癒 | 活気 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | みんな、今晩は私のおごりだ!! |
10 | 治癒 | 清浄 | 10 | 10 | 10 | 10 | ○ | ○ | 東方鍼術《扁鵲》 |
170 | 治癒 | 生命貯蔵 | -- | -- | -- | 60 | ○ | ○ | 東方呪術《兇癲の奥津城》 |
装備品
主力:遠隔(武器) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 30 | 0 | 40 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
補助:補具(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 0 | 35 | 35 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
防具:中装(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 0 | 35 | 35 | ||
スロット1 | HPアップ Lv1 | ||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
攻撃力 | 命中力 | 受け 防御力 | 受け 成功力 | 防御力 | 回避力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
主力 | 130 | 157 | 25 | 34 | 139 | 139 |
補助 | 0 | 0 | 0 | 0 |
同調値一覧
霊玉名(防具) | 同調値 |
---|---|
HPアップ | 5 |
霊玉名(武器・防具) | 同調値 |
---|---|
風の加護 | 2 |
霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している
所持アイテム (2/25)
No | 種別 | 装備 | アイテム名 | 価値 |
---|---|---|---|---|
1 | 霊玉 | 防1 | HPアップ Lv1(防具) | 100 |
2 | 素材 | 狼の牙 | 25 |