E-No.618
![]() | 本名:サーリア=アッシュフォード 通称:サラ |
- 一言メッセージ
「ほんとうに、何が……したいか。みつかる……かな。」
私は自問自答する。最近の日課のようなものだ。
母のように、なりたかった。ずっとあこがれの存在で、今でもあこがれの存在だ。
あんなふうになりたい、そう思って勉強を続けたこともあった。
ただ、どうしても比較されるのが嫌だった。同じ道を歩もうとしたら、いやでも親と比較される。
今にして思えば、単なる感情の話である。未熟な自分が嫌で、立派な親がまぶしくて。
賞賛が空々しく聞こえ、批判が言葉よりずっと重く感じられた。
周りの評価に過剰反応せずに素直に受け入れる、ただそれだけのことができなかった。
冷静になれば、周りの言っていることも理解できる。でも、言われたその場では感情が先に立つ。
そんな自分が嫌だった。
そんなとき、ある人が言ってくれたことがあった。
普段は凛とした人だったが、私と話すときは少し優しい笑みを浮かべていた。
「難しいなら無理してやらなくてもいいのではないですか。」
……それも嫌だった。子供っぽい理屈と思えるかもしれないが、逃げるように思えたからだ。
一度逃げてしまえば、二度と戻ってこれないと思ったからだ。
そして、逃げてしまえば、きっと両親は自分を認めてくれないと思ったからだ。
大好きな両親に失望されるのが、何より怖かった、のだと思う。
「苦しいなら、無理をするほうがあなたのためではありません」
そう語りかけてくれた相手に、私は何度も首を振った。
やれるから、やらなきゃいけないから。それもまた、感情からくるものだと思っていても。
「逃げるわけではありません。広い世界を見渡すのです。回り道ができるのは、発見ができる時間があるのは、今だけなのですよ。」
それでも少しずつ言葉を変えて、あの人は私に語りかけてくれた。
自分の経験も交えつつ、同じ目線に立とう、理解しようと思ってくれた。
何日も、何日も。私が悩んでいるとき、いつもあの人は話し相手になってくれた。
そんな相手に、私も少しずつ、自分の本音を話せるようになった。
「そうですか……。その気持ちは大切だと思いますよ。」
いや、違う。きっと私は本音を初めから話していた。
変わったのは、それとの付き合い方。自分の心と向き合わせてくれた。
決して頭ごなしに決め付けるのではなく、ゆっくり理解を深めさせてくれた。
「ほとんどの人は、そういう過程をすごしてきています。理解してくれないはずがありません。あなた一人の話では、ないのです。」
今まで感情で感じるままだった事柄を、いろいろな方向から見せてくれたのだ。
私が感じていることが誰もが通る道で、特別なことでもないことも。
「気持も大事、考えることも大事。どちらが欠けてもいけないんです。」
あの人と話しているうちに、私はどちらの自分も否定しなくていいんだと思えるようになった。感情的な部分の自分も、冷静な部分の自分も。
「思考で押さえつけて、自分の気持ちに嘘をついてもいいことはありません。思ったこと、感じたことを、いかに実現させるかを考える。それが重要なのです。」
両親と比較されているわけではないと頭ではわかっていても、気持はそうはいかなかった。だから、過剰に落ち込んだり、心にもない反発をしたり。
それを、悪いことだとばかり思っていた。みんな、なんとかできているものだと。自分が子供だからそれができないのだと。
でも、なんとかできる人ばかりでもない。そんなふうに言ってもらえて、少し、気が楽になった。
「子供も大人も関係ありません。どんなことでもよいのです。自分の基礎になる何かができること。そして、それをちゃんと人に誇れるようになること。それさえあれば、人はそう簡単には揺るがなくなるものです。」
私に足りなかったのは、きっと、ちょっとした自信と、自立の心。
他愛もないことでもいい。私にできることを探そうと思えた。
「自信がつけば、世界が広がります。今は、「あなた」を形作っている時なのです。」
私がしがみついていた道だけが、すべてじゃなかった。私は、もっと他のことも知ったほうがよい。
そう思えるようになると、道はいろんな方向に広がっていた。
あまりに広すぎて、逆に道に迷うくらいに。
「あなたがお母さんと同じ道を歩むのか。それとも違う道を歩むのか。私にはわかりません。あなたには十分な才能があると思います。
ですから、どちらでもやっていけると思うのです。ですが……」
そんな私に、あの人は語りかけた。私の背中を押すように。
「たとえどのような道であろうと、あなたが選んだ道を胸を張ってやっていけるなら、それを喜ばない両親はいませんよ。」
だから、私はここに来た。
最初のときはひとりではなかった。でも、今回はひとり。
今回は、何を学んで帰るのだろう。
何を見つけることができるんだろう。
そして、帰ってきた私を見て、両親は褒めてくれるだろうか……。
「ミヅキさん。私はまた、精霊協会に来ています。今度はひとりで……」
お知らせ
- 登録状況
- 【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
- 精霊術の習得
- 結界:混乱の衣 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [1→2]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [25→30]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
- 素質の開花
- スタミナアップ Lv1 を開花! [-1P]
→ スタミナが上昇! [30→80]
- スキルの鍛練
- 鍛練によって 操作 のLvが上昇! [4→5]
- アイテムの精製
- 霊玉原石 Lv1 を精製!
→ 攻撃力アップ Lv1 を獲得!
- 装備品の強化
- 同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
→ 攻撃 が上昇! [48→56]
→ 精度 が上昇! [12→14] - 同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
→ 防御 が上昇! [12→14]
→ 精度 が上昇! [48→56] - 同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
→ 防御 が上昇! [30→35]
→ 精度 が上昇! [30→35]
- 霊玉の装備
- 【主力:スロット3】攻撃力アップ Lv1 を装備!
【補助:スロット3】攻撃力アップ Lv1 は「防具」には装備できなかった……
- メッセージ送信
- レナ [98] に 1件 のメッセージを送信!
レオン [316] に 1件 のメッセージを送信!
ルー [339] に 2件 のメッセージを送信!
月血鬼&月影之狼 [505] に 1件 のメッセージを送信!
メッセージ
- ミスティ [488]
- 「あ。確かに私は少し離れたところから来たのだけど、そういう訳じゃないのよ。
精霊協会って中でお仕事をするっていうものが始めてだったからね。
ゴブリン退治とかそういう仕事で生活していくっていうのが凄く新鮮なの。」
ふぅ・・・・・・と一呼吸いれて
「そういえば、サラさんはどちらから? 差し支えがなければ聞いてもいいかしら?」
- ユウ [791]
「やりたい事、ねぇ……
俺には無かったからなーそういうの。
やらなきゃいけない事が最初からあったしな」
不思議そうに見上げるサラの髪を軽くわしゃわしゃと撫でて
「夢も目標もない面倒くさがりの大人さ、俺の生まれた国じゃ
半分こうなるように教育されるんだよ」
良かったなー、こんな大人にならなくて。
「ま、たまに遊びたくなったら遠慮すんなよ?
金ならきっとエイシスが出してくれるだろうし」
イベント(武術会【混沌杯】)
イベント名 | 武術会【混沌杯】(組み合わせ)(試合結果) | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | 第15パーティ [P-No.15] | ||
メンバー | ![]() | 寂庵 [E-No.507] | ![]() | イディ [E-No.552] |
![]() | ウゥル [E-No.594] | ![]() | サラ [E-No.618] |
クエスト
クエスト名 | 精霊協会−初級戦闘技術訓練【戦闘結果】 | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | Hrist [P-No.978] | ||
メンバー | ![]() | エイシス [E-No.320] | ![]() | ミスティ [E-No.488] |
![]() | サラ [E-No.618] | ![]() | ユウ [E-No.791] |
プロフィール

クラス | 不明 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種族 | 人間 | ||||||
性別 | 女性 | 年齢 | 14歳 | 身長 | 145cm | 体重 | 42kg |
魔法研究者の父と、医者の母の間に生まれた女の子。
二人の才能をしっかりと受け継ぎ、素晴らしい才能をもっている。本人も努力家で、その才能を十分に発揮している。
ただ、優秀な親に対して何をしてもかなわないと感じており、そのことでコンプレックスをもっている。とはいっても才能は両親からしっかり受け継いでいるわけだから、同年代で見れば優秀なほうである。足りないのは年齢からくる経験と身長くらいのもの。
比較する先が間違っているだけなのだが、微妙な年頃の当人にとってはそんなことは慰めにならず、自分の想いについてこない自分をもどかしく思い、劣等感のようなものも感じてる。そのため常に自信がなく引っ込み思案な性格であった。
ただ、ちょっと前にお伴とともに精霊教会に所属しており、その時にちょっとだけ自信をもてるようになった。
今は、自分に何ができるのかを見つめ直すために再度精霊教会に参加しに来た。
父親の影響を受けてたいていのことは器用にこなしてしまうため、何をやるのかはその時の興味で結構ふらふらしている。
このまま器用貧乏で終わるのか、自分の道を見いだせるのか。それは本人にもわからない。
性格はおとなしくて控えめ。自信のなさを引きずるかのように大体のことにおいて自分の意見を前に出さず、仲間の後ろからついてくるタイプ。そのため探索などでも前面に出ることは少ない。意見を求められないと自分の考えを述べない悪い癖もある。
といっても行動力がないというわけではなく、一人になればそれなりに行動的な面を見せたり、決断力のあるところも見せる。頭の回転も速い。
人の意見にほとんど反論しないなど、行動からは気弱な印象を受けるが、単純に自分を前面に出すのが苦手なだけで気弱なわけではない。何かを怖がったりすることは少ないので探索中はかなり冷静。かつ自分の判断で行動できる範囲では大胆な行動をとることもあり、その点において普段の印象とはギャップを感じる人も少なくない。
人見知りをするタイプで、初対面の人には少々対応が固くなる。だが、うちとけた相手には結構親密な行動をとるので人嫌いということではない。
当人が他人を立てるほうなので、一方的に振り回される相手や押しの強い相手、強引な相手は苦手。そういう相手には明確に拒否の態度をとることもあり、これも彼女を良く知らない相手から見ると意外な一面に見える。
身長145センチとかなり小さめ。体格もそれに応じて華奢なので年齢よりも幼く見られがち。本人はかなり気にしている。
二人の才能をしっかりと受け継ぎ、素晴らしい才能をもっている。本人も努力家で、その才能を十分に発揮している。
ただ、優秀な親に対して何をしてもかなわないと感じており、そのことでコンプレックスをもっている。とはいっても才能は両親からしっかり受け継いでいるわけだから、同年代で見れば優秀なほうである。足りないのは年齢からくる経験と身長くらいのもの。
比較する先が間違っているだけなのだが、微妙な年頃の当人にとってはそんなことは慰めにならず、自分の想いについてこない自分をもどかしく思い、劣等感のようなものも感じてる。そのため常に自信がなく引っ込み思案な性格であった。
ただ、ちょっと前にお伴とともに精霊教会に所属しており、その時にちょっとだけ自信をもてるようになった。
今は、自分に何ができるのかを見つめ直すために再度精霊教会に参加しに来た。
父親の影響を受けてたいていのことは器用にこなしてしまうため、何をやるのかはその時の興味で結構ふらふらしている。
このまま器用貧乏で終わるのか、自分の道を見いだせるのか。それは本人にもわからない。
性格はおとなしくて控えめ。自信のなさを引きずるかのように大体のことにおいて自分の意見を前に出さず、仲間の後ろからついてくるタイプ。そのため探索などでも前面に出ることは少ない。意見を求められないと自分の考えを述べない悪い癖もある。
といっても行動力がないというわけではなく、一人になればそれなりに行動的な面を見せたり、決断力のあるところも見せる。頭の回転も速い。
人の意見にほとんど反論しないなど、行動からは気弱な印象を受けるが、単純に自分を前面に出すのが苦手なだけで気弱なわけではない。何かを怖がったりすることは少ないので探索中はかなり冷静。かつ自分の判断で行動できる範囲では大胆な行動をとることもあり、その点において普段の印象とはギャップを感じる人も少なくない。
人見知りをするタイプで、初対面の人には少々対応が固くなる。だが、うちとけた相手には結構親密な行動をとるので人嫌いということではない。
当人が他人を立てるほうなので、一方的に振り回される相手や押しの強い相手、強引な相手は苦手。そういう相手には明確に拒否の態度をとることもあり、これも彼女を良く知らない相手から見ると意外な一面に見える。
身長145センチとかなり小さめ。体格もそれに応じて華奢なので年齢よりも幼く見られがち。本人はかなり気にしている。
アイコン一覧
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---|
ステータス
HP | 火MP | 水MP | 風MP | 土MP | MP増加量 | スタミナ | 素質P | GP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 80 | 1 | 300 |
増幅 | 放出 | 治癒 | 結界 | 強化 | 操作 | 具現 | 中和 | 精製 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 7.14 | 0 | 6.16 | 0 | 0 | 0 |
素質
素質 | 素質 | 素質 | 素質 |
---|---|---|---|
スタミナアップ Lv1 |
精霊術
術No | 系統 | 種別 | MPコスト | 対象 拡大 | 対抗 発動 | 術名 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
火 | 水 | 風 | 土 | ||||||
11 | 結界 | 障壁結界 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | ガードサークル |
1566 | 結界 | 全体障壁結界 | -- | -- | -- | 40 | × | ○ | チェインサークル |
12 | 結界 | 反射結界 | 40 | -- | -- | -- | ○ | ○ | リバースチェイン |
56 | 結界 | 防護結界 | -- | 40 | -- | -- | ○ | ○ | エナジーサークル |
73 | 結界 | 混乱の衣 | 40 | -- | -- | -- | ○ | ○ | |
75 | 結界 | 睡眠の衣 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ | イクリプスヴェール |
18 | 操作 | 混乱 | 40 | -- | -- | -- | ○ | ○ | プリズムダスト |
20 | 操作 | 睡眠 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ | ヒュプノチェイン |
21 | 操作 | 麻痺 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | スタンチェイン |
67 | 操作 | 標的集中 | 10 | 10 | 10 | 10 | × | ○ |
装備品
主力:両手(武器) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 56 | 0 | 14 | ||
スロット1 | アーマーブレイク Lv1 | ||||||
スロット2 | チャージ Lv1 | ||||||
スロット3 | 攻撃力アップ Lv1 |
補助:補具(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 0 | 14 | 56 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
防具:中装(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | 3 | 0 | 35 | 35 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
攻撃力 | 命中力 | 受け 防御力 | 受け 成功力 | 防御力 | 回避力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
主力 | 162 | 124 | 50 | 62 | 137 | 141 |
補助 | 0 | 0 | 0 | 0 |
同調値一覧
霊玉名(武器) | 同調値 |
---|---|
攻撃力アップ | 2 |
チャージ | 4 |
アーマーブレイク | 5 |
霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している
所持アイテム (7/25)
No | 種別 | 装備 | アイテム名 | 価値 |
---|---|---|---|---|
1 | 霊玉 | 主1 | アーマーブレイク Lv1(武器)(両手のみ) | 100 |
2 | 霊玉 | 主2 | チャージ Lv1(武器) | 100 |
3 | 霊玉 | 主3 | 攻撃力アップ Lv1(武器) | 100 |
4 | 精製 | 霊玉原石 Lv1 [+2](精製するとランダムに霊玉を入手) | 100 | |
5 | 素材 | 狼の牙 | 25 | |
6 | 素材 | 精霊兵の破片 | 75 | |
7 | 素材 | ゴブリン銅貨 | 25 |