精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.216 (第8回:2012/11/3)

E-No.216

本名:蓮木 竜太郎
通称:リュータロー

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ


   第八回

 次の日から竜太郎のこの街での生活が本格的に始まった。
 この街――ハイデルベルクという名前だということはしばらくしてから知った――はこの辺りで最も栄えている土地らしく、その背景に精霊協会と、それを目的にやってきた数多くの冒険者達の存在があることは容易に想像できた。
 実際それほどまでに多いのである。協会に加入した人間をはじめ事務に携わる者、依頼をする者、それを斡旋する者……、そしてそれらの人々を相手に商売をする者ですら大抵はなんらかの形で協会に所属していた。石を投げれば精霊協会にあたる、というのもあながち冗談ではあるまい。
 そんな人々が集う街の中を、竜太郎は当ても無くぶらぶらと歩いていた。

「あー、今日はいい天気だぜ……」

 結局あれからしばらくの間、彼は馬小屋暮らしを強いられることとなった。理由は簡単なものである、単にお金が無かったからだ。
 (彼に言わせればMPしか回復しない)生活はなかなかに辛いものがあったが、それでも苦労の甲斐あってか先日、街外れの小さな一角にとうとうねぐらを借り入れることができた。それは彼が逆境に負けじと地道に依頼をこなし続けた結果なのだが、中でも特に護衛任務で知り合ったあのなんとかいう商人が色々と手を焼いてくれたのが一番大きかったように思われた。


「さて、今日はこれといって仕事はないけどなにをするべきかなぁ」
「とりあえず次の依頼の準備をしないとな……。んじゃあ、とりあえずミナミちゃんとこか」
「ええと、サイフは……持ってるよな」

 そういってポケットの中を確かめる。初めて会ったとき以来、彼女と話すときにはどうにも所持金の有無を調べてしまう癖が付いてしまった。別にあの店に行ったからといってそこでいつも買い物をしているわけでも、しなくてはならないわけでもないのだが。

「んでそのあとどっかで飯でも……」
「ってそういや武器、修理に出してたんだった。あぶねぇあぶねぇ……忘れるトコだった」

 と、ブツブツ独り言を繰り返しながら通りを歩いていると、見知った顔が親しげな様子で次々と竜太郎に声を掛けてくる。そのひとりひとりに竜太郎は威勢のいい笑顔で挨拶を返していく。

「おう、おっちゃん! 今日はなんかいいの入ってる? そっか! んじゃあ帰りに買いに寄るよ!」
「こんちゃー! 景気はどう? 今日は鉱山かー、いいの掘れるといいな!」
「やー、おねぇさん。今日も美人だな! いやいやお世辞じゃねって!」
「おばちゃん! コレ美味そうだな、どうやって作んの?」

 道ゆく知り合いに声を掛け、声を掛けられ竜太郎は道を進む。ここに来て数週間、いつの間にやら彼はこの街に完全に馴染んでいた。



                                                                         - 続く -





  おまけ:今週のハチタローとフーキさん
  ハチタローはかつて苦戦した敵たちが未だ微動だにせずいるのを見て、少し悲しくなった。
  フーキさんは遊んでいるように見えて実はこっそり世界の狭間に到達していた。さぁ今こそ世界を飛び出すとき!



お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、サブプロフィール登録、精霊術設定登録
【イベント】ペアマッチ、大武術会
マーケット出品
琥毬 [254]水の加護 Lv1 を売却! [+300GP]
精霊術の習得
精製:風の魔力転換 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [75→80]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [4→5]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
精度 が上昇! [11→21]
同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
精度 が上昇! [11→21]
同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
精度 が上昇! [15→25]
霊玉の装備
【主力:スロット1】[No.2] にアイテムは存在しません……
【防具:スロット1】土MPアップ Lv1 を装備!
メッセージ送信
ミナミ [127]1件 のメッセージを送信!
ヤスナ [397]1件 のメッセージを送信!
エルブ [476]1件 のメッセージを送信!
エスター [1076]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

マリー [82]
「……リュータロー、様?」
 
目の前で、まるで行き倒れのように、ばたりと倒れ動かなくなる姿。
確かに以前、試合で世話になった彼に間違いはなく。……此方の名前も呼んでいる事だし。
確か、東洋風であったその名を確認するように呼びかければ、再び起き上がり。一瞬、びくり、と小さく身体を跳ねさせた。
 
「……申し訳御座いませんが、主の許可なく金品の貸し借りは……。
 一体どういった事情で、…お金を必要とされているのでしょうか」
 
さすがに、そうですか、どうぞ、なんて言える程のお人好しではなく。
丁重に、断る理由に主を使いながら頭を下げた、が。…とはいえ、通常の状態でないのは何となく伺い知れるところ。
一体何が、と……一応、聞くには聞いてみるが。
ミナミ [127]
【Halloween】
「あ……っ、りゅ、リュータローさん、こんばんは…っ」
「はい、ハッピーハロウィーン、ですね!
 まあ……、その不思議なお菓子、私にもいただけるんですか?
 あ、ありがとうございます…っ、その、嬉しいです…」
「ふふっ、悪戯なんてそんな、致しませんよっ
 リュータローさんは、子供達にたくさん、驚かされてくださいね!
 これ…あの、応援です、よかったら召し上がってくださいな」
子供達用に持っていた小さな紙の小袋を渡し。中身はマロングラッセ。
それからもう一つ、少し大きい紙包みを渡した。
こちらには南瓜風味のクッキーと林檎ジャムの小瓶、手のひらサイズの小さなキャンドルが入っている。

もらったすこんぶは大切そうに懐に仕舞って持ち帰った。
後で研究しながら食べるようだ。

【ハロウィーン・キャンドル】
南瓜を模したオレンジ色の小さなキャンドル。火をつけるとラベンダーのような優しい香りがする。
ふーか [140]
「だーかーらー! ここ外国とかそういう単純なことじゃなくってもー!」
(彼にとっては理不尽だろうがその予感は的中していた。ぷるぷると拳を震わせていたが、続く言葉に思わずきょとん、として)

「えっ、ホントに…? いいんですか? ……なんかこれ、ちょっと…不思議な感じするんですけど…」

(差し出されたケータイを恐る恐る、という感じで受け取ったが、いざ電話しようとしてふと考え込むように)

「連絡できる、けど……でも何て言ったらいいんだろう…? 精霊を助けるために別の世界に来てるけど元気だから心配しないでね? えー、でもフツーありえないよね、あたしだったらむしろもっと心配になるっていうかうーん……」

(独り言を呟いていたけれど、声をかけられるとはっとなって顔を上げ)

「えっ、あっ、はい。ホントに同じところかどうかは分からないんですけど、確かに日本から来ました! あたしはふーか、五十嵐風奏です。リュータローさん……ですね、よろしくおねがいします。」


「……ところでリュータローさんって、言い訳とか考えるの得意じゃないですか?」
(色々うまいこと思いつかなくて助けを求めた!)
ビス [220]
はい、なんでしょう。

私も、ここには最近来たばかりなので、お役に立てるかどうかはわかりませんが……
あ、精霊協会ですね。
それならわかりますよ。

案内しますから、ついてきてくださいな。
うん、私も、依頼を受けに行く関係で精霊協会にはよく行くんですけれど、こっちからだとちょっとわかりにくいかもしれませんね。
ナッツ [376]
「あら…あれは…?」

土煙が上がるほどの全力疾走である。さすがに走ってくるのに気づいたようで、あなたを発見します。

「な、なんですのあれは…!?」

ひとまず止められそうにもないので巻き込まれないように避けておきました。

「それはこっちのセリフですわ、あなたこそ大丈夫ですの?」

そう言いながら、あなたに手を差し出しました。

「ええ、本当にびっくりしましたわ…何か移動速度を上げる魔法とかでもかけてましたの?」
ナンシー [836]
あら?ウフフッ 大きな妖精だっているのよ?(得意気
ここでは小さい子が多いらしいけれど…

あなたは…人間?
匂いを嗅ぐしぐさをしながら接近してきた!

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーふーか
 [E-No.140]
リュータロー
 [E-No.216]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーリュータロー
 [E-No.216]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢17歳身長174cm体重54kg


  【蓮木 竜太郎】

いわゆるひとつのドラゴンハーフ。
人のとーちゃんと竜のかーちゃんとの間に生まれた。

性格は直情的で曲がった事が大嫌いという典型的なアレ。
おつむの方もかなり残念な感じで、学校の成績は後ろから数えた方が一瞬である。

母親の血のせいか腕っぷしが強く、昔からケンカなどのトラブルによく巻き込まれる。
そのまっすぐな性格のせいか彼を乱暴者扱いする者はほとんどいなかったが、
彼が成長し、竜の血が目覚めていくにつれ、その力に振り回される事が多くなった。

このままでは危険だと判断した彼の母親は、彼の中にある竜の力を完全に扱えるよう
竜太郎をとある場所に送り込み、そこで修行させる事にしたのだった。

 ***

彼は半竜人であるが竜の血の大半が眠っているため姿形は人間とほぼ変わらない。
竜の姿をとることも出来ない。もし竜の血が覚醒してしまった場合どうなるかは不明。

なわけで竜太郎の身体能力は人とほとんど変わらないが、
その代わり竜気という中二っぽい名前の能力を使いこなし、戦闘での優位性を保っている。
竜太郎は3人の子供らの中でこの竜気の扱いに最も長けている。

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【おやくそく】
キャラクターレンタル歓迎であります。その際のアイコンの使用等もご自由にどうぞ。
絵や文章などへの使用もOKですがもし教えてもらえたら喜びのあまり床を転がります。
メッセなども突撃どんとこいであります。

                                  カスカカスカ三|'ω'|

アイコン一覧

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サブプロフィール


  【蓮木家】

みなきけ、はすきけ。

某日本、某関東の郊外にある某市に居を構える。
家族構成は父、母、姉、兄、妹の5人。

ぱっと見どこにでもいる普通の一般家庭のようだがその実態は――

  古より強大な力を持つドラゴンの母親、
  それを狩る竜殺しの一族だった父親、
  そしてその2人の力を余すところ無く受け継いだ3人の子供達、

そんな家の修理費用がいくらあっても足りないような
ご近所に愛と笑いと大騒動を提供するデンジャーなドラゴン一家なのである

以下メンバー紹介↓


  【蓮木 虎次郎】

蓮木家の家長。それ以外はナイショ。
あ、名前はこじろうなんてカッコ良く読まなくて、とらじろうと読む。しましま。

 【蓮木・L・竜子】

ドラゴンかーちゃん。

本当の姿をしてると周囲にやたら迷惑なので普段は人間の姿をしている。
が、なぜかやたらと子供っぽい風体でとても3人の母親には見えない。

本人曰く、「この状態が燃費が一番いい」からだそうだが、
よく兄弟の末っ子に間違われたりあまつさえそれでお菓子を貰ったりしているので
ああきっとそういうことなんだろうと思われる。それか旦那がロ(略

出張が多くて家を空けることの多い家長に代わって蓮木家を守る肝っ玉かーちゃん。
でも家事とかはしない、したら負けだと思っている。そして日々ぐうたらしている。

今回竜太郎の力が日々増してきているのを感じ、修行のため精霊協会に送り込んだ。
修行には同行しておらず、竜太郎とはたまに(携帯)電話を用いて連絡を取り合っている。

  【蓮木 辰乃】

長女。ぐうたら母の代わりに一家の家事を全てまかなっている。
詳しい設定などはまだまだ未公開。

  【蓮木 ふふる】

兄弟の末っ子。もうちょっとしたら出てくる予定……(吐血

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012801300
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
7.1000000006

素質

素質素質素質素質
スタミナアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
2増幅連撃----40--××
128増幅神速----40--×
130増幅命中----40--×
131増幅回避--40----×
3増幅防御------40×
36増幅治癒--40----×
28精製魔力回復10101010×竜気回復
71精製風の魔力転換------40×
30精製武器魔力付与20--20--竜攻強化付与
31精製防具魔力付与--20--20竜防強化付与

装備品

主力:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
竜のツメ(R)
カーチャンが爪切りでパチパチやってたのを拝借した。封印を解くと強力な武器になる。
7349021
スロット1
スロット2
スロット3
補助:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
竜のツメ(L)
ただの爪のはずなのに封印が解けると柄とか装飾とか付いてるのは何故なんだろう?
7349021
スロット1
スロット2
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
竜のウロコ
カーチャンのウロコ。竜気を通す事で物理防壁を作り出す事が出来る。
7304525
スロット1土MPアップ Lv1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1131024051125139
補助1131024051

同調値一覧

霊玉名(武器・防具)同調値
土MPアップ5
水の加護5

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (6/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉防1土MPアップ Lv1100
2精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
3精製霊玉原石 Lv1 [+1](精製するとランダムに霊玉を入手)100
4霊玉水の加護 Lv1100
5素材狼の牙25
6素材狼の牙25
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