精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.436 (第8回:2012/11/3)

E-No.436

本名:綾鷹 さおり
通称:綾鷹ちゃん

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
綾鷹ちゃん「事実は、小説よりも、奇なり?」



ううん。



綾鷹ちゃん「現実は、小説よりも………退屈だ。」










新時代アイドル伝説あやたかちゃん

第4話:KT2、こっち来てるんだってさ









綾鷹ちゃん「どおおーいうことなんですか、シャチョー!!!!」




二週間ぶりに再会した私のサクセスストーリーは、くしくも私の怒号によって始まった。

手にした携帯端末に、これでもかっていうくらいのボリュームで苦言を申し立てる。
その相手は、私の所属するタレント事務所の社長。

世間一般でこんなことをしたら即アウト、クビになってもおかしくない行動なのは
充分に十二分に承知しているのだが、今度ばかりは私の怒りも有頂天だったのである。



シャチョ「説明不足でゴメンヨー。この企画のスタートが急だったから、とにかく行ってもらった次第なんだヨー。」


綾鷹ちゃん「それにしたって説明不足すぎますよ!!私、ぜんっぜん知らなかったんですからね!?こんなガチで体を張るロケだって知ってたら…。」



私は確かにデビュー直後のアイドルのたまごだ。
だから新人向けのお仕事がキツイってことくらい予想してたし、覚悟もしてた。

でもでも、私はあくまで『アイドル』なのであって、決して『お笑い芸人』なわけではない。

だからこんなドッキリだらけの仕事に放り込まれて、心中穏やかでいられるはずがない。
私にだってアイドルの矜持みたいなものがあるのだ。そこを踏みこまれてまで笑ってはいられない。
私は感情が続く限り、思いつく限りの言葉を並べて今の状況に不服をとなえた。

しかし。ケータイ越しの相手は、暴言の混ざった言葉に対して少しも動揺する様子がなかった。

むしろ少しトーンを抑えた言葉で、ゆっくりと私に対する回答を述べた。



シャチョ「ふむ。君をここに送ったのは私の見込み違いだったかな…?」


綾鷹ちゃん「ちょっ、それってどういう…。」


シャチョ「うちの事務所の扉を叩いたときの君の勢いからすると、ちょっと今の言葉は想定に沿わないように感じるヨー。」


シャチョ「君は、『あいつら』に勝つためにこのオーディションに臨んだのでは、なかったのかな?」


綾鷹ちゃん「うっ……。」


シャチョ「『あいつら』に勝つためなら、どんなことだってやってみせます!! そういう言葉だったように記憶しているが…。」



端末から聞こえる声は次第にいつものお気楽なトーンから、静かで重く威圧感のあるものに変化していた。
その言葉に、それまでの私の勢いは跡形もなくかき消されて、私は次の言葉が込められなくなってしまう。



シャチョ「『あいつら』に勝ちたいと思って、その『あいつら』を束ねる社長のところにデビューを直談判するなんて普通できることじゃない。そういうところに君の覚悟を見たように僕は判断しているヨー。」


シャチョ「そして。歌唱力やダンス、トーク力、演技力。アイドルに必要な技能のどれ一つとっても、今の君には『あいつら』に敵う要素は無い。それは君も理解しているところだね?」


綾鷹ちゃん「……。」


シャチョ「だから、『あいつら』を打ち負かすには、『あいつら』がやらなかったことだって余裕でやらなきゃいけない、そうだろう?」


シャチョ「僕は、その『あいつら』に勝つために協力を惜しまないことを君に約束した。今回の主役推しがその一つの答えだ。ならば、次に約束を守るべきなのは…」


シャチョ「君の方なんじゃないかな?」


綾鷹ちゃん「べ、べつに私はやらないなんて言ってないですよ!?そうじゃなくて、私はこんなロケだって知ら」


シャチョ「こんなロケだって知ってても、受けて立つのが『綾鷹ちゃん』ダヨネー?」


綾鷹ちゃん「うう……はい。」


シャチョ「それでイイヨー。結局最後は、『選ばれちゃうのが、綾鷹ちゃん』なんだから、過酷なロケも選ばれちゃうものなんダヨー。」



負けた。

文句を言ってやるはずが、完全にやりこめられてしまった。

ここで降りたら私のアイドル大勝利伝説が終わってしまうのは明らかな事実。
私がここで降りるなんてことができないのを完全に見抜かれていた。

普通に後追いしてるんじゃ、上昇気流に乗ってしまったアイドルには追いつけない。

上に立つには相手よりも急加速で上を取り、叩き落としてやる以外に方法はないんだ。


だから、こんな無茶をしててでも人気を勝ち取らないといけない。
無茶な企画でも大成功させないとダメなんだ。それ以外に方法はないのだ。



綾鷹ちゃん「シャッチョサン……ごめんなさい。思わず感情的になりすぎてました。頑張ります。よろしくお願いします。」



こんな言い争い、最初から勝ち目はなかったのかもしれない。
端末の向こうの声が少し微笑みを含んだように感じた。



シャチョ「その意気が『綾鷹ちゃん』のいいところだよー。ってことで、君にはもう一つ伝えないと行けないことがあったんだ。」


綾鷹ちゃん「はい、なんでしょう…」



確信した。その微笑みは、小学生の悪ガキがするような無邪気な笑いにたった今、変化した。




シャチョ「えっとね。この精霊世界に、君の倒すべき『あいつら』を何人か呼んであるんだヨー。というか、みんないつの間にか来てたみたいだけど。うん。」


綾鷹ちゃん「えっ…????」


シャチョ「倒すべき相手は多い方がいいだろう?リアーナたんひとり倒したところで、『あいつら』を超えたことにはならない。だからターゲットを増やしてみたヨー。」


綾鷹ちゃん「それって……」


シャチョ「うん。だから、君が超えるべき相手『あいつら』=『KT2の先輩』は、他にもたくさんいる。彼女らを全部倒すことで、君のアイドル大勝利伝説が形になるんじゃ、ないのかな?」


綾鷹ちゃん「うっそおおおおおおおおお!!!!!!」



リアーナ先輩以外にも、先輩アイドルの「KT2」メンバーがこっちにきている!?
こっちにきて何度目の新情報暴露ですかー!!!!

やられた。うまく言いくるめられた上に、さらにハードルを上げられた。
先輩を超えるのなら先輩を倒せばいい、なんて単純すぎて効果的な内容なの…。

っていうか、正規メンをこっちに送りこんじゃっていいの……。


私はこの時、社長と呼ばれる人種の恐ろしさを、初めて実感したのだった。




綾鷹ちゃん「リアーナ先輩、シャッチョサンから聞いたのですが……他のKT2の先輩も来てるって、本当ですか?」




どうしても腑に落ちなかった私は、あとでリアーナ先輩に事実を確認した。

すると先輩は紅茶をひとくち楽しんで、それから屈託のない笑顔でこう答えた。




リアーナ「うん。そうだよ〜。早速私の所に通信で挨拶が来たよ。」





この会社、絶対なにかおかしい。











次回へ続く。


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次回予告:(♪:ぺーぺれぺぺれぺー)


なんか色々と驚きばかりで全然冒険とか撮れてないんですけど
や、そんなことはなくてちゃんと撮影してるんですよ!!

というわけで、次回はようやく撮影の話ができるのよ。
私たちがロケできている、新ドラマって一体どんなものなの?
そんな疑問にお答えしちゃうと思いますっ!!



綾鷹ちゃん「次回、新時代アイドル伝説あやたかちゃん第5話!!」



第5話: 『 精霊伝説 カーディナル☆ナイツ 』



おたのしみに!!

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、プロフィール登録
【イベント】ペアマッチ
精霊術の習得
結界:幻惑結界 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [75→80]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]

操作:敵対心上昇 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 結界 のLvが上昇! [8→9]
アイテムの購入
霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
結界斬 Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [6→7]
攻撃 が上昇! [30→35]
精度 が上昇! [30→35]
同調によって 補助 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [30→35]
精度 が上昇! [30→35]
同調によって 防具 のLvが上昇! [6→7]
防御 が上昇! [30→35]
精度 が上昇! [30→35]
霊玉の装備
【主力:スロット2】結界斬 Lv1 を装備!
【補助:スロット1】不屈 Lv1 を装備!
メッセージ送信
リアーナ [435]5件 のメッセージを送信!
ゆーま [437]3件 のメッセージを送信!
ミリ [438]4件 のメッセージを送信!

トレード

リアーナ [435]
100GP を受け取りました!
はい、今回の石の購入代金だよー、良い感じに磨けると良いよね♪

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーリアーナ
 [E-No.435]
綾鷹ちゃん
 [E-No.436]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーリアーナ
 [E-No.435]
綾鷹ちゃん
 [E-No.436]
ゆーま
 [E-No.437]
ミリ
 [E-No.438]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢18歳身長164cm体重48kg
はーい!皆さんご注目っ!!!

私ははるか遠くの世界、ネオトキヨーからやってきたアイドル、
綾鷹さおりです!!
アイドルって何かわからない?
(なんだよ、そんなの分からない文化レベルなの?)

まあ簡単にいうと、世界中に知れ渡る「旅芸人」みたいなものかな☆

私はこの世界にアイドルのお仕事のためにやってきました〜。
いわゆるロケってことだけど、まあ分からなくても問題ないですよ!!

この世界で数カ月の撮影に入ることになったので、
みなさんよろしくお願いしまーす!!
(いちいち説明するのダルいわね…。)

ネオトキヨーで近日放送になる新ドラマ

『精霊伝説カーディナル☆ナイツ』、

ぜひぜひ皆さんチェックしてみてくださいね〜☆☆☆

(ってか、フォトンテレビなんてわかるわけない…よねえ。はあ。)

それじゃ、合言葉をいってみよ〜☆


「精霊伝説でも、
     選ばれたのは〜 『綾鷹ちゃん』 でした〜☆ 


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≪良く分からない人への簡単な解説≫

当キャラクター綾鷹ちゃんおよび、所属するパーティメンバーは
異世界「ネオトキヨー」のドラマの撮影の為に、
この世界を訪れたメンバーという設定になっています。

異世界「ネオトキヨー」はちょっと近未来の東京的な都市世界。
その芸能界で活動するアイドルが、実際に剣と魔法の世界で
冒険ドラマを撮影したらどうなるのか!!!

という勝手な設定で遊んでおります〜。

本格派の冒険者のみなさんはもちろん、
ネオトキヨーを知る方などいらっしゃいましたら
ぜひぜひ交流などして頂ければ幸いです!!!

冒険世界でもアイドルアイドル!!!

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以下、パーソナルデータ


【FHプロダクション・所属タレントシート】

※社外秘

◆プロフィール◆

Eno:436
名前:綾鷹 さおり(あやたか・さおり)
性別:女性
年齢:18歳
髪色:緑茶色
瞳色:緑茶色
身長:164cm
体重:48kg
3サイズ:88 55 80
足サイズ:23cm
外見特記:特徴的なツインテール(結構気合い入ってるらしい)

所属グループ:ソロ
メンバーNo:1
愛称:綾鷹ちゃん

適正評価:相対値10段階(10が最大値、全体を見て5が平均)

歌唱力:6
ダンス:5
演技力:7
コント:7
高飛車:10
タイプ:私が一番お姫様タイプ

アイコン一覧

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012801340
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0009.7803000

素質

素質素質素質素質
スタミナアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
11結界障壁結界------40
1566結界全体障壁結界------40×
169結界封壁結界40------
12結界反射結界40------
39結界保護結界----40--
1521結界対射撃結界----40--
160結界幻惑結界--40----
56結界防護結界--40----
95結界擬態結界--40----×
124結界庇護10101010×
68操作敵対心上昇10101010×

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
光剣フォトンブレード(マイク型)
普段はマイクにもなる剣の柄。しかしひとたび振るえば光の刃が闇を切り裂く!
7335035
スロット1
スロット2結界斬 Lv1
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
紋章の盾(騎士団長の証)
故郷に代々伝わる真紅の紋章の盾。カーディナルナイツ騎士団長の証だというが…
7303535
スロット1不屈 Lv1
スロット2
スロット3
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
聖騎士の鎧(フリルニーソ舞台衣装)
伝説の聖騎士がまとったというプレートメイルを模した舞台衣装。
7303535
スロット1水冷耐性 Lv1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1331335067148121
補助00133133

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
結界斬2
霊玉名(防具)同調値
水冷耐性5
不屈2

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (6/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主2結界斬 Lv1(武器)100
2霊玉補1不屈 Lv1(防具)100
3霊玉防1水冷耐性 Lv1(防具)100
4素材狼の牙25
5素材精霊兵の破片75
6素材ゴブリン銅貨25
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