精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.397 (第9回:2012/11/10)

E-No.397

本名:ヤスナ
通称:ヤスナ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
「ええっ」
「いや、うーん…」

後から来たイツカと、そこでずっと見ていたらしいアシヤの視線が噛み合い、その二人が同時に見る先。
そこには、汗を流しながら一心不乱に守り刀を振り回すヤスナの姿があった。

―――それは素人にもわかるような、てんで無茶苦茶の動き。

振り下ろす、打ち払う。腰は引けているし、両足はべたりと地面に張り付いて動かず、何だか無茶苦茶に棒切れを腕の力で回しているだけのような、そんな状態だ。



「……そもそもどうしてこうなったの?」

イツカの最もな疑問に、石の上でぼんやりとしていた、刀を持たぬ少年が立ち上がる。
偉そうに腕を組んで肩を竦める動き。なんとも、落ち着かない気持ちを払うように、ため息をつく。

「さあな。急に侍みたいになりたいってさ」
「だから、それはどうして? ……アシヤ、またあんたヤっちゃんに変な事言ったんじゃ…!」
「おっ、俺は何もしてないってば!手下ろせって!」

振り上げた拳を見ると、反射的にアシヤは石から降りて、身近な木の陰へと逃げ込む。
良くある光景だが、仲裁に入るヤスナの姿が無いのだけは、やや違うところか。

「…つ、強くなったら、例の”女の子”にも好かれるんじゃないのか、とは言ったけど……」
「……!」

やや、気まずそうにそう告げるアシヤ。少女の表情がびくんと強張るのを見ると、彼の手はぎゅうっと握り込まれる。

なんだ、なんだ。辛そうな顔をして。面白くもない、と。解っては居ても、胸中は複雑なのだろう。

目を逸らす彼とは逆に、なんだか少し遠くを見るように、下手糞な剣の振りを見つめるイツカ。
ぐ、っと下唇を噛んだ彼女は、足元を気遣いながら、ヤスナへと近付いていく。
疲れ果てて腕が落ちた瞬間を見計らい、息をぐっと吸い込むと、笑顔をぴったりと貼り付かせた。


「ヤっちゃん、あの」

「……はぁ、はあ………。 あれ、イツカ……?」


息が荒く、胸が静かに上下している。
体の弱いヤスナが、もう一刻近く身体を動かしているのだから、彼にとっては未体験の疲労となっているだろう。
腕はだらりと下がって上がらないし、足はかくかくと震えている。前髪を伝って落ちる汗も止め処ない。

おにぎりが入った巾着から、手拭いを取り出すと、そっとヤスナに向けて差し出す。

可愛らしい染めの入ったそれを見下ろすと、ヤスナは首を横へと振った。

「……いいよ、大丈夫」
「でも…」
「まだ練習するから」

そう言って、また構える。
すでに構えた切っ先がふらふらとしておぼつかない。胸を押さえて、イツカがその顔を覗き込む。

「ヤっちゃん、そんな無茶したら倒れちゃうよ」
「……」
「あのね、私達は刀を持てないから、お侍にはなれないし……
 それにね、私は別にヤっちゃん強くなくても、いいと思うの…!」

ちら、っと目線を向けてくるヤスナの、何時になく真剣な眼差しに、イツカの顔がぱあっと赤くなった。

「ヤっちゃんはね、あの、優しいところがいいところで……」
「?」
「だ、だからね。別にその、何ていうか、例の女の子もそんなこと期待してないと思うし…!」

ヤスナにすれば何の話なのか解らない。解らないが、遠くで肩を竦めているアシヤを見れば、何となくは察する事が出来る。なるほど、彼との話が伝わっているらしい。

「それもあるけど」

あるの!?と目を丸くして慌てるイツカを傍目に、「やあ!」と気の抜けるような声と共に腕を振る。
ヤスナの動きを遠くから見ていたアシヤも、そちらへと歩み寄っていく。それを、視界に捉えながらも、ヤスナは気にせずに前を向く。

「……それだけじゃないから」

「どうしてそこまで…」

「どうしても」

こんな強情、初めて見た、とイツカは思っている。いや、強情と言うには余りにも、強い、強い意思。
きっぱりと決めた。ブレの無い顔。まるで今まで見てきた気弱い少年とは違う、誰か。

何だか、二の句が続かない。それをしてしまってはいけない、そういう雰囲気すらある。

思わず黙り込むイツカの裏から、にゅ、っとアシヤが二人の間へと割り込むと。
髪をくしゃくしゃと掻いてから、ぴしりとその刀を握る震えた手へと指を差した。

「…何でもいいけど、そんなやり方じゃ一生強くなれないぜ」
「えっ」

面食らったヤスナの顔を見るアシヤは、やや不貞腐れたような雰囲気だ。

「基本が駄目すぎるんだよ。足運びはてんでなっちゃいないし、腕の振りも無駄にぶんぶんやってるだけでちっとも修行になってない!」
「……でも」
「そんなので侍なんてお笑い草だぜ」

当然ながら、ヤスナには剣術の知識など無い。イツカにも無い。
あるのはアシヤだけで、間違いを指摘されてもヤスナにとってはどうしようも無い事だ。
ではどうすればいいのか。解るはずもないのである。肩を落とすヤスナを見て、先に非難の声を上げたのはイツカだった。

「ちょっと…!そんな言い方ないよ、ヤっちゃん解るわけないのに」
「………」
「そんなに言うならアシヤが教えてあげたらいいじゃない!」



――――


アシヤの悩みはそこだった。

武家の運命なんて忘れたかった。少なくともここに居る時くらい、無縁で居たかった。
でも、ヤスナは本気だ。そして、誰に頼る事無く、その道を必死に歩もうとしている。

ますますその姿は、アシヤにとって羨ましく映る。むしろ僻みに近いものが湧き上がっているのは、間違いのないところだ。
『自ら望んで武へと邁進出来る』というのは、本来自分にあるべき意識だからだ。

そうなると素直になれやしない。本当は、見ちゃいられない。手を貸したいのに、迷いなくそう動くことが出来ない。


イツカの視線が、突き刺さる。

ぐっと堪えた言葉を硬く硬く封じて、アシヤは、大きく息を吐いた。


「……結局侍は、侍か」


ぽつりと呟いた言葉に、二人の首がやや傾ぐのが見えた。よし、と零して、辺りに転がった木の枝を拾うアシヤの動きに、注目が集まる。

「……おいヤスナ。その刀は返せ」
「えっ」
「これを持てよ。それは守り刀って言って、護身用だから、長さ的に練習にならない」

ヤスナが手に持った刀を持ち上げると、それをさっと奪い、代わりに身長の半分くらいあるやや太い木の枝を握らせる。
ずしりと重いそれに、ヤスナの肩が下がると、後ろからアシヤがその両肩をぐいっと引いた。

「背筋をはって、握る左手と右手は拳一つ分離すんだ。利き手は右か?」
「うん」
「じゃあ、左手を下にしろ。で、握る時は、右手はちょっと添えるくらいの気持ちにする。左手の小指にぐっと力を込めて握るんだ。左足を少し後ろに引いて、つま先は右足のかかとと並ぶくらいにして、左足のかかとは少し上げる」

てきぱきと告げられる言葉に合わせて、生来素直なヤスナの構えが次第に変化していく。
それを眺めていたイツカの瞳が丸く開いた。

「うわあ…!すごいよヤっちゃん、ほんとにお侍さんみたい!」

湧き上がる黄色い声を耳にすると、教えていたアシヤの眉が少し、寄った。
凄いのはヤスナじゃないのに。そう思ってしまうのがなんだか、悔しい。

ぴっしりと張りすぎたヤスナの左肘を押して無理に曲げさせると、そこでようやく、身体を離した。

「……腕に力が入りすぎてるから余計に疲れるんだ。その構えは正眼って言って、剣術の全部の基本になるから覚えとけよ!」

「うん」

「よし。じゃあ、次は――――」






ゆったりと、日が落ちていく。

半刻過ぎ、一刻。烏が鳴いて、宵の空。


その日は、結局、本当にヤスナの腕が上がらなくなるまで、アシヤの指導は続いた。


終わる頃には、イツカをして『動かなければ完璧』と言わしめるほどに、構えが改善されていた。


教えるアシヤにしてみても、それは驚きに満ちた経験だ。
たかが構え、されど構え。
剣術における正眼はどうとでも対処の出来る自在の構えだ。そこに隙があってはならず、無言で威圧してくる切っ先の気迫がなくてはならない。

たった一日教えただけで、ヤスナのそれにはもう随分と隙が無い。
呑み込みが尋常でなく、早い。


帰り道、アシヤはぼんやりと、師の言葉をなぞっていた。



「……『本気は刀に伝わる』、か」

「…ヤスナのやつ………!冗談じゃない!」



再び腰に据えた刀の握りに、力が篭る。






見てろ。負けるものか。捨てられない誇りがあるなら、その誇りを汚させはしない。

あいつが剣の道を目指すというのなら、俺はずっとその道を先に進んでやる。



何時の間にか立ち止まっていた足が進む頃、アシヤの顔には確かに。
険しいような、それは、未だかつて無いような、笑みが浮かんでいた。




本気が伝わるのは刀だけではないのだろう。それはまた、人にも、然りであるのだ。






+ ―――― + ―――― + ―――― + ―――― + ―――― + ―――― + ―――― +



「これも違うな……。次で十冊目か」
「…少し休憩に致しましょうか?」
「まだ大丈夫だ。……と、言いたい所だが、お前もそろそろ疲れただろう。
 そうだな、茶を一杯いれてくれないか?」
「かしこまりました。少々お待ち下さいまし、沸かして参ります」



広げた分厚い本を閉じ、立ち上がったアルティシアの背をぼんやりと見つめる。
知らない言語の記されたこれらの本は、俺には読む事が出来ない。という訳で、協会で借りてきた資料を、彼女に翻訳して貰っている。
時刻は丑を回って八ツ辺り。眠くなってもおかしくない筈だが、あれで中々に根性が据わった女だ。寧ろ俺の方が些か眠たくなって来ている。

しかしせめてあと一冊くらいは。そして、出来れば見つけたい。
元の世界へ帰る為の手がかりは何処かにある筈だ。そしてそれは、この世界の理に則したものである可能性の方が高い。

読めもしない本をめくり、じっと記号のような文字を見つめる。
肘を立て、ぼうっと眺める目の端に、ゆらゆらと蝋燭の火が揺らめいていた。


―――――。


「ヤスナ様、お砂糖は……」


「まあ」
「―――………」




「帰って来てからずっと本とにらめっこでしたもの……
 せめて、毛布を掛けておきましょう」

「…………………」

(ヤスナ様の大切なお方とは、一体どういう方なのでしょう…)




「―――!」




「一瞬だけど、誰かの視線………しかも、今のは確かに、人では無い…?」
「監視、という感じでも無い……寧ろ、見守っているような」

「……ヤスナ様を、でしょうか。だとしたら何故…」

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】大武術会
マーケット出品
メディ [1003]自爆 Lv1 を売却! [+200GP]
精霊術の習得
増幅:乱撃 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 強化 のLvが上昇! [2→3]
アイテムの送付
ロザリー [1]霊玉原石 Lv1 [+1] を送付!
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
風の支配者 Lv1 を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
防御力アップ Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [49→56]
精度 が上昇! [21→24]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [14→16]
精度 が上昇! [56→64]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [21→24]
精度 が上昇! [49→56]
霊玉の装備
【主力:スロット2】土重付加 Lv1 を取り外して 風の支配者 Lv1 を装備!
【主力:スロット3】防御力アップ Lv1 は「武器」には装備できなかった……
【補助:スロット1】土重付加 Lv1 は「防具」には装備できなかった……
【補助:スロット2】風の支配者 Lv1 を装備!
【補助:スロット3】防御力アップ Lv1 を装備!
【防具:スロット1】風の支配者 Lv1 を装備!
【防具:スロット2】防御力アップ Lv1 を装備!
【防具:スロット3】風の加護 Lv1 を装備!
メッセージ送信
メーア [50]1件 のメッセージを送信!
ヘルム [109]1件 のメッセージを送信!
ライナス [119]1件 のメッセージを送信!
アルテ [162]1件 のメッセージを送信!
リュータロー [216]1件 のメッセージを送信!
いろり [251]1件 のメッセージを送信!
フィオ [253]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

くま [142]
「きんぎょってなに?」

聞きなれない言葉に興味津々のようだ。

「……」

「なんか発音が変だよ!」

言葉だけだと勘違いが分からないが、イントネーションの違いに反応した。

「ひいい、毛皮とかばっちゃと同じ怖いこと言わないでよお」

よほど怖いのか、自前のしっぽを胸の前でかき抱いてぷるぷる震えている。
アルテ [162]
「そうですか…私はそれでも構わないのですが…
 ヤスナ様、【ティ】が言い辛そうなのが、気になっておりまして」
「エネルギー源に近い言葉は…精霊力…でしょうか?
 威力は、精霊武具や精霊術の力で御座いますね。
 協会に登録の際に、太刀に精霊石を付与しているのをご覧になられたかと思います」

「そうですね、お話を聞いてもやはり似たようなものではないかと。
 …アシヤ様、とはヤスナ様のお友達で御座いますか?」
(妖怪の話より、そこに出てきた名前に興味を示したようです)
「いいえ、ヤスナ様のご説明は、とても丁寧で御座います。
 私のほうこそ言葉を伝えるのが苦手で…。」
「理屈としての愛は、ただ一人の人に全てを与えること。
 そういうものだと、理解しております。」

「先立つもの…欲…つまりは、
 ヤスナ様にとっての愛は、目標であり道標である、という事でしょうか?
 そして、今もなお…それを目指していらっしゃるのでしょうか?」

「ヤスナ様は…なんというのでしょう。
 純粋、といいましょうか。子供のような所があるような感じが致します。」
「濁りの無い気持ちで人を好きになることは、とても難しい事だと思います。
 世俗にまみれる人の世の中であれば、尚更の事。」

「そうですね…きっと、育んでいくものなのでしょう。私も、そう思いますわ。」

「…時に、ヤスナ様。お伺いしたいことがあるのですが」
「【お菓子】とは、どうやったら実るものなのでしょう…?
 ハロウィン会場で見た、ああいうクッキーやケーキなどは…」
ネロ [176]
「あのう、すいません、ちょっと良いですか?」

なんかその辺をキョロキョロ見回してた女の子が、
紙切れ片手にぱたぱたと、そちらに駆け寄ります。

「えっとですね、突然でちょっと申し訳ないなっていう感じはしなくもないですが、
 私、今、こんな感じの人を探してるんですよ」

と、言いながら、持っていた紙切れをぱっと広げます。
なるほどそこには何やら「似顔絵」のようなものが描いてありました。
絵心はお察しです。

「これ、一応母さんのつもりなんですけどね、
 なっかなか見つからなくて、こうして色んな方に話しかけては
 何か知りませんかーって訊いてる塩梅です。
 私と同じ、緑色の髪のエルフさんなんですが、
 何かご存知ないでしょうか?
 もしどこかで見かけたとかそういう記憶が有りましたら、
 教えて頂けるとそれはとっても嬉しいなという感じです」
アウラ [205]
「ん、冗談も乗ってくれないのね。
 ヤスナは、いろりと同じところの出身じゃなかったの…?
 見た感じそうかと思ったけど…」
「意外と面白いと思ったんだけど。
 まぁ…玩具みたいなもの。
 気持ち悪いと思われないと悪戯にならないもの。」

「あ、私はアウラ=アフェゼリア。
 貴方はヤスナで良かったよね?
 今更だけど…。」
「そんな不思議な服だから確信はあったけど…
 それはヤスナの国の普段着、みたいなもの…?
 着やすそうでいいね…。」
アルマ [249]
「うーん、飯が美味く思われないのは困るな…」

「いやーでも風呂桶が女だったら、それはそれで入りづらくないか?」
 ……
「話、が、ずれてる」
「そうだった…叩かれると痛いが、鍋なんだから火にかけられても別に平気だよ。
それに火がなくても自分で暖められるしな」
ナッツ [376]
「今は15歳ですわ、そろそろ16になるころですわね………そうですわね、この際、嫁にもらうことを捨ててでもやり遂げたいことだと思いますわ」
「家出していることもバレたようですから、隠す理由はありませんわね」
「私は、冒険者として名声をあげて、ダンピール剣術を世に広めるのが目的ですわ」
「私は、何もできなくて…何の取り柄もなくて…その中で唯一、私が自信を持ってできるものが剣術でしたわ」
「…でも、私には受け継がせてもらえなかった…非力で…魔法も使えない…きっと、戦う才能もないと思われたのでしょうね…」
「でも…私にはこれしかないのですわ!この剣術を広めて、いずれお父様に伝えますの!私だって、やればできるって!」
「…と、まぁ…そんな事情があるのですけど、そちらもなんだか大変そうですわね…?」
「だんぺいる…ちょっと気になる言い方ですけど良しとしますわ…ええ、これは流派のようなものですわ」
「ダンピール剣術は、蝶のように舞い蜂のように刺すを体現した、防御に優れた剣術で、かといって防御だけでなく的確にスキを突き、急所を突く細剣と籠手を使った剣術ですわ」
「私は力は自信がありませんけど、この剣術のおかげでしっかり攻撃を受け流せますし、相手に致命傷を与えることができますのよ」
ジャン [387]
へえ、東の国ってずいぶん厳しいんですね……。
モンツキ?
刀持ってる人はみんなサムライかと思ってたのに。
僕はジャン=バティスト・バルデュワンです。
ヤスナさんはなにをしにこちらに?
ナギ [446]
ナギ「お手合わせ有り難う。
   こちらも良い経験になったよ。」
ナギ「え…ナンバン?
   ナンバンっていう言葉が何なのか分からないけれど…
   ああ…ハロウィン服に着替えたの忘れてた。
   普段はこういう感じの服なんだ。」(↓)
ユキ [985]
「やや、お侍でござる! その刀に出で立ちはまさしく……」
「いやでも、ちょんまげ結ってないでござるな」

「ははあ、さては都会のお侍の流行りでござるか!」
「お主が仕える殿様も流行に敏感に違いないでござるな!」


 ちんちくりんな狐耳忍者が絡んできた!

トレード

ロザリー [1]
諸刃 Lv1 [+2] を受け取りました!
「はい、これでいいかしら。
 念動力使うより手渡しのほうがいいって言われたから、手渡しにするけど」
 妖精の少女が、自分より少し大きいくらいの霊玉を持ち上げている……。
アルテ [162]
風の加護 Lv1 を受け取りました!
「ヤスナ様に風邪のご加護がありますように。」

イベント(ペアマッチ)

イベント名
パーティ名
メンバーアルテ
 [E-No.162]
ヤスナ
 [E-No.397]

イベント(大武術会)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
パーティの編成
ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名
パーティ名
メンバーキワコ
 [E-No.96]
サエトラ
 [E-No.108]
アルテ
 [E-No.162]
ペーター
 [E-No.172]
トモリ
 [E-No.272]
リリー
 [E-No.336]
ラン
 [E-No.394]
ヤスナ
 [E-No.397]
アニス
 [E-No.490]
月血鬼&月影之狼
 [E-No.505]
クロ
 [E-No.506]
アーサー
 [E-No.614]
Acht
 [E-No.629]
ホノカ」
 [E-No.869]
ミリー
 [E-No.1075]
精霊兵『青龍』
 [NPC]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーアルテ
 [E-No.162]
ヤスナ
 [E-No.397]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢20歳身長181cm体重???kg
人の情けに寄り竹の
賤が苧環 繰り返し
縒れつ縺れつ 君が思ひのかねごとは
宿る暇なく くるくると
きりきりはたり ちやうちやうと
織る機布こそ やさしけれ


――――――――――――

藍染の小袖に草鞋、髷も結わぬぼさりとした薄暗い髪。
悪し様に言えば、人相と気色を悪く見せている三白の双眸。
その身形身分にそぐわぬ、引き抜けば青白く照り返す美しい太刀を一つ、腰に帯びる。
脇差はなく、紋の付いた袴も無く。ともすれば浪人か狂人か。
その男、ヤスナは、どちらとも示し難い。

ヤスナの生家は決して裕福とは言えぬが、
日々の糧に困る程の貧乏は無い。
右を向けば右に、左を向けば左に。そんなどこにでもある農家だ。
その家の戸口には、誰かしらに貼り付けられた一枚の符がある。


『誘ゐ神立入禁ず』


――――。

ヤスナは、忌み子であった。

人に憑き、人を誑かす魔性の祟り神。
村の人々、近隣の町衆が皆一様にそう語り継ぎ、避けてきたものを。

あろうことか。ヤスナは、愛しているのだ。




或る日、ヤスナは神隠しにあった。
「それ見たことか」 皆、口を揃えて、そう言った。

その通りなら、ヤスナにとってどれ程焦がれた瞬間だったろうか。


彼は今、愛した神の傍では無く、驚きと幻想が支配する、この地に立っている。

誓いの太刀が持つ、変わらぬいつもの重みが、これは夢で無いとヤスナに告げているようだった。



※演出イラストは [268]リスティ=トリスタン さんのPL様に描いて頂いたものを、許可を得て加工しています。
 超カッコイイ!イケメン!ありがとうございます!

アイコン一覧

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012302200
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
11.120003.340000

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
1増幅強打40------××上段壱の型  - 雷刀 -
122増幅突撃40------××中段壱の型  - 紐貫 -
2増幅連撃----40--××中下段壱の型  - 文銭流し -
212増幅乱撃----40--××
210増幅瞬斬----40--××下段壱の型  - 青眼崩し -
128増幅神速----40--×打技壱の型  - 鹿威し -
129増幅超神速----60--×奥義 / 播種  - 無拍子 -
130増幅命中----40--×助の位  - 梟 -
131増幅回避--40----×打捌き壱の型  - 月波 -
36増幅治癒--40----×
93増幅敵対心増幅10101010×助の位  - 扇立 -
14強化均衡能力強化10101010助の位  - 鯨波 -

装備品

主力:両手(武器)LvCP攻撃防御精度
銘・和泉國岡部蛍胤 石蒜此岸
二尺八寸と異例の長さを誇る大刀。茎(なかご)が赤で塗られ、白字で銘が刻まれている
8456024
スロット1火の支配者 Lv1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
漆塗内鋼太刀拵楠鞘
鞘内に鋼板が仕込まれ強度を増した、楠の鞘。はばきの抜けと鞘走りの音色は涼やか
8401664
スロット1
スロット2
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
藍染麻小袖
非常に簡素で飾り気の無い、藍染めの小袖。とはいえ、ヤスナの一張羅である
8402456
スロット1風の支配者 Lv1
スロット2防御力アップ Lv1
スロット3風の加護 Lv1
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1651305066125159
補助0000

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
土重付加2
霊玉名(防具)同調値
防御力アップ2
自爆2
霊玉名(武器・防具)同調値
風の加護2
火の支配者5
水の支配者2
風の支配者2

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (12/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1火の支配者 Lv1100
2霊玉防1風の支配者 Lv1100
3霊玉防2防御力アップ Lv1(防具)100
4霊玉防3風の加護 Lv1100
5霊玉土重付加 Lv1(武器)100
6霊玉諸刃 Lv1 [+2](武器)100
7素材狼の牙25
8素材狼の牙25
9素材狼の牙25
10素材狼の牙25
11素材精霊兵の破片75
12素材ゴブリン銅貨25
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