精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.238 (第9回:2012/11/10)

E-No.238

本名:クテラレーテ・ポラリス
通称:クテラ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
 朝起きたら、隣で寝ている男の人が裸だった。
 目を疑うほど驚いたし、ものすごく怖かった。クテラが男の裸を見たのは、教科書の絵を除けばこれが初めてだったし、ましてや一晩一緒に寝ていた相手がそんなことになっているなんて思いもよらなかった。世の中には、下着一枚で眠ってしまうような人種と言うのが存在していたらしい。深夜で部屋の中が暗かったことと、尻尾の毛が間に挟まった状態で眠っていたせいで全然、まったく気が付いていなかった。
 もちろん今までだって毎日、同じ部屋で暮らしていた訳だし、手枷と首輪のこともあって、ナインの生活の大半をクテラは手伝ったり、鎖の付け外しをしたりしながら一緒に過ごしてきている。
 ただ、寝るときは大体、クテラの方が先に疲れてベッドに倒れ込んでしまうことが多かったし、ナインはクテラより早くは眠りたがらない節があった。
 そして朝、クテラが起きるときには大抵、ナインは身支度を済ませ終わっている。
 ナインとクテラの生活に、ナインは壁のように厳密なラインを一本、引いていて、だからクテラは今日になって初めて、朝起きたばかりのナインを見たのだ。

「……うう……」
「……なんだよ、仕方ねぇだろ。こちとらこういう習慣なんだよ」

 寝台から半分ほど身体を起こした状態のまま、クテラは完全に固まっていた。その様子に呆れながら、ナインが我関せずと言ったような大欠伸をする。だが、何の悪びれもない顔でそんな事を言われても困るものは困るし、そもそも、パンツを一枚履いただけで寝ていて風邪を引かないのだろうか。
 疑問は色々とあったけれど、どちらかと言うとクテラの衝撃は第一段階を通り越して第二段階に移行していたので、口から出てきたのはまったく別の疑問だった。

「……あの……お、おひげ……」
「……あぁ。そうか、剃ってない所は見たことなかったんだったか」

 ものすごくビックリしたことに、ナインの顔に違和感がある。髭だ。
 ざらざらとした感触の自分の顎を確認するように手で撫でたナインが、寝起きの人間特有の重そうな動作で寝台から降りる。歩きがてら、荷物の中から着替えを適当そうなそぶりで掴んでいった。
 そのまま、大きな背中が隣の部屋に消えると着替えの音がして、その内に水音が聞こえ始める。恐る恐る、後を追いかけるクテラが部屋の入り口からナインの後ろ姿を覗き見た。
 着替え終わっている背中をみると、ようやくいつものナインの背中だ、と無条件で安堵をおぼえる。

「……お、男の人って、毎朝そんな風にしてお髭を剃らないといけないんですか……?」
「普通はな。……巫子サマってのは、その程度のことも知らないで生きてけるモンなのか?」

 質問というよりは明らかに呆れを表現するための皮肉に、うっ、とクテラが言葉に詰まる。
 知らないのはそんなにおかしなことだったのだろうかと疑問は思うのだが、ナインのこの反応を前にそんなことを口にできる勇気は湧いてこなかった。もっとも、ここで言葉に詰まってしまった時点で、ナインの疑問をほとんど肯定しているようなものだったのだろうが。

「嫌なら、あっちにいってろよ。生憎と俺みたいな粗暴者にゃ、巫子サマの繊細な感覚は理解できないんでな」
「え、あ……あの、す、すみませんそういうつもりじゃなかったんです、ただ、あの、初めて見たのでビックリしたというか……」

 内心ではものすごく怖かった。ものすごく怖かったが、それは自分の勝手な感情だし、ここで素直にそれを言ったらただ寝ていただけのナインにとってはひどく失礼で申し訳ない話だとも思う。
 何とか、そういう訳ではなかったのだと言いたくて、悩んだ挙句にクテラは迷走した。

「……ちょ、ちょっとだけ触ってみたりとかは……」
「バッサリ切ってもいいなら止めねぇけどな」

 容赦なく断られた。
 実際、今の状態で手を出したらナインか自分か、どちらかが剃刀の刃でバッサリといくことになるのは目に見えて明らかだったので、がっかりと肩を落とすと大人しく引き返して寝台の上で座って待つ。
 ナインが返ってきてあの部屋が空くまで、クテラの着替えは保留だ。アークルード族の中性体は未分化という特性上、他人に裸を見せることをあまり良しとしない。もっと言ってしまえば、人間は未分化のアークルード族の身体を奇異や嫌悪の目で見る傾向が強いから、未分化のアークルード族は他人に自分の身体を見せることを極端に避ける。
 だからこそ、余計にショックに感じられるのかもしれない。

(そっか……よく考えたらナインって、男の人なんだ)

 あんまりにも当たり前すぎると言えば当たり前すぎる事実なのだが、当たり前すぎるだけに、中性体であるクテラには実感に乏しい言葉だ。
 ましてや、ナインと初めて会った時は、個々の人格やら個人としての存在として以前に、凶悪な首輪と手枷の鎖と罪人と言う前提があまりにも強烈だった。心のどこかで今まで、無意識のうちに「長老会から預けられた犯罪者」と言うシルエットでナインのことを一括りに認識していたのかもしれない。
 暴行未遂と言う罪状を一度だけ、聞いた時にもっと実感していてもよかったような気もするのだが、それを実感できない所が自分の至らなさなのだろう。

(……でも……ナインって、別に女性に嫌われる様な人じゃないと思うんだけど……何だかんだ言ったって、綺麗なお姉さんに声をかけられてることだってあったし……)

 ナインの罪状は、女性を傷つけて不幸にしようとした、と言う罪状だ。どこかにそのせいで、傷つけられかけた女性がいるのだろう。その意味を理解できずに勝手にナインのことを、何となく悪い人でない気がする、と言うのもひどい話なのだと思う。
 それでも、一緒にいる間のナインからはそんな気配がほとんど、感じられるようなこともなくて、クテラはどうしても一緒にいると、そのことを忘れそうになる時がある。

(……なにか事情があった、とか……)

 婦女暴行未遂、と言う言葉は、クテラにとって「得体のしれない暴力」であり、それ以上に想像のしようがない。
 生物や保育の教科書で読んだ、ぬっぺりとした絵の人間の男女の裸は、鏡で見る自分の身体と比べてまるで出来の悪い子供のらくがきのようにしか見えなかったし、授業で教わった知識も正直、ただ丸暗記しているだけと言うのが現状だ。
 それでも、ナインがそういう罪状を背負うことになったと言うことはきっと、ナイン個人の事情や感情がそこに存在していたということだ。
 ナインは、男の人だ。だから、誰か好きな女性がいたのかもしれない。

(……分化すれば、そういうのも分かるようになるのかなぁ)

 アークルード族は誰もがみな、誰かのために分化する。
 もちろん、その誰かと生涯、寄り添うことができるかどうかはこれとは別の問題なのだが、それでも、アークルード族は自分ではない誰か、他人のために性別を選ぶ。他人を意識し、他人を認識して、他人を自分の世界に受け入れて、そこで初めて「自分とは一体なんなのか」と言う疑問を無意識のうちに抱く。他人を知覚することで初めて、自分を意識する。
 だから、今のクテラにはナインの事情を憶測することしかできない。

(……ナインは、)

 ハイデルベルクに来てから、もうそろそろ、それなりの時間が経つ。
 里を出ることが決まってからずっと、目の前の事実を理解して追いつくだけでも必死な生活だった。知らないこともどうにかしなければいけないことも大変なことも山ほどあって、だから、ナインのことも、今目の前にいるナインのことを追いかけるだけで必死だった。
 だが、これだけ一緒にいても自分がナインについて知っていることなど、微々たるものなのだ。

(……ナインって、どういう人なんだろう……)

 隣の部屋から、いつもと同じ顔をしたナインが現れる。そうしたら今度はクテラが着替えを掴んで、身支度を整えなければならない。
 ナインはいつも、眠ったままのクテラを置いて一人で、何を考えながら身支度をしているのだろう。
 珍しく置きっぱなしにされたまま忘れられた剃刀の刃に、好奇心で手を伸ばしてみる。
 研がれた刃の感触は、ひんやりと冷たかった。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、サブプロフィール登録、セリフ登録
【イベント】ペアマッチ、大武術会
GP送付
ナイン [570] から 30GP を受け取りました!
マーケット落札
エウシュリー [34] から 霊玉原石 Lv1 [+2] を購入! [-300GP]
玩具屋 [130] から 霊玉原石 Lv1 を購入! [-190GP]
精霊術の習得
精製:防具魔力付与II を習得!
素質の開花
火MPアップ Lv1 を開花! [-1P]
→ 火MPが上昇! [0→20]
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [12→13]
アイテムの購入
抽選に外れたため 匠の技 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため アイテム精製の極意 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため トレジャーハンター Lv1 を購入できなかった……
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [65%]
→ [+2] … 失敗 [32%]
火炎耐性 Lv1 [+1] を獲得!
→ 精製したアイテムを ナイン [570] に送付!
霊玉原石 Lv1 [+2] を精製!
→ [+1] … 成功! [265%]
→ [+2] … 成功! [132%]
→ [+3] … 成功! [16%]
→ [+4] … 失敗 [8%]
かばう Lv1 [+3] を獲得!
→ 精製したアイテムを ナイン [570] に送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [50→60]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
霊玉の装備
【主力:スロット2】風雷付加 Lv1 [+1] を装備!
メッセージ送信
プリノ [244]1件 のメッセージを送信!
アム [334]1件 のメッセージを送信!
カヤ [355]1件 のメッセージを送信!
アルド [395]1件 のメッセージを送信!
オッズ [547]1件 のメッセージを送信!
ユージュ [711]1件 のメッセージを送信!
リーナ [712]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

ロジェ [48]
「あはは、凄かったってんならクテラもだぞ?
 オレ達4人全員で戦って勝ったんだからさ」
(なんて言いながら、ぺこり下げられた頭をぽふり撫でてやる。
 頭を上げたクテラを見返してへらりら笑顔。)
「ありがと。
 放出の術――っていうのか、こういうのには物心ついたときから触れてたから。
 唯一の取り柄っていうかさ」
(くるり指先を回した先に光を宿して、すぐさまそれを解き放った。
 宙を舞い広がる煌き。)
「霊玉を通すと一気に増幅されちゃうから制御はまだうまくいかないんだけど、
 こういう精霊力の扱いって、要は慣れじゃないかな。
 多分、クテラもそのうち当たり前にできる様になると思う」
「……でも、褒めてもらえると嬉しいなあ」
(そう返す笑顔は、純粋に喜ばしげなそれである。
 そうしてあたふたそわそわと忙しげなクテラを微笑ましげに見遣って、)
「クテラの故郷の歌か。いいな、そういうの。
 なんとなく、愛着みたいなものがあってさ」
「巫子さん――って、かんなぎのことだよな。
 クテラ、実はそういうやんごとなき身分みたいな?
 なんだか大変そうだなぁ。まだ小さいのに」
(辛いことがあったら言うんだぞー、なんて。)
「先生は厳しいんだなー。オレ、クテラの歌い方好きだけどな。
 クテラらしい――ってほどオレはまだクテラのことを知らないかもしれないけど、
 でも、無理してないっていうか、素のクテラが頑張ってる歌声みたいな」
「――ほんとはもっと違う風に歌わなきゃいけないのかもしれないけどさ、
 ここにいる間はそんなこと気にしなくてもいいと思うよ。
 恥ずかしがる必要だってないんじゃないか?」
メーア [50]
picon☆ とりあえず耳の位置はふつうのひとと同じ辺りっぽく。

「…木を隠すなら森の中、目立つ以上隠すのも難しいですよね…。
誤魔化すために嘘の理由を考えてみるとか、必要そうです。鎖を増やしてファッションとか…」
クテラさんの首元を見つめながら真面目に考えているようだけど発想が変ですメーアさん。

「罪と罰、というのは…難しいですよね。罪の意識を贖う為に、罰がある。
そのひとの罪にクテラさんが直接関わっていなければ、許してあげることも…。
それに確か能力封印刑とか…特別な力は、それだけで危険なものですから。」
なんだかどこか悲しそうな瞳で。

「治安を維持するひとの、呼び方の違い…でしょうか。
クテラさんの故郷だと巡視兵になるんですね。でも、クテラさんは違う…
そういうひとを引き連れて、探し物…その探し物が特別な何かだったり、するのかな。」
最後は呟きのようになって、言ってから踏み込みすぎたかな、とあわてた表情に。

「お揃い…もしかしてクテラさんも箱入り、というやつだったんでしょうか。
ボクは屋敷からあんまり外に出なかったり、別宅に住んでいたり…とボクも少し自由に外に出れるようになったのは、ここ数年ですね。
だからあんまり面白い話も出来なくて…
冒険者になったのも、家の事情だったりするんです。」
鞘握る拳を顔の前に、握られたレイピアは斜めに構えられ、それをただ見つめるようにして。
キヤ [263]
「んー、そういうもんか。
 確かに、それ考えたら表通りのが気楽な部分あるのかもね」
「でも、止められないんだったらその鎖、
 本当にただのへんてこファッションにしかならないでしょー。
 あんたが散歩されてる訳じゃないんだし、もう少し頑張りなさいな」
「人狼族?あんたは全然狼には見えないけど。
 …あぁ、何か事情があるならごめん」
「そうだね。確かに家族に近い相手なら、心苦しいのは仕方ないかな。
 結局、性格性質は個人個人でまるきり別だとしても、
 見た目ではっきりした特長があると、ダブらせちゃう部分も強いのかもね」
(あたしは別段、人間に思うところは無いからなー…。
 悪印象も無いけど…)
「って、あぁ。虫ダメなのね…。
 あんたの故郷も田舎って聞いたけど、あんたよく生きてこれたわね」
ウェラフ [285]
「そうなのですか‥‥」
「はい、かしこまりました、クテラ様
 私はクーデルカと申します。よろしくお願い致します」
「‥‥ウェラフだ」
「はい、冒険者です‥‥
 え、お父さん‥‥ウェラフ様のことでしょうか?
 いえ、ウェラフ様は故あって私を保護してくださっただけでして、お父さんでは‥‥
 だったらよかったのに‥‥
「羨ましい‥‥ですか‥‥」
「‥‥‥‥」
「実は、呪術によりなってしまった姿ではありますが‥‥
 可愛いと言っていただけるのなら、この姿も悪くないのかもしれませんね‥‥」
「‥‥‥‥」
「いえ、こちらこそ不躾な質問をしてしまい申し訳ございません‥‥
 誰にでも言いたくないことはありますし‥‥」
「ふん‥‥まあ、いいだろう」
カエデ [312]

「アークルード…へえ、中性体。」

「あ、お恥ずかしいことなのね?なるほどなるほど…」

「…未分化だと身体の方はどうなっているのかしらねえ?気になるわあ。」


「あら、レディに歳を聞くのかしら?」

「なーんてね。気にしないわよ、そんなこと。」

「お若く見えるのは当然よ。身体はまだ20歳だもの。」
「でも私の過去は少なくみても800年はあるわ。
 そのくらいまでは覚えているもの。」
セレン [353]
「んー? もしかして、あたしって何も飲まなくても生きてけるのかな?
実はあたしも、お腹に入った物がどこに行くのかは、全然知らないんだよね」
「まっ! 別にいいじゃんそんなことっ
どうあれ喉が渇くのは事実だし、甘い飲み物は美味しく感じちゃうんだから!」
「ほらっ、あの大通り正面の店の”ここなっつじる”ていうのが美味しいんだ!
あれ飲んで一息ついてから、話の続きしよ?」
大通りを越えて店へ行き、大きな木の実に穴を開けた飲料を注文。背中の炎が天井を焦がす。
やや引きつった表情の店員から飲み物を受け取ると、人気の少ない公園を選んで移動する。
落ち着ける場所を確保した妖精は、ぐいと木の実を傾けると、一気にこれを飲み干した。
「ぷっはー! じゅーす美味しーー!!
あっ、クテラは座ってて構わないよ? あたしも適当に飛んでるからさ」
「さてっと、クテラの魂のことだったっけ
まっ! とりあえず、手順だけでも説明しちゃおっかな?」
「まずはね、クテラの肉体を跡形も無く燃やすんだ
灰の一欠けらだって残らないよう、キレーに何にも無くなるまでね」
「欠けた魂が肉体の枷から離れることが出来れば、あとは残った魂の元へと、
自然と引き合つけられて飛んでいくはずだから、容易に見つけられるはずだよ」
「そしたら、必ずあたしが魂を元通り一つに戻してあげる!
ああ、燃やす前にあたしがクテラを眠らせるから、熱いのは心配しないで良いよ」
「もうその肉体には二度と戻れなくはなっちゃうけど…
でも、そうやって魂がバラバラのままでいるよりは、全然マシな状態でしょ?」
トレゾア [498]
「ああ、覚えてたのか。ありがたいな。
勉強になったのならなによりだが、そのお前たちのパーティーに負けたんだから、あまり偉そうなことは言えないが」
少し皮肉を含みながらも、本人は薄く笑って見せた。
秩序杯の事を思い出しているのか、口元に手を当てながら、トレゾアはちらりと少年に視線を送る。

「お前の戦い方もなかなかおもしろかった。僕の故郷は武器というものを使って戦うのが当たり前だったから、ああいうのを見たのは初めてだ。
…その、歌…といえばいいのか。そういうのを使っての戦いは」
「まあうちも人の事は言えないが…その、お前のパーティーもなかなか個性的なようだったしな」
恐らく少年の隣で鎖に繋がれた男を思い出しているのだろう、
やや言いにくそうに視線をわざとらしく外しながら歯切れ悪くそう言った。

「きれい…?」
自分には縁遠い少年の言葉を、わずかに目を見開きながら復唱すると、改めてその可笑しさを実感したのか咳き込むように吹き出した。
罰が悪そうに姿勢を正す。
「すまない。そんなこと言われたのは初めてだ。有難く受け取っておこう。えーと…クテラ、だったかな」
モリオン [738]
キン── と、軽い金属音。
振り向けば、そこに一人の使用人が立っていた。
使用人は軽く頭を下げる。

クテラ様、混沌杯ではお世話になりました。
こういうものは初めてでしたが、普段とは違うメンバーと協力するのも楽しいものですね。
縁があれば、またよろしくお願いします。

イベント(ペアマッチ)

イベント名
パーティ名
メンバークテラ
 [E-No.238]
ナイン
 [E-No.570]

イベント(大武術会)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
パーティの編成
ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名
パーティ名
メンバーメイガス
 [E-No.41]
ハルト神父
 [E-No.129]
玩具屋
 [E-No.130]
リュータロー
 [E-No.216]
クテラ
 [E-No.238]
黒理
 [E-No.415]
セレナ
 [E-No.523]
ミドリ
 [E-No.524]
ゲルハルト
 [E-No.551]
イディ
 [E-No.552]
ナイン
 [E-No.570]
あやかし
 [E-No.696]
エリオ
 [E-No.808]
レヴィン
 [E-No.961]
ステラ
 [E-No.977]
コトダマちゃん
 [E-No.981]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバークテラ
 [E-No.238]
ナイン
 [E-No.570]

プロフィール

クラス
種族
性別不明年齢16歳身長157cm体重45kg
■出身
辺境都市からやって来た、冒険者志望の巫子。
ある程度の年齢に達すると性別が男女に分化するアークルード族の出身。
まだ性別は未分化(無性別)のままで、これは平均的な種族の分化年齢から考えると大分遅く、当人もそのことは非常に気にしている。

■性格
明るく、いたって健康的で人好き、話好き。
物知らずで世事、特に恋愛事にうとい。
振り回されてもついつい付き合ってしまう性分のせいで、いつも同行者の強制従属刑・受刑者No9(ENo.570)に振り回されている。
典型的なノーと言えない性格。

■事情と目的
強力な魔物と共生関係を結ぶことで都市を維持する辺境都市の出身。
魔物と人間の信頼関係を証明する儀式のために、代々一族の中から選ばれる巫子として小さい頃から育てられた。
が、その儀式の最中に自分の魂の半分ほどを何者かによって強奪される形で失っている。

今は都市の魔物たちの統治者である『守護者』に無理やり、足りない分を補われている状態。
このままの状態が続くといずれは完全に魂も身体も魔物化してしまうため、何者かに奪われた行方不明のままの自分の魂の半分を探している。

■その他
同行者の強制従属刑・受刑者No9(ENo.570)は初めて都市の外に出るために与えられた護衛であり、彼の首輪に繋がった鎖のグリップを常に握っている。
鎖の付け外しは鍵で行っている。
必要な場合を除いて一人で行動することはあまりなく、「常に鎖を手放さない、側を離れない、目を離さない」が与えられた基本方針。

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※ENo.570の強制従属刑・受刑者No9さんと物語・設定共有型のペアロールをしています。
※メッセ・交流大歓迎!

■お礼
※アイコンの40番はENo.836の大妖精さんのPLさんに描いて頂いたものです、可愛いミニっ子をありがとうございます!
※アイコンの41・42番はENo.263のキヤちゃんのPLさんに描いて頂いたものです、可愛いアイコンをありがとうございます!

アイコン一覧

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サブプロフィール

■横のイラスト
サブプロフィールイラストはENo.263のキヤちゃんのPLさんに描いて頂いたものです、可愛いイラストをありがとうございます!

■分かりやすい今までのいざこざまとめ
・ナインと一緒に故郷から出てきた
・故郷は北にある『白の里』、お隣の『黒の森』は魔物たちの暮らす都市
・白の里と黒の森は今のところ共生関係
・白の里から外に出たことが一度もなかった
・ずっと『お屋敷』育ち、里に降りられるようになったのもここ数年
・物知らず、本は教科書と図鑑・絵本くらいしか知識がない
・魂が半分ない
・黒の森の現在の統治者(守護者)は人狼一族
・黒の森の王様をクテラは『御霊さま』と呼んでる
・クテラは御霊さまに育てられたらしい

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
11002000012800745
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000000014.36

素質

素質素質素質素質
スタミナアップ Lv1火MPアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
28精製魔力回復10101010×アヴェ・マリス・ステラ
29精製魔力譲渡10101010万色の神託
1458精製火の魔力譲渡40------マールス・クレッシェンド
237精製増幅10101010×祈りのキリエ
30精製武器魔力付与20--20--革命の行進曲
30精製武器魔力付与II40--40--革命の行進曲
31精製防具魔力付与--20--20英雄の交響曲
31精製防具魔力付与II--40--40英雄の交響曲
49精製模擬効果10101010屑星のオーダー・カンタータ
256精製魔力集積15151515××四つ葉のアンティフォナ
1374精製精製皆伝--------××
1376精製合成皆伝--------××

装備品

主力:遠隔(武器)LvCP攻撃防御精度
聖者のオラトリオ
故郷に伝わる小さな聖譚曲の楽譜。宙に陣を描いて式を成す。
8440040
スロット1混乱付加 Lv1
スロット2風雷付加 Lv1 [+1]
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
薔薇編みのレース
魔力を込めて丁寧に手編みしたクロッシェレース。数少ない趣味の一つ。
84601010
スロット1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
ソレムニスの結界
密かに首からかけている指輪には、何者かによる不可侵領域の加護がかかっている。
8404040
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1421592535141141
補助0000

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
混乱付加5
風雷付加2

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (4/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1混乱付加 Lv1(武器)100
2霊玉主2風雷付加 Lv1 [+1](武器)100
3素材狼の牙25
4素材ゴブリン銅貨25
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