精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.712 (第9回:2012/11/10)

E-No.712

本名:リーナ・ゾイル・ヴァレフォール
通称:リーナ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
「いちばんすきなおはなはばらなの」
「どうして?」
「だってこれは、かあさまとレヴィーのおはなでしょう?」
「そんなこと、誰から聞いたんだい?」
「とうさまがね、かあさまのおはななんだって、かあさまのおはなは、レヴィーのおはなだわ」
「ああ、そうだね、確かに、僕たちは薔薇を大切にするよ」
「ふふ、だからばらがいちばんすきなの、かあさまと、レヴィーのおはなよ」
「リーナはどっちも好き?」
「うん、だいすき!」
「嬉しいなあ、ありがとう。……リーナ、あのさ、これからも傍に居て、いいかい?」
「? うん、いいのよ、レヴィーはずっといっしょなんだから!」
「……ああ、そうだね、ありがとう」

***

「――はぁっ、はあ……」

 倒れた最後の狼を前に、構えていた杖を下ろす。
 ぽたり落ちた汗と、乱れた息。時間は真夜中。隣には、誰も居ない。
 流石の彼も、自分が街の外に出てきているとは思わないだろう。
 そうやって彼のことを思い出したと同時に、先ほどまで抱えていた胸のもやもやがまた広がり始める。

「なによ、ユウのばか……」

 それは、数刻前の出来事だった。



 いつも通り依頼を終えて、宿まで戻ってきた時。
 ベッドでごろごろしている最中、ふと近々開催されるペアマッチの存在を思い出したのだ。
 面白そうだから出ようという話をしたのは何日か前、彼に話をする前に先に自分だけエントリーを済ましていたので、彼にもエントリーするように伝えた。締め切りが近いから急ぐようにとも。
 そして勿論自分は、彼がきっちりエントリーを終えて自分とのペアを組んだのだと、思っていて。

「ねえ、ユージュ、ペアマッチ、わたくしたちって何番なのかしら?」
「……あ」
「……あ?」

 軽く放った質問に、何を思って着ているのか知らないが、いつも着ているその重い重いコートを脱ぐ手が止まる。
 つう、とその頬に、妙な汗が一滴。不審に思って眉根を寄せた。

「ユウ?」
「……すまん、リーナ」
「何?」
「……その、エントリーを、……忘れていた」

 は、と。
 一瞬何を言っているのか分からなくて、言葉が出てこなかった。
 しかし、すぐにその言葉を飲み込む。理解する。
 ……エントリーを、忘れた?

「ッて、何それ! どういうことよ!?」
「……すまない、あの後直ぐに依頼の話が入って、依頼人に会いに行って、……忘れて、いた」
「はあ? 何忘れてんのよ! というかペアマッチなのよ!? 締め切りもう過ぎてんのよ!? アンタがエントリーしてないならわたくし、精霊兵と組むってこと!?」
「……そう、なるな」
「馬鹿言ってんじゃないわよ!!」

 ベッドからすぐさま起き上がり、隣に置いていた杖を手にする。
 そのままベッドを飛び降り、振り上げたその杖で彼の頭を思い切り殴打した。

「――ッ」
「わたくしの言いつけを、忘れたですって?」

 自分が手にした時、この杖が軽いのは自分の魔力操作によるものだ。
 本当は、それなりの重さがある。ゴブリンなどの敵を相手にしたとき、ダメージを十分与えられるほどの。
 それで、何の防具もつけていない頭を殴られたら流石の彼も平気ではいられない。脳震盪ぐらいは起こしただろう、体勢を崩した彼が、その場に膝を付いた。

「……ふざけるんじゃないわ、ユウ」

 このような怒りを覚えたのは久しぶりだった。
 顔を伏せた彼の表情は窺えないが、まだそれでよかったかもしれない。顔を見ればまた殴りたくなる。

「……、……すまん」
「謝れば許されるとでも思ってるの? ユウは馬鹿なの?」

 先ほどの衝撃で視界でも揺れているのだろうか。頭を抑える彼からの返事はない。
 むかつく、むかつくむかつくむかつく。

「ほんっとアンタは愚図ね、どうしようもないわね、わたくしの言いつけを忘れるだなんて、有り得ない。信じれない。」

 矢継ぎ早に言葉を投げかけても、返事はない。
 というより、言い返す言葉もないのだろう。ああ、その姿が、妙に、また。

「――ユウ」

 片手で彼の前髪を掴み、無理矢理顔を上げさせた。
 眼を見開いた彼に向けて、杖を構える。

「……お仕置きよ。」



 無抵抗の彼を暫く痛めつけてから、最後に麻痺効果を付加したキャンディをぶつけて飛び出してきた。
 飛び出す寸前自分の名を呼ぶ声が聞こえたような気がしたが、そんなもの知ったことか。
 そして自分が足を運んでいたのは、街の外。夜は危険だと言われる、そこ。
 溜まったイライラをどうにかしたかった。それなら適当に敵を倒すのが一番だと思ったのだ。

 しかし、それで自覚せざるを得なかったこと。

「……もう……」

 彼が居ない戦闘が、とてもとてもきつくて仕方がないこと。

 元の世界ではそんなことはなかった。彼も戦えたが、自分も力を使えた。魔王の父から受け継いだ、その魔力。
 けれど、この世界に来て、それが上手く使えない。この世界のバランスを保つ為なのか、元の自分の魔力は、飴を飛ばすだとか、杖を軽くするだとか、相手の心を読むだとか、そんな些細なことぐらいにしか使えなくなっていた。
 それに気付いたのは精霊術を習得した後のこと。それから、前衛は彼に任すことになったのだ。
 けれど感覚はまだ、あの世界と同じままでいた。彼が居なくてもなんとかなる、彼が居ないくらい、なんとも。

 結果が、狼相手にこれだ。

「――つか、れた」

 へたりとその場に座り込む。疲れた。そりゃそうだ、いつも後衛にしか居ない自分が、一人で狼を二匹相手にしたのだから。ダメージも、それなり。魔物でもなんでもない狼にここまで苦戦するだなんて、情けない。
 
「……、……」

 でも、それで頭は冷えた。
 本当は、別に、彼がエントリーを忘れたことは、然程どうとは思っていない。精霊兵と組むのは不服だが、弱くはないと聞く。それはいい。勿論言いつけを忘れた彼に怒りは覚えるが、それはさっきのお仕置きで大分と消化された。
 じゃあ今胸に蟠るこのもやもやしたものはなんなのか。
 知らないものではない、知っている、感覚。
 
 ……不安だ。

「何それ、馬鹿みたい……」

 本当に、馬鹿みたいだ。

 彼が前に居てくれない戦闘が、不安なのだ。

 さっきだって、そう。
 自分が前のように強くないのをわかっているから、尚更。
 狼の牙で付いた頬の傷が、ヘマして転がった時の膝の痛みが、ひりひりと。
 
 ペアマッチ、自分の前に居るのは彼じゃない。
 一度も戦闘を共にしたことのない、精霊兵の背中は、どれだけ自分を安心させてくれるのだろうか。
 いや、……いや、そんなことじゃない。

「……ユウ」

 不安とか、安心とか、――自分の心は、こんなに弱かったか?

「――リーナッ!!」

 名前を呼ばれた瞬間、自分の目の前を横切る彼。聞き慣れた、殴打音。
 それは彼が自らの拳で敵を殴る音と同じで。
 目の前には、先ほど見なかった三匹目の狼が倒れている姿と、拳をぎゅっと握って構えた彼の姿。

「どこに居るのかと思ったら、リーナ、お前……」
「……な、なんで居るのよ」
「街のどこにも、お前の姿が見えないから、まさかと思って出てきたんだよ」

 自分がぼんやりしている間に、新手の狼が出てきていたようだ。
 全く気付かなかったから、彼が倒してくれなければ、……危なかっただろう。
 にしても、こいつは、本当に馬鹿なんだろうか。
 先ほどまで散々自分を痛めつけた相手を、態々こうやって探しに来るなんて。
 しかも、街の、外まで。

「……助けてもらったからって、ありがとうなんて、言ったりしないわよ」
「……別にいらん」
「言っておくけど、まだ、許してないわよ」
「……ああ」
「勿論謝ったりなんか、しないわよ」
「……全部、俺が悪い」

 いつの間にか視線は下がっていた。彼を見上げることができない。
 それでも彼が自分と目線を合わせるためにしゃがみこんだのは、分かった。

「――リーナ」

 名前を呼ばれる。ちらりと顔を上げた。
 彼の左頬が赤い。さっき自分が殴ったから。
 コートはぼろぼろ。さっき自分が精霊術をぶつけたから。

 それでもその瞳は、心配そうに自分を見下ろしていた。

「……俺が、悪かった。……謝れというなら、いくらでも謝る。怒りが収まらないなら、いくらでも殴っていい。お前の気が済むまで、好きにしてくれて構わない。だから、」

 少し震える自分より大きい指先が、頬の傷をなぞった。

「……こんなことは、しないでくれ」

 なんでそんなことを言うのだろうと。
 なんでそんな辛そうな表情をするのだろうと。
 そんなお願いできる立場だと思っているのかと。
 思うことはいっぱいあって、けれど何一つ言葉には出来ないで。

「……ユウ」
「なん、だ」

 無意識に動いた手が、彼のコートを掴む。

「……次のペアマッチは、絶対一緒に出て」
「……ああ」
「宿に戻ったら、もっかい殴らせて」
「ああ」
「明日のご飯は、わたくしの好きなものにして」
「いいよ」
「歩くの嫌、宿まで送って」
「わかった」

 彼が立ち上がって、自分を抱え上げる。
 新たな敵が出ない内に、早々に歩みを進めた。

「ユウ」
「なんだ」
「馬鹿」
「そうだな」
「……疲れたんだわ」
「そうか、早く、宿まで戻ろう」

 彼のことは、まだ、許してはいない。

 けれど、その腕の中で、先ほどまでの不安は、もうなかった。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】ペアマッチ
精霊術の習得
治癒:回復 を習得!
治癒:活性 を習得!
素質の開花
HPアップ Lv1 を開花! [-1P]
→ 最大HPが上昇! [1100→1150]
スキルの鍛練
鍛練によって 治癒 のLvが上昇! [1→2]
アイテムの購入
治癒力アップ Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
腐食 Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [29→34]
精度 が上昇! [41→46]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
精度 が上昇! [48→58]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
精度 が上昇! [30→40]
霊玉の装備
【主力:スロット1】火炎付加 Lv1 を装備!
【補助:スロット2】風MPアップ Lv1 を装備!
メッセージ送信
セレン [353]1件 のメッセージを送信!
リザ [698]1件 のメッセージを送信!
ユージュ [711]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

ロジェ [48]
「わ、ほんとに飴が出た!
 ……って、辛かったりとかすんの? ロシアンルーレットみたいな飴だなぁ。
 どっちにしたもんか……」
(言いながら両方を見比べて、じゃあこっち、と赤い方を手に取った。
 包み紙を開いて、どっちかな、なんて笑いながら口に放り込んでみる。)
「夢……は、まだ叶ってるか、よく分かんないんだけど。
 でも、その為の一歩は踏み出せたって感じかな」
「……リーナ、ちっちゃいのにしっかりしてるんだなあ。
 もう自分を鍛えるとか稼ぐとか考えてるなんて、すげーよ」
「でも、確かにそうだな。
 冒険者って、なんだかんだいい職業だと思うよ、オレも」
(リーナの語る内容にふむり頷いて、)
「……待って、数十年? リーナはオレよりも年上さんなのか。
 王様の娘だから?」
(そういう問題じゃないと思う。)
「それにしてもすごいなー、リーナ前向きだ。
 確かに平坦な人生なんてつまらないとはオレも思うけど。
 さっきも思ったけど、なんかこー……向上心が強いんだな。リーナは」
(そうしてから彼女の同行者に視線を移して。)
「あー、日光に当たって倒れてたところをリーナが助けたのか。
 つまりリーナは恩人ってことになるわけ」
「――あはは、なるほど。役に立つから、かー。
 まあリーナみたいな小さい子が一人で旅するのは面倒なことも多そうだし、
 誰かと一緒にいると、色々楽になるもんな」
ハルト神父 [129]
(ユージュ(711)に同じ内容のメッセージを送っております( )

「……ふむ。使い魔ではない、か。すまないな、人と悪魔の組み合わせでもっとも多いのが、主と使い魔という関係だ。故、一番可能性が高いものを憶測で言ったのだが…」

恐れている、というよりは純粋に気分を害してしまったか、と申し訳ない気持ちになっているらしい。
外見でそうと解るのは難易度凄い事になってるが。

「私も未熟故、君の格を判別できなかったのだ。不快な思いをさせてしまったのなら申し訳ない。
 ……そうなれば、君は高位の悪魔で、彼は契約者……ないしは、僕といったところ…だろうか?」

ユージュとリーナ、二人に視線を向けて確認を取る。

「…しかし、なるほど、悪戯か。程度はさておき、そのものはあまり褒められた事では無いが……」

ちらりとリーナへ視線を送る。

「…関係はどうあれ、必要ならば叱る者は必要だ。叱らないという事は容認する事ではない。彼女の行動を無視する事に他ならない。君達の関係に口出しをするのは、私としてもお節介は過ぎると思うがね。
 毎度とは言わない。本当に悪い事をした時。行き過ぎた事をした時は、他ならぬ君が叱るべきだ」

ユージュへと視線を戻した。
できるかどうかはさておき、彼女の為にも、そうした方が良いと彼は思っているらしい。

「君達がどう思っているかはさておき、君達の間には強い絆がある。だからこそだ」

鉄のような顔はそのままだが、何処となくリーナに向けられる目線は温かかった。
情動の激しいこの少女は…きっとそういうトラブルに事欠かないだろうし、最も身近な相手故に、ぶつける情動もより一層激しくなるだろうし、或いはそれが原因で憎む事もあるかもしれないと彼は考えていた。
その後きっと、この青年を大切に想っている彼女はひどく傷つくだろうな、とも。

「……君達はもっと伝えるべき事を伝え、話すべき事を話す事だ。
 君達ならば、それができるだろう。……行く道に幸あらんことを」

どう解釈するかは二人に任せた。
或いは聞き流されて忘却されるとしても、万に一つでも、彼等の助けになれれば、と。
クテラ [238]
(目を丸くして、しばし沈黙。魔族と聞いて、もっと価値観が食い違っているものだと思っていたので、リーナの返答がひどく弱い生き物に理解のあるものであったことに驚いたらしい)
「……あ……」
「……すみません、その……魔族の方だと聞いていたので……正直、僕のような弱い種族の者は、相手にして頂けないものだと思っていました……」
「……遅れましたが、あの……ナインには、手を出さないでくださいってお願い、聞き届けてくださって、ありがとうございます」
(まだ自分がお礼も言っていなかったことに気がついて、慌ててぺこりと一礼)
「優しい……と言う言葉は、僕にはちょっと、勿体なさ過ぎる気がします。……本当に優しい人なら、そもそも、こうやってナインを鎖で繋いで言うことを聞かせる、なんて話を引き受けはしなかったでしょうし……」
「……僕のことをそう思って下さるのは、きっと、リーナさんが優しい方だからなんだと思います」
「正反対、って言うけど……でも、リーナさんがそんな人だったらきっと、」
(心配げなユージュの方を見て、すみません、と笑いながら)
「ユージュさんがあんなに、リーナさんのことを心配そうな顔で見つめたりはしないんじゃないかなぁ、って……」
「それに、ありがとうございます。僕も今、リーナさんにそう言って頂けて……とても、穏やかな気持ちになれました」
「あ、やっぱり。……ずっと一緒にいると、少し、離れただけで不安になったりしますよね。僕も、故郷を出た時はすごく不安だったので……ユージュさんのお気持ち、すこしだけ分かるような気がします」
「うーん……そうですね、ハイデルベルクは特に人間の方の首都ですし……」
「でも、精霊協会には色々な方がいらっしゃるそうだから、冒険者をやっていればその内、魔族の方も珍しくなくなるのかもしれません。僕はまだリーナさん達以外の魔族の方とはお会いしたことがなかったのでビックリしたんですけど、リーナさんたちとお話をされた方々も、きっと色々な種族の人に会うのに慣れてたりとかしたのかも」
「それに、……こうやって直接、お話をしてみると、意外と種族の垣根と言うものは気にならなくなってくるものなんですね。こうやってお話していて、初めて分かりました」
エリーゼ [313]
「はい!ちゃんと猫にも戻れますよ!」
「バッチリ毛繕いしてますからふわふわです」
「えっ…調子悪くなったりしちゃうんですか?」
「私、は、大丈夫みたいですけれど…たぶん
「今はお具合大丈夫ですか?ちょっと離れていたほうがいいかしら…」
(じりじりと後ずさっていく)
「あっ、あのーっ」
「何メートルくらいまでなら大丈夫ですかーっ?
ユナ [354]
なでられて、黒猫は気持ち良さそうに伸びをしている。
「多分、マナが高濃度過ぎて逆に安定してるんだと思う。ものすごくユナの体には影響があるけど、その影響を別のマナが打ち消してるんだよ。」
《そんなに変なことにはなったことが無いから、大丈夫だと思ってたよ!》
「君は楽観的過ぎないかな?!」
《わ、ヨル、ヨル、飴の出る杖だって!私も欲しい!》
「飴!?無理だよそんな高等技術!普通の杖で我慢しなよ!」
《チャーシューと煮卵の出る杖が欲しい…》
「べたべたしてそう!?絶対嫌だからね!というか、無理だからね!絶対メアンドロス模様がついてるよ、その杖!」
メアンドロス模様とは → ラーメンの丼についてる模様
「振ったら飴の出る実用的な杖が倉庫に…多分だけど、その倉庫はあさればもっと凄いのが出てきそうだね」
《可愛い!それで変身とか出来るの?》
えんび [556]
「こ、こんにちは!えっと、はじめまして?
 自分は臙火丸(えんびまる)と申しますです。
 年齢というのはよくわからないのですが、まだ大人ではないのですよっ。」

目線を合わせながら微笑む少女につられて、子狐も小首をかしげ、笑顔になる。
一緒に、大きな耳と尻尾もふわりと揺れた。

「お姉さんは、何というお名前ですか??
 赤いお花がとってもきれいです〜」
ナイン [570]
「なんだ、心配してくれんのか?」
「そっちの彼氏に嫉妬されてもしらねぇぜ」

からかうようにクククと喉を鳴らすが、その後、スッとまじめな面持ちになる


「だが、あんたの心配してるような理由じゃねぇんだ」

「俺はきっちりと犯罪者でな、拘束される理由は俺自身にある」
「変な気を回させちまったみてぇだな」
「すまねぇ、ありがとよ」
ケサ [1026]
「ぎゅぅ、なのです」
 (リーナが、気を付けて抱きしめてくれているのを感じる事が。ケサは嬉しいようだ)
「ケサはずっと、ふかふかなのです。だっこしてると、眠くなる、人も、居るのです」

 (目を閉じるリーナに、そっと小声で話しかける)
「……リーナさん、動かないのです。おねむですか」

イベント(ペアマッチ)

イベント名
パーティ名
メンバーリーナ
 [E-No.712]
精霊兵『白虎』
 [NPC]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーユージュ
 [E-No.711]
リーナ
 [E-No.712]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢148歳身長121cm体重22kg
とある世界の魔王の娘。悪魔と人間のハーフ。
ハーフのため、角と羽が退化しており、飛ぶことがほぼ出来ない。
魔王の父親に何か恨みを持っているらしく、打倒父親の為、強くなるために家を飛び出した。
ふらふらとしていた所出会った男(No.711)に自分に逆らうと死ぬ呪いがかけられた首輪をつけ、自らの僕とし、共に旅をしている。

性格は悪魔らしく、悪戯が大好き。それに加えて弱い者虐めや人を陥れることに喜びを感じる。
純粋に誰かが苦しんでる姿を見るのが好きなよう。
そんな性格で他人を好くことがあまりないがずっと前に亡くなった母親は大好きらしい。

旅の最中、トラブルでこちらの世界へとやってきてしまった。
精霊術に興味を持ち、僕を引き摺り共に覚えることにした様子。
当面の目的はこの世界を楽しみながら精霊術を覚え、打倒魔王。

振ると飴が出るロリポップと名付けた杖を片手に、お遊び道具の茨の鞭を腰に携え、今日も僕を従え旅を続ける。

***
凸メッセ・既知設定等、お気軽に。
但し悪戯する場合がございます、ご注意を。

アイコン一覧

12345678910
11121314151617181920
2122232425

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
11502000012300250
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
04.012008.66000

素質

素質素質素質素質
HPアップ Lv1火MPアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----40--
51放出火炎40------пламенный  ночь
7治癒回復--40----
9治癒活性------40
18操作混乱40------くるくるキャンディ
19操作猛毒--40----ポイズンキャンディ
20操作睡眠----40--すやすやキャンディ
224操作劇毒--40----
280操作減速------40とろとろキャンディ
42操作状態異常耐性低下10101010
59操作属性攻撃耐性低下10101010
67操作標的集中10101010×どろりんキャンディ

装備品

主力:遠隔(武器)LvCP攻撃防御精度
ロリポップ
振ると飴が飛び出る不思議な杖。飴の効果は持ち主の希望で変わるとか。
8434046
スロット1火炎付加 Lv1
スロット2
スロット3
補助:補具(防具)LvCP攻撃防御精度
茨の鞭
使い古された鞭。棘、痛そう。
8402258
スロット1土の加護 Lv1
スロット2風MPアップ Lv1
スロット3
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
薔薇のお守り
母親からのお守り。言いつけで肌身離さず付けている。
8404040
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1351612535131154
補助0000

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
火炎付加2
霊玉名(武器・防具)同調値
風MPアップ2
土の加護5

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (6/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1火炎付加 Lv1(武器)100
2霊玉補1土の加護 Lv1100
3霊玉補2風MPアップ Lv1100
4精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
5霊玉腐食 Lv1(武器)100
6素材狼の牙25
トップページ冒険結果一覧 > E-No.712 (第9回:2012/11/10)