E-No.1015
![]() | 本名:アラムル・クイ 通称:クイ |
- 一言メッセージ
- 思い出そうとすればありありと瞼に浮かぶ。
平和で、安穏で、暖かな囲炉裏端での会話。
何と言うことのない、だが今となっては得ようの無い会話。
*****
「……新しい刺繍か?珍しい柄だな」
「ええ、この間いらしてた道具屋さんに教えてもらったの。
ちょっと面白い柄でしょう?東の国ではそんな柄を縫うのですって。
少し色が若いと思うけど…あなたに似合ったら、チタにも同じ柄で作ろうと思うの」
「俺は実験台か」
「あら、新作を1番に試せるんだから、1番のお得意様と言って欲しいわ」
くすくすと肩を揺らして笑う様子は、今でもありありと思い出せる。
――村の女たちの日課の1つに刺繍があった。
鮮やかな刺繍糸を使い自らの服や持ち物、
夫や子どもたちの装飾まで全部、彼女たちの手が入らぬところは無かった。
それらは伝統であり、日常的なお守りでもあった。
「この間町で色々と刺繍を売っているのを見たがな。
お前たちほど見事な刺繍をしたものは売ってなかったぞ」
「あら、それはそうよ。誰だって1番上手に出来たものは自分で使いたいでしょう?
よく出来たものは花嫁道具にとってあるものよ」
「……なるほど」
サラは人当たりの良い、朗らかな女だった。
海を越えた異国の血が入っているとかで、髪と瞳の色も村の人間とは少し違っていた。
何より、好奇心が旺盛で行商人ともよく喋り、新しいことに挑戦するのが好きで
よく新作の刺繍を編み出しては井戸端の話題になる、変わった女でもあった。
「はい、出来た」
サラの差し出した細幅の布を、額に巻く。
村の男たちは額に布を巻くのが習慣となっていた。
昔は布地の柄で役職や地位を表したらしいが、
今は形骸化して女たちの作品発表の場となっている。
まぁ、汗止めであったり邪魔な前髪を留めたり、便利な面もある。
「今日の寄り合いは長くなる。先に休んでいていい、体を冷やすなよ」
「はいはい」
「冬になる前に、次の市で毛織物を買ってくる。古い奴は市に持っていくからな」
「あら、じゃあ後で出しておきますね」
「いい、帰ってきてから俺がやる」
サラの少ない欠点の1つに、体があまり丈夫ではないことがあった。
井戸端の話題の中心になることは多くとも、その場に居合わせることは少ない。
今年は長く続く雨と少ない日光が、なおさら彼女の体を弱くしていた。
村の作物の出来も良くなく、村全体の収入も減っている。
男たちは新たな打開策を打ち出すべく、毎日の様に集まっては頭を悩ませていた。
お知らせ
- 登録状況
- 【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録
- 精霊術の習得
- 放出:火炎 を習得!
放出:水冷 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [75→80]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
- スキルの鍛練
- 鍛練によって 放出 のLvが上昇! [10→11]
- アイテムの精製
- 霊玉原石 Lv1 を精製!
→ 土の加護 Lv1 を獲得!
- 装備品の強化
- 同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
→ 攻撃 が上昇! [45→55] - 同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
→ 攻撃 が上昇! [50→60] - 同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
→ 防御 が上昇! [45→55]
- メッセージ送信
- リビ [164] に 1件 のメッセージを送信!
メッセージ
- フィオ [253]
【大きなトランクを引いた少女がメインストレートから外れた場所にある露店の前で足を止め、その主に声を掛けた。
こんにちは、と一つ挨拶の言葉を向け、並ぶ細工を手にとって見ても良いかと尋ねる。
その請いを拒まぬ様ならば、そのうちの一つを手に取るだろう――】「素敵ですね、貴方の土地の息吹がこれを通じて聞こえてきそうな気がします」 【少しの間だけ瞼を閉じて耳を澄ます。
と、薄っすらと目を開けると、そう、と小さく呟く。】「この前は有難うございました。
良い経験になったと思うし、貴方や、他の二人に色々な事を教えてもらった気がします」【そういえばお世話になったのに名乗ってもいませんでしたね? と小さく首を傾げて。
相手が邪魔と見ていないようなら「わたし、フィオーレ・ヘイエルダールといいます」と名乗るだろう。】「今日は商品を見に来たのと――そう、何よりもお礼が言いたくて」
- ジョー [1020]
「へえ… アンタ、本当に腕が良いな。見事なモンだ」
まるで手品か魔法のように、手渡した葉巻のケースをあっという間に修繕してしまった男。
その手際を目の当たりにしたジョゾンは、彼にしては珍しく素直に感嘆の声を上げた。
手元に返されたそれを義手でない方の手指で軽くなぞれば、殆ど以前と変わらないまましっくりと掌に馴染む。
目の前に居る男には与り知らぬことではあろうが、この品は彼此もう百年近く愛用している物なのだ。
――ああ、そうだ。そういえば確かあの時も、こうしてふらふらと歩いていた先の露店でこれを買った気がする。
時間の砂塵に埋もれていた記憶を久方ぶりに掘り起こし、ジョゾンは懐かしむように隻眼を細めた。「今時分は昔と違って、どんな物も簡単に手に入る。手に入れる苦労が無ェから、
アンタみてェな考え方をする人間は随分減って、今じゃもうすっかり珍しくなっちまった。
……嬉しいね。これからも変わらずにいてくれよ」
そう言って薄く笑えば、僅かに怪訝な顔をされる。少し、喋り過ぎただろうか。
そう思うとまたひとつ笑いがこみ上げてきて、今度は喉をくつりと鳴らした。「…礼がしたい。
言い値を払うぜ、アンタの仕事が気に入った。良い話も聞かせて貰った事だしな。」
- ユエ [1044]
- テキパキと指示を出すクイに、ランユエは目を瞬いて驚いた。
(もっと面倒くさがるかと思ってたのに)
そう口には出さず、受け取った皮袋の中身を確認する。中には食材を買うには十分な額が入っていた。「はいはい、ラズとケサね。ちゃんと子守りはするから安心してちょうだい。
……クイって、思ってたよりもずっと世話焼きね?」
クイの顔を覗き込んでくすくすと笑う。その先の顔は幾分顰められたが、気にしないことにした。「それじゃ、今日は肉にしましょう!
野営想定ならシチューがいいかしら。簡単だし、誰にでも美味しく出来るわよね。
そうと決まればさっさと出かけた方がいいわね、二人に声かけてくるわ」
確か揃って部屋にいたはずだ。誰かと出かけるというのは久しぶりで、妙に愉しく思える。「それにしても手伝いって…何をさせてあげればいいのかしら…
刃物を使わない………洗う…?」
ふいに生じた疑問に首を傾げながら、ランユエはクイに背を向けて歩き出した。
イベント(ペアマッチ)
イベント名 | ペアマッチ(組み合わせ)(試合結果) | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | 第28パーティ [P-No.28] | ||
メンバー | ![]() | クイ [E-No.1015] | ![]() | ケサ [E-No.1026] |
イベント(大武術会)
- イベント戦の設定
- 「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
- パーティの編成
- ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名 | 大武術会(組み合わせ) | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | 第31パーティ [P-No.31] | ||
メンバー | ![]() | サイハス [E-No.6] | ![]() | パイロープ [E-No.55] |
![]() | 猫様 [E-No.118] | ![]() | シュラル [E-No.132] | |
![]() | 椿 [E-No.145] | ![]() | ニーネ [E-No.163] | |
![]() | シュピーゲル [E-No.221] | ![]() | さくら [E-No.237] | |
![]() | エメ [E-No.248] | ![]() | 琥毬 [E-No.254] | |
![]() | リリーエ [E-No.298] | ![]() | ジャン [E-No.387] | |
![]() | クイ [E-No.1015] | ![]() | ラズ [E-No.1022] | |
![]() | ケサ [E-No.1026] | ![]() | ユエ [E-No.1044] |
クエスト
クエスト名 | 精霊協会−初級戦闘技術訓練【戦闘結果】 | |||
---|---|---|---|---|
パーティ名 | ![]() | ウタリ [P-No.90] | ||
メンバー | ![]() | クイ [E-No.1015] | ![]() | ラズ [E-No.1022] |
![]() | ケサ [E-No.1026] | ![]() | ユエ [E-No.1044] |
プロフィール

クラス | 木工細工師 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種族 | 人間 | ||||||
性別 | 男性 | 年齢 | 43歳 | 身長 | 176cm | 体重 | 72kg |
北方の少数民族の1人。
腕の立つ木工細工師で、魔よけの文様を彫ったりしていたが、
妻が亡くなった後再婚をする気にはなれず、村を出ることにした。
息子が1人居たが既に独り立ちしている。息子も木工細工師である。
一人称:わし
二人称:おぬし、など
名前を知っている者は名前で呼ぶ。
名前はこちらからは聞かない。これは彼の村でのルールである。
寡黙で思慮深く、礼儀を弁えている。
――と自分では思っているが、
慣れた相手には毒舌家になるてらいがある。
自分のことについては聞かれれば答えるが、
自分からは話そうとはしない。
暇ができれば何かを彫っている。
特に趣味などと言えるものがない。
時折露商など行っているようだが、
場所は大通りから外れたところで、
しかも客などほおって作業に没頭していたりで
あまり本気で商いを行うつもりはないらしい。
酒場の片隅などでも作業している姿を見ることが出来る。
―――――――――――――――――――――――――――――
アイコン1から4をE-No.164リビドさんから頂戴しました。
ありがとうございました
腕の立つ木工細工師で、魔よけの文様を彫ったりしていたが、
妻が亡くなった後再婚をする気にはなれず、村を出ることにした。
息子が1人居たが既に独り立ちしている。息子も木工細工師である。
一人称:わし
二人称:おぬし、など
名前を知っている者は名前で呼ぶ。
名前はこちらからは聞かない。これは彼の村でのルールである。
寡黙で思慮深く、礼儀を弁えている。
――と自分では思っているが、
慣れた相手には毒舌家になるてらいがある。
自分のことについては聞かれれば答えるが、
自分からは話そうとはしない。
暇ができれば何かを彫っている。
特に趣味などと言えるものがない。
時折露商など行っているようだが、
場所は大通りから外れたところで、
しかも客などほおって作業に没頭していたりで
あまり本気で商いを行うつもりはないらしい。
酒場の片隅などでも作業している姿を見ることが出来る。
―――――――――――――――――――――――――――――
アイコン1から4をE-No.164リビドさんから頂戴しました。
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アイコン一覧
1 | ![]() | 2 | ![]() | 3 | ![]() | 4 | ![]() |
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ステータス
HP | 火MP | 水MP | 風MP | 土MP | MP増加量 | スタミナ | 素質P | GP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 80 | 1 | 700 |
増幅 | 放出 | 治癒 | 結界 | 強化 | 操作 | 具現 | 中和 | 精製 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 11.65 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
素質
素質 | 素質 | 素質 | 素質 |
---|---|---|---|
スタミナアップ Lv1 |
精霊術
術No | 系統 | 種別 | MPコスト | 対象 拡大 | 対抗 発動 | 術名 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
火 | 水 | 風 | 土 | ||||||
4 | 放出 | 魔力の槍 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ | |
5 | 放出 | 魔力の刃 | 40 | -- | -- | -- | × | × | |
6 | 放出 | 魔力の矢 | -- | 40 | -- | -- | ○ | × | |
37 | 放出 | 魔力の槌 | -- | -- | -- | 40 | × | × | |
132 | 放出 | 榴弾 | -- | -- | 40 | -- | × | × | |
51 | 放出 | 火炎 | 40 | -- | -- | -- | ○ | ○ | |
52 | 放出 | 水冷 | -- | 40 | -- | -- | ○ | ○ | |
53 | 放出 | 風雷 | -- | -- | 40 | -- | ○ | ○ | |
54 | 放出 | 土重 | -- | -- | -- | 40 | ○ | ○ | |
181 | 放出 | 狙撃 | 10 | 10 | 10 | 10 | × | ○ |
装備品
主力:二刀流(武器) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 4 | 55 | 10 | 15 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
補助:二刀流(武器) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 4 | 60 | 10 | 10 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
防具:中装(防具) | Lv | CP | 攻撃 | 防御 | 精度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 4 | 0 | 55 | 25 | ||
スロット1 | |||||||
スロット2 | |||||||
スロット3 |
攻撃力 | 命中力 | 受け 防御力 | 受け 成功力 | 防御力 | 回避力 | |
---|---|---|---|---|---|---|
主力 | 117 | 101 | 42 | 50 | 143 | 130 |
補助 | 120 | 100 | 42 | 50 |
所持アイテム (4/25)
No | 種別 | 装備 | アイテム名 | 価値 |
---|---|---|---|---|
1 | 精製 | 霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手) | 100 | |
2 | 精製 | 霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手) | 100 | |
3 | 霊玉 | 土の加護 Lv1 | 100 | |
4 | 素材 | 狼の牙 | 25 |