精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.1015 (第9回:2012/11/10)

E-No.1015

本名:アラムル・クイ
通称:クイ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
思い出そうとすればありありと瞼に浮かぶ。
平和で、安穏で、暖かな囲炉裏端での会話。
何と言うことのない、だが今となっては得ようの無い会話。

*****

「……新しい刺繍か?珍しい柄だな」
「ええ、この間いらしてた道具屋さんに教えてもらったの。
 ちょっと面白い柄でしょう?東の国ではそんな柄を縫うのですって。
 少し色が若いと思うけど…あなたに似合ったら、チタにも同じ柄で作ろうと思うの」
「俺は実験台か」
「あら、新作を1番に試せるんだから、1番のお得意様と言って欲しいわ」

くすくすと肩を揺らして笑う様子は、今でもありありと思い出せる。
――村の女たちの日課の1つに刺繍があった。
鮮やかな刺繍糸を使い自らの服や持ち物、
夫や子どもたちの装飾まで全部、彼女たちの手が入らぬところは無かった。
それらは伝統であり、日常的なお守りでもあった。

「この間町で色々と刺繍を売っているのを見たがな。
 お前たちほど見事な刺繍をしたものは売ってなかったぞ」
「あら、それはそうよ。誰だって1番上手に出来たものは自分で使いたいでしょう?
 よく出来たものは花嫁道具にとってあるものよ」
「……なるほど」

サラは人当たりの良い、朗らかな女だった。
海を越えた異国の血が入っているとかで、髪と瞳の色も村の人間とは少し違っていた。
何より、好奇心が旺盛で行商人ともよく喋り、新しいことに挑戦するのが好きで
よく新作の刺繍を編み出しては井戸端の話題になる、変わった女でもあった。

「はい、出来た」

サラの差し出した細幅の布を、額に巻く。
村の男たちは額に布を巻くのが習慣となっていた。
昔は布地の柄で役職や地位を表したらしいが、
今は形骸化して女たちの作品発表の場となっている。
まぁ、汗止めであったり邪魔な前髪を留めたり、便利な面もある。

「今日の寄り合いは長くなる。先に休んでいていい、体を冷やすなよ」
「はいはい」
「冬になる前に、次の市で毛織物を買ってくる。古い奴は市に持っていくからな」
「あら、じゃあ後で出しておきますね」
「いい、帰ってきてから俺がやる」

サラの少ない欠点の1つに、体があまり丈夫ではないことがあった。
井戸端の話題の中心になることは多くとも、その場に居合わせることは少ない。
今年は長く続く雨と少ない日光が、なおさら彼女の体を弱くしていた。
村の作物の出来も良くなく、村全体の収入も減っている。
男たちは新たな打開策を打ち出すべく、毎日の様に集まっては頭を悩ませていた。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、セリフ登録
精霊術の習得
放出:火炎 を習得!
放出:水冷 を習得!
→ 素質ポイントが上昇! [0→1]
→ 最大HPが上昇! [1050→1100]
→ スタミナが上昇! [75→80]
→ MP増加量が上昇! [11→12]
→ 戦闘設定枠が増加! [11→12]
→ 精製枠が増加! [1→2]
→ 合成枠が増加! [1→2]
スキルの鍛練
鍛練によって 放出 のLvが上昇! [10→11]
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
土の加護 Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [45→55]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [50→60]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [45→55]
メッセージ送信
リビ [164]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

フィオ [253]
【大きなトランクを引いた少女がメインストレートから外れた場所にある露店の前で足を止め、その主に声を掛けた。
 こんにちは、と一つ挨拶の言葉を向け、並ぶ細工を手にとって見ても良いかと尋ねる。
その請いを拒まぬ様ならば、そのうちの一つを手に取るだろう――】

「素敵ですね、貴方の土地の息吹がこれを通じて聞こえてきそうな気がします」

【少しの間だけ瞼を閉じて耳を澄ます。
 と、薄っすらと目を開けると、そう、と小さく呟く。】

「この前は有難うございました。
 良い経験になったと思うし、貴方や、他の二人に色々な事を教えてもらった気がします」

【そういえばお世話になったのに名乗ってもいませんでしたね? と小さく首を傾げて。
 相手が邪魔と見ていないようなら「わたし、フィオーレ・ヘイエルダールといいます」と名乗るだろう。】

「今日は商品を見に来たのと――そう、何よりもお礼が言いたくて」
ジョー [1020]
「へえ… アンタ、本当に腕が良いな。見事なモンだ」

 まるで手品か魔法のように、手渡した葉巻のケースをあっという間に修繕してしまった男。
その手際を目の当たりにしたジョゾンは、彼にしては珍しく素直に感嘆の声を上げた。


 手元に返されたそれを義手でない方の手指で軽くなぞれば、殆ど以前と変わらないまましっくりと掌に馴染む。
目の前に居る男には与り知らぬことではあろうが、この品は彼此もう百年近く愛用している物なのだ。
――ああ、そうだ。そういえば確かあの時も、こうしてふらふらと歩いていた先の露店でこれを買った気がする。
時間の砂塵に埋もれていた記憶を久方ぶりに掘り起こし、ジョゾンは懐かしむように隻眼を細めた。


「今時分は昔と違って、どんな物も簡単に手に入る。手に入れる苦労が無ェから、
アンタみてェな考え方をする人間は随分減って、今じゃもうすっかり珍しくなっちまった。
……嬉しいね。これからも変わらずにいてくれよ」

 そう言って薄く笑えば、僅かに怪訝な顔をされる。少し、喋り過ぎただろうか。
そう思うとまたひとつ笑いがこみ上げてきて、今度は喉をくつりと鳴らした。


「…礼がしたい。
言い値を払うぜ、アンタの仕事が気に入った。良い話も聞かせて貰った事だしな。」
ユエ [1044]
テキパキと指示を出すクイに、ランユエは目を瞬いて驚いた。
(もっと面倒くさがるかと思ってたのに)
そう口には出さず、受け取った皮袋の中身を確認する。中には食材を買うには十分な額が入っていた。


「はいはい、ラズとケサね。ちゃんと子守りはするから安心してちょうだい。
……クイって、思ってたよりもずっと世話焼きね?」
クイの顔を覗き込んでくすくすと笑う。その先の顔は幾分顰められたが、気にしないことにした。

「それじゃ、今日は肉にしましょう!
野営想定ならシチューがいいかしら。簡単だし、誰にでも美味しく出来るわよね。
そうと決まればさっさと出かけた方がいいわね、二人に声かけてくるわ」

確か揃って部屋にいたはずだ。誰かと出かけるというのは久しぶりで、妙に愉しく思える。
「それにしても手伝いって…何をさせてあげればいいのかしら…
刃物を使わない………洗う…?」
ふいに生じた疑問に首を傾げながら、ランユエはクイに背を向けて歩き出した。

イベント(ペアマッチ)

イベント名
パーティ名
メンバークイ
 [E-No.1015]
ケサ
 [E-No.1026]

イベント(大武術会)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
パーティの編成
ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名
パーティ名
メンバーサイハス
 [E-No.6]
パイロープ
 [E-No.55]
猫様
 [E-No.118]
シュラル
 [E-No.132]
椿
 [E-No.145]
ニーネ
 [E-No.163]
シュピーゲル
 [E-No.221]
さくら
 [E-No.237]
エメ
 [E-No.248]
琥毬
 [E-No.254]
リリーエ
 [E-No.298]
ジャン
 [E-No.387]
クイ
 [E-No.1015]
ラズ
 [E-No.1022]
ケサ
 [E-No.1026]
ユエ
 [E-No.1044]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバークイ
 [E-No.1015]
ラズ
 [E-No.1022]
ケサ
 [E-No.1026]
ユエ
 [E-No.1044]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢43歳身長176cm体重72kg
北方の少数民族の1人。
腕の立つ木工細工師で、魔よけの文様を彫ったりしていたが、
妻が亡くなった後再婚をする気にはなれず、村を出ることにした。
息子が1人居たが既に独り立ちしている。息子も木工細工師である。

一人称:わし
二人称:おぬし、など
名前を知っている者は名前で呼ぶ。
名前はこちらからは聞かない。これは彼の村でのルールである。

寡黙で思慮深く、礼儀を弁えている。
――と自分では思っているが、
慣れた相手には毒舌家になるてらいがある。
自分のことについては聞かれれば答えるが、
自分からは話そうとはしない。

暇ができれば何かを彫っている。
特に趣味などと言えるものがない。
時折露商など行っているようだが、
場所は大通りから外れたところで、
しかも客などほおって作業に没頭していたりで
あまり本気で商いを行うつもりはないらしい。
酒場の片隅などでも作業している姿を見ることが出来る。
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アイコン1から4をE-No.164リビドさんから頂戴しました。
ありがとうございました

アイコン一覧

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012801700
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
011.650000000

素質

素質素質素質素質
スタミナアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
4放出魔力の槍----40--
5放出魔力の刃40------××
6放出魔力の矢--40----×
37放出魔力の槌------40××
132放出榴弾----40--××
51放出火炎40------
52放出水冷--40----
53放出風雷----40--
54放出土重------40
181放出狙撃10101010×

装備品

主力:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
ヤタ
大振りの刃物。木の柄の部分には彫刻が施されている。
84551015
スロット1
スロット2
スロット3
補助:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
トウ
彫刻用の小刀。様々な長さのものがある。
84601010
スロット1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
リタ
木製のお守り。彫刻の技術は拙いもののようだ。
8405525
スロット1
スロット2
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1171014250143130
補助1201004250

所持アイテム (4/25)

No種別装備アイテム名価値
1精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
2精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
3霊玉土の加護 Lv1100
4素材狼の牙25
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