精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.900 (第9回:2012/11/10)

E-No.900

本名:笹霧 拓斗
通称:拓斗

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
〜とある忍者の備忘録〜

己の行動の結果であるならば、どこまでも背負っていきやんしょう。

……というか目の前で自分を売るとか言われたらああするしかないでやんしょう。

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鍛錬で、具現系統の術の力を一段階上昇できやんした。
されど、ここから先がどうにも難しい。


「……魔力に縁のない生活でやんしたからなぁ」

ぼやいて、木陰に座り込みやんす。
森の中というのはどうにも心地が良いものでやんす。
人も少ないので、雑音が入らず思索にふけるには十二分な場所でやんしょう。


「それにしても、精霊というのは千差万別なものでやんすなぁ……」

セノアや焔邑さんに相談したところ色々と話は聞けやんした。
参考になった中、驚いたのは焔邑さん達は別の世界の精霊らしいということでやんす。


「確かに、聞いた精霊のうちには言葉を操ることのない、無形の精霊もいやんしたなぁ」

というわけで、この世界の精霊がどのようなものなのかはわかりやせん。

「うじうじ悩んでも仕方がないでやんすし、一眠りして協会に向かってみやんすか」


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 こことは違う、どこかの世界にて
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……

少女は沈黙を守りながら首を左右に振って、周囲を確認する。
美しく長い銀髪も、翡翠を思わせる緑色の目も、陶磁器のような白い肌も。
この場所では日の光を浴びて輝くことはない。
彼女は自らの境遇を理解していた。

私、は……

これからどうなるのだろうと、少女は思った。
孤児だった自分を迎えてくれた村の皆。
突然の魔族の襲撃に対して、逃げるようにと言ってくれた皆。
けれども、絶望的な戦力差と現実があった。
少女は捕まり、平和だった村は荒れ果てた荒野となった。
そして、石で作られた光の入らぬ部屋へと、閉じ込められた。
どうやら、何かの儀式の生贄に捧げられるらしい。

でも……このまま、なら

少女は、きっと皆のところへいけると、そう思った。
魔族に殺されずとも、へたり込んだ石畳の冷たさが自分を死に追いやってくれると。
だけど、皆の言葉を思い出した。
いろんな人が居た。
親しい人もいた、あまり言葉を交わさない人もいた。
それでも皆、『生きろ』と少女に向かって言っていた。
そのことを思い出した少女は、緑の瞳に意志を宿す。
膝に力を入れて、立ち上がる。

でも、私程度の力じゃ……

少女は両の手を見る。
彼女に宿るは木霊の力。
しかし、純粋な精霊種ではない彼女にはここを脱出できるだけの力はない。

やっぱり、私は……

意志が折れそうになった時、少女は気がついた。
暗闇しかないこの場所で、確かな光があることを。
顔を向ければ、引き裂かれたような亀裂が何もない宙に光を放っていた。

何……?

少女が近寄ると、その亀裂の中に景色が見えた。
森、そしてその向こうには人が住んでいるであろう町が見えた。
光指すほうへ、思わず足が向かっていた。

綺麗……

亀裂の中へと少女は手を伸ばす。
すると、この場所とは違い風が感じられた。
少女は、ありえないことだと思いながらも一歩、踏み出した。
途端、亀裂が大きくなり。

え……?

少女の体を浮遊感が襲った。



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 世界は戻り
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『 ――― 助けて!』

声が聞こえた、と思いやした。
意識を覚醒させ、思った方向を向けば、そこには木。
されども視点を上に挙げれば、声の主と思わしき人がそこにいやんした。
一瞬、飛行の術か霊玉の力でも使っているのかと思いやんしたが、背中から落ちているのを見てその考えを修正しやんす。


「間に合うか……。いや」


間に合わせる、そう決めやした。
寝起きだろうと何だろうと関係なく、体中を活性化させやんす。
一歩、二歩、三歩目で通常の状態に。
四歩目、五歩目で体に速度を得。
六歩目、七歩目で最高速へと到達しやんす。
視線は頭上、多少離れた地点。
焦る心を抑えながら、木々の間を縫い、藪程度ならば切り払い、なるべく直線に向かいやんす。
そうしてどうにか少女が木の高さへと落ちる前に、落下地点へと辿りつくことができやんした。


「まさかまた木を上るはめになるとは思わなかったでやんすよ」

少女が落ちてくるであろう場所を目測であたりをつけやんす。
そして少女の体を両の手で受け止めれば……。


「―――― っ!」

両腕に痛みが走りやんす。
歯を食いしばり耐えやんすが、しばしその状態で硬直しやんす。


「……守れやんしたか」

腕の中に納まっている少女を見やんす。
息をしていることを確認して息を一息つけば、汗と鼓動が一気にきやんした。
ああ、汗の引く気配がありやせん。


「一先ず、町で手当てをしないといけないでやんすね」


銀髪に白い肌、その身を若草色のドレスで包んでいるものの、ドレスはぼろぼろでやんした。
と、ここであることに思い至りやんす。


「あー、こんな状態の女の子連れてると、間違われるんでやんしたか。誘拐犯に」

痛む体を庇いながらも少女を背負いやんす。
これで負傷者を届ける人……に見えてくれればいいのでやんすが。
さて……本来なら拾い物は、しかるべきところへ届けるほうがいいのでやんしょうが。
あっしと『同じ』ような気がするんでやんすよねぇ……とりあえず町に向かいやんしょうか。



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 二時間後・宿の一室にて
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外見から見える外傷を手当てし、少女をベッドに横たえたところでしみじみと思いやんす。

「……命には別状がないようで、本によかったでやんすよ」

流石に服の下まで見るわけにはいかないでやんすが……。
出血がない以上問題はないでやんしょう。
若草色のドレスはそこまで生地の厚いものではないでやんすから、そういうものがあればすぐわかりやんす。
……となれば問題は。


「あっしでやんすなぁ……」

壁に寄りかかり、そのまま脱力しやんす。
そうすれば、堪えた痛みが脳髄を走りやんす。
どうやら少女を抱えて転がった際に、腕を痛めたようでやんす。
ついでに背中を強く打撲したからか、違和感がありやんす。


「すこし、休みやしょう……」

壁を背に、膝を抱えるように丸くなった状態で静かに目を瞑りやんす。
さすれば、意識は再び沈んでいきやんす、と思ったのでやんすが。
微かに動く気配がありやんした。
目を向ければ、少女が目を覚ますところでやんした。


「体、動かせやんすか?」


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目を開ける。
見慣れる場所にいることはわかる。
そして、あの暗い場所でもないこともわかる。
寝かされているところも、ベッドであることもわかった。
周りを伺うように身動ぎをすれば。

「体、動かせやんすか?」

男の声が、聞こえる。
何故そんな言葉がかけられるのか考えて、思い至る。
そういえば自分は、急に宙に放り出されていたのだと。
死を覚悟し、そのまま意識を失ったみたいだったが……。

あなたが、助けてくれたの?

起き上がりながら、声のするほうに顔を向ける。
そこには見慣れぬ衣装を着た黒髪の青年が壁に寄りかかるようにして座り込んでいた。

「いや、あっしは落し物を拾っただけでやんすよ?」


笑いながらの声を聞きながらベッドから起き上がる。
腕や足に包帯が巻かれている。
独特のにおいもすることから、何か塗られているのがわかる。
それと、そういった青年が手振りをする時に僅かに顔を顰めたのを見た。
よくよく見れば着ているものに土も付着している。
……恐らく、彼の言っていることは嘘なのだろうと思う。
私は青年に近寄って、手をかざす。
力は弱いけれど。

じっと、してて。命の恩を返せないほど、薄情じゃないから……

木霊由来の回復術を行使。
青年が驚いた様子で腕を見ることから、私の見立ては間違えていなかったらしい。
そしてようやく思考が回り始める。
あの時見えた景色、それは見覚えのないものだった。

ここは……どこなの?

「どこでやんしょうねぇ……。
精霊協会、精霊術、霊玉……これらの単語に聞き覚えがありやんすか?
もしもないのであれば、俗に言う『異世界』というやつだと思いやんすよ」

青年の語る単語に聞き覚えはなかった。
けれども、別の世界、というものは概念として知っている。
何しろ別の世界へと転送させる術も存在していたから。
まさか自分がそれに巻き込まれるなんて思わなかったけれど……。

……そう

色々と考える。
魔族はどうやら私みたいな人を浚い、儀式の生贄として使っているらしい。
ならば、ここであの世界に帰ろうというのはとても危険だ。
さらに、もうあの世界に私を知っている人は、いない。

「あっさりしておりやんすなぁ。帰りたい、とかは思わないのでやんす?」

帰ったところで、何かが良くなるわけじゃないから……

青年の疑問に、そう答えてから思案。
覚悟を決めた。
これからこの世界で生きていく覚悟。
そしてもう一つ。

ねぇ、聞きたいことがあるの。
人を買ってくれるところって、どこにあるかわかる?


「聞いてどうしやんす?」

……私を、売るの。
人間と精霊のハーフだって売り出せば、物珍しさにある程度の値は、付くと思うから


思わず、声が震えた。
でも何も持たない私には、これしかなかった。
人買いに売られれば、最低限の生活は保障される。
生きることは、できる。

「早計でやんすよ。
というかあっしの夢見を悪くさせる気でやんすか」

そんなつもりは……

青年は屈託のない笑みを見せていた。
私は立って、その笑みを見つめ返していた。

「そんなことするくらいなら、あっしの仕事を手伝ってもらえやせんか?」

仕事?

「荒事が絡む仕事でやんすがね。
冒険者、あっしはそう呼ばれる職業に就いておりやんす。
……ま、結論は明日の仕事の様子を見てから決めてほしいと思いやんす」

普通であれば胡散臭い言葉だった。
だけど、青年は冗談も嘘も言っているそぶりはなく。
どうせ売る身なら、目の前の恩人の言葉に乗るのもいいかと思って。

わかった

そう、頷いていた。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、サブプロフィール登録
アイテム換金
狼の牙 を換金! [+25GP]
ゴブリン銅貨 を換金! [+25GP]
ゴブリン銅貨 を換金! [+25GP]
GP送付
葉月 [753] から 95GP を受け取りました!
精霊術の習得
具現:精霊召喚 を習得!
スキルの鍛練
鍛練によって 具現 のLvが上昇! [1→2]
アイテムの購入
抽選に外れたため アイテム精製の極意 Lv1 を購入できなかった……
抽選に外れたため 匠の技 Lv1 を購入できなかった……
不意打ち Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [67%]
→ [+2] … 成功! [33%]
→ [+3] … 失敗 [16%]
結界斬 Lv1 [+2] を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [67%]
→ [+2] … 失敗 [33%]
HP吸収 Lv1 [+1] を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [50→55]
精度 が上昇! [20→25]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
メッセージ送信
サーシャ [11]1件 のメッセージを送信!
セノア [59]1件 のメッセージを送信!
レナ [98]1件 のメッセージを送信!
シトリ [99]1件 のメッセージを送信!
ナッツ [376]2件 のメッセージを送信!
葉月 [753]1件 のメッセージを送信!
山田 [957]1件 のメッセージを送信!
ユキ [985]1件 のメッセージを送信!
ヴァルナストーム [1112]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

マリー [82]
彼が語る間は、ただの一度も口を挟む事なく完全に黙って。
最後まで聞き終われば、それでも尚、暫くは口を開き何かを発する事もせず。暫く、考え込むような仕草を。

「ええ、聞かせていただいてありがとうございました。
 多かれ、少なかれ。……人は過去に縛られ生きているものです。私とて、同じ」
「むしろ、驚くべき事は、縛られる過去を、私のような者に語って聞かせた事。
 タクトにとって、姫は、大切なお方で。その想い出は大切なものでしょう」

おそらくは決して穢されたくないであろう、彼にとって本当に大切なもの。
それこそ、たかが過去と一蹴される可能性もあっただろうにと。


「ご安心ください。本当に口説かれたとは思っておりませんから」

それ以前に本心のところ、自身を口説く男性がこの世には存在しないとすら思っている節すらある。
故に、先程の発言は冗談だとあっさりと白状し。――話題が、自身の事に及べば、僅かながら身体を強張らせるが。


「都市国家連合ダスティーア王国、バーンシュタイン公爵領。生まれ育った私の故郷。
 忌み嫌われる理由は、この瞳は人が持ちえぬモノだから。
 ……獣の血が混ざる、人外だからですよ」

古くは獣人の国だった場所を人間が侵略し領土とした為、マリーのような獣の血が混ざるものはそう珍しいものでもないが。
それでも古くから残る差別が故に、迫害されるべき立場であると語り。
初瀬 [133]
「左様でございますか、で、あれば……拓――」

間。後、   ぼふん。
瞬間沸騰したかのように、急に上気した顔面、そして頭が水蒸気爆発!

「た、たく…っ、あ、ええっとですね、その」

初瀬は混乱している。

「……し、失礼致しました……『様』と呼ばせていただいていること指摘された事がありませんでしたので、それ以外何として良いのか…。もしも不快でないのでしたら、拓斗様と呼ぶことお許しいただきたいのですが」

とりあえず、出自はアンティークのかんざしと名乗ります。
「今の世にはあまり馴染まぬものでございますが、ときどきは姫様の御髪を飾らせていただいております」

「家に……何処かのお屋敷にご奉公なさっているのでございますか?」
ナギ [187]
「やっぱり!」
「だからおぬしは金属に反応してよろこんで食べにいこうとするのではないのである!?」
「ってか主人公の俺《おれさま》を差し置いて先に喋るとかどういう神経をしてるんだ御前らは!?」

やはり騒々しい3人組である。

「拓斗殿、これは某のケジメであるが故……それに某は主人に仕える見の『刀』。何人にも敬称をつけるのが当然の義務……」
「たくとーよろしくー」
「おぬしも!!おぬしも同じ立場であるからな!?わかっておるのかエペタム!?」
「だから御前ら俺より目立ってるんじゃないよ……」
「ああ、それに某らは精霊といっても妖精と大差ない存在であるから気にしてないのであるよ」
「むしろちがいになにかいみがあるのか」
「何をいう!!妖精《フェアリー》と精霊《スピリチュアル》には明確な違いが……」
「だ・ま・れ☆」

主がイザナギ、とのことだが、明らかに力関係はイザナギのほうが蔑ろにされているようだ。
哀れ。
そんなやり取りをしているなか、自分に質問が廻ってきたことにイザナギは嬉しそうになって答えを返した。
「ふっ、やっと俺に関してか。」

ふぁさ、っと赤い前髪をかきあげた。
「察しの通り、俺は日本国の生まれだ。この世界には修行のために来ている。……だが解せぬのは横文字を流暢に使うことが海外との混血《ハーフ》に繋がることだが……」
「ふむ、恐らくだが主とは『時代』が違うのではないのかと某は推察するのである」
「ほう?その根拠は」
「拓斗殿も名前は日本人由来のものの様子。だがそこで『横文字』に過剰反応するということは横文字……つまり外来語があまり浸透していなかった時代の人物だと推測できるのである」

クトネはドヤ顔で解説をはじめた。
「成る程……。俺《おれさま》たちの時代じゃそこらへんにあったからな」
ラティク [286]
ラティク
「ああ、随分謙虚なんだなあ・・・あんたは。」
ラティク
「冒険家なら新米だって大物相手に食って掛かるもんだぜ?」
ノア
「・・・貴方はいらないところで冒険しすぎなのよ。」
ノア
「備えあれば、とは人間はよく言うわ。」
「それが特に馴れない土地なんかなら貴方の考え方が大正解よ。こんなのもたまにいるけど・・・ね。」
ノア
「あとはそうね。自称でも新米なら強敵と遭遇したとき逃げに徹することも多いと思うけど・・・」
「相手にされて嫌なことをこれでもかって程やればいいわ。そういうの、貴方達人間は好きでしょ。」
ラティク
「・・・ま、言い方はともかく大体そんな感じだな。」
「最初のうちはヘンな美徳に拘らず戦って、最悪死ななきゃいいのさ。そのうち強くなれるだろうしな。」
ラティク
・・・こいつ恨みがましいんだ。余計なことは気にしないでくれ。

シャルロット
「(・・・やっぱりそう見られるんだ・・・)」
シャルロット
「そ、そんなこと考えてやってないし・・・!深読みしすぎだよ!笹霧さん!」
「ま、まぁ別にラティクのこと嫌いじゃないけど・・・さ・・・!」
シャルロット
「・・・絶対も確実も100%も全部絶対間違いないってことだよ〜っ!!」


そう叫びつつ、少女はその場を走り去っていった・・・
.
ラティク
「(・・・)」
ゆっこ [773]
「あ、あはは。
 ま、まぁ、そもそも私自身が異邦人なわけですから、
 他にどんな世界から来たどんな人がいてももう驚きませんよ」
「む、むぅ。私、そんなに子供じゃないですよ?
 そ、それに、佐々木さんが疲れると思いますから、普通でいいですよ」
「よ、呼び捨ては、あの、む、難しいかもです…。
 あ、あの、拓斗さんじゃ、ダメ、ですか?」

上目遣いで窺うように。
「寺子屋…というと、江戸時代、くらいですよね。
 確か、江戸の方では別の呼び方をしてたはずですから、上方の方なのでしょうか?」

なんとなく、拓斗の出身が想像できた様子。
「うぅん、大人になって着てる方は、むしろ趣味とかかも知れませんね。
 大人が学校に通う場合は制服は着ないと思いますし」
「あ、あー…。
 確かにその感覚は少しわかるかもしれません。
 わ、私もよく謝っちゃったりしますから…」

思い当たることがあるのか頬をかきながら。
「え、ええっ。そ、そうだったんですか?
 あの、えっと、その、ごめんなさいっ」

一度もないという言葉に、心底申し訳なさそうに謝った。
「あ、はい。
 呼びやすいように呼んでいただいて結構ですよ」 ニコッ

トレード

セノア [59]
霊玉原石 Lv1 を受け取りました!
霊玉原石 Lv1 [+1] を受け取りました!
「すみません、この二つお願いします。」
葉月 [753]
ブロック Lv1 を受け取りました!
「拓斗さんの合成用に使ってくださいな」

イベント(大武術会)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
パーティの編成
ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名
パーティ名
メンバーロジェ
 [E-No.48]
セノア
 [E-No.59]
伊織
 [E-No.128]
フィオ
 [E-No.253]
ユハ
 [E-No.257]
椎夏
 [E-No.374]
ジン
 [E-No.440]
リン
 [E-No.645]
メイデン
 [E-No.667]
エリィ
 [E-No.695]
チルカ
 [E-No.740]
葉月
 [E-No.753]
フィー
 [E-No.787]
シャクナ
 [E-No.797]
拓斗
 [E-No.900]
山田
 [E-No.957]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーセノア
 [E-No.59]
葉月
 [E-No.753]
拓斗
 [E-No.900]
山田
 [E-No.957]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢18歳身長172cm体重61kg
ジーンズにパーカーを着込み、常に手袋を嵌めている。
自分のことを「あっし」、語尾に「やんす」が付く一見して普通な青年。
手先は器用であり、料理技能習得済。

忍者関連の技術を微妙に会得しているが、本人の気質もあり攻撃関係は苦手らしい。
短刀と骨法ならばある程度は、といったレベル。
得意忍術は遁術。
左袖には常に『時雨』が仕込まれている他、常に『秋雨』を装備している。

基本的に誰かを生かす、立たせるほうを選ぶ根っからの手下気質。
人と話すのは好きなので、人に声をかけることもそれなりに多い。

『いやぁ、あっしも忍者を名乗る端くれである以上、お綺麗な姫様に仕えるのが理想でやんすねぇ』
と漏らしているが実現する気配はなし。

つい最近、異世界からの漂流者を拾う。
成り行きにより行動を共にすることに。
(サブプロフ参照)

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プロフィールは交流によって追加します。

突撃メッセ歓迎します。
こんなやつでよければ、相手してやってくださいませ。
三下属性がありますが、ある一定の条件満たした相手だと強気に出てきます、何だこいつ。

※プロフィールイラスト及びアイコン1、装備アイコンはくま八さんに、アイコン2〜6は魔術商会 [41]さんに、アイコン9〜10及び戦闘イラストは卯月さんに描いて頂きました。
 この場を借りて、多大なる感謝を。

以下は詳細設定。




出身は江戸時代前期の日本。
どこの世界軸かは本人も不理解。
魔法などもなかったため、この世界で精霊術を使ったことで初めて魔力を使ったことになる。

護衛として、ある姫に仕えていた。
病弱な姫は外へ出ることが叶わなかったが、その心根の強さと儚さを見て「共に一生を生きる」という約束を結ぶ。
だが、初めて許された外出の折、姫が病に倒れ逝く。
そのときに約束は「果たされた」と、認識している。

姫を弔った後、ある事情から姫を殺害した下手人という立場になった。
真実を言うことに益を見出せずに逃亡、名を変え今の名を名乗り始めた。

その後、様々なことがあり現在に至る。

現在は、涅槃に向かったと思われる姫に冥土の土産話を持っていこうと、綺麗な景色や様々な経験を味わう旅の最中。
しかし、過去を想いながらも、いつまでもそれではいけないだろうという思いを抱く。


なお、ある世界において『石原桐コルト』と名乗る人物より異世界や異種族に関わる知識を得た。
そのため、『聞いたことはあるけど見たことはない』ものが多い。

アイコン一覧

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サブプロフィール

アイリス

別の世界より迷い込んだ、半霊半人の少女。
元の世界に帰る積りはなく、別の世界で生きることを決めた。
木霊と人間のハーフであり、成り行きにより拓斗と行動を共にする。
そして案外好戦的。
スタイルは、15歳にしてはメリハリのある体つき。
あと大食い(後述)なのに、細身。

若草色のロングスカートのドレスを着用。
また結構な大食い、これは扱う木霊としての部分の燃費がすこぶる悪いせいである。


普段は人の性質が色濃く出ており、最低限の力しか使用できない。

しかし詠唱による召喚を通すことで、木霊としての力を最大限使用できる。
ただし魔力供給は召喚主頼り。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1100000012302570
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000002012.36

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
22具現精霊召喚10101010××
28精製魔力回復10101010×
172精製魔力の木10101010××
29精製魔力譲渡10101010花霊術:朽花
237精製増幅10101010×花霊術・重咲
30精製武器魔力付与20--20--金霊術・鉄
31精製防具魔力付与--20--20金霊術・鋼
49精製模擬効果10101010
254精製寄贈10101010
255精製徴収10101010
1374精製精製皆伝--------××
1376精製合成皆伝--------××

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
時雨
時雨(しぐれ)と銘打たれた小太刀、というより短刀。貫くことを重点に置いている。
8440040
スロット1土MPアップ Lv1
スロット2
スロット3
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
秋雨
秋雨(あきさめ)と呼称される特殊手袋。防刃、防衝撃性能を重視したもの。
8405525
スロット1
スロット2
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
五月雨
五月雨(さみだれ)と呼称されるインナースーツ。防刃、防衝撃性能はある、らしい。
8404040
スロット1かばう Lv1
スロット2匠の技 Lv1
スロット3
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1371375070145137
補助00142130

同調値一覧

霊玉名(防具)同調値
かばう5
霊玉名(武器・防具)同調値
土MPアップ5
匠の技5

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (10/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1土MPアップ Lv1100
2霊玉防1かばう Lv1(防具)100
3霊玉防2匠の技 Lv1100
4精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
5精製霊玉原石 Lv1 [+1](精製するとランダムに霊玉を入手)100
6霊玉HP吸収 Lv1 [+1](武器)100
7霊玉対空 Lv1 [+1](武器)100
8霊玉結界斬 Lv1 [+2](武器)100
9霊玉ブロック Lv1(防具)(盾のみ)100
10素材ゴブリン銅貨25
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