精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.290 (第9回:2012/11/10)

E-No.290

本名:北条 花梨
通称:花梨

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
――生存9日目。

花梨
「はあ…」


わたしは道端で一人、感嘆の溜息をついていました。

花梨
「……こんなに大きな街だったんですね…」

充電に使えるような、何か――機械の様な物でもいい。
なにか無いだろうか、と。
わたしはマルシェにやってきていました。

花梨
「道に迷わないようにしないと…」

主要都市ならでは、なのでしょうか。
マルシェは人通りが激しく、お祭りのように賑わっています。

新鮮な野菜や色とりどりの果物、
様々な形の肉のブロック、大小並べられた魚……。
色んな地方からやってきた布生地や書物、骨董品、武器、防具。
本当に何でも揃うのではないかと思うほど、物に溢れていました。

「ようお嬢ちゃん!西の大陸から仕入れたばかりのネックレスはいらんかね!」
花梨
「えっ?あっ… すごい、キレイですね…」
「だろう?この精巧な細工技術はあっちの大陸の職人にしかできない芸当でね!
 お嬢ちゃんなら安くしておくぜ、どうだい!?」
花梨
「えっ、…えっと…」

ちがう、違う。
うっかり、本来の目的を忘れてしまうところでした。
目的を忘れてしまうほどに魅力的なモノに溢れているんです。

花梨
「す、すいません…とっても、ステキなんですけれど…
 今は、ちょっと、急いでいて。」

「何だ、つれないねェ!次はよろしく頼むよ!」


軽く会釈をしてその場を離れました。
…本当は、ちょっと、欲しかったんですけれど。

………ガマン、ガマン。

―――――――――――――――。

花梨
「……。」

わたしはマルシェの終わりでぼうっと立っていました。
行きかう人々の喧騒、街の雑踏。
それらを聞き流しながら、落胆していました。
花梨
「…やっぱり、何もなかった……。」

電気を帯びたもの、だけではなく。
日本、いや、元の世界…
チキュウに関する物品も、何もなかったのです。
花梨
「………うう。」

しかし、その場でいつまでもぼうっとしているワケにもいきません。
花梨
「帰らなきゃ………」

重い足取りで、仲間と落ち合う場所へ向かおうとした――その時でした。

ドンッ!

花梨
「あっ!す、すみませ―――」


ぼうっとしていたせいか、誰かにぶつかってしまいました。


「――いや、こちらこそよそ見をしていたから。」
花梨
「…!」

ス、と素早く横を通り過ぎる男性。
その人はわたしには目もくれず、目線を自分の手元に――
手元一点から動かさなかったように思います。


だって、彼の手元。


そこには。

花梨
「あ―――ま、待ってください!」

わたしの言葉には耳も貸さず、男性は路地裏の方へ消えて行きました。
たまらずわたしも彼の後を追います。

確かに、見ました。

今ぶつかった彼は―――

花梨
「わたしと同じ……スマートフォンを使っている!」


早足で遠ざかる彼の背を、わたしは必死に追いました。
路地裏のゴミに足を取られそうになりながらも。

しかし、この時のわたしはまだ、理解していなかったのです。

路地裏は、
踏み入れてはならない世界への入り口だということに。




.

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、サブクエスト登録
マーケット出品
ボニー [5]水冷耐性 Lv1 を売却! [+160GP]
精霊術の習得
治癒:応急手当 を習得!
治癒:頑健 を習得!
治癒:過剰回復 を習得!
素質の開花
水MPアップ Lv2 を開花! [-1P]
→ 水MPが上昇! [20→40]
スキルの鍛練
鍛練によって 治癒 のLvが上昇! [7→8]
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
腐食 Lv1 を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
かばう Lv1 を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [7→8]
攻撃 が上昇! [14→16]
精度 が上昇! [56→64]
同調によって 補助 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
同調によって 防具 のLvが上昇! [7→8]
防御 が上昇! [35→40]
精度 が上昇! [35→40]
霊玉の装備
【主力:スロット1】腐食 Lv1 を装備!
【主力:スロット2】かばう Lv1 は「武器」には装備できなかった……
【主力:スロット3】麻痺付加 Lv1 を装備!
【補助:スロット1】腐食 Lv1 は「防具」には装備できなかった……
【補助:スロット2】かばう Lv1 を装備!
【防具:スロット1】腐食 Lv1 は「防具」には装備できなかった……
メッセージ送信
ヴォルフ [61]1件 のメッセージを送信!
伊織 [128]1件 のメッセージを送信!
いろり [251]1件 のメッセージを送信!
フィオ [253]1件 のメッセージを送信!
ロロ [398]1件 のメッセージを送信!
アキラ [400]1件 のメッセージを送信!
ゆーま [437]1件 のメッセージを送信!
ミリ [438]1件 のメッセージを送信!
レイス [953]1件 のメッセージを送信!
山田 [957]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

サーシャ [11]
「……そうね、身体は大事にするつもりよ。
長生きするには大切なことだしね」
「貴女もそうしたいなら、むやみに何かに触らない方がいいわよ。
きっとこれから先、何が起きるか分からないものもあるだろうし」
「まあ、手を出すよりは口を出す方がまだ安全なんじゃない?
少なくとも…
私は気にしないわ」

少女はアドバイス…のようなものを、表情も声色も変えずに淡々と話す

「…精霊協会っていうのは、簡単に言えば仕事の斡旋先よ。
仕事をこなせば、この辺りで使える
お金がもらえる。
貴女はどこかから
依頼を請けてはいないのかしら?」

『悲惨な人生』について問われると、少女は少し大きめの溜息を付いた。

「…そんなこと、わざわざ聞きたいの?物好きね。
よくあるのは
奴隷として死ぬまでこき使われたり
一個人の
道具として弄ばれたりとかじゃないかしら」
エローシオ [90]

「がぅうううっ!」

「もーっ! 好き放題言っちゃって!! あんたなんてやっつけて……」

(ざわざわざわざわ……!)

挑発する言葉に激昂した少女が、身構えると、スカートの裾から這い出した大量の触手が鎌首を持ち上げる。
その下で犬と狼、二つの頭が牙を剝き吠え、一斉に襲いかかる……というところで。

犬の頭だけは戦闘態勢には入らず、ただ振り返って少女の顔を見上げた。



「きゅーん」

「……あっ」

「………………」

「……んー」

「やっぱりいいや。だって、約束を破るのは、やっぱりダメだもん」

「ぐるるるる……」

犬と少女の視線の間にどんなやりとりがあったのか、エローシオは繊維を喪失した。
狼は不満そうに喉を鳴らすが、少女の意思に逆らうことはせずにただ警戒するように低く身を屈め敵を睨みつけている。



「あなたがどういうニンゲンか知らないけど、わたしは約束を守るから。
 切り刻みたいっていうのは勝手だけど、わたしは相手しないよ?」

「だって、わたしはあなたの言う通り、死ぬのが怖いもん。あなたは怖くないの?」

「それに、わたしのこと切り刻むだなんて言ってるけど、
 そんなことしたら、あなたこそ精霊きょーかいに追われるんじゃないかな」

「……きゅーん?」
レディ [103]
「それはそれは…ええと、何か困ったことがあれば、相談乗りますよ」
(手を出す的なニュアンスだったんだけど…まぁいいか)「いえいえ、そう行ったことは別に何も、貰っても申し訳ない気もしますし」
「怪我とか病気を治せるんですか。なら今度怪我とかしたら、治療をお願いしようかな。それでチャラってことで」
マーブル [107]
えーと、まあ、うん、そういうことになるかな…?人によっては精霊などから力を借りて、ってことになるから厳密には人一人で、ってことにはならないだろうけども。

私の場合は気づいたらついてたって感じだから、多分貴方でも大丈夫よー。まあ海を割ったりとかするのはその人の素質によるだろうけど。

まあけど、この世界ならやれる事をやっていくのがいいと思うわよ。そしたら現状もどうにかなるはずだから。

……とは言ってもそちらのPTって結構異色な雰囲気よね……何がとは言わないけど、むしろ言えないけど、うふふ。
エスト [117]
オレは自分の意志でここに来たよ。
オレがもと居た世界では魔法とか科学が主流だったから少し文化的な差はあるけど、大した問題もなくなじめてるぜ。
こっちにゃ電子機器とか多くねーから、若干不便なとこもあるけどよ。
ん、まぁなんつーのかな・・・説明し辛いんだけど・・・
大体の世界で「東の果て」っつったら、何故かカリンみたいな名前の子が多いんだ。
だけどまぁ、カリンみたいな名前の知り合いも元居た世界に何人か居たしな。
ちょっと迷ったけど、そっちが名前ってわかりゃ問題ねーよ。

あー、そっか。戦うのは苦手なんだな。
でもちゃんと登録できてるってことは、なんかの素質はあったんだろうな。
救急箱みたいなの腰に付けてるし、治癒術士にでもなれたのかな、カリンは。
戦うのが苦手でも、ちゃんとここで役に立てるってのはすげーと思うけどな。
カリンはここに登録できるだけの、腕っ節以外の実力があるんだよなぁ・・・
オレみたいに戦うくらいしか取り柄ねーよか、ずっとか未来あって羨ましいぜ。
クオン [121]
「よく怒鳴るのは力のない証拠、相手が恐縮したら弱いと思って襲いかかる
 まったくあなたは人間であると主張しておきながら野良犬以下に成り下がるつもりですか
 あなたの方が人間もどきなんじゃないですか?」
「あなたのご両親本当に人間でしたか? どうですか?
 よく思い出してごらんなさい、本当は豚とかだったんじゃないですか?
 ほら、そんなアーアー言ってないで豚のように鳴いてくださいよ」
「あ、すいません。 これは豚に失礼でしたね、食料になる分まだ豚の方が優位でした
 それと教会は私が差別するので結構です、面倒くさい」
「それで人間もどきの貴方はいつ掻っ切ってくれるんですか? 介錯はいりますか?
 人は集めたほうがいいですか? 知人の方は? どうせやるなら盛大にやりましょうよ」


「は?」


話しかけたのは私じゃないと聞き、あからさまに胡散臭そうな顔をする

「申し訳ありませんどうやら頭の病人だったようですね、どう考えても貴方から話しかけてきて・・・」
「主人格・・・命の危機・・・はぁそりゃそうでしょう、今自分の首切ろうって人が目の前にいるんですから
 えー、主人格の方がいらっしゃるんですね? お悔やみ申し上げます」

「はい、衝撃映像をみる覚悟はありますのでどうぞお切りくださって結構ですよ?」
ルクリア [138]
(どうも前に送った内容が間違っていたようです。すみません。一応送るはずだった分を前半で送ります)
「あー……」
(珍しく、困ったような表情をする)
「……別に、そういう術を使っている、というわけではないんだけど。私は、元々水とか、氷の魔法に特化していて、常にそういう魔力が流れてしまってるから……だから、その関係で髪とか、服とか、ある程度保護されちゃってる、のよね。」
「私の周りが涼しかったりするのも、そのせいだったりするんだけど、ね……」
「さて、どうなのかしら、ね……少なくとも、私にはできないことがあるから、今もこうやって勉強を続けているわけ、だけど。」
「それに、いいことばかりでもない、わよ。力がある人を、恐れる人だって、世の中にはいる、から。魔女狩り、という言葉が、存在するように。」
「……もっとも、世界を知りたくても、世界を渡る必要まではないけど、ね。その世界を知ることだって大事だし、とても大変なことなのよ。私が渡ってきた世界はいくつかあるけれど、その世界のことをしっかり知っているとは言えないと思うもの」
「私が、最初に旅を始めた理由。いろいろな要素が重なった結果だった、ということはあるけれど……でも、外の世界を見る、ということも理由にはあったわ。私はある森の中にある村のそばで生まれて、育って……本で知識を持っていても、何も知らないも同然だったと思う。……まずは、自分の目でいろいろなものを見て、学ぶことが大事だと思うわ」
「医術でも、いわゆる魔法のような術であっても、治らないみたいだったから。……それでも、そう簡単にあきらめたくはなかったから、ね。せめて私にも出来ることはないか、もしかしたら可能性はないか……そんなことを考えてはいたんだけど」
アナスタシア [156]
「……警察に近寄り難い?あなた、何か悪い事でもしてるのかしら?」
「精神的に強い?こんなのの何処を見てそんな事……」
「……いえ。まあいいわ。あなたもなかなか複雑な人間みたいだしね……」
ユリ [177]
「…っ!……ああ、くそっ!」
頭を抱えながら、悪態をつく。

「テメェが謝ることはねぇ、今のは俺に非があるんだからよ
 それとさっきのは条件反射だ…悪かった」
なおも片手で顔を抑えながら、少女は喋る。
「だからその……そう脅えるな」
音楽を聴きいっていたが、はっと我に返ったかのように
「そういえば紹介がまだだったか…
 わらわは魔剣のゼピュロスという、そちでふてくされてるのが主のユリだ」
しかしなおも音楽に興味が向いていた。

「ふむ、わらわはそれしか見たことがなくての
 それも何十年前かの…時代の流れというものは早い」

ふてくされていた(?)少女はそれを見て
「それと同じようなもの、あの阿呆牛乳やろうがが持ってたな」
アウラ [205]
「自信があるならいいけど…そうは見えないから…。
 花梨には一緒にいる人いないの…?
 頼りになる人がいるならいいけど…。」
「慣れてるって程じゃないけど…
 何度か冒険者として仕事したことがあるから…。」

「気付いたら…?
 何か事情があるのね…花梨は人?
 誰かに喚ばれたとか…?」
「成り行きでも…ここに合格できたなら実力もあるだろうし…
 ここでやってれば何かわかると思うけど…
 何かあれば、力になるから…。」

「私で手伝えるかはわからないけど…。」
クリス [222]
「力のあるなしじゃあないんじゃないかなぁ?
その誰かっていうのが何を考えてるかわからないけどね。」
「へぇ、チキュウって世界なんだ?剣とか鎧がないっていうのはちょっと想像付かないなぁ…」
「でも戦争兵器っていうのは物騒な響きだね。
どこの世界でも国同士戦争は耐えないものなんだなぁ…」
(返された剣を受け取り)
「まぁ、さっきも言ったけど握らないで済むってことに越したことはないからね。
冒険者としてやっていくなら、誰か仲間を探したほうがいいんじゃないかな?
と、いうかもう居たりする?」
アルマ [249]
「どう、なんだろうなぁ…何せ起きた時には持ち主がいなかったんで、その辺り何も…」

「普通じゃないのは認めるが、特別な力っていうものは無いと思うなぁ…
料理意外には、ある程度の物を運べたり、火がなくても鍋が暖められるぐらいのものだよ」
「結構、便利…」

「その様子だと、なかなか馴染めてないみたいだなぁ…俺なんかは元いた世界よりましだったよ」
「鍋、が、特別だと思う…」
「俺達みたいに迷い込んで来た奴らは結構多いらしいんで、帰る手がかりが聞けたらすぐ教えてやるよ」
「魔法で、何か、できないか、調べてみる、から…元気出して、ね?」
シルフィ [250]
不安そうなその様子。力になれない自分に少しだけ悔しさがある。
元気づけるように、小さく笑って――

「冒険者試験、でも…合格はしたんでしょ?
 それなら…色々な事を調べたりは出来るだろうし。」
気を落とさないで、と続ける。
世界を超えた移動――おとぎ話かと思っていたけど、現実。
頭の中の、調べるリストに追加しておく。

「精霊協会の図書館とか…そういうところで
 書物で何かわかればいいんだけど、な。私も調べてみるね」
顔を上げ、笑うその様子。まだ不安はぬぐいきれないけど…
少しでも笑ってくれた、と言うことに感謝。

(今は…私に出来ることで、力になる――
 どんなことだって…そう、だよね)
琥毬 [254]
「ん〜、妖術ってのは……魔法と似たような感じなんだけど、使ってる力の源が違うって感じかにゃ〜。出来ることは大体同じ筈だよ」
「おお〜、こりゃあなかなか専門的な感じだね……ふむふむ」
感心したのか顎に手をやり小さく頷きながら、琥毬は救急箱を眺めている。
「――って。何これ、何でお菓子や玩具が入ってるのこれ……!? 衛生的に大丈夫なの……? あわわ、あんなものからこんなものまで……」
もっとよく救急箱を見ようと、少し身を乗り出す琥毬。尻尾がゆらゆらと揺れている。興味津々のようだ。
ナッツ [376]
「時代劇…?時代劇というのは何かしら、始めて聞きますわね」
「そう、今の日本にはサムライもチョンマゲもありませんのね…ちょっと残念ですわね…」
「ええ、とても寒いですわよ〜? お酒も飲めますわよ」
「冬を乗り切るにはウォッカしかありませんわよね!」
「とはいえ、そんな厳しい環境を生き抜いてきたのは確かですが…そこに慣れてしまったせいか、この辺でも暑いと感じますわね…」
「うふふ、綺麗と言われるのは嬉しいですわね、ありがとうございますわよ」
セレティル [390]
……そうですね、現実なのでしょう。
花梨さんに何があったかはわかりませんが……、辛くとも向き合うしかないのかもしれません。
私で力になれることがありましたら、いつでもおっしゃってください。
友人の力になりたいと、そう思っていますので。


そうですね……時間の感じ方は随分と異なっているかもしれません。
私のいた世界ですと、やはりエルフは人に比べると気が長いですね。
時間に余裕がある分、ゆっくりと構えていられるからでしょうか。
まぁ、私は随分と人にかぶれてしまっていますから、感覚も少しずつ人に近づいているような気はしますけど。


そうですね……現在の最年長は、私の師匠が2000年生きていますけれど。
平均はあくまで500年ほどなので、多少長生きですと700年ほどでしょうか。
1000年を超えた話は師匠以外に聴きませんね。
師匠に関してでしたら、まだ後1000年くらいは笑って生きていそうな気がします。
そもそも、あの方が死ぬという事がまるで想像できないので……案外不死だったりするのかもしれません。
レンツ [429]

うわあっ、ああうっ?!Σ

(勘違いによる)展開の早さについていけなくなったのか、はたまた単純に身の危険を感じたのか、あなたのその絹の裂くような叫び声に驚き青年の身体を支えていた右手が滑る。勿論この状況で手を伸ばした彼が悪いのだが、今の彼にそれを思い返す暇などはない。

触れかけていた左手も体勢を支えようと周囲に伸ばすが空を切り、つのめった身体はそのまま止まらず頭から前に――
つまり、あなたの上に――倒れ込んだ。

「\もぶっ/」
ふよんっ。

そんな擬音が聴こえてもおかしくない、やわらかい二つの何かの上に顔から“不時着”する。
もっと判りやすく表現するならば
”あなたの胸の谷間に顔を押し付けた”というべきだろう。
倒れ込んできた彼の顔ははからずもあなたの胸の谷間に沈み、セーター越しでも解るその女性特有のやわらかさを味わう形になっていた。

“もしも”これが艶めかしいやり取りの結果だとしたら、押し付けた胸から感じられる心地のいい鼓動や人のぬくもり、そしておそらくあなた自身の匂いであろう――甘く香るそれらを、青年は躊躇なく享受し貪ったのかもしれない。
しかし今はその“もしも”ではない。むしろ対に位置する状況である。
そう全理性を総動員し、後ろ髪を引かれる思いを抗い振り切り、彼は顔を上げる事に成功した。
そしてここで状況をひっくり返す一発逆転の一言が出れば、全ては丸く収まる。


「……え、えーあー、
その、大変イイものをお持ちで……あは、あはははは……」

青年は物理的抹消、もしくは社会的抹消を覚悟した。
灯火 [430]
「わしが生まれるよりもっとずっと昔の話じゃから……
 500年以上は前じゃな」
「日本と言う名は師匠から聞いたんじゃ。
 あの方はかなり長生きされておるし、
 おそらくはわしよりも詳しいことを知っておられるんじゃろう。
「……話を聞ければよいのじゃが、
 今は用事で出かけておられて別行動中なんじゃ」
「……そうじゃな、
 なんなら師匠に言付けしてやってもよいぞ。
 どんな小さな手がかりでも欲しかろう?」

「わしの故郷か?
 少し距離があるぞ。
 ここからだと陸路で数日じゃな」
リアーナ [435]
……そうだよね、平和な所からいきなり来たんだろうし、慣れるのは中々難しいかぁ……。
何かあったらいってね、カリンの力になれる事があれば、やるから♪
……やっぱりまずカリンのニホンはボクから見ると大分未来っぽいかな。
西暦だと、そっちは2000年くらい?
あ、ジダイゲキってインロウ出したり、サクラフブキが目に入ったりするんでしょ?
一度見てみたいんだけど、残念ながら見る機会はないんだよね……♪
そうそう、妖怪が居たり、ボクの世界みたいにホームズ先生と怪盗がやり合ってたり、
色々あるみたいだよ、基本的な歴史は変わらないみたいなんだけど……。
カリンが戻る世界は、カリンを待ってると思うから、大丈夫!Fight!
平行世界は行ってみたら、どこか違う世界だって分かるものだよ。
キディ [586]
「あぁうん…」
(しまったな………全くそういう理が現実に表向きは顕現してない世界から来た子か…)
頬を掻きながら
「別に害意とかが在る訳じゃないから、怯えなくても大丈夫だよ」
そう言いつつ微笑む
「そういえば……その端末…見た事在るな……電話だったかな…うちの技術者が似た様なの作ってた様な…」
少し考えて
「確か電気……電池だったかな………こういう世界じゃ切れたら補給できなかったりするんじゃ……」
右水 [735]
……花梨さんは異世界からの迷い人ですか?
……。
どうやってこの世界に来られたのか、状況が分からない事には何とも言えませんが…。難しいのは確かでしょうね。
…ですが、来る道が有れば帰る道が有るのが道理、全く可能性が無いとは思いませんよ。
ニーシャ [851]
「おお〜、よーしよし。素直な子だな、キミは。いいね、そういうのは大好きだ。」

そういって、頭に手を伸ばしてきた。

「簡単に戻る方法があればいいですけどね〜。多分、根気のいる作業だと思いますし。
まあ、あそこよりは界渡りはしやすいとは思うんでなんとかはなりそうですけどね☆」

そういって、にこやかに笑った。

「はい、そうですね〜。逆転の発想です。つ・ま・り☆」

ぴ、と人差し指を立ててみせる。

「花梨さんは、元の世界から此処に来てしまったから帰りたい。だから、そのための方法を知りたい。
そうですよね?でも、当然手がかりはない、と」
「ああー、逆転の発想ってことはつまりアレか。まあ、妥当だな。」

一人、勝手に納得していた。

「ふふ。でしたら『帰る方法』ではなく、逆のこと……
貴女が少しは手がかりを持っているかもしれないこと。
そこから探ってみてはどうでしょう☆」

くすくす、と謎めいた笑いを浮かべる。

「そう。『来た』からには『帰る』ことはできそうですよね?」

謎かけのような言葉をかけてきた。
夕緋 [976]
「そうそう、前向きにとは言わないけど楽しむことは大切だよっ
 それに変に怯えるよりはへー、おもしろーいくらいにした方が辛く無いんじゃないかな?」
「そだね、同郷のよしみで仲良くしよ?ね!」
夕緋はぽむぽむと優しく花梨の頭を撫でてにっと楽しそうな笑顔を振りまいた
「ん!いい子だね!
 よろしく、花梨ちゃん!」

夕緋の上から降りてどろんっと煙を出して狐は姿を変えた
「っとまぁ、俺の名前は銀華(ギンカ)な。
 銀くんで良いけどさ、一応な」
「不慮の事故がどうとか言ってたけどなんか覚えてる事とかねーんかい?
 直前にさ」

トレード

フリーレ [100]
麻痺付加 Lv1 を受け取りました!

イベント(大武術会)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
パーティの編成
ランダムにイベントパーティを結成した!
イベントでの連絡用に、パーティメンバー限定の「掲示板」が自動作成されました!
※自動作成された掲示板はログインしないと表示されません。
イベント名
パーティ名
メンバーフリーレ
 [E-No.100]
アナスタシア
 [E-No.156]
Φ
 [E-No.260]
花梨
 [E-No.290]
真那霞
 [E-No.491]
クレイ
 [E-No.492]
リョウ
 [E-No.493]
ソノ
 [E-No.495]
ケイム
 [E-No.532]
アナナ
 [E-No.612]
ゼロ
 [E-No.737]
ぴか
 [E-No.814]
ウォルフ
 [E-No.1013]
ミラ
 [E-No.1080]
ヤコ
 [E-No.1081]
チェチェ
 [E-No.1109]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーフリーレ
 [E-No.100]
アナスタシア
 [E-No.156]
Φ
 [E-No.260]
花梨
 [E-No.290]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢17歳身長155cm体重49kg
出身地:チキュウ 
出身国:ニホン
覚醒能力:超医術
欠損:人格分離
好き:花梨→生き物の観察、雑貨屋、家籠り
   カリン→喧嘩
嫌い:花梨→暴力沙汰
   カリン→危害を加えられること(加えるのは好き)

【性格特徴その他色々箇条書き】
・花梨:気弱、博愛、ややオタク カリン:強気、粗野、暴力的、単純
・極度の近眼。眼鏡がないと何も見えなくてパニックになる。
・1歳年上の
がいる。
・ゲームや漫画、アニメ好き。


※武器アイコンと防具アイコンは
Eno61:ブランカ=A=ヴォルフラートさんの中の方から、
盾(眼鏡)アイコンはゐヌさんに頂きました!ありがとう!


【以下、細かい設定などなど。】

【出身地についててきとーに】
重なる戦争とテロに塗りつぶされた世界、チキュウ出身。
紛争に
汚染され続けたその星の影響により、
突如として奇妙な能力を開花させる人間が、人種や身分等、
関係なくアトランダムに姿を現すようになった。

彼らは
超能力的な能力を突如として開花させるが、
同時に
「何か」を一つ以上損失する。

【超医術】
の弱い花梨を支えていた友人が、
事故に遭ったのを切っ掛けに能力が開花した。
能力を使用すると小さな救急箱から専門的な道具を次々に取出し、
その場で
ハイスピードオペを行うことが出来る。
外科的、内科的等は問わない。

【人格分離】
々何処か、「逃げる」クセのあった花梨が能力を手にし、
その代償として生み出したのが
暴力的な性格の「カリン」
カリンが表に出ている間は、
主人格である花梨は
強制的に眠っている状態である。
ぼんやりとカリンがしていることを見ることは出来るが、
行動制限は出来ない。
故にカリンが暴力を振るっていても、花梨自身が止める術はない。

ちなみに交代のタイミングはわりと曖昧だが、ハッキリしているのは
何時も身に着けている眼鏡が外れることと、極度の混乱に陥ると交代する様子。

【人格交代時のルール】
・一定時間以上カリンが出ていると、主人格の花梨および肉体にダメージと疲労が残る。
・肉体的なダメージは、同じ肉体を共有しているカリンにも及ぶ。
・結果的にカリンは、今のところ花梨の身を守るための人格として存在している。
・そのため一定時間以上カリンは表に出られない。
・今のところ、花梨とカリンの記憶は共有されない。互いにぼんやりとしかわからない。

アイコン一覧

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ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
11000400012300505
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
008.44006.34000

素質

素質素質素質素質
水MPアップ Lv2

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
7治癒回復--40----的確な応急手当(ぶちまけ)
8治癒再生----40--生体再生ジェリー
204治癒集中治療--40----×
55治癒慈愛--40----×
1413治癒後光--40----××
94治癒応急手当--40----
10治癒清浄10101010
215治癒チャクラ15151515
138治癒頑健------40
99治癒過剰回復--40----
18操作混乱40------
20操作睡眠----40--
67操作標的集中10101010×

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
色んなモノが詰まった救急箱
医療品はもとより、他にも色んな物がどんどん出てくる不思議な救急箱。鈍器にもなる。
8416064
スロット1腐食 Lv1
スロット2
スロット3麻痺付加 Lv1
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
細フレーム眼鏡
近視用の眼鏡。これがないと花梨は目が見えない。眼鏡の端に精霊石をねじ込まれた。
8404040
スロット1
スロット2かばう Lv1
スロット3
防具:中装(防具)LvCP攻撃防御精度
月ヶ峰学園指定制服
月ヶ峰学園指定の女子制服で本来は上着もある。リボン中央に精霊石を埋め込まれた。
8404040
スロット1
スロット2先制 Lv1
スロット3水の支配者 Lv1
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力1271455076144137
補助00137137

同調値一覧

霊玉名(武器)同調値
麻痺付加2
腐食2
霊玉名(防具)同調値
水冷耐性5
先制5
不屈2
かばう2
霊玉名(武器・防具)同調値
水の支配者4
匠の技2

霊玉名:【青字】同調値は上昇可能/【赤字】同調値は上限に達している

所持アイテム (10/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1腐食 Lv1(武器)100
2霊玉主3麻痺付加 Lv1(武器)100
3霊玉補2かばう Lv1(防具)100
4霊玉防2先制 Lv1(防具)100
5霊玉防3水の支配者 Lv1100
6精製霊玉原石 Lv1(精製するとランダムに霊玉を入手)100
7素材狼の牙25
8素材狼の牙25
9素材狼の牙25
10素材精霊兵の破片75
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