精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.127 (第28回:2013/3/30)

E-No.127

本名:ミィ・ヌ・マーヴル
通称:ミナミ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】【Twitter】

一言メッセージ
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今回の日記前半では、
E-No.36ルスキニアさん、
E-No.172ペーターさんのお屋敷、
E-No.96キワコさんの結果よりオッフェンレンツ紛争 を、お借りしています。
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日記後半では、
E-No.449クトさんのサブキャラクターのケナフ・アイネアさんをお借りしています。
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オッフェンレンツ領。領主の屋敷の前。
屋敷周辺には、今まさに土地を侵そうとする勢力の気配はなく、まるで日常のように窓から明かりだけが漏れている。
道具屋はそっと手のひらを地に添えて、そこから精霊力を用いて、薄く、広く、魔力集積の糸を、周辺へ向けて張り巡らせる。
精霊術の行使者がいれば、そのマナを拾うだろうが、その気配は感じ取れない。
精霊術士でない兵もいるのかもしれないが、少なくともあの具現の兵はまだここへは届かないようだと判断し。

「お姉ちゃん…大丈夫…?」

ふっと集中が途切れる。少女がこちらを覗き込んでいる。
踞ったのを、具合が悪いと勘違いしたのだろうか、確かに決して体力は芳しい状態ではなかったが。
強ばっていた顔を、意図的に少しだけ緩ませ。

「大丈夫ですよ、…お父様は?」

「………」


前線を脱してから片時も父の傍を離れなかった少女が見た先には屋敷の戸を叩く男の姿だ。
領主の名を叫んでいる。救いを求めている。
娘がこちらに来る事をよしとしたのは、少しは信頼を得ているということなのだろうか。
それとも、最早なりふり構っていられないのか。
自分も、ふらつく足をどうにか立ち直らせて、少女を伴い玄関へと向かう。
ノッカーは何度も鳴らされたが、中からの応答は終ぞ、無かった。

「領主様…! 私は精霊協会の冒険者です、どうかここを開けてください…!」

「貴方の領民が、傷つけられているのです。お願いします、どうかこの方々だけでも…!」


まだ、少女や、その父の声の方が届くだろう。張り上げても、強い声は出なかった。
中で誰かが張り付いている気配もない、留守、ということはあるのだろうか。
あるいは既に手遅れなのか…、悪い方向に進む思考に顔を顰めた時、再び、少女が声をかけてくる。
また心配をかけてしまったろうかと相手を見れば、その視線は自分達が今来た道の方を向いていた。

暗がりから現れる…騎士の影。
息を飲む。もう兵がここまできてしまったのかと、腰の二刀に手が伸びかけ…
止まる。
尖った耳、暗い中で鈍く光る鎧、血だろうか…汚れているが、その端整な面立ちには見覚えがある。

「……ルスキニアさん…!?」

騎士が身動いた。既にこちらに向いていた双眸が僅かに開かれて見える。

「……ミィさん? ああ、そうか。そういうことか…」

やはり、彼だった。精霊協会の冒険者だった。つい先日、精製師として彼の依頼を受けたばかりだった。
戦槌を下ろす姿を見れば、少なくとも敵でないことは知れる。自分も、刃を抜くことはなく。

「ど、どうしてこのような所に…そのお姿は…? お、お怪我を?」

なぜ彼がここにいるのだろう、この土地の民だったのだろうか、
父娘を屋敷の前に残し相手の前へ。

聞けば相手は自分のことを頼まれて来たのだと言う。後に残して来た、マリーから。

「! マリーさん、マリーさんに会われたのですか?
 マリーさんは、ご無事で…!」

「落ち着いて。……ええ、大丈夫です。危ないところでしたけれど、なんとか。
 馬も無事でしたし、ちゃんとハイデルベルクに帰り着いてくれますよ。
 安全な所まで送り届けられれば良かったのですが、俺もこちらの屋敷に用があるので。」


危ないところ、と聞くと一気に後悔の念に覆われる。
彼が通りがからなかったのなら、つまり、彼女は――

「マリーさんから言伝を頼まれていたんですよ。貴女に、マリーは無事だと伝えてくれと。
 それだけが心残りだったようで。……女性二人で無茶をする。
 俺も他人の事はどうこう言えませんけれどね。」


反して、相手は冷静であるように見えた。戦地を知る人なのだろうか。
戻りたい欲求はある、しかし、その言伝を残して彼女がもう馬上にあるなら
おそらく…大丈夫なのだ。ほっとしてへたりこみそうになるのをかろうじてこらえ、ルスキニアに頭を下げる。

「…す、すみません。ご伝言、ありがとう、ございます。
 ……マリーさんを助けてくださったのですね…。ありがとう…ございます…っ」


泣きそうだった。目前のは恩人だった。
その態度が、言葉が、冷静であれと伝えている。
冒険者でもある道具屋は、胸を抑え、呼気に残る震えを次の一息で拭い。

「私も、領主様のお屋敷を、目指して参りました…、で、ですが」

「ですが、…先程からお呼びかけしているのですが、全く反応が…っ、なくって、
 も、もしかしたらお留守なのかも…」


二人の視線が屋敷に向かう。

「留守ではないでしょう。明かりもある。」

言ってルスキニア扉に近付く。
道具屋はそれを追う。彼がノッカーを叩いてから扉を押せば、当たり前のようにその扉は…開いた。

「……開いていますね。入ってみましょうか。」

平常時ならとんでもないというところ、そのときは、そんな言葉も出ない。
唇を引き結び、こくりと頷く。

二人は、父娘を伴い、屋敷の中へ入って行った。

***

屋敷の中に踏み入ると途端に周囲の空気が変わる。
妙な圧力のような、ざわめきとも何ともつかない、静寂に隠れた混乱を感じる。
妖精を知らない道具屋には、この地に護られる領民の父娘には理由はわからない。
エルフの血族の彼にはわかるのかもしれないが…

「ご、ごめんください…! 領主様は、おられますか…っ」

泥に、汗に塗れた衣服に、それだけは不釣り合いに艶やかなストールを巻いて…、その端と端をぎゅっと掴む
ガリョと別れてから、今どのくらい時間が経っているだろう。
最早後戻りはできない。握る拳に力を込めて叫ぶ。

「き、キワコさん…っ、サエトラ、さん…っ
 いらっしゃいますか、道具屋ミナミです…っ、いらっしゃるなら、ど、どうか、こたえてください…っ」


先程と違い、屋敷の中へ声は響いて行く…しかし、誰が出て来る様子もない。
もしかして、ここはもう、蹂躙されているのか。
まだ静かな佇まいのように見えるが、実施はそうではないのか?
焦りが滲む。

「わ、わたし、……あの、わたし、お二人を、さ、探さないと…、
 領主様にも、この方々を…お願いしなくては…、ど、どうしたら…」

「落ち着いて。焦らないで。先ずは息を整えて。
 貴女は、此処へ何をしに来たのか。何のために来たのか。
 それをしっかり認識して、その為に自分がどうするべきか、考えて。」


見上げたルスキニアが、再び、落ち着けと諭される。
同時に、帽子越しに頭にぽん、と軽く手を置かれ。

どこまでも、彼は冷静に状況を観察しているようだった。
これが、正しい冒険者の姿、なのだろう。自分が、取り乱し過ぎなのだ。マリーにも同じ事を言われたばかりだと、言うのに。

「そう。冷静に、気を強く持って。焦って心が乱れるとそこにつけこまれます。
 何に、とは言いませんけどね。俺にもちょっとわからないんです。
 この地に住む妖精の類だとは思うのだけれど。敵だと思われると、厄介です。」

「妖精…。 ……はい…。」


ゆっくりと、確かめるように、頷く。混乱する思考の中に優先順位をつけていく。
目下護るべき人、目的である人、目的の周辺の状況を心中で整理し。

「…私、私は、キワコさんと、サエトラさんという女性を探しています。
 ……ルスキニアさんにも、お探しの方がいらっしゃるのですよね」

「…二手に別れませんか。もう時間が、あまりないはずです。
 貴方がお探しの方について、教えてください――」


意外にも、互いの探し人を、彼らは互いに知っていた。
ルスキニアの探す女性の特徴を聞いた時、自分はあの大きな帽子の女性をすぐに思い出すことが出来、
相手もまた、黒と金の二人の女性を相見えた事があると言う。
であれば、それ以上の確認は不要で、それぞれの探し人を互いのもとへ連れて行く、あるいは
どうしても、どうしようもないのであれば、逃げる。と、決め。

「私はあちらを…、領主様に馬を貸して頂ければ、少なくともこの方々を逃がすことはできます」

「では、俺はこちらを探してみます。……貴女も、ちゃんと逃げてくださいね。」

「はい、ルスキニアさんも」


領民父娘を連れた道具屋と、ルスキニアは、それぞれに、複雑な作りの屋敷内を進み始める――――。


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&Side M [unrelated to "Offenlenz KRIEG"]

―――――

ハイデルベルク、某日。

―――

『特殊精霊兵開発研究室』

協会からの精霊兵に関する実験依頼などを除けば、こうした施設には縁のなかった道具屋が、研究所の中でも郊外に位置するその研究室を訪れたのは、雪が溶け、春の花が街を彩り始めた時期だった。
見慣れない文字列が並ぶ表札を見ながら、手元に抱えた荷をぎゅっと抱きしめる。

入るべきか入らぬべきか、道具屋は迷っていた。

自分の店にあの生真面目な機械兵が訪れなくなって、それほど期間が経っているわけではない。
彼にも仕事があるのだし、協会のクエストもあるのだろうし、大会は頻繁に行われているし、
何より彼が自分の店を定期的に訪ねる理由などなかった筈だ。
であるから、ここ数日顔を見られないからといって、彼の職場…世話になっている人がいるのだというこの場所を訪ねるのは、いささか大袈裟であったろうし、それは自覚の内であり…。

『主任殿に――』

ホワイトデーにと贈ってくれた品について礼を言った時、彼は品を選ぶにあたって自分の後見人の助言を受けたのだと話してくれた。
曰くその人というのはヘルミーネ女史と同様の精霊兵の研究者であり、特殊精霊兵開発局主任という肩書きを持ち、彼の命の(命の、というには難しい、彼特有の表現をしていたが)恩人なのだそうだった。
だから礼を言われるべきは自分ではない、というような、そんな口ぶりで。

勿論、贈ってくれたことが嬉しかったのだから礼を言うのは当たり前のことだったが、それはそれとして
…助言の主、ケナフ・アイネアという人にも礼を言いたいと訪問したとして、それは、悪いことでは、ないはずだろう。

(……言い訳がましい)

彼の恩人に興味はあった。そもそも、彼そのものに興味があった、機械であるから、というその言葉にいつも覚える違和感の理由を解明したくはあったのだ。だから何れはここに来たのだろう。
だが早まった、それは結局会いたかったらに違いない。 ……なぜこんな理由付けをしているのだろう。


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自分宛メッセージへ続きます。
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お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、プロフィール登録、サブプロフィール登録、コミュニティ設定登録
GP送付
フリーレ [100]400GP を送付!
精霊術の習得
精製:魔力譲渡IV を習得!
精製:精製皆伝IV を習得!
素質の開花
風MPアップ Lv1 を開花! [-1P]
→ 風MPが上昇! [0→20]
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [44→45]
アイテムの購入
匠の技 Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
アイテム精製の極意 Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
かばう Lv1 を購入! [-350GP]
不屈 Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
連撃 Lv1 の抽選に外れたため 霊玉原石 Lv1 を購入! [-200GP]
【今回の抽選結果を表示】【次回の販売アイテム一覧を表示】
アイテムの送付
レシル [1066]水の加護 Lv1 [+2] を送付!
アイテムの精製
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [285%]
→ [+2] … 成功! [142%]
→ [+3] … 成功! [71%]
→ [+4] … 成功! [35%]
→ [+5] … 成功! [17%]
→ [+6] … 失敗 [8%]
混乱付加 Lv1 [+5] を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [285%]
→ [+2] … 成功! [142%]
→ [+3] … 失敗 [71%]
睡眠耐性 Lv1 [+2] を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [285%]
→ [+2] … 成功! [142%]
→ [+3] … 失敗 [71%]
土MPアップ Lv1 [+2] を獲得!
霊玉原石 Lv1 を精製!
→ [+1] … 成功! [285%]
→ [+2] … 成功! [142%]
→ [+3] … 成功! [71%]
→ [+4] … 失敗 [35%]
HPアップ Lv1 [+3] を獲得!
アイテムの合成
火炎付加 Lv1自爆 Lv1 を合成!
→ [+1] … 成功! [275%]
→ [+2] … 成功! [135%]
→ [+3] … 成功! [66%]
→ [+4] … 成功! [32%]
→ [+5] … 失敗 [16%]
火炎爆発 Lv1 [+4] を獲得!
→ 合成したアイテムを ノル [522] に送付!
水の加護 Lv1土の加護 Lv1 [+2] を合成!
→ [+1] … 成功! [385%]
→ [+2] … 成功! [142%]
→ [+3] … 成功! [70%]
→ [+4] … 失敗 [34%]
精霊の加護 Lv1 [+3] を獲得!
→ 合成したアイテムを レシル [1066] に送付!
不意打ち Lv1 [+2]不意打ち Lv1 [+3] を合成!
神業!
→ [+1] … 成功! [535%]
→ [+2] … 成功! [292%]
→ [+3] … 成功! [121%]
→ [+4] … 成功! [35%]
→ [+5] … 失敗 [17%]
→ [+5] … 成功! [17%]
→ [+6] … 失敗 [8%]
不意打ち Lv2 [+5] を獲得!
火MPアップ Lv1土MPアップ Lv1 [+1] を合成!
→ [+1] … 成功! [330%]
→ [+2] … 成功! [139%]
→ [+3] … 失敗 [68%]
精霊の祝福 Lv1 [+2] を獲得!
精霊の祝福 Lv1 [+2]精霊の祝福 Lv1 [+4] を合成!
→ [+1] … 成功! [585%]
→ [+2] … 成功! [342%]
→ [+3] … 成功! [171%]
→ [+4] … 成功! [35%]
→ [+5] … 失敗 [17%]
精霊の祝福 Lv2 [+4] を獲得!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [26→27]
攻撃 が上昇! [45→55]
同調によって 補助 のLvが上昇! [26→27]
攻撃 が上昇! [45→55]
同調によって 防具 のLvが上昇! [26→27]
防御 が上昇! [90→100]
メッセージ送信
イヴァン [7]2件 のメッセージを送信!
バラー [13]1件 のメッセージを送信!
ルタ [45]1件 のメッセージを送信!
マリー [82]1件 のメッセージを送信!
キワコ [96]3件 のメッセージを送信!
ヘルム [109]2件 のメッセージを送信!
ミナミ [127]6件 のメッセージを送信!
ビス [220]1件 のメッセージを送信!
ルー [339]1件 のメッセージを送信!
オズ [344]4件 のメッセージを送信!
ライム [345]1件 のメッセージを送信!
うさぎ [403]1件 のメッセージを送信!
エルブ [476]3件 のメッセージを送信!
クラージュ [690]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

サーシャ [11]
変なのか?と問われると。
少しだけ考えるような、悩むような表情を浮かべる。

「んー……。立場の違いによる考え方の差、ねえ。
確かにそう言われてみれば、私も時々そういう状況と向き合ってることがあるのかも。
ただ、それでも私はあんまり考え方の違いを認識したことはなかったけどね…」
「…まあ、これでも昔からそれなりに苦労して生きてきてるから。
普通の生活をしてたんじゃ、まず無縁であろう体験も色々としてきてるからね。
たぶんそのせいなんじゃない?」

少しだけ目を細め、心なしか声が弱々しくなる。

「……好きでこういう考えになったかっていうと。
正直、よく分からない」

そして自分の現状については、半ば諦めとも取れなくもない溜息を付き。

「全っ然だめね。精霊協会の後ろ盾なんて、所詮気休めでしかなかったわ。
むしろ私にとって余計な仕事が増える有様だったし…。
まあ、最初から保護なんて期待してなかったし、仕事が増えるのも分かってはいたんだけどね」
「で、私の周りには……関わらない方が身のためよ。
血生臭い出来事。簡単に言えば、人と人との命の奪い合いだもの。
相当戦い慣れた人でもあっさり死んじゃうかもしれない。そういう問題だから」
「気遣いだけありがたく受け取っておく。
私がもう少し貴女のことを知ってれば、何か頼めることもあるのかもしれないけどね…」

これはサーシャなりの気遣いなのか、それともただの本音なのか…。

「……もし私が間違った道を選んだら?
その内容次第、という前提は付くけれど…基本的には
全部投げ捨てて逃げるわ。
私には、
自分の命以外に失って困るものなんてないもの」
「…命の奪い合いが絡む場では。
特に
そういう押し引きの判断を強いられる。
まだ自分なりの結論が出せていないのなら…今のうちに、どうにかした方がいいわよ」

困っているようなミナミの態度を察してなのか否か。
再び少し強めの口調で言い放ってみせた。
ラシェル [43]
「そうね。今年も……
この街にいられたら、これからも楽しい思いができそうね。
ミナミは、この先もこの街でお店を続けるのかしら。」
それならば今後も贔屓にしたいと思い。


「ええ、そうね。
依頼や、お返しとかでない、純粋な贈り物は……」

と言いかけて漸くことの重さに気付いたのか、
それともミナミの表情に感化されたのか。
ラシェルの顔にも照れが混じる。

「ああ……いいのよ、どう致しまして。」


「あら、お城もお姫さまも要らないの?
…それらがあってもなくても、ミナミが幸せならば、それは嬉しいわ。」
「それに。
お城は紹介できないけれど、ドレスが必要ならば、また用意はできるわよ。」

最後はくすりと笑んで、小声で囁いた。
ミナミ [127]
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一言メッセージからの続きです。
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一目会えたら帰ろう、と思う。挨拶をするだけだ。いつもお世話になっていますと。
あのとき、どこか遠くを見る様な様が気になって…、否、これは言わなくて良い。ただの自分の思い込みだ。
最近いらっしゃらないから…、否、他の客よりもよほど頻繁に、彼は顔を出してくれていたではないか。
最低限のことだけをと考えながら次々と余計な言葉が浮かんでは、それを振り払い。

今度こそ、と深呼吸をして扉をノックしようと腕をあげたときだ。
中から小走りの足音、直後、扉が向こうから開かれ――

「クト!?」

「きゃ……!?」


飛び出して来たのは白衣の女だった。一瞬どちらなのか判別しがたいよれよれの姿の、しかし耳に届いた、その名を呼ぶ声は確かに女性で、開いた扉を避けてよろめいた娘の悲鳴に彼女もまたぎょっとした様だった。

「うわっ!? え!? あれ!?」

取り乱した様子でこちらを確認した相手が軽く会釈をするのにつられて、こちらも慌てて頭を下げ。

「あ、あの…」

「……えっと。ごめんね、驚かせちゃって……」

「す、すみません、こちらこそ…、大きな声をあげてしまって…だ、大丈夫です…。
 あ、あの、それより今、クトさんって…」


もう一度彼女の容姿を確認する。使い古した感のある白衣、ゴーグル、酒焼けしたのかあまり高くはない声、長身。
彼はその人の容姿についてさほど語らなかったが、どのようなものが好きかと尋ねれば、ビールを好むと教えてくれた。そして限りなく研究熱心な人なのだと。
中から他に研究者が出て来る様子はない…まして、先の、彼女の発した名。

「…もしかして、あなたが、ケナフ・アイネア主任でいらっしゃいますか…?
 クトさんの、恩人の…?」

「え? クトのお知り合いさん!?」

「は、はい! …あの、私、あの…道具屋ミナミ…、の、店主の、ミィ・ヌ・マーヴルと申します…っ
 ……えっと…クトさんには、昨年からイベントやお店の手伝いを、して頂いておりまして…」

「あ、そうかそうか。クトの言ってたお祭り屋さん……じゃなくて、道具屋さんだっけね」


お祭り屋、とその口から溢れた言葉に一瞬ぎょっとするが、微苦笑と共に、すぐに訂正される。
あの人は私のことをどう、彼女に伝えていたのだろう…。別の不安が頭を過った。

「クトから君の話は聞いてるよ。なんか大分世話になってるみたいだね。
 えっと……ミナミちゃんでいいかな? うちのバカの面倒見てくれて、いつもありがとうね。
 それで、今日はどうしてまたこんな辺鄙な場所に?」

「一度、その、後見人の方にご挨拶をと……、…あの、クトさんは、ご不在なのでしょうか…?」


先程、一瞬だが確かに感じた、相手の焦った様子を思い出しながら遠慮がちに問いかける。

「わざわざ訪ねてもらったのに、申し訳ない。残念ながら、あいつは不在でね……
 まあ、せっかく来てくれたんだし、どう? あたしも一息つきたいとこだったんだ。
 中でちょっと話でもしてかない?」


おそらく、いないのだろうということはわかっていた。
彼がいるのなら、もうこれだけ時間が経っているのに、ここまで出てこないわけがなかったろうから。
女史の言葉はしかし有り難く、果たしてこの施設に自分は不似合いなのではないかと思いつつも、言葉に甘え、
道具屋は招かれるまま室内へと入って行った。

「いやーお土産まで持参してくれてたとは……気を遣わせちゃって悪いね」

「いえ、こちらがお約束もなしに伺ったのです。申し訳御座いません…。
 …こういうの、お嫌いではなかったでしょうか」


手土産にと持って来たのは保冷の効く紙で包んだ瓶ビールと、それに合いそうな甘辛く揚げた豆の菓子。
少々品が無いかと思われたが、勧められたものは間違いが無かろうとその選択で。
持って来た豆菓子を相手が摘むのを見ながら少しほっとする。

「けど、意外と面白いこと言うね、機械兵を知りたいなんて。そいつはまたどうしてかな?」

問う声は何か含んだ様な、笑み混じりのもの。
理由をと考えると、自分が知りたいのは正確には機械兵のことではない。

「―――、その、そうですね。確かに、全く専門外なのですけれど…
 機械兵というか…その、クトさんについて、なのですが…」


クフ・クトの不在を知った後。
通された室内で改めて自分が精霊協会の所属であること、昨年の秋から、ここの機械兵には世話になっている事、その後見人である彼女について先日聞いた事、を、一つずつ説明した。

「ホワイトデーに、お菓子をくださって、驚いたんです。
 お食事ができないはずなのに、と…。そしたら、貴女の助言で選んだものだから、お礼なら貴女に、と仰って」


そう言って、ささやかですがと手土産を差し出して、今に至る。
このような研究者が時間を割いてくれることはなかなか、ない。
彼に一番近しいその人物と話をする機会が持てたのは純粋にありがたいことだった。
気になることは、最初から気になっていることは、あったのだが、それはどちらからも口には出せずに。
それは、独白に似ていた。
特に年始頃から、降り積もった疑問を、そのとき漸く、吐き出せたのだった。

「クトさんの仰る事は、……私にはときどき、難しいのです。
 何かとても、食い違った意識で、話しているようなことが、そう、ときどき、あるんです」

「以前、私が…『仮の話』をしたんです。もし、そうであったら、貴方はどうしますかって。
 クトさんは二つ、答えをお持ちでした。
 『自分はこうしなければならないから、こうする』
 『けれど、主観と感情を優先するなら、こうする』と」

「あの方の言葉の意味は、本来であれば主観も感情も優先されるべきでない、そう、私には聞こえました。
 …その後には、こう、仰っていました。
 自分は、許されていることは限られていて、護らなければならない規律が『設定』されている…道具、だと」

「…精霊兵が、創作者の命令を以て動いていることは、私も存じております。
 仕組みはよくはわかりませんが、多くの人は彼らを意思のない『道具』と扱いますね。
 クトさんは、自分も、それと同じものだと、仰ったのでしょうか…? ケナフさん、お解りになりますか?」

「たぶん、そうだと思うよ。あいつは自分の事を『人間に使役される道具』って認識してるからね」

「運用方法自体は、機械兵も精霊兵も同義と考えてくれて正しいよ。どちらも武力を行使するための存在に違いはないさ。
 装甲とかの材質を抜きにして、強いて違いを挙げるなら、精霊兵は完全に精霊石ありきで稼働しているのに対し、
 クトはあくまで精霊石を補助システムとして使ってるってくらいかな。
 逆に言えば、それくらいの違いしかないとも言い換えできるわけだけど」

「…精霊兵の是非の話は、よくはわかりません。ただ…クトさんは、感情を以て行動をしておいでです。
 私はあの方が『ヒト』なのだと思っていました。
 体が金属で出来ていて、発光したり、正確無比に動けたり、ヒトの何倍も力があったり、する、ヒトなのだと」

「それは、クトさんが私に『感情』を見せてくれたからです。
 『主観』から意見を下さる事もありました。
 でもクトさんご本人は、ご自分を、意思を優先させることのない道具だと、仰るんです。なら、何の為に」

「あの方が、誰かの笑顔が嬉しいと、その為に何かをしたいと思うお気持ちは、どこから生まれたのでしょう。
 意思の不要な道具に、なぜそんなものが?」

「私は道具屋です。道具は、いくつも、毎日ずっと、触れています。
 意思のない道具は常に、使い手を求めています。自分が馴染む相手というものを、自分を必要とする存在を」

「でも、あの方はちっとも、そうじゃ、ありません。
 クトさんは、いつも、いつだって…あの方を動かしているのは、
 あの方ご自身の、意思だったように、思うのです」

「クトさんを道具だと決めて、あの方の意思を奪うのは、誰なのですか?
 私は、その方にもお話を伺いたいのです。
 機械兵というのが、なんなのか…、あの方の感情は、そんなに蔑ろにされて、良いものなのか…」

「ごめんなさい、私、もしかしたら、とても失礼なことを、言っているのでしょうか…。
 すみません、でも…」


ケナフは小さく首を振る。

「いや。ミナミちゃんの言葉、すごく嬉しいよ。本当に。あのバカに、聞かせてやりたいくらいだ……しかし」

あいつの意思を奪う者、か。
背もたれへと体重を預けるように背中を反らしながら、ケナフは呟いた。

「ねえミナミちゃん。君はクトの故郷の話を聞いたことがあるかな?」

「故郷について…いいえ、そのようなお話は一度も…」

「じゃあ、そこで何をやってたかは?」

「いいえ、何も…」


首を振ってそう答えると、ケナフは、もう答えがわかっていたように頷いた。

「了解。じゃあまずはあいつの故郷からだね……」

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E-No.449 クトさんの日記へ続きます。
http://loe.xpg.jp/v/result/r/e/e00449.html
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ネロ [176]
「あのですね、フーカさんから聞いたんですよー、
 ミナミさんって色々器用にこなせちゃう人なんですよーって。
 確かに私から見ましても、それはもう物知りさんであると思います」
「ミナミさんは16歳でしたか! 私より1つお姉さんだったんですねー」
「むしろ、1つしかお年が違わないのに、
 何ていうんでしょうね、この差って何なのでしょう。
 知識量とか全然違う気がします。
 これは私も頑張らねばなりませんね、お勉強とか」
「ひとまずは、教えて頂いたお薬の調合とかをシッカリ覚えなくてはなりませんが……」
「私ももっとお勉強して、同行者の皆さんとか、
 母さんのお役に立てるようにならなければなりませんねこれは。
 お互い頑張りましょうね!」
**************************

などといったお話しをしてからしばらく後。
ある日、一人の女の人を連れて来店してきました。


「ミナミさんミナミさん、こんにちは!
 あのですね、ちょっと今日はお知らせがありまして!」
「あのですね、実は母さんが無事に見つかったんですよー。
 お友達が探して、私の所に連れて来て下さったんです」

少女の隣に立つ女性が、軽くお辞儀をしました。

「テネーロの母の、アルディと申します。
 ミナミさんの事は、娘から色々と聞いておりますよ」
「何でも、この子が私を探すのを手伝って下さったり、可愛らしい帽子を頂いたり、
 それに何やら薬の調合の方法なども教えて下さったのだとか。
 良き友人であるとも聞きました。
 親切にして頂いて、本当に有難うございます」

「こうして母さんと再会出来た事ですし、
 しばらくしたら元の世界に帰ることになると思います」
「ミナミさんのお店で買わせて頂いたもの、
 ずっとずっと大切に使いますからね!
 あの帽子、ホントにお気に入りなんですよー。ありがとうございました!」

「元の世界に帰る方法が、いつごろ確立出来るかは分かりませんが……」
「こちらに滞在している間は、またこの子の話相手になって下さると嬉しく思います」

今度は親子揃って、ぺこりと頭を下げました。
リュータロー [216]
「ほほう、ウチのねーちゃんを綺麗だとおっしゃりますか……ま、本人が聞いたら喜ぶだろうけど」
「いや、確かに美人っちゃあ美人なのかもしれないなぁ。残念な部分の方が強いけど、うん」
「まぁそのうち店にも連れてくるよ……たぶんオレ達のお財布担当になると思うし」

 その一瞬、竜太郎にはミナミの目がきらーん、と光ったように見えた気がした。……気がしただけだが。

「ま、こっちが言うのはともかく、相手から友達だって言われるのはちょっと照れくさいな……てへへ」
「ミナミちゃんがそういうのなら頼っちゃうぜー、オレちょう頼っちゃうぜー」
「あーでもそういうのが迷惑の種になってるのかもしれないなー。となるとそれはそれでちょっと考えものだな……」

【中庭アフター】

「あ、いや、なんでもないよ! 元気元気!! いや、通訳って盲点だったなー、って……通訳って儲かるかな?」
「…………」
「それにしてもミナミちゃんはオレがでっかくなっても怖がらずにそばにいてくれるんだな。なんか嬉しいぜ」

 山の様に大きくなった自分に『リュタローサーン!』と必死に話し掛けるミナミを想像して竜太郎は微笑ましい気持ちになった。
 ていうかミナミちゃんちょっと可愛いな。いや、ちょっとどころじゃないなすげー可愛いな。

「まぁあくまでもしもの話だし、どっちかっていうとずっとこのままって言う可能性の方が高いし。だからあんまり気にしないでよ」
“というかあくまで仮定の話なんだから、『もし竜の姿になったら君を乗せて大空へ飛び立ってみせるぜ、どこまでもな……』とか夢のあることを言うべき”
「なんですかそのチャラい台詞は……。そもそも竜だからって飛べるかどうかはわからないんだからな」
“私は竜になったらなんとなーく飛べる気がするのです。なんとなーくですけど”

 そういって両手を広げて空を飛ぶ真似をする。あいきゃんふらーい。

「で、まぁそんなこんなでオレたちの秘密もバレれてしまったわけだ」
“まったくもってお兄ちゃんがアレなせいで本当にごめんなさい、ミナミさん……”
ローレル [229]
(言い終わった後にしまった、という顔をしていたが、
笑顔を見て、少し照れくさそうに笑い返した。)


「こっちの依頼は、冒険者とピアノはふつうは結びつかないからなぁ…。
手伝いとかで店でやります!っていうのもありなんだろうけどさ。
そっちがメインになると困るからなー。しばらくは。」
「しかも、今は冒険者やってるけど、本職は占いと何でも屋だからなぁ。
時折そっちの依頼もあるにはあるんだが、…帰っても結局機会は少ない、かも。
もはや完璧趣味の領域というかなんというか…。えー…。手習いっていうべきか。」
「ん、何、綺麗?」
(店の説明に気を取られていたせいか、きょとんとした顔をして光の地図を見た)
「あー、魔法といえば魔法だな。でもって魔術師だ。
ここらじゃ、そう珍しいものでもないだろ?たぶん。」
(伸ばされた手を止めるわけでもなく、目で追う。
手が帯に触れたなら、帯は消え、少しだけ光が手につくかもしれない。
少しためらったなら、その先で光の帯は崩れ、文字になって逃げるだろう。)
アップル [236]
「あ!霊玉ありがとうございます!!って、えっ!?…体でって!?
 あ、あはは…あれは…その…言葉のあやというか…冗談半分で…」

少しばつが悪そうに笑い

「…あ!あのですね!でも、でもっ、もう少ししたらリンゴ園の仕事が忙しくなるんです!
 りんごの花が咲くんですけど、たくさん実が成っても1個1個がちっちゃくなっちゃうんで間引きするんです。お花摘み。
 もしよかったら、それを手伝ってもらえたらなーって……ダメです?」

道具屋さんの顔を覗き込むように見て、首をかしげる。

「…あっ…そ、それとっ…もしよかったら、私のこと…『アップル』って呼んでください!
 そ、そのままな…名前ですけど…私の名前です!!
 それで…そのぉ…道具屋さんと商売のお仕事だけじゃなくて…お友達に…なれたらって…」
Φ [260]
「……」


整然と木箱に並べられた花飾り付きのヘアピン。
その中で蟲は、薄桃色の花をつけた花梨を指し示した。
鋭い爪が刺されば散ってしまいそうだからか、指し示すのみになる。

先と同じように身動ぎすると、幾つかの銀貨とともに、ことりと奇妙な石が転がり落ちた。
石は何の変哲もない……かにみえて、翠玉ともまた違い、自ら妖しく碧い輝きを放っている。


「――」


おっとっと。
とでもいうように、ころころと転がる石を、視線が追いかける
オズ [344]
「……何が大丈夫なものか。
こんなに怯えているというのに」

しどろもどろながらも話すのを黙って聞き終えた後、視線を合わせようとしない彼女の姿を見つめながら静かに言い。

「暴力を振るうのに事情などない。
肉体的に、そして立場的に有利な者が、弱者を対象にしているだけだ」

時に私が押さえがたい破壊衝動に襲われるように。
そこに理由などない。
あるいは感情さえも。

「虐げられることを受け入れてしまうと、そこから抜け出せなくなるもの。
さして戦う術も持たない女の身では難しいことかもしれないが―――」

「ミィ、貴女はそうやって誰とも目を合わせず、触れ合わずに一生を終えるつもりなのか」
ライム [345]
「――し、失礼いたしました!
 従者如きが主人のプライベートを心配するべきではないのですが、つい。
 ……あの方を取り巻く環境は、とても複雑ですので……。……すみません」

 ミィ様を置き去りに、自分だけの物思いに耽ってしまったことを恥じ入りながら、

「残念ながら、彼女は恋人というわけではないようですよ。
 綺麗な方には違いありませんが、御本人は我が主が心の底から大嫌いだと仰られておりました。
 主も、僕に預けてからは放置状態で、通う素振りも見せてはおりません。
 ……安心、されましたか?」

 くす、と悪戯っぽく微笑みかけました。
 実際のところ、オズ様も彼女の能力に注目するばかりで淑女扱いしていないように思えます。
 でなければ、当人にあれほど嫌われることもないでしょう。


「おや? 小鳥さん――雛姫様は確かに王冠のような美しい宝飾品を頭上に戴いておりますが。
 もしかして、彼女について何か御存じなのですか?
 願いをかなえる……、とは、一体……?」
「オズ様からは自らの力で生き抜く術は教えて戴きましたが、観念のようなものは、何も。
 いろんな方は……、一言では申し上げられません。旅の仲間、故郷の……友人、反面教師、様々です。
 ミィ様から教わったことも、いつか他の方へ誇らしく申し上げることもあるかもしれません」

「ふふ。強がりなんかじゃありませんよ。……そんな崇高な気持ちは、残念ながら持ち合わせていません。
 僕が人に見ることが出来るのは、苛酷な現実と、優しい嘘。ほんの少しの、期待ぐらいのものです。
 ミィ様こそ、強がってはおられませんか? 自分すら騙しても、本当に強くなれるわけではありませんよ」

 心配してもらえたという気持ちは、とても嬉しいもので。まるで、対等に話が出来ているかのようでした。
 しかし、僕が彼女を欺いていることは事実です。心配していただく価値はないと思えるのに。
「言葉を忘れたときでも、道具には気持ちが篭められる……。
 ……なんとなくですが、解るような気はいたします。言葉で飾らない分だけ、純粋な想いが宿るような。
 ミィ様に道具作りを教えられた方の、高潔さと慈愛の心が想像できますね」

 目を閉じて、そっと、ブローチを握りしめ。心の内側から滲む、温かな光を逃さないよう抱きしめて。
 ただ、ミィ様が続けられた言葉に、ふと違和感を覚えました。


「道具屋になるしか、ない?
 ……それは、道具屋でいられる自分を誇りに思っているからでしょうか。
 それとも、何か……贖罪のような後悔を、抱えておられるのですか?」

 かけていい言葉かどうか、迷いながら。
 ただ、強迫観念みたいに追い立てられて選んだ職、という印象を与える台詞に戸惑いを覚えて。
「ふふ、ありがとうございます。
 そうですね。過去に翻弄されて現実を忘れてしまうような、みっともない姿は誰にも見せられません。
 選んだ道は後悔だらけですけど、張った虚勢も貫けば強固な意志に換わるだろうと信じています」

 時折、失われているはずの記憶が無意識に身体を動かしてしまうことは、口にしませんでした。
 彼女が僕に強さを見て下さっているのであれば、その灯を消してしまうわけにはいきません。
「ただ貴族という地位に満足されている方では、我が主の如き振る舞いは出来ないでしょう。
 ……貴族とは物語に出てくる白馬の王子のように、放埓な人生を送れる立場ではありません。
 配下を統率し、駒の如く動かし、時には命すら軽んじねばならない、炎の如き覚悟を背負わされています」

「幼き頃より視線と重圧に晒され、使命と義務に心を磨り潰され、歪んだ価値観で構築された王の資質。
 帝王に成るべく生まれついた方々だからこそ、我々は、彼らの言葉に心地よい陶酔を感じるのでしょう。
 祓って下さろうとする不安も恐怖も、彼ら自身が招き寄せたものと気づかないままに」

 先刻、主の元へ誘った貴族令嬢を幻視しました。あの方からは、今から化けようとしている貴族の器を感じました。
 主との邂逅の果てに、光の道を進まれるか、闇の道に堕ちゆくか、果たしてどちらの道を選ばれるのか……。


「――驚きましたか? 僕が、このように突き放しの言葉を述べたことが。
 人は弱いですから、楽な方へ流れるのも、快楽にひたるのも仕方がないことです。悪いことでもありません。
 しかし、ひとつだけ御忠告を。
 ……悪魔に心を売り渡せば、二度と自分に戻ることは適わないことを、どうか忘れませんように……」

 意味がどのように伝わるか、それは問題ではありません。
 囚われるも、逃げのびるも、どちらも主の悦びになることに変わりないのですから――。

 形容しがたい空気を和らげるように、ふっと微笑みに切り替えて、

「わかりました。辛い時や、心細いとき、ミィ様を頼らせて戴きますね。
 オズ様に話せないことは沢山ありますから、愚痴っぽくならないよう気を付けなくてはいけませんが。
 これなら、僕にも貴女を心配させて戴けますか?」

 まだお互い、話せないことばかりなのかもしれない。
 相反する種であれば、どこまでいっても正しく繋がることはないのかもしれない。……だけど、


「それでは出かけましょうか?
 本日はミィ様をお誘いしたかった、とっておきの楽しいイベントが開かれているんです。
 きっと、お気に召して戴けると思いますよ」
ジャン [387]
あはは、それならよかった。
じゃあ、俺はこれで……えっ? あっ、は、はい!
でも、ミナミさん忙しいんじゃ?
クト [449]
 盛況。
 置かれた状況を分析した機械兵はそう判断した。
 機械兵の回す独楽を、通りがかる客人、露天の店主等の視線が追う。
回転が始まれば、みな一心に。台上で踊る独楽を見つめる。
 人によっては、まるで呼吸をも忘れた様な面もちで独楽の行く末を熱心に眺める方もいた。
 
回転が止まれば、落胆の声もあった。
しかしそれでも。人々の表情は一様に明るく、そして笑顔も数多くあった。

 己の行為により、それが叶った。これは、成果と判断できるだろう。
 そう思考した。

 ――ノイズが走る



「自分が皆様の手本に、ですか?」
 道具屋の主人殿からの申し出に、機械兵のモニタがしばたく。
 実演中といえど、機械兵の練度は低く、精度も決して高くない。
 なにより、機械兵の手は見た目以上に人間の手と作りが異なるため、的確な助言も出来ぬ事は明白と考えられた。

 しかし、道具屋の主人殿の意志をむげに出来ない。そう、判断した。


「了解です。的確な助力は困難と存じますが、それでもよろしければ」

 ――ノイズが走る

 だが構わず、機械兵は投擲のデモンストレーションを開始した。
 不器用に、時におぼつかない手つきとお堅い言葉で機械兵は独楽の指南を行う。

 果たしてこれが人に役に立っているのだろうか。
 疑問を尋ねこそしなかったが、人の抱いた真意だけは知りたいと思考しつつ。

 やがて機械兵の手が空いてくると。

――ありがとう、ございます 

 道具屋の主人殿のから、感謝の言葉を賜った。
 これまでに、見たこともない。素晴らしく明るい笑顔が添えられていた。


「……」


 甘く。
 ――ノイズが、走る。

 猶予は少ない。
 その思考を表に出すことはしなかった。
 詮無き事を、この場で話すことに意味はないと判断したからだ。
 なによりも。
 嬉しいことは確かだった。

 感謝の言葉と共に、深く一礼する。


「もったいなきお言葉です。
 こちらこそ、ありがとうございます。ミナミ殿……」
【ホワイトデー】


 選んでくれたのか、との言葉を受けると。

「…………」

 何故か押し黙る機械兵。
 どこか言葉に窮しているように見えたが、やがて。


「いいえ。残念ながら、こちらの品物を選らんだのは自分ではありません。
 これは主任殿……協会に所属する以前にお世話になっった方なのですが、その方に見繕って頂きました」

「些かフェアではないと存じますが、何分、自分には味覚が存在しないため、主任殿のお力を借りる以外に手段を講じることが出来ず。その点はどうかご容赦下さい」

 そして機械兵士は己の恩人である研究者の女性の名前と、その人柄などについて、道具屋の主人殿に少しだけ話した。

「今回自分は、主任殿が仰られた通りに行動したに過ぎません。
 もしよろしければ、お礼のお言葉は主任殿へお渡しください。
 ――それでは、本日はこれにて……」

 一礼すると、機械兵士は露天を後に。
 そしてこの日を境にして。
 機械兵士が彼女の露天に姿を見せなることは、無かった。
ミゼリア [464]
「こればっかりは適正だろうね。
 無理に前に出て倒れたら逆に迷惑かかるし」

「あ、うん。精製だね」
 相手の勢いに少し圧倒され
「ああ、でも私以外にも錬金術勉強してるって子にここで会ったよ。
 その子はアカデミーで習ったって言ってたかな」

「もうちょっと続けてみるのもいいかなとも思ったんだけどね。
 なんだか最近新しい依頼もさっぱり入ってきてないし別にいいかなって」
ドル [589]
「えっ、顔、ですか……?」

自分の顔を撫でてみる。ちょっとかさかさしている。表情がどうなっているかは判らない。
ひとまず置いておくことにした。餓えた狼ならぬ子犬の顔があるとしたら、そんな表情。

「そ、そう!食事のお時間、ですよね。買いに行くのも、ほら、大変ですし、カフェがいいかなと思います、はい」

舌を噛まないようにするのに懸命である。
今ならもっとうまく喋れる気がしたが、気のせいだったようだ。
世界線の向こうから電波を受け損ねたらしい。
さっきからミナミの顔をろくに見れない。下心を持て余していた。

「そうですね、その、食べながら合成のこととかお話できればなぁ、と。あ、作業ご覧になる話でも構いません。大歓迎ですよ。ミナミさんの方がお上手そうに思えますけれど」

「……食事中に戦闘のこと話すとちょっと悲しくなりますしね……」

悲しさより恥ずかしさが強烈に残っているのは秘密である。
ペアマッチコワイ。


    その後、ミナミの案内でカフェまで移動し。
    ごく自然なミナミに対し男がガッチガチに固まった動き。
    それを道行く人にこっそり笑われたりもしつつ、何とか無事に目的地へ。


「ここ、ですか。えーと」

食券なのかセルフなのかどこに座るか、と何かと迷う男。
ミナミが何かと先導する形で席に着くことになるだろう。
スージー [615]
PL:お花見会との兼ね合いにより申し訳ありませんが返信を次週に持ち越させていただきます。お忙しいところすみません。
シューキィ [650]
「う〜ん・・・ボクはイメージが沸かないから、全部おまかせしてもいい?」
「この頭だから、帽子なんて被ったこともないんだよね」

「あ・・・ごめん・・・試すなんて、そんなつもりは」
「・・・うん、無かったよ、ホントだよ」

「・・・・・・ん、大丈夫?」
(気分の悪そうなミナミさんを、不思議そうに見つめる。)
「切ったり・・・と言っても、
 ちょっと大袈裟な外科手術みたいなものだし・・・」
「・・・やっぱダメな人はダメなのかな、こういう話・・・」
(普通ではないことは自覚しているが、そこまで異常とも思っていないようだ)
カシ [763]
「へえ? ――ははっ、そいつぁ確かに頼もしいや!」

(コートの下の力瘤は見えねども、その意気込みが微笑ましくて笑う。
だが、彼女の顔が困ったような笑みに彩られるのを見れば、小さく首を傾げてその言葉に耳を傾け)


「手紙が届かない? そりゃあ随分遠くみてえだなあ。
親父さん、何をしてなさる人なんだい? 
そんな人里離れたとこなら、ミィちゃんが帰る時ゃいつでもサプライズプレゼントみたいなもんか。
――ははっ、さぞかし喜んでくれるんだろな!」
「いや、それがよう!」

(穏やかな受け答えは、彼女が妹のことに触れるまでだった。
引き気味になる彼女を目の前にしつつも、ついつい前のめりになってしまう。
第三者から見れば、男が彼女を詰っているように見られてしまう、やも)


「すぐ下の弟には懐いてんだよこれが…!
弟と俺、2歳っきゃ違わねえんだぜ? なのに懐かれ具合のこの違い!
妬けるじゃねえか、妬けるよな? だからこう、余計によう、俺ウザいんかなーとか心配に…な!」
「っとと…そんなんミィちゃんに言ってもしゃあないわな。悪ぃ悪ぃ」
「…ま、結論、アイがあれば大丈夫ってことよな!
サンキュな、ミィちゃん。思春期終わるまでのんびり待つわ!」
「弟の対応も参考にして、ウザがられんよう気ぃつけつつ…」

(彼女が地図を眺める間、不安げな色が見えれば更に口頭で説明を、と待っていたその顔は。
細い指が名刺を仕舞うのを見終える頃にはパッと明るく破願して)


「いんや、いるのはばあちゃんだな。
友達沢山連れて来たらいいや、弁当でも持ってよう!
ちょっとしたピクニック気分でな、ははっ、楽しんでもらえりゃ嬉しいな」

「――お、ミィちゃんもくれるんかい?」

(差し出されたカードに手刀切って押し頂く。
仕事の内容や営業の日時が記されたその文面に、ふむふむと目を通し)


「こりゃあいいや、クエスト行く前の薬やなんやの補充に助かりそうだ!
きっと近々頼りに行くと思うけど――」
「そん時は頼むな! 頼りにさせてもらうからよう!」
フィー [787]
そうね、包んでいただくわ。
……おいくらかしら?
尋ねて財布を取り出し、代金を支払う。
示された値に文句はないようだ。
うん、これならいい手紙が書けそう。
ありがとう、ミナミさん。
また伺いたいのはやまやまなのだけれど……機会があるかしら。
わたし、もうすぐ故郷に戻る予定なの。ハイデルベルクには戻ってくるかどうか……
もちろん、お世話になった方も多いし、少なくとも一度は戻ってくるつもりだけど。
しばらくは故郷にいるつもりだし、次がいつになるかはわからなくて。
……そうねえ、ミナミさんがもしわたしの故郷の方へいらしたら、ぜひお寄りになって。
わたしの実家も商売をしているから、興味を持っていただけるものがあるかもしれないわ。
ここからだと、少し遠くて申し訳ないけど。
もちろん、ただ訪ねてくださるのでも歓迎させていただくわ。観光にもいい街だから。
そう言うと、小さな手帳にさらさらと故郷の所在を書き留め、丁寧に破り取る。
迷惑でないようならそっと手渡してから、挨拶をして去っていくだろう。
ミーシャ [1169]
はい、一応兄も商売をしていました。もっとも、はじめは読み書きを学ぶ機会も、農耕以外の仕事をする機会も限られていたので、国を出るまで満足に商売はできませんでしたが。
武器を壊す魔法も、あるにはあるそうですが、普通は武器を破壊するための技や道具を使いますね。
ソードブレイカーやフィッシュスパインソードなどの武器です。(といって、魚の骨のような形をした、風変わりで大きい武器と、いくつか凹凸のついた小刀をみせる。)

トレード

アップル [236]
ウェポンブレイク Lv3 [+3] を受け取りました!
ウェポンブレイク Lv2 を受け取りました!
アーマーブレイク Lv3 [+2] を受け取りました!
風雷耐性 Lv1 を受け取りました!
「あ、あのっ。これが合成をお願いする品になりますっ。
 また、〇〇ブレイクなんですけど!」
Φ [260]
火MPアップ Lv1 を受け取りました!
ノル [522]
150GP を受け取りました!
「いつもお世話になってる?」
「ああ、私は代理だよ(多分)。御代これね。」
「(中々いい品だな…。)」
火炎付加 Lv1 を受け取りました!
自爆 Lv1 を受け取りました!
レシル [1066]
水の加護 Lv1 を受け取りました!
土の加護 Lv1 [+2] を受け取りました!
宜しくお願いいたしますわ。

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバートライ
 [E-No.95]
ミナミ
 [E-No.127]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーミナミ
 [E-No.127]
ふーか
 [E-No.140]
クルタ
 [E-No.710]
レシル
 [E-No.1066]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢16歳身長153cm体重45kg
地味で貧乏臭い外見の娘。
古着を補修したロングコートとつばの広い帽子で身を包み、二つに束ねた濃い浅葱色の髪は、もう腰を過ぎるほど長く長く伸ばしている。
瞳は灰色。精霊力を行使するときだけ虹彩が赤みを帯びる。フレームの歪んだ男物の銀縁眼鏡をつけているが、度は合っていないようだ。

職業は露天商。街の片隅で自作の雑貨と薬を売っている。
店には死体捜索のチラシがおいてあります(ルタ [45]さんとのメッセージ参照)
技術は並、始終おどおどとした態度で下ばかり向いている為、買い手もない。
いつかは店をと苦心しているが、そのような状態で売上が伸びることもなく、新たな技能を得て目玉商品を生み出す為に精霊協会にやってきた。
協会で新たな縁と幾つかの経験を経て、接客態度は少しだけ改善されている。
年末年始で少し痩せた。

※商品お買い上げの際はこちらから会話を終了する場合があります。
 その場合、別のシチュエーションで後日お伺い致します。
 タイミング調整等必要な場合はtwitterなどでご連絡下さい。


<近況>
傷的なものは一月半ばに治癒していただいてなおりました。
温泉地で街から離れる際は大きめの毛皮のコートを着ています。

<頂き物>
 移転中


アイコン15番はラシェルさん[43]のPLさんからの頂き物です。
アイコン34番はルスキニアさん[36]作のオッフェンレンツ紛争専用アイコンをお借りしております。
ありがとうございます。

アイコン一覧

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サブプロフィール

期間限定イベントキャラクター


DRACOFIDELIS

とある異世界の基幹を支える竜の一種。
天に座す星々の遣い。
地上で生まれた願いを聞き届け、それを天へと届ける、星竜と呼ばれる摂理。

彼の背には美しい金の毛が流れ
それは願いを受け止めるに相応しい、願いに忠実な形をとるように出来ている。

魂は複雑な旋律で綴られているが
事情により世界を渡ることとなった際、その旋律の殆どを呪いにより封じられた。
今の彼は、星まで昇る力を持たず、願いを叶える術を持たない。

願いを保護する本能を持つ竜は
叶えられぬ願いをその背にため続けている。

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1650200200182601411
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000000046.28

素質

HPアップ Lv5スタミナアップ Lv4火MPアップ Lv1風MPアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
28精製魔力回復10101010×
28精製魔力回復II20202020×
28精製魔力回復III30303030×
172精製魔力の木10101010××
29精製魔力譲渡10101010
29精製魔力譲渡II20202020
29精製魔力譲渡III30303030
29精製魔力譲渡IV40404040
1458精製火の魔力譲渡40------
1458精製火の魔力譲渡II80------
1463精製水の魔力譲渡--40----
1463精製水の魔力譲渡II--80----
1468精製風の魔力譲渡----40--
1468精製風の魔力譲渡II----80--
1473精製土の魔力譲渡------40
1473精製土の魔力譲渡II------80
237精製魔力増幅10101010×
237精製魔力増幅II20202020×
237精製魔力増幅III30303030×
237精製魔力増幅IV40404040×
30精製武器魔力付与20--20--
30精製武器魔力付与II40--40--
30精製武器魔力付与III60--60--
30精製武器魔力付与IV80--80--
31精製防具魔力付与--20--20
31精製防具魔力付与II--40--40
31精製防具魔力付与III--60--60
31精製防具魔力付与IV--80--80
31精製防具魔力付与V--100--100
49精製模擬効果10101010
127精製魔力保険10101010
255精製徴収10101010
256精製魔力集積15151515××
256精製魔力集積II30303030××
137精製魔力の天秤30303030××
281精製異種合成--------××
1374精製精製皆伝--------××
1374精製精製皆伝II--------××
1374精製精製皆伝III--------××
1374精製精製皆伝IV--------××
1376精製合成皆伝--------××
1376精製合成皆伝II--------××
1376精製合成皆伝III--------××
1376精製合成皆伝IV--------××

装備品

主力:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
ボロ・ナイフ【ラニナの左爪】
2713550215
スロット1連撃 Lv2 [+3]
スロット2剣舞 Lv2 [+3]
スロット3魔闇付加 Lv2 [+1]
補助:二刀流(武器)LvCP攻撃防御精度
ボロ・ナイフ【ラニナの右爪】
2713550215
スロット1必中 Lv2 [+2]
スロット2火炎爆発 Lv1 [+1]
スロット3神の左手 Lv1 [+4]
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
ボロ・コート【皮】
27130100170
スロット1属性攻撃耐性 Lv1 [+2]
スロット2アイテム精製の極意 Lv1 [+2]
スロット3匠の技 Lv2 [+2]
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力14818140110170205
補助14818140110

同調Lv一覧

霊玉名(武器)同調Lv
混乱付加1
睡眠付加0.5
火炎付加0.7
水冷付加0.2
土重付加0.4
魔闇付加1.5
火炎爆発1
腐食0.5
必中2
連撃0.9
剣舞0.8
霊玉名(防具)同調Lv
素早さアップ0.8
混乱耐性0.6
属性攻撃耐性0.6
鉄壁0.2
霊玉名(武器・防具)同調Lv
硬質化0.6
復讐0.4
アイテム精製の極意1.5
匠の技1.5
神の左手1.6

霊玉名:【青字】同調Lvは上昇可能/【赤字】同調Lvは上限に達している

所持アイテム(29/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1連撃 Lv2 [+3] (武器) (二刀流のみ)200
2霊玉主2剣舞 Lv2 [+3] (武器) (二刀流のみ)400
3霊玉主3魔闇付加 Lv2 [+1] (武器)400
4霊玉補1必中 Lv2 [+2] (武器)200
5霊玉補2火炎爆発 Lv1 [+1] (武器)200
6霊玉補3神の左手 Lv1 [+4]200
7霊玉防1属性攻撃耐性 Lv1 [+2] (防具)200
8霊玉防2アイテム精製の極意 Lv1 [+2]100
9霊玉防3匠の技 Lv2 [+2]200
10霊玉混乱付加 Lv1 [+5] (武器)100
11霊玉猛毒付加 Lv1 [+3] (武器)100
12霊玉猛毒付加 Lv1 [+3] (武器)100
13霊玉腐食 Lv1 (武器)100
14霊玉結界斬 Lv1 [+5] (武器)100
15霊玉ウェポンブレイク Lv2 (武器) (両手のみ)200
16霊玉ウェポンブレイク Lv3 [+3] (武器) (両手のみ)300
17霊玉アーマーブレイク Lv3 [+2] (武器) (両手のみ)300
18霊玉睡眠耐性 Lv1 [+2] (防具)100
19霊玉火炎耐性 Lv1 [+3] (防具)100
20霊玉風雷耐性 Lv1 (防具)100
21霊玉不屈 Lv2 [+3] (防具)200
22霊玉かばう Lv1 (防具)100
23霊玉土MPアップ Lv1 [+2]100
24霊玉火の支配者 Lv1 [+4]100
25霊玉ワクチン生成 Lv1 [+4]100
--霊玉HPアップ Lv1 [+3] (防具)100
--霊玉不意打ち Lv2 [+5]200
--霊玉精霊の祝福 Lv2 [+4]400
--素材精霊兵の破片75

所属コミュニティ(7)

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【期間限定】雪見露天 ※期間延長
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動く死体捜索本部(ときどきDOKI☆DOKI☆埋葬クラブ)
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