精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.376 (第28回:2013/3/30)

E-No.376

本名:アドナー・ナッツァ・ダンピール二世
通称:ナッツ

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】【Twitter】【Link】

一言メッセージ
エピソード28 おつかれさま

人生に変化は付き物である。それは自分であったり、まわりの人であったり、環境であったり…
…とはいえ、この短期間でここまで大きな変化が出たのは稀に見るであろう。

「テーブルはこれでいいかしら、椅子は6つ…」
「…いえ、エローシオの分は必要ないですわね、犬と狼がいますものね」

軽くしっぽをフリフリさせながらも、そんなことを言いながらお茶会の準備をしている。
キラキラとした装飾のついた白いテーブル掛けをして、紅茶のカップと、お茶請けのクッキーを置いていく。
そしてそのお茶会には、エローシオもくるのである。今日は特別な日になりそうだ。

「ナッツちゃんー!きたよー!」
「あら、シトリ…少し早いのでは…?」
「んー、だって、ナッツちゃんの顔を早く見たかったんだよー!」
「ふふ、もう、シトリったら!でもちょうどよかったですわ、準備、手伝ってもらえます?」
「うん!」

変わったのは、自分だけではない…シトリもまた、この数日で激的な変化を見せた一人だ。
両腕は爬虫類のような鱗を纏いまるでリザードマンのような腕。
耳も獣耳となり、しっぽも生え、足も獣人のものと変化していたのであった…。
まったく、どこまでもお揃いな二人である。



数分後、呼び出した時間が近くなるころに、少しずつと集まり始めていく。


「やっほーナッツちゃーん!」
「しゅるしゅる」
「わぅん!」
「ハッハッハッハッハッ」ナッツ凝視
「こんにちは、ナッツさん、シトリさん」

そこに現れたのは、ナッツにとっては相変わらずの見慣れた元気な姿の
下半身が騒がしいエローシオであった。
それよりも、クオンが眼帯をしていることが気になるのである。


「クオンちゃん、その目どうしたの?」
「クオン、なんだかしばらく見ない間に、雰囲気が変わりましたわね?」
「…あなた達がそれをいいますか?」

ごもっともすぎる言葉であった…。
クオンも、ナッツが獣化した事実は耳に挟んでいたが
シトリまでこのような状態になっていたのは予想外なのであった…。


「ナッツ、きたよ」
「こんにちは、アウラ、きてくれて嬉しいですわ!」
「やっほー、アウラちゃん!」
「……え?」
「うん?」
「えっ…ええっ!?シトリもー!?」

…アウラは、獣化ナッツを事前に見ていたため今回は取り乱さなかった…と思えたが、まさかシトリまでそんなことになっているとは思わなかったのである。さすがに取り乱してしまった。そもそもこれが普通の反応である。

・・・

このお茶会を始める前、皆に何があったかの話は、事前に少しは聞いていた。
故に、この事態が異常だとしても、若干は慣れたかのような反応もするものである。
しかし…獣化したナッツやシトリの近状を、まったく知らない人物が、ここに一人…。


「え、えっと…ここ、でしたよね…シトリさんが言っていたのは…」

ティル・フラナガン。
過去にナッツ、シトリ、アウラとパーティを組み、エローシオに大きく関わった人物の最後の一人である。
彼女は彼女で、色々と大変な目にあっていたらしい…。
※詳しくはエローシオちゃんのここ最近の日記を御覧ください。

「久しぶりに会います、シトリさんは元気でしたし、きっとナッツさんも…」

数日前。ハイデルベルクの街を歩いていた時、偶然シトリ(覚醒前)に出会い。
再開を喜んだ後に、ここにお茶会をしにくることを薦められた。
見かけによらず、久々にナッツやシトリと会えることには、心を躍らせている様子であった。


「こんにち…」
「あ、ティル!待ってましたわよ!」\がおー!/
「ティルちゃーん!久しぶりー!」\ぎゃおー!/
「…………」

完全に思考が停止かのように固まるティル。
ナッツ、シトリ、二人の面影は十分にある、誰かわからないというわけではない。
むしろ、わかったから…わかったからこそ。


 スッ(十字架を取り出す)
!?
!?

二人は何か悪霊か何か取り憑かれたに違いないと、盛大な勘違いをしてしまうのであった…。



「そ、そういうことだった、のですか…ごめんなさい…」
「シトリ…私が獣化したこと、伝えてなかったんですの…?」
「う、うん、いい忘れてた…ごめん…」
「まったく、人騒がせな…」
「ティルは本当に相変わらずだね」
「すみません…、と、取り乱すといつもこうでして…」

ティルは落ち着いたところでようやく周りを確認しはじめた。獣化してすっかり変わった二人に、前見た時とは違い、眼帯をつけているクオンに…それに…


「……」じぃっ
 ビクッ

睨みつける…というわけではないのだが、どことなく冷たい視線を送ってしまうのである。
見つめられると、エローシオは露骨に怖がるような仕草をしてしまった。


「あれ…もう和解したような話は聞いていたのですけど…?」
「…いえ、正確には、ニゲンティさんを信用しただけです…から…」
「……」

聖職者、神に仕えるその立場では、エローシオの存在をどうしても認めるわけにはいかないのだ。
今ここにいるエローシオは、過去に戦いを交えたエローシオとはまったくの別人。
だが、エローシオから生まれた存在であることは変わりない。悪魔から生まれた子は悪魔の子。
故に…認めるわけにはいかない…。しかし…
真のエローシオを滅ぼし、自分を助けてくれたクオンには恩がある。
だから今は、その行為に信用するだけなのである。


「……」
「どうしたの、私の顔に何かついてる?」
「アウラさんだけは、何も変わってないようで安心しました」
「う、うん」ビクッ
「?」

実は…とんでもないことになっているのだが…それはまた別のお話…。
詳しくはアウラの前回の日記を参照である。



何はともあれ、これで全員が揃ったのであった。
今から約1年前に起きたエローシオの事件、それに関わった、ナッツ、シトリ、アウラ、ティル。
そして、ナッツやシトリの見えないところで続いていた因縁。
それと戦っていた、クオンと、もう一人のエローシオ。
このような濃いメンツを、なぜこうして集めたかは、当然理由があった。それは…


「私とシトリの知らないところで…エローシオのことで、色々とあったみたいですわね」
「言ってくれれば手伝ったのに」
「んっ、でも、二人ともそれどころじゃなかったと思うし、仕方ないと思う」

確かに、ナッツとシトリは、それどころではなかった。
ナッツにかけられた呪いが解けたその時、あまりにも大きくのしかかった現実は…
ナッツの精神も身体もボロボロにしてしまった。なんとか乗り越えたものの、
それからも迷いを断ち切るには時間がかかり、力の制御が効かなくなることも多かった。
今こうして、元気な姿でいられることが、奇跡的なのだ。


「…えっと…みんな、ごめんね? いっぱい迷惑かけちゃって…」

エローシオの、その話になると、申し訳なさそうに謝るのである。しかし…


「そんなことない、エローシオは何も悪くないんだから」
「エローシオは、何も悪いことはしていないでしょう?」
「話は、少しだけ聞いていますわ、気にすることはないと思いますの」

簡単に、話をまとめると今ここにいるエローシオはニセモノで、魔神のエローシオではなかったのである。
そして、その魔神のエローシオはクオンが葬った。
エローシオが、自分が殺されたと思ってたのは間違いだったのである。
故に、エローシオが言い続けた『復讐』も、もうやめた、ようするに…。
今ここにいるエローシオとの因縁は、最初からなかったようなもので
今となっては勘違いに等しいものとも思えてしまう。


「んー…」
「わかった!じゃあ、気にしない!ありがとうね!」

少し考えてみるも、許してくれたなら…。いつまでもくよくよと考えることもなく、すぐに笑顔になるのである。


「…ありがとうといえば、こちらこそ、ありがとうございましたわ、あの時…エローシオの言葉も、励みになりましたのよ?」
「その様子だと、もう大丈夫みたいですね」
「えへへ、ナッツちゃんが元気になってよかったー!」
「二人には…感謝してますわ、きっと、みんながいたから、今の私がここにいると思いますの」

どうしようもなく、自分を痛めつけて、塞ぎこんで…
どこまでも、どこまでも深く追い詰めていく自分をここまで引き戻してくれたのは…みんながいたから…。
仲間、友人、そう呼べるみんなが、支えてくれたから…。


「特にシトリには感謝しますわよ、ずっと一緒にいてくれて、本当にありがとうございますわ」
「え、そ、そんな…」
「そんな、面と向かって…そんなこと…言われちゃ…ふああっ!なっ、ナッ…!!」
「ナッツちゃあああああああん!!!!」
「シトリー♪」
(微笑ましそうに見てる)
(ナッツさんもすっかり落ち着いたようで良かった)
(わー、二人とも仲良し!)
(…これが…愛…)
(何この茶番)

アウラの人形が独りでにちょっと動いた気がするが、きっと気のせいだ。



全員分の紅茶が注ぎ終わり、お茶会の準備が仕上がっていく。
テーブルの真ん中には3段式のケーキスタンド。上段にはクッキー、中段にはケーキ、下段にはサンドイッチ。
それを見て、いつもの食事やおやつの時間とは、一風変わった様子に、目を輝かせているのであった。


「えっと、こういう時、どういえばいいのかな?」
「いただきますじゃないかな」
「休憩みたいなものだし、特にそういう言葉を出すものではないと思うけど…?」
「でも、そうですわね、あえて言うなら…」
「『お疲れ様』…かしら」

本当に、本当に色々とありすぎた。それでもこうして、みんな無事に、ここに集まった。
エローシオとの事件は、ようやくここで終わる。その意味も込めて…。


「えへへ、じゃあ、お疲れ様!」
「お、お疲れ様です」
「んっ、お疲れ様」
「お疲れ様ですわ」
「お疲れ様ー!」
「お疲れ様です」

ただ一言、一息をつくための、「お疲れ様」の意味を込めて…。静かに紅茶を一口飲んだ。
その瞬間だけは、エローシオも、その半身の犬達も、静かにしていて、ホッと一息吐くのであった。
クオンも、いつもの硬い表情を崩して、その平和の一時を嬉しく思うように、微笑むのであった。

※お茶会の様子は、字数制限のため、自分宛のメッセージに続きます。
ここからはちょっとした次回予告!


「ふふ、楽しいお茶会でしたわ」
「うん!またやろうねー!」
「あっ、おかえりなさい、あの、プリモちゃんが…」
「ただいまですわ…?どうしましたの、何か慌ててる様子ですけど」
「プリモちゃんがどうかしたの?」
「実は、こんな書置きが…」
「書置き…?」

その書置きには、若干雑に書かれつつも、かわいらしい文字で、一言だけこう書かれていた。

フィーデミネラにいく!と…。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、戦闘設定登録、プロフィール登録、セリフ登録、精霊術設定登録
【イベント】武術会【混沌杯】
マーケット落札
シラハム [659] から かばう Lv1 を購入! [-105GP]
ヴェレド [329] から ブロック Lv1 を購入! [-380GP]
精霊術の習得
結界:硬質結界IV を習得!
増幅:神速II を習得!
素質の開花
水MPアップ Lv2 を開花! [-1P]
→ 水MPが上昇! [20→40]
スキルの鍛練
鍛練によって 結界 のLvが上昇! [29→30]
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [26→27]
精度 が上昇! [250→260]
同調によって 補助 のLvが上昇! [26→27]
精度 が上昇! [250→260]
同調によって 防具 のLvが上昇! [26→27]
精度 が上昇! [250→260]
メッセージ送信
フォンテ [39]1件 のメッセージを送信!
ミシェル [47]1件 のメッセージを送信!
エリア [78]2件 のメッセージを送信!
エローシオ [90]2件 のメッセージを送信!
シトリ [99]1件 のメッセージを送信!
ヘルム [109]2件 のメッセージを送信!
エスト [117]2件 のメッセージを送信!
フウリ [137]1件 のメッセージを送信!
アナスタシア [156]1件 のメッセージを送信!
ことわ [157]1件 のメッセージを送信!
ナギ [187]1件 のメッセージを送信!
ネム [197]1件 のメッセージを送信!
アウラ [205]1件 のメッセージを送信!
リュータロー [216]1件 のメッセージを送信!
さくら [237]1件 のメッセージを送信!
いろり [251]1件 のメッセージを送信!
マヤー [358]1件 のメッセージを送信!
ナッツ [376]3件 のメッセージを送信!
タリヤ [378]1件 のメッセージを送信!
セレティル [390]1件 のメッセージを送信!
ヤスナ [397]1件 のメッセージを送信!
ロロ [398]1件 のメッセージを送信!
スラファ [478]1件 のメッセージを送信!
ニケ [479]1件 のメッセージを送信!
総統閣下 [595]1件 のメッセージを送信!
ミーア [626]1件 のメッセージを送信!
カエデ [723]1件 のメッセージを送信!
モナカ [795]1件 のメッセージを送信!
バルドス [830]1件 のメッセージを送信!
ヨゥルク [844]1件 のメッセージを送信!
ブリジット [850]1件 のメッセージを送信!
イリス [858]1件 のメッセージを送信!
拓斗 [900]2件 のメッセージを送信!
ソヒ [925]1件 のメッセージを送信!
ユキ [985]1件 のメッセージを送信!
エスター [1076]5件 のメッセージを送信!
リューリ [1111]1件 のメッセージを送信!
AcMa(アクマ) [1142]1件 のメッセージを送信!
ルチア [1176]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

カヤ [355]
「ほお、身長の割に随分と長い得物を使うのだな。…ちゃんと持てるのか?」
妖精が取り出した武器をしげしげと眺めつつ言う。
「…ふむ…どうやら、我の故郷とぬしの土地は割と似とるようだな。
しかしぬしの様な妖精の類が居なかったのは何故かのお…環境が合わなかったのか…」
「まあ確かに似てはおらんな。
同じ名を持つ者、か…。何だかいいのう」
「うむ、生肉はうまいぞ。こっちに来てからは、食いたくともあまり手に入らんでな…
生で食べる習慣が無い所もあるとは聞いたが…ぬしは食べたことは無いのか?」
ナッツ [376]
カットするにはもったいなかったシーンだったので…

「えっと…お茶会って、どうすればいいのかな?」
「あら、もしかしてお茶会は初めてですの?」
「クオンちゃん達と一緒にご飯食べたり、お菓子食べたりするのとはちょっと違うのかな?」

どうやら初めての様子で、どうすればいいのかよくわからない様子で、疑問に思うように考えているのであった。

「お茶会は、休憩や軽食などの意味がありますわね、気分をリラックスさせる…と言ったところなのですけど…口でいうよりは行動したほうがわかりやすいですわ」
「それじゃ、ナッツちゃん、教えてくれる?」
「ふふ、もちろん」

ナッツは、手慣れた様子で茶葉を淹れたポットに熱湯を注いでいく。その様子を、エローシオはじーっと見つめて…

「わうん!わうん!」ガタンガタンッ
「きゃあ!?」
「あ、こ、こらー!?」

鼻が良いのか、紅茶の香りに釣られてエローシオの犬がテーブルの下で騒ぎ始めた。

「ご、ごめんねナッツちゃん…?」
「な、なんとかこぼすことはありませんでしたわ…もう、ちゃんと抑えといてくださいな?」

しかし、まだ紅茶が注がれておらずとも、少しだが香るその落ち着くような香り、エローシオの気が抜けてしまうのも仕方がないのであった。

「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ」

それはまるで、獲物を狙うハンターの目であった…。
だが、肝心のエローシオは安心しきってその様子に気付けない。
そんな狼に気づくことなく、程よく茶葉が溶け込んだところで、ナッツは注ごうする。

「それでは、淹れますわね!」
「うん!」
 ……
 プルプルプル
「…手が震えてませんか?」
「ナッツちゃんね、あの腕になってから、力加減が難しくなったみたいで…気をつけないと握り潰しちゃうんだって」
「お、恐ろしいですね…」

少し力を入れるだけでポットやカップティーを潰してしまうというのだ。
強くなったとはいえ、そこは難儀なところである…。
しかし、皆が見守ってるその状況では、比較的安全に見え…

「フンス!!!!」ズボォッ
「きゃあああああん!!!?」

ものすごい勢いで狼が、ナッツのスカートに突っ込んだ!!
・・・

 チーン……

結局、ポットは粉砕し、見事な大惨事となった。
狼はその後、全員から手篭めにされて再起不能となるのであった…。(社会的な意味で)

「それでは、淹れますわね」
「うん…!」

仕切り直しはしたものの、エローシオは興味津々としながらもおとなしく見ていた。
ゆっくりと紅茶が注がれていくと、リンゴのような甘い香りが広がる。
落ち着くようなその香りは、カモミールティーと呼ばれるものであった。

「お茶会は、紅茶を飲むだけではありませんのよ、味だけでなく、香りを楽しむものですわ」
「…いい匂い…」

カモミールは、特にリラックス効果が高く、疲労回復に良いとされているという。
ナッツはこの日のために、ロシアンティーの他にも茶葉を用意していたのであった。

「不思議な感じです…」
「んっ」
「ナッツさんは、特にエローシオを…その…」
「うん…、でも、そういうのは、もういいんじゃないかな」
「で、でも…」
「ティルは、あの二人を見て何も思わないの?」

そう言われて、二人は再び、二人の様子を見つめなおす。

「エローシオ、私…夢に見ていたことがありますの」
「ふぇ?…夢?」
「私、本当は争いは好きではなくて…できれば戦いたくないって思ってますの」
「戦わずに、分かり合えたらどれほど楽なのだろうって、何度も考えたことがありましたわ」

吸血鬼と、人類との、永遠とも思える争いの歴史…。ナッツの持つ、過去故にだろうか。
その言葉は、いつしか諦めたような言い方だったが、まだどこかで夢を見ているような…
そんな言い方であった。敵としていがみ合い、争うことなく、分かり合えたのなら、どれほど良いのかと…。

「私、エローシオと分かり合えて、本当に嬉しいと思いますわ」
「うん、わたしも嬉しい!」

そう言って、エローシオがナッツの手をぎゅっと握った。

「それじゃ! 今度はちゃんと友達になろ!!」
「ええ、もちろんですわ!」

二人は、ちょっと手を握り、握手を交わすのであった。
「……」
「ティル…」
「それでも、私は…」

それでも、エローシオを受け入れれば神に背くことになる。
ティルの信じているものが、壊れてしまうのだ。教会が嘘をつくわけがない、だから…。

「…わかってる、エローシオを信じてとは言わない」

立場的にも、きっとそれはできない、惑わすようなことを言ってしまった思いつつも、気遣うようにフォローを回す。

「エローシオといる、みんなを信じてみよう、ね?」
「…………」

返事をすることはなかった。しかし…
どっちなのかはわかりにくいが、小さく頷いている様子である。
ティルは確実に、心が揺らいでいたのであった。

「さぁ、みんなの紅茶も淹れますわよ」
「わーい!」
「ん、お願い」
「お、お願いします…」
「……」

クオンはその様子を、安心した様子で見つめているのであった。

イベント(武術会【混沌杯】)

イベント名
パーティ名
メンバーナッツ
 [E-No.376]
月血鬼&月影之狼
 [E-No.505]
アトリア
 [E-No.539]
レコ
 [E-No.918]

イベント(ペアマッチ)

イベント戦の設定
「イベント登録」で「対戦相手指定設定」「霊玉の装備」などの設定を行えます。
イベント名
パーティ名
メンバーシトリ
 [E-No.99]
ナッツ
 [E-No.376]

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバーシトリ
 [E-No.99]
プリモ
 [E-No.102]
ナッツ
 [E-No.376]
サヨ
 [E-No.751]

プロフィール

クラス
種族
性別女性年齢15歳身長146cm体重???kg
ロシア文明の貴族生まれのお嬢様。一人称は私(わたくし)
15歳の成人を迎えてから「もう一人でもやっていけますわ!」と家を飛び出した。
しかしほとんど箱入り娘状態だったため世間知らず、あんまりうまくいっていない。
今更、家に戻るのも恥ずかしいし、プライドが許さないようで旅を続けている。
力は弱く、頭もそこまでよくない。頼れるのはダンピール家に伝わる剣術くらい。
強がりで、調子に乗りやすい。見た目に反しておしとやかさがなく、じゃじゃ馬。
失敗したりバカにされると変な奇声がでることがある。 \がるる!/
しかし、そういうシナリオになってしまったのも記憶喪失が原因だったかららしい。
過去に何があったか一言メッセ過去ログ見ればいいと思うよ。

◆ダンピール家
ヴァンパイアハンターとして有名な貴族の家系だったらしいが…
アルカード家とほぼ相討ちとなってしまい
ロシアの吸血鬼共々、衰退の道を辿ることになっている。

◆ダンピール剣術
細剣を扱い、蝶のように舞い蜂のように刺すを体現したかのような
軽やかな動きを見せる剣術である。力のない女性にも扱いやすい。

◆ダンピールとエルフのクォーター
どうやら、ナッツはダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)とエルフの
間に生まれた子供のようだ。ダンピールとしての血が薄いと思える。
しかし、潜在能力は高く、獣化能力を受け継いでいた。

◆獣化
眠っていた力を呼び覚まし潜在能力を最大限に引き出す。
現在ナッツはこの能力の制御を失っており、燃費(食費)が悪い。
今までの精密な動きがしにくくなっている。戻れるのはいつの日か…
なお、身長が 6cm 伸びた模様。体重も増えたらしいがずっと秘密。

決め台詞
「このっ!そんなに動いたらあたらないでしょう!がるる!」
「私は貴族としての誇りを捨てたつもりはありませんわ!」
「は、初めて見ましたわこんなの…世界は広いのですわね…」

※突撃メッセ大歓迎ですよ!いつでも恋!

※ナッツのプロフ絵、アイコンはEno.985 雪丸のプレイヤーシズルんが描いて
  くれました!これで今日もナッツハードだ!!
 旧プロフはこちら → http://pichu.systems.ne.jp/nutspurohu.jpg

※獣化ナッツのプロフ絵、アイコンはEno.121 クオンのプレイヤーもっくりさん
  が描いてくれたのぜ!これでさらにナッツハードだ!!

※イロコイのアイコンは妖精マイスターけそりんのです。また使わせてもらうぜ!

※戦闘時の演出絵はあはしさんに描いてもらってます!
 獣化バージョンも描いてもらえました!ありがとう嬉しい!戦闘結果も見てね!
 通常ナッツはこちら → http://pichu.systems.ne.jp/nutsensyutu.jpg

※偽島ではミュウ=アステカ
  六命ではイロコイ・ミュウ・アエンナというキャラでやってました。
  妖精大好き。

※LINK先でナッツの全体図が見れます。

※一言メッセには、たまにゲストとして書かせてもらうことがあります。
 登場した人は以下の通り、スペシャルサンクス!

■ほぼ毎回登場
E-No.99  シトリ=ドヴェルグ
E-No.102 プリモ
E-No.751 小夜・アンバーメロディ

■第8回、第17回、第18回、第19回、第20回更新で登場
E-No.1076 エスター=トール

■第10回、第11回、第12回、第17回、第18回、第19回、第20回、第28回更新で登場
E-No.90  エローシオ

■第10回、第11回、第12回、第28回更新で登場
E-No.205 アウラ=アフェゼリア

■第17回、第18回、第19回、第20回、第28回更新で登場
E-No.121 クオン=B=ニゲンティ

■第17回、第18回、第19回、第20回更新で登場
E-No.985 雪丸

■第10回、第11回、第12回、第28回更新で登場
ティル・フラナガン(E-No.985 雪丸のキャラクターさんです)

おまけ

↓↓↓


 スノウライト・ハスキー 身長:80cm クラス:デリバリー

ナッツの故郷の人口50%がこの獣人らしい。
ロシア経済を支える労働者で働き者が多い。
好きなことは冬眠。仕事が終わったら比較的すぐ寝たい。
特技はバックドロップ。

ハスキーのアイコンは
Eno.90 エローシオのプレイヤーりのさんが描いてくれたぞ!
やっぱケモノはかわいいな!ありがとう!!

アイコン一覧

12345678910
11121314151617181920
21222324252627282930
31323334353637383940
41424344454647484950
51525354555657585960
61626364656667686970
71727374757677787980
81828384858687888990

サブプロフィール

■■■■■■■■■■■現在のナッツとの関係■■■■■■■■■■■■
アステカは、ナッツが気に入ったらしい。ほぼ強制的に師弟関係に…。
イロコイはみんなの相談室、過去を取り戻すために協力もした。
しばらくは、共に旅をする日が続きそうだ。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

※この二人の妖精にも突撃メッセが可能です。メッセの内容がイロコイ宛、
 またはアステカ宛だと思わせる文章が入っている場合、妖精たちは反応
 し、メッセに対応します。

この先はイロコイとアステカの紹介となってます
 ↓

〜〜〜 大地の妖精 イロコイ・ミュウ・アエンナ クラス:マスタードルイド 〜〜〜

大自然を生きるイロコイ文明の森の民。トマホーク使いの先住民系妖精さん。
身長は20cmくらい、狼の獣人の血もまざってるハーフ種族。
一人称は「ボク」で普段は割と大人しい。動物にやたら好かれる。
壁や岩陰に隠れて、トマホークだけでなく矢を放ったり、色々投げつけたりする。
隠密行動に優れ、真正面から戦っても非常に高い防御力。
さらに、強力な魔法力を持っており、土の魔法を行使できるドルイドの魔法戦士。
平和主義な部族の中で生きたため、最初は誰とでも友好を示す。
余談だが、お婿さんを探す旅を『まだ』している。彼氏募集中。
空を素早く飛ぶにはマントを脱ぎ、それを羽根に変形する必要がある。
マントをつけてても飛べるが、動きは非常に遅い。
魔力の塊であるため、マントを着込んでいると防御力が非常に高い。ABCマント。
また、トマホークは、イロコイの手のサイズにちょうど合うように縮小される魔法
がかかっており、投げつけると実物サイズに戻るため、人間が投げたものと同等
の威力がでる。

見た目の詳細は下記のURL参照。

通常時、防御型
http://pichu.systems.ne.jp/irokoimanto.jpg

脱ぐとこんなん、高速型
http://pichu.systems.ne.jp/irokoihane.jpg

暗いところだと羽根がよく見える。
http://pichu.systems.ne.jp/irokoikurai.jpg

けそこい
http://pichu.systems.ne.jp/ksokoi.jpg

■大地の妖精
その小さな身体から想像できない大地の力強さがある、健康的。
平地に小さな芽を生やす程度の力はあるらしい。

■ドルイド
呪術師、魔術師、学者、医者、祭司と様々な意味を持つ。
故に勉学に余念はなく、わからないものはわかろうとする。

■決め台詞
「ボクは、守りたいもののために戦っただけだ…」
「ボクは、イヌじゃない、オオカミだ…」

  
〜〜〜 太陽の妖精 ミュウ=アステカ クラス:プリーストロード 〜〜〜

今は無きアステカ文明の妖精神官。アステカ族の貴重な生存者。
身長は18cmくらい。ジャガー帽子を被ることでギリギリ20cmになってる、がおー。
その身長の約二倍ある40cmのマクアフティルを使いこなす。
一人称は「我」で語尾に「〜なのだ」がつきやすい。
好き嫌いはっきり、機嫌をとりやすいし機嫌を損ねやすい。
普段は青い眼をしているが怒りや力の解放により赤い眼になり覚醒できる。
しかし赤眼モードは力の消費が激しいので乱用はなるべく控えている。
嫌いなやつには即宣戦布告。ここに生贄の祭壇を建てよう。
しかし好きなやつ、または気にいった相手にはとにかく友好的。
妖精にしては力持ち、きっと獣人の血も流れているからだと思う。
チョコレートと日光浴が好き。嫌いなものはコンキスタドール。
あんまり怒らせると生贄にされるぞ!チョコレートを用意しろ!

アステカの見た目画像

けそてか
http://pichu.systems.ne.jp/mewazatecapurohu.jpg

スーパー・エイジャ(物理)
http://pichu.systems.ne.jp/katebayokarou.jpg

■太陽の妖精
その身体は常に日光を纏っていて暖かい。植物が元気になる。
砂漠の暑さに負けず極寒の地の寒さにもへこたれない健康的な肉体を維持できる。

■マクアフティル
アステカ文明のジャガー戦士が使っていた剣だが
使い勝手が棍棒に近いため、扱いは槌になっている。

■決め台詞
「貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いなのだ!」
「この出会いを祝うため、100人の奴隷を生贄に捧げようではないか!!」

※これらの画像はシズルん、けそりん、秋山さんの愛を多く含んでおります。
  今回も使わせてもらうぜ!!

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
14000400641821011,670
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
15.150031.4500000
混乱耐性猛毒耐性睡眠耐性麻痺耐性火炎耐性水冷耐性風雷耐性土重耐性
000009000

素質

スタミナアップ Lv3水MPアップ Lv2土MPアップ Lv3水冷耐性 Lv3

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
1増幅強打40------××ガントレット パンチ
1増幅強打II80------××フィニッシュ スラスト
128増幅神速----40--×ペネトレイト スラスト
128増幅神速II----80--×ペネトレイト スラスト
131増幅回避--40----×タンブル
131増幅回避II--80----×クイック ムーブ
3増幅防御------40×ディフレクト
36増幅治癒--40----×ヒーリング ポーション
36増幅治癒II--80----×グレート ヒーリング ポーション
50増幅状態異常耐性増幅10101010×キーン センス
58増幅属性攻撃耐性増幅10101010×イレイス マジック
93増幅敵対心増幅10101010×タウント
93増幅敵対心増幅II20202020×プロボック
11結界障壁結界------40パリィ
11結界障壁結界II------80ディフェンダー
11結界障壁結界III------120インペリアル クロスベア
1566結界全体障壁結界------40×ホーリー ガード
1566結界全体障壁結界II------80×シールディング オーラ
1566結界全体障壁結界III------120×プロテクト オーラ
1378結界力場結界------40オート ガード
169結界封壁結界40------カット
169結界封壁結界II80------ストライク ダウン
169結界封壁結界III120------トゥルー アイ
12結界反射結界40------カウンター アタック
12結界反射結界II80------ソード ダンス
12結界反射結界III120------エイジス ミラー
39結界保護結界----40--ペガサス
39結界保護結界II----80--デスゲイズ
39結界保護結界III----120--カーバンクル
1521結界対射撃結界----40--ディフレクト アロー
1521結界対射撃結界II----80--バンデット ガード
1521結界対射撃結界III----120--アリーナ プロテクション
160結界幻惑結界--40----ディシート アクション
160結界幻惑結界II--80----アストラル フィールド
160結界幻惑結界III--120----バタフライ ダンス
13結界浄化結界--40----エクソシズム
56結界防護結界--40----マジック ガード
124結界庇護10101010×カバーリング
124結界庇護II20202020×カバームーブ
124結界庇護III30303030×モデスティ ナイト
168結界硬質結界------40スケープゴート ミミック
168結界硬質結界II------80ストーン スキン
168結界硬質結界III------120イロコイ マントレット
168結界硬質結界IV------160スケープゴート ミミック

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
ルナーダンピール
ダンピール家の倉庫に眠っていた銀製の剣、勝手に持ちだした。よく手入れされている。
2713100260
スロット1結晶化 Lv2
スロット2腐食 Lv1
スロット3土MPアップ Lv1
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
セヴァストーポリ
防具名はロシアの要塞から。攻撃を受け流しやすい。獣化したため現在は装備できない。
2713010260
スロット1ブロック Lv1 [+3]
スロット2スタミナアップ Lv2
スロット3シールドマスタリー Lv2 [+2]
防具:軽装(防具)LvCP攻撃防御精度
ノーブルコルセット
貴族の服、スタイルが良いとよく似合う。ナッツは細っこい身体をしている。
2713010260
スロット1土の支配者 Lv3 [+3]
スロット2覚醒 Lv5 [+2]
スロット3かばう Lv2 [+3]
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力15721250142157222
補助00157212

同調Lv一覧

霊玉名(武器)同調Lv
攻撃力アップ0.5
腐食0.5
霊玉名(防具)同調Lv
治癒力アップ0.5
スタミナアップ1
猛毒耐性0.9
火炎耐性0.5
覚醒2.5
かばう0.6
ブロック2
シールドマスタリー1.4
霊玉名(武器・防具)同調Lv
土MPアップ0.5
土の支配者1.4
硬質化1.4
結晶化1
匠の技0.2

霊玉名:【青字】同調Lvは上昇可能/【赤字】同調Lvは上限に達している

所持アイテム(23/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1結晶化 Lv2200
2霊玉主2腐食 Lv1 (武器)100
3霊玉主3土MPアップ Lv1100
4霊玉補1ブロック Lv1 [+3] (防具) (盾のみ)100
5霊玉補2スタミナアップ Lv2 (防具)200
6霊玉補3シールドマスタリー Lv2 [+2] (防具) (盾のみ)400
7霊玉防1土の支配者 Lv3 [+3]300
8霊玉防2覚醒 Lv5 [+2] (防具)500
9霊玉防3かばう Lv2 [+3] (防具)200
10霊玉アーマーブレイク Lv1 (武器) (両手のみ)100
11霊玉猛毒耐性 Lv1 [+3] (防具)100
12霊玉鉄壁 Lv1 (防具)100
13霊玉自爆 Lv1 (防具)100
14霊玉覚醒 Lv1 (防具)100
15霊玉かばう Lv1 (防具)100
16霊玉ブロック Lv1 (防具) (盾のみ)100
17霊玉土の支配者 Lv1100
18霊玉狂戦士 Lv1100
19霊玉硬質化 Lv1100
20消費万色の精霊水 (全属性のMPを+4)750
21素材エルフの矢尻50
22素材瘴気の残滓75
23素材瘴気の残滓75

所属コミュニティ(11)

【コミュニティ一覧】

C-Noコミュニティ名参加
者数
発言
作成
Link
376
妖精さんの集会所
179
88
弱いです。
120
99
精霊ジャージスト
80
111
冥土喫茶【An・餡・庵】
138
117
IF:もう一人のあなた
459
251
くつろぎ処『きつねの隠れ家』
155
290
【このコミュニティには】精霊の奇妙な冒険部【夢があるッ!】
181
354
サブキャラ隠れ家【旗魚亭】
256
390
森のお茶会
60
858
術名が決まらない!
262
913
レンタル宣言
19413
トップページ冒険結果一覧 > E-No.376 (第28回:2013/3/30)