――都市郊外の、端の端。
辛うじて、ハイデルベルクの都市圏に、属しているか否か……そんな場所に建つ、分厚い石組みの、廃屋じみた一軒の邸宅。
厨房、食堂、大浴場、離れには鍛冶工房、細工室。客室は大小合わせて数十。庭は草木伸び放題、地下室には、何故か空の棺桶。
工房脇の物置には、真新しい金属片が、雑多に積み上がっている。
……どうやら、ハイデルベルク近郊での活動用に、誰かが借りているらしい。
借り主らしき者が不定期に出入りしている痕跡はあるものの。
持て余しているのか、どの部屋も漫然と開放されている。
ただ……どの場所も、使う前に一度、己が手で掃除をせねばならぬようだ――
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≪概略≫
土属性っぽい輩に
スタイリッシュさが備わり
最強に見える。
……的な集い。
既にスタイリッシュ、いやこれからなる、なりたい、そんな同志の寄り合い所(に、なればいいな)。
『土属性』の解釈はご自由に。
資質、宝玉、精霊術の、所持や傾向。
金属、鉱物、重力、植物、農耕系、土地神です、自縛霊です、色的に、硬いから、重いから、設定上そうなってる、単に好きなだけ、土は犠牲になったのだ……等々、大体で土っぽければ、細かい事は気にしない。
基本的に土属性主体ではありますが、アグレッシヴ水属性とか、ヒーリング火属性とか、インドア風属性とか、その他諸々、最強に見えるっぽい方も、気が向いたらどうぞ。
屋敷内に存在しそうな設備・部屋であれば、捏造や増設などもお好きにどうぞ。
使用人数が増えると、明かりがついたり、ぼろいのが直ったりするかも知れない。しないかも知れない。