精霊伝説
トップページ冒険結果一覧 > E-No.589 (第28回:2013/3/30)

E-No.589

本名:ドルフィン・ロック
通称:ドル

【戦闘結果】【過去の冒険結果】【メッセージ一覧】

一言メッセージ
「………えっ」

夜、恒例を通り越して習慣となりつつある夢の中。
閉ざされた空間、白い壁紙に1つだけの照明。
あとは不思議なPC一式とそれが乗るデスクに机。
いざ起動してネット、と思ったドルの前に知らない光景が現れる。
真っ黒な背景に並べられる白字。途中までは単なる起動画面。
いわゆるBIOS起動中。そこまではいい。
最後の一行。

「―――オッフェンレンツに関わりますか?

    1.関わる/2.関わらない/3.保留  ■」



「これ、どういうことだろう………」

オッフェンレンツ、という言葉には心当たりがあった。
昨日の夢の中で聞いた言葉。そしてキワコという不思議な女性が口にした言葉。
戦争だという話。あの女性も巻き込まれているのだろうか。
それにしては希薄な現実感、妖精のような印象を覚えたが。
……妖精にしては些か艶かしすぎたけれど。

「うーん」

しばらく画面の前で悩む。
戦争、という言葉さえなければ。
あの女性を訪ねてもいいと思える程には美しさに気をひかれていて。
しかし戦場となると自分がいって無事に帰れると思えない。
パーティーメンバーである伊織に多少教えてもらったとはいえ、所詮付け焼刃。

やはり無理か、と2のキーへ指を伸ばす。
プラスチックの安っぽい感触を感じたところで動きが止まり。
ちらり、とキワコの顔がよぎった。
一度合成しただけの縁だけれど、あの女性はどうなるのだろう。
オッフェンレンツが優勢ならばいいが、そうでなければ。
人間の歴史上戦争に略奪はつきものだ。日本の教育者はそれを教えない愚者揃いだったけども。
あの女性は間違いなく酷い目にあうだろう。

「でもなぁ、僕がいってもどうにもならないしなぁ……」

戦争なんて戦う前に勝敗が決まってるものだ。
情報集めないと判らないが、自分ひとり参加したところで何ができる。
そう言い聞かせても、どうしても2のキーを叩けなかった。

お人よし。

教師やそれを信じる人々を嘲笑したところで、所詮自分も似た者である。

「……とりあえず3で」


オッフェンレンツも気になるがひとまず目を逸らすことにした。
なにせ就職活動中である。3キーを押せばいつもの画面が進んでゆき。
結局目が覚めるまで、つまりこの夢が終わるまで精霊協会の情報収集に終始する。



そして、翌日。


伊織に教えてもらった和菓子屋へゆき、その後意気揚々と市場へ向かった男。

そこで見たものは。


「………えっ?」


誰もいない、あの緑の天幕もない、空き地だった。
場所を間違えたのだろうか。あるいは休み。
慌てて隣の露店へ訊ねに入る。
動転すると勢いで人見知りが隠れるのだ。

「よく知らないよ。まあ、空き地ってことは急に用事か何かなんじゃない?8週間前には予定決まってるし。それよりさ、掘り出し物が――」

店員の売り込みは途中から耳に入らなかった。
急用?それなら貼り紙の1つでも残すのではないだろうか。
あの名前は忘れたがチャラい男に伝言するなりもできるはず。
ミナミの顔を思い浮かべる。この程度のことに気づかない、とは思えず。
不安と一言で現せない灰色の靄がゆっくりと広がってゆく。

その後、市場で聞き込みを試みるがやや落ち着いたせいかスキル:人見知りが大活躍。
ろくに話も聞けず食料品やら花やらを買わされたところで、ふらふらと逃げ出すのであった。
その途中で商人らしき男達の話し声が聞こえたのは怪我の功名と言うべきか。
どうも戦争は始まっており、オッフェンレンツがかなり劣勢との予想らしい。
心に黒い雨が混じり始めた。





再び、夜。



「―――オッフェンレンツに関わりますか?

    1.関わる/2.関わらない/3.保留  ■」



ドルの指が震える。

もしミナミも関わっていたとしたら。

恋愛感情かどうか判らない。
そもそも恋などしたことがないのだ。

ただ。

あの優しい女性が酷い目にあったとしたら。
何もしなかった自分を許せるのだろうか。



心に吹き荒ぶ風。
注意深くもうひとつの自分の声を探す。

単に病気だったのかもしれない。誰かの葬儀だったかもしれない。
曖昧な理由で戦争に身を投じることなど、愚かにも程がある。
そもそも自分ひとりで何ができるというのだ。

低く、穏やかな声。きっとこれは理性。
暴走しそうになる己の感情を論理的な判断で抑えようとしている。



男は思う。この27年間生きてきて、もっとも後悔したことは何だったか。


「ここに来て最初は、どうなるかと思ったけど」


「はっきり言える。ここでの数ヶ月に、あの27年は及ばない」


沢山の人が喜んでくれた。褒めてくれた。こんな自分なのに。


「もし、あと3回の冒険でこの世界が終わるというなら」


またあの腐りきった自分に戻るなら。


「後悔はしたく、ないんだ」



戦国時代、死に華を咲かせた名将たち。
今なら少しだけ気持ちが判るかもしれない。
引き篭もり淀んだ目で空しく生きるより、太く短く輝いた方が遥かにマシなのだ。
経験すればよく判る。


男の指が、真っ直ぐに伸ばされた。


そして叩くのは―――


「いざ、参らん!!」


「 1. ... complied with your request, wait........
..................................
.................................
.................................

     ―――システムにより以下の行動が承認されました。

     'オッフェレンツ領に関する問題に関わる' 」



男の顔が引き締まる。もう引き返せないのだ。



「―――情報を確認。


    手遅れです。」



「………えっ?」




「―――影響力をもてる期限は過ぎています。
   
    一部条件を満たしたため、ユーザーに以下のいずれかが付与されます。

    1.戦闘力の付与/2.職業スキルの付与/3.対人コミュニケーション能力の付与

    ユーザーの入力:■    」




「え、ええっ?」


フリーズしていた男。まったくわけがわからない。
頭が働くならドヤ顔でわけがわからないよ、と呟いてたことだろう。
焦ってキーボードを無闇に叩く。

「―――1,2,3以外のキー入力は無効です。

    手遅れと言ったら手遅れです。ユーザーは戦局、および被害状況に何ら影響を与え得ません。
    情弱優柔不断乙」


ドルの開いた口が塞がらない。このPC、中に人が入っていたのか。Enterキーを恐る恐る押す。

「―――なおこのメッセージは期限を過ぎた場合、かつキーを乱打した場合に表示されます。
    お前は次に○○と言う状態、乙」 


頭を抱えたのも仕方がない。orz、という文字が見えた。

「………で、どうすればいいのこれ」

画面は再び1,2,3の入力待ちを表示している。
色々言いたいことはあるが、そろそろ寝たいならぬ目覚めたい。
正確にはこのPCから離れて現実に戻りたい。安らぎが必要である。
しかし画面に何か起こる気配はない。

「はぁ……なんか一気にこう、テンションが……」

さっきまでの自分を考えると非常に恥ずかしくなってくる。
誰にも見られなくてよかった、本当に。
円環の理とか言いそうだったからヤバい。厨二病の気があるかもしれない。

「とりあえず、なんかスキルもらえるのかな。どうす………うん?」

何かひっかかる。再度、システムメッセージを読む。

'ユーザーは戦局、および被害状況に何ら影響を与え得ません'

ユーザーってなんだろう。このPC使ってる人限定だろうか。
プレーヤーじゃないのがポイントだ。他の冒険者も1プレーヤーのはず。
他の人も同じように夢見てるとは思えない。

「………自分以外のプレーヤーなら介入できる?」

何かひらめいた気がした。気のせいで終わるかもしれない。
が、やってみる価値はありそうだ。間に合うかは判らないが。

「なら必要なのは……これ、かな」

ドルの指が軽やかにキーを叩く。

「3. complied with your request, wait........
..................................
.................................
.................................

―――システム変更が承認されました。
    ドルフィン・ロックに対人コミュニケーション能力が一時的に付与されます。
    有効条件:積極性の顕示  有効期限:第30回更新


―――以上、システム変更モードを終了します」



そのメッセージが表示され、しばらくするといつものOS起動画面になった。

「やれやれ、だよ……」

どっと疲れた気がする。しかしすぐお目覚めモードになるわけにはいかない。
対人コミュニケーション能力なるものがなにか判らないが、情報収集が必要だ。
長い夢になることを覚悟し、背筋を伸ばす男であった。

お知らせ

登録状況
【クエスト】継続登録、メッセージ登録、プロフィール登録
精霊術の習得
精製:魔力増幅V を習得!
精製:武器魔力付与V を習得!
素質の開花
火MPアップ Lv1 を開花! [-1P]
→ 火MPが上昇! [0→20]
スキルの鍛練
鍛練によって 精製 のLvが上昇! [44→45]
アイテムの合成
HPアップ Lv1スタミナアップ Lv1 を合成!
→ [+1] … 成功! [255%]
→ [+2] … 成功! [125%]
→ [+3] … 成功! [61%]
→ [+4] … 失敗 [30%]
戦神の力 Lv1 [+3] を獲得!
→ 合成したアイテムを ボトムズ [350] に送付!
ヒールスロット Lv1ヒールスロット Lv1 [+2] を合成!
→ [+1] … 成功! [365%]
→ [+2] … 成功! [132%]
→ [+3] … 成功! [63%]
→ [+4] … 失敗 [30%]
ヒールスロット Lv2 [+3] を獲得!
混乱付加 Lv1 [+4]混乱付加 Lv2 [+2] を合成!
→ [+1] … 成功! [531%]
→ [+2] … 成功! [298%]
→ [+3] … 成功! [132%]
→ [+4] … 失敗 [32%]
混乱付加 Lv3 [+3] を獲得!
腐食 Lv3腐食 Lv1 [+3] を合成!
→ [+1] … 成功! [330%]
→ [+2] … 成功! [125%]
→ [+3] … 失敗 [57%]
腐食 Lv4 [+2] を獲得!
→ 合成したアイテムを 伊織 [128] に送付!
フルブレイク Lv3 [+3]フルブレイク Lv1 [+2] を合成!
→ [+1] … 成功! [540%]
→ [+2] … 成功! [307%]
→ [+3] … 成功! [141%]
→ [+4] … 成功! [32%]
→ [+5] … 失敗 [15%]
フルブレイク Lv4 [+4] を獲得!
→ 合成したアイテムを ヤスナ [397] に送付!
装備品の強化
同調によって 主力 のLvが上昇! [26→27]
攻撃 が上昇! [52→54]
精度 が上昇! [208→216]
同調によって 補助 のLvが上昇! [26→27]
防御 が上昇! [135→140]
精度 が上昇! [125→130]
同調によって 防具 のLvが上昇! [26→27]
防御 が上昇! [260→270]
メッセージ送信
ルスキニア [36]1件 のメッセージを送信!
マリー [82]1件 のメッセージを送信!
キワコ [96]3件 のメッセージを送信!
レディ [103]1件 のメッセージを送信!
ミナミ [127]2件 のメッセージを送信!
伊織 [128]1件 のメッセージを送信!
アナスタシア [156]6件 のメッセージを送信!
アルテ [162]1件 のメッセージを送信!
アキラ [400]1件 のメッセージを送信!
エリオ [808]1件 のメッセージを送信!

メッセージ

伊織 [128]
「江戸時代……ああ、徳川の……」

一応時代の名前だけは知っているようで、思わず呟くだろう。
ドルが持った伊織のイメージなどは、無論気付く余地などはないようだ――が、続く言葉に若干顔が強張り、戸惑いの色を見せながら様子を伺っている。
そういえばドルは、協会を経由して紹介され、一時的に仲間になった者であったが、素性を全く知らなかった。
無闇に人を疑ってはならないと思いながらも、その血筋の正体を不用意に言ってはならないと教えられ、警戒している様子だ。


「日ノ本の……ドルフィン殿が?!」
「…………」

意外な答えに、困惑の色が浮かぶ。
その時、伊織の胸の中に蘇るのは、二度目の依頼の時のドルと、必死で杖術の教えを乞うドルの一生懸命さ――。
二度目の依頼の時、自分はこう言った――『自分を信じてくれる相手を信じろ』と。


「あの……某の知るのは、あくまで祖先が文献に記された限りの事と、ここへ来てほんの少し得た程度の事しか分からぬので、それ以上の事は存じませぬし、もしかしたらドルフィン殿の来た日ノ本――後世では《日本》と呼ばれているそうですが――と全く同じ保証は有りませぬが、それでも良ろしければ……」

自信なさそうに、ゆっくりと答えるだろう。

「武田の配下に居たのは、信繁の父である昌幸と、祖父の幸隆だと思われます。
 幼少の信繁も一応配下にありましたが、彼の初めての主君は、武田ではなく上杉と記されておりました」
「信長公……日ノ本では屈指の武将ですな。信長公の事に関してはそこまで詳しく記されていなかった故、同一人物ならば、ドルフィン殿の方がご存知だと思われます。
 ドルフィン殿は、信長公をお好きなので?」

文献に書かれていた内容を思い出し、記してあった限りの事を教え、その後も、不思議な気持ちになりながらも、戦国の話をドルと交わす事だろう。


「和菓子の店、気に入っていただけた様で幸いです。
 他にも城下の東側は、東方の店がありますので、散策してみるのも良いやも知れませぬな」

そう言うと、記した地図を指さし、飯屋や着物屋などを教えた。
アルテ [162]
ドルさんの丁寧な挨拶を受ければ、挙動不審なその動作も特に気にする様子は無く。
ぺこりと一礼をしました。


「はい、有り難う御座いました。とても助かりました。」
 私もそのまま融合させることは出来るのですけれど、
 こうして品質を高める事はできなくて。素晴らしいお力ですね。

「有り難う御座いました……ええと…?」
名前を聞いていなかった事を思い出し、首をかしげています。

「申し遅れました、私はアルティシアと申します。
 どうぞアルテと及びくださいませね。」
「クッキーもお口に合いまして、よかったです。
 作りすぎてあまらせてしまう事がありまして
 よろしければまた貰って頂けると嬉しいです。」


(その心中を知ってか知らずか、帽子の上で尻尾をぱたぱたと。)
ジャン [387]
うん? どうかしました……?
いえ、あの、着ぐるみの猫いたでしょ?
あいつ……たぶん悪魔か、それに近いなにかなんですよね。
なにもなければいいんですけど……。
銀華 [976]
「まぁなにさ、そう畏まられても困るから気楽に。ね?
 ともかく合成してくれた事に感謝してるよ
 って事で」

「ほらほら、あんまり視線を泳がせちゃうと変に思われちゃうよー?
 私は気にしないけどさ、ははは」

「そうそう、見た目日本人に見えないだろうけどね
 こんな身形して私は一応純粋な日本人だよ
 なんとなーくキミもそんな匂いがしたからね」

「違う点があるとすれば……
 キミとは違って私は望んでここに居る。って事かな?」

トレード

伊織 [128]
腐食 Lv1 [+3] を受け取りました!
「今度は“食い扶持になるもの”か、“働き先”ですか……?」

例によってドルに霊玉を渡す折、その大きな瞳をまん丸くしながら、ドルを見ていた。
突然の質問に、暫し悩むだろう。


「……と言われましても、某はこの地の人間ではありませぬし、顔が特段広う訳でも御座いませぬし……」

この手の事は従者の霧月の方が詳しそうではあったが、一つ思いついた。

「――本来ならば、門外不出と言いたい所ではありますが、某が火ノ宮へ戻らぬと決めた時点で、門外不出もへったくれもありませぬし、今まで散々世話になってきました故、特別にお教えしましょう――火ノ宮に初代から伝わる伝統技術《真田紐》を」

少し前からドルが気になっていた話を、ゆっくりと紐解くだろう。

「勘の良いドルフィン殿は、既にご存知かも知れませぬな――初代火ノ宮当主の事を。
 火ノ宮は追手より姿を晦ますため、初代が改名した苗字に御座います。

 血脈の秘密を守るのと同時に、関ヶ原の戦い後に幽閉された九度山で、生活の糧として織られていた織紐の技術は必ず役に立つだろうと、武家でありながらも火ノ宮に生まれた子供は皆、必ず教え込まれ伝わった技に御座います」

淡々と話しながら、巾着の中から、色とりどりの織紐を見せる。
それは見た目以上に丈夫で、刀の下げ緒や甲冑を繋ぐ織などにも使われる他、今では様々な使われ方をしていた。


「ここでは何ですので、某の住まう庵でお教えしましょう。
 少々従者が居て賑やかではありますが、彼らも日ノ本の血筋を継ぐ者たちですので、ご安心くだされ」

(※合成メッセへ)
腐食 Lv3 を受け取りました!
(※送付メッセの続き)

その後、伊織に案内された街外れの和造りの庵に来れば、そのまま映画から出てきたような忍者の格好をした青年と、謎のサングラスの男が居るだろう。
忍者の青年は鋭い目つきでドルを一瞥すれば、気が付いたら居なくなっていて、サングラスの男の方は馴れ馴れしく声を掛けてきたと思えば、矢張りいつの間にか居なくなったり、かと思えば突然隣に居て茶を啜っていたりと、謎の多い男であった。


「織紐はご覧の通り、技術を身に付けるのは直ぐという訳には行きませぬが、ドルフィン殿ならば、続けていればそれなりに出来ると思いまする。合成や精製での腕もかなりでした故。
 慣れて速度や技術が上がれば、きっと高値で売れる紐が織れるでしょう」

織紐は一日二日で会得出来る程簡単な物ではないが、限られた時間の中で、基本やコツを丁寧に教えるだろう。
伊織は簡単に物を与えるでなく、本人の実になるものを教えるというスタンスのようだ。


「――ですが、直ぐ身につくのは無理でしょうし、随分必死の御様子ですので、某が紐を卸している異国雑貨の店の店主に、ドルフィン殿の事を口添えしておきましょう。
 そこの店主は、新年の件で某に《借り》が御座いましたのを思い出しました故――」
「ただ……給金については如何程か、某も分かりませぬし、恐らく贅沢が出来る程ではないやも知れませぬが」

元引き篭もりのドルには多少ハードルは高いようだが、雑貨屋の店員を勧め、もし乗り気ならば口添えをすると約束した。

最後に、織紐を一本、ドルへと渡した。
ドルが今着ている服に近い配色の三色の糸を使い、まるで機械で織ったかのように精密に織られていた。


「もし良ければ、そちらはドルフィン殿へ差し上げまする。
 丈夫なので、荷を縛るにも、鼻緒にするにも重宝すると思います」

もし希望するならば、その場で簡単にではあるが、ブレスレットなどへの加工も出来るだろう。
ボトムズ [350]
HPアップ Lv1 を受け取りました!
「―――(よろしくお願いする。)」
と、彼は書かれた紙を差し出しながら、ぺこりと頭を下げて依頼した。
スタミナアップ Lv1 を受け取りました!
ヤスナ [397]
フルブレイク Lv3 [+3] を受け取りました!
「お邪魔致しますです! このたびは主様……ではなくてええと、ヤスナ様の御命によりこの天后(てんこう)めがお使いに参りましたです。どうぞよろしくお願いしますね、あのえ(兄)様!」
「それでええっと、天后お使いの品を袖に入れて来たのですけどー ……はい、よいしょお」


駆けてきた、背丈は130cm程度はあろうか無かろうかという小柄の、猪の耳がついた幼い娘は、
彼の前でぐるりと腕を回す。すると、ころりと霊玉が一つ転げ落ち。慌ててそれを拾い上げるとにっこり微笑んだ。

「……おっとっと! えへへ、失礼致しましたあのえ様!
 こちらがまずひとつめですです、ご確認下さいましねっ」
フルブレイク Lv1 [+2] を受け取りました!
「で、ええっともう一つはー……   ん、よいしょぉっ」


もう片方の腕をぐるぐる。また袖からころりと霊玉が転げ落ちそうになったのを、よっ、ともう片方の手で今度はしっかりと受け止めた。
表面の埃をぱっぱっと払って、息を軽く吹きかけて、両手に乗せて瞳を細めながらまた差し出した。

「はい、こちらでございますです!混ぜ混ぜして頂けますでしょうか?」
「よろしければ不肖この天后めが、良い品が出来ますよう隣で応援させて頂きますけれども!」


にっこにこで拳を握り締めて、顔を見つめている。応援したいらしい。

クエスト

クエスト名
パーティ名
メンバー伊織
 [E-No.128]
フィオ
 [E-No.253]
ドル
 [E-No.589]
エリオ
 [E-No.808]

プロフィール

クラス
種族
性別男性年齢27歳身長162cm体重54kg
*30回更新まで限定的に対人コミュニケーション能力向上中 
 理由は28回日記より

就職活動に失敗して引き篭もり。気が付いたらこんな世界。
よくわからないけど精製選んでみた。
手に職チャンスの到来かそれとも孤独死フラグか、杖のみぞ知る。

名前は知ってる単語を組み合わせてみたけどどう見ても日本人。
同じ名前の某主人公みたくモテたい願望はあるっちゃある。
ちなみにティナ派。5ならファリス。4ならリディア。
金髪が嫌いってわけじゃない。ブロンドの良さを語らせたら一晩はもつ程度。
エロゲはそんなにやってない。だって高いんだもの。

外見設定
黒髪黒瞳、やや老け顔。視力が悪く眼鏡。
右頬に大きな黒子がありコンプレックスになっている。
目は細い。よく言えば切れ長。

服装
夏:Tシャツにハーフパンツ。靴はスニーカー。
冬:上フリースのパーカー、灰色なり黒色なり。下、ややダボめの暖パン。やはりスニーカー。

ただし寝ている間、夢の中でとある操作をすることで変更可能。

コンタクトにしない理由はネトゲ中の寝落ち対策。
甘いものも好きだが太らない体質らしくどちらかと言えば痩せ気味である。
中学時代はそれで女子からいじめられたりした。
でもいじめ側がかわいい子多くて本人的に案外満足だったり。
マゾっ気は否定できない。女装させられたことも何度か。
眼が細く髪型が致命的にダサかったので笑の種になったがちゃんとメイクすれば化けたかも、との噂。

【NEW!】

マリー・バーンシュタインから購入した肖像画、それを夢の中でプロフィール登録したことにより外見が変化。
ネクラとは似ても似つかぬ軍人風イケメンになりました。
ちょっとばっかり年いってたのは秘密。おそらく30後半〜40代。

【著作権】
アイコン・プロフ絵、ともに82マリーさんに描いていただきました。感謝!
アイコン2はレンタルの都合でお借りしております。

性格の詳細は折りたたみ。

典型的な内弁慶。といっても性格にそれほど変化はない。
ストレスたまったら荒い言葉を投げつける程度。
人に対してハードな対応をすることはなく、物によく当たる。
引きこもりネトゲ廃人時代、夜中に叫んでご近所から気味悪がられていたり。

潜在的にかなりのモテ願望がある。女の子大好き。
外見が酷いと自覚し、また話術にも全く自信がないため女性への対応が酷く弱弱しい。
何かのきっかけでウザいナンパキャラになる可能性はある。
サドマゾ両方の性格をもつので色々な状況に対応可能らしい。

アイコン一覧

123

ステータス

HP火MP水MP風MP土MPMP増加量スタミナ素質PGP
1650200001831012,733
増幅放出治癒結界強化操作具現中和精製
0000000045.77

素質

HPアップ Lv5スタミナアップ Lv5火MPアップ Lv1

精霊術

術No系統種別MPコスト対象
拡大
対抗
発動
術名
28精製魔力回復10101010×
28精製魔力回復II20202020×
28精製魔力回復III30303030×
28精製魔力回復IV40404040×
28精製魔力回復V50505050×
69精製火の魔力転換--40----×
70精製水の魔力転換40------×
71精製風の魔力転換------40×
71精製風の魔力転換II------80×
72精製土の魔力転換----40--×
172精製魔力の木10101010××
29精製魔力譲渡10101010
29精製魔力譲渡II20202020
29精製魔力譲渡III30303030
29精製魔力譲渡IV40404040
29精製魔力譲渡V50505050
1458精製火の魔力譲渡40------
1463精製水の魔力譲渡--40----
1463精製水の魔力譲渡II--80----
1468精製風の魔力譲渡----40--
1468精製風の魔力譲渡II----80--
237精製魔力増幅10101010×
237精製魔力増幅II20202020×
237精製魔力増幅III30303030×
237精製魔力増幅IV40404040×
237精製魔力増幅V50505050×
30精製武器魔力付与20--20--
30精製武器魔力付与II40--40--
30精製武器魔力付与III60--60--
30精製武器魔力付与IV80--80--
30精製武器魔力付与V100--100--
31精製防具魔力付与--20--20
31精製防具魔力付与II--40--40
31精製防具魔力付与III--60--60
31精製防具魔力付与IV--80--80
49精製模擬効果10101010
281精製異種合成--------××
1374精製精製皆伝--------××
1374精製精製皆伝II--------××
1374精製精製皆伝III--------××
1376精製合成皆伝--------××
1376精製合成皆伝II--------××
1376精製合成皆伝III--------××
1376精製合成皆伝IV--------××

装備品

主力:片手(武器)LvCP攻撃防御精度
転ばぬ先の杖
何事にも用心。いきすぎて就職失敗。
2713540216
スロット1ダメージスロット Lv5 [+2]
スロット2混乱付加 Lv3 [+3]
スロット3HP吸収 Lv1 [+4]
補助:盾(防具)LvCP攻撃防御精度
心の壁
ぼっちご用達スキル。極めたら盾になっていた。
27130140130
スロット1アイテム精製の極意 Lv1
スロット2神の左手 Lv1 [+2]
スロット3匠の技 Lv1
防具:重装(防具)LvCP攻撃防御精度
理論武装
ニートの言い訳を続けてたらいつの間にか装備していた。
271302700
スロット1ヒールスロット Lv2 [+3]
スロット2飛行 Lv2 [+2]
スロット3状態異常耐性 Lv1 [+2]
攻撃力命中力受け
防御力
受け
成功力
防御力回避力
主力16920450135235144
補助00189187

同調Lv一覧

霊玉名(武器)同調Lv
混乱付加2.2
HP吸収2.5
ダメージスロット2.6
対空0.5
霊玉名(防具)同調Lv
猛毒耐性0.4
状態異常耐性1.5
飛行1.5
ヒールスロット1.7
霊玉名(武器・防具)同調Lv
水の支配者0.2
硬質化0.5
ドーピング1
アイテム精製の極意0.5
匠の技0.5
神の左手1

霊玉名:【青字】同調Lvは上昇可能/【赤字】同調Lvは上限に達している

所持アイテム(14/25)

No種別装備アイテム名価値
1霊玉主1ダメージスロット Lv5 [+2] (武器)500
2霊玉主2混乱付加 Lv3 [+3] (武器)300
3霊玉主3HP吸収 Lv1 [+4] (武器)100
4霊玉補1アイテム精製の極意 Lv1100
5霊玉補2神の左手 Lv1 [+2]200
6霊玉補3匠の技 Lv1100
7霊玉防1ヒールスロット Lv2 [+3] (防具)200
8霊玉防2飛行 Lv2 [+2] (防具)200
9霊玉防3状態異常耐性 Lv1 [+2] (防具)200
10霊玉対空 Lv1 (武器)100
11霊玉かばう Lv1 (防具)100
12霊玉ドーピング Lv1 [+1]200
13素材精霊兵の破片75
14素材精霊兵の破片75
サブクエストポイント
精霊兵研究所(ヘルミーネ)150
商人(アルベルト)330

所属コミュニティ(4)

【コミュニティ一覧】

C-Noコミュニティ名参加
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